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オーバーラッピングとは?最適なやり方・シャドーイングとの違いまで徹底解説

オーバーラッピングについて徹底解説

最近オーバーラッピングというトレーニングに取り組む人が増えています。

とはいえ、

「オーバーラッピングの正しいやり方がわからない」「オーバーラッピングって効果があるの?」「シャドーイングとはどう違うの?」

という疑問を持っている人も多いですよね。

結論から言うと、オーバーラッピングはシャドーイングと合わせて行うのが最も効果的です。

シャドーイングとセットで行えば、英語力アップに絶大な効果をもたらしてくれます。

そこで、当記事では、次のような内容について解説していきます。

  • オーバーラッピングとシャドーイングの違い
  • オーバーラッピングで得られる効果
  • オーバーラッピングの正しいやり方

最後までお読みいただくと、シャドーイングと合わせて、正しくオーバーラッピングを行い、ご自身のリスニング力を大きく伸ばすことができますので、ぜひ参考にしてください。

目次

オーバーラッピングとシャドーイングの違い

オーバーラッピングとシャドーイングの違いは次の2点です。

  • スクリプトを見ながら発話するかしないか
  • お手本音源と同時に発話するかしないか

オーバーラッピングとは

オーバーラッピングとは、スクリプトを見ながら音声と同時に発話するトレーニングです。

スクリプトを見ながらではありますが、音声とピッタリ合わせて発話する必要があるので、多くの人にとって難しいと感じられるようです。

オーバーラッピングには音声知覚を高める効果があります。

音声知覚とは、ある音を聞いて、その音がなんという単語またはフレーズなのかがわかることです。

この音声知覚をスムーズに行うためには、次の2つのステップが必要です。

  1. 聞き取った音声と単語を結びつけて音声データを蓄積すること
  2. 聞き取った音声を音声データベースから探し出し、なんという単語なのかを特定すること

聞き取った音声を音声データベースから瞬時に探し出して特定することを「音声知覚の自動化」といいます。

オーバーラッピングでは、スクリプトを見ることで、文字情報と音声を結びつけることができるため、音声データの蓄積に効果的です。

しかし、音声知覚を高める効果はあるものの、あくまでシャドーイングをするための準備として実施するのが良いでしょう。

その理由は、オーバーラッピングだけを繰り返していても、音声知覚を自動化するまでには至らないからです。

オーバーラッピングは、スクリプトを見ながら音声を再生するトレーニングなので、音声ではなくあくまでスクリプトを手がかりに発話することになるからです。

シャドーイングとは

シャドーイングはスクリプトを見ずに、音源から少し遅れて発話するトレーニングです。

オーバーラッピングと違って、聞こえてくる音声のみを手がかりに音源を再生するので、ついていけない、難しいと感じる人が多いようです。

しかし、シャドーイングは、音声知覚の自動化に絶大な効果があります。

シャドーイングによって、聞こえてきた音声がなんという単語または表現なのかを音声データベースから探し出し、瞬時に判断する力が鍛えられるからです。

しかし、シャドーイングからいきなりトレーニングを始めてしまうと、ただの音マネになってしまう可能性があります。

オーバーラッピングと組み合わせて行うことで、正しい音声データを蓄積することによって初めて効果を発揮するトレーニングなのです。

オーバーラッピングで得られる3つの効果

ここでは、オーバーラッピングで得られる3つの効果を解説します。

オーバーラッピングで得られる効果は次の3つです。

  • リスニング力の向上
  • リーディング力の向上
  • 発音の強化

リスニング力の向上

オーバーラッピングは、シャドーイングの前に行うことで、リスニング力の向上に繋がります。

オーバーラッピングがリスニングの向上に繋がる理由は以下の3点です。

  • ただの音マネになってしまうことを防ぐ
  • スクリプトを確認できるので、文字情報と音声のすり合わせができる
  • 正しい音声データを蓄積することができる

前述の通り、オーバーラッピングをせずにシャドーイングを行ってしまうと、ただの音マネになってしまう可能性があります。

例えば、音源から「ライダウェイ」と聞こえてきたとしましょう。

このとき、聞こえてきた音声をそのまま真似るだけだと、「ライダウェイ」=「right away」という結びつきができていないので、音声が単語として認識されていません。

オーバーラッピングをすれば、スクリプトを確認することができるので、聞こえてきた音声を単語として認識することができます。

シャドーイングの前にオーバーラッピングを行うと、文字情報と音声をすり合わせることができるので、脳内に正しい音声データが蓄積されるのです。

リーディング力の向上

オーバーラッピングは、リーディング力の向上にも効果があります。

オーバーラッピングがリーディング力をアップさせるのに効果的な理由は以下の通りです。

  • 音声と共にどんどん進みながら理解していくため返り読みをしなくなる
  • 返り読みをしないため、読むスピードが上がる
  • 音声がペースメーカーとなるため、読む速度が定着する

オーバーラッピングはスクリプトを見ながら、音声と共に発話していくトレーニングです。

そのため、音声にしたがって前からどんどん理解していく癖がつくため、返り読みをしなくなります。

返り読みをしなくなると、英語を英語の語順のまま理解することができるので、読むスピードがアップします。

また、音声に重ねて読むことで、そのスピードについていこうとするので、結果的に速く読むことが定着しやすくなります。

発音の強化

オーバーラッピングは、発音の強化にも効果があります。

理由は以下の通りです。

  • 自分の音声と音源の発音との違いを把握しやすい
  • 英語のリズムやアクセント、抑揚が身につく

オーバーラッピングでは、音声にピッタリ合わせて発話するので、お手本となる音源の音声と自分の発音との違いが顕在化しやすいのです。

また、音声にピッタリ合わせて発音することで、日本人が苦手とする英語のリズムやアクセント、抑揚を身に着けることができます。

正しいオーバーラッピングのやり方

正しいオーバーラッピングのやり方は以下の通りです。

1.まずは音声を聞く

まずは、スクリプトなしで音声を聴きましょう。

ここでは音声を聞き、自分が聞き取れないところはどこかを突き止めることに集中してください。

また、英語のリズムや強弱、抑揚にも注意して耳を傾けましょう。

2.スクリプトを確認し、内容を理解する

次に、スクリプトを確認し、内容理解を行ってください。

内容理解とは、スクリプトがどんな内容について書かれたものかを理解することです。

内容理解の際は次の3点を行うようにしましょう。

  • 自分が聞き取れなかった箇所を確認する
  • わからない単語や表現がある場合は調べる
  • 日本語訳を確認し、書かれた内容について理解する

この作業によって、聞き取れなかった単語や表現と実際の音声を結びつけていきます。

3.オーバーラッピングをする

ここでようやくオーバーラッピングを行います。

オーバーラッピングをするときは、スクリプトを見ながら、お手本となる音源にピッタリ合わせて発話します。

最初は、自分の聞き取れなかった部分をオーバーラッピングしようとすると、口が続かずついていけないかもしれませんが、繰り返すことで口が滑らかになり、徐々に発音できるようになっていきます。

オーバーラッピングと混同しやすい3つのトレーニング

ここでは、オーバーラッピングと混同しやすいトレーニング3つをご紹介します。

それぞれの実施方法や特徴を押さえて、自分が強化したい力に合わせて取り組みましょう。

リピーティング

リピーティングとは、あるまとまった長さの英語音声を聞いた後に、同じ文章を自分の口で再生するトレーニングです。

リピーティングには、次のような効果があります。

  • 音声を短期的に記憶する力が向上する
  • フレーズまたは1文単位で意味を捉える力が身につく

リピーティングを行うためには、ある程度まとまった長さの英文を聞き取って記憶しておかなくてはならないため、記憶力が要求されます。

また、まとまった長さの英文を記憶しておくには、その英文の構造や内容理解ができていないと難しいのです。

そのため、リピーティングを続けていけば、フレーズや1文単位で意味を把握することができるようになります。

音読

音読とは、スクリプトを見ながら、本文を自分の音声のみで再生するトレーニングを指します。

音読には、リーディング力をアップさせる効果があります。

音読では、前から順に、意味のまとまりを意識して英文を読んでいくので、チャンクで区切る力や、返り読みせずに前から英文を理解する力がつきます。

ディクテーション

ディクテーションとは、聞き取った英語音声を文字に書き起こすことを指します。

ディクテーションに取り組むことで、現在の自分のリスニング力を把握することができます。

聞き取った音声を書き起こすことで、自分が聞き取れなかったところはどこなのかを可視化することができるからです。

オーバーラッピングの効果を高める4つのコツ

ここでは、オーバーラッピングの効果を高めるコツを4つ紹介します。

4つ全てを同時に意識することは難しいので、①から順に意識して実施しましょう。

①音と単語を必ずすり合わせる意識で行う

オーバーラッピングをする際は、必ず聞こえてきた音声とスクリプトのすり合わせを行いましょう。

音声とスクリプトのすり合わせを行うと、脳内に正確な音声データが蓄積されていきます。

音声データが蓄積されていくと、それだけ認識できる単語や表現の数も多くなるので、リスニング力アップに効果的です。

②リズムやイントネーションなどに気を付ける

オーバーラッピングするときは、リズムやイントネーションにも注意を払いましょう。

こうすることで、リスニング力だけでなく、英語特有の抑揚も身につけることができます。

お手本の音声に限りなく近い形で再現することを目指しましょう。

③文章の内容を保持しようとする

オーバーラッピングは、できるだけ文章の内容を頭の中に思い浮かべながら行いましょう。

意味を思い浮かべると、音声データだけでなく意味も結びつけることができるからです。

なぜ音声データだけでなく意味も結びつける必要があるのかというと、意味を結びつけることもリスニング力アップに繋がるからです。

一般的に、リスニングは、以下の2つのプロセスを経て行います。

  • 音声知覚
  • 意味理解

①や②は、「音声知覚」を強化するために意識すべきことですが、文章の内容を保持しようすることは、「音声知覚」から「意味理解」をスムーズに行うためのトレーニングになるのです。

④他のトレーニングと必ずセットで行う

オーバーラッピングは、単独で行わず、他のトレーニングと組み合わせて行いましょう。

特に、シャドーイングとセットで行うのがおすすめです。

シャドーイングは英語力アップに効果的ですが、それだけだと、わからない単語や表現がわからないまま、ただの音マネになってしまう可能性があります。

オーバーラッピングを行うことで、わからない単語と音声を結びつけ、正しい音声データを頭の中に蓄積することができるのです。

リスニング力をより向上させるためには?

記事をお読みいただいて、リスニング力をより向上させるには、シャドーイングとオーバーラッピングを組み合わせて、それぞれ正しく実践することが重要だということはお分かりいただけたと思います。

とはいえ、

「自分だけで精度の高いトレーニングが続けられるか不安」「自分では正しく行えているかどうか分からないし、自信がない」

と考える方も少なくありません。

そんな方におすすめなのが「シャドテン」です。

「シャドテン」は、英語コーチングサービスを展開するプログリットが運営するシャドーイング特化型アプリです。

「シャドテン」のおすすめポイントは以下の通りです。

  • スマホ1つで全て完結。いつでも気軽に受講できる
  • レベルチェックや自分に合った教材の選定もアプリが自動で行ってくれる
  • 英語のプロから毎日シャドーイング音声の添削が届く
スクロールできます

「シャドテン」を利用すれば、プロによる的確な指導のもと、ご自身の英語力を効率的にアップさせることができます。

受講すれば、日々のトレーニングの中で、確実に英語力が向上していくのを実感できますよ。

英語が聞き取れたらもっと人生を楽しめる

参考文献

門田修平「シャドーイング・音読と英語コミュニケーションの化学」
雪丸尚美「日本人大学生に対する音読指導が英語読解能力向上に与える効果」
山口 高領「英語チャンクの文字と音声との同時提示直後の一斉音読による WPM 上昇効果と学習者の認識の変化」

Maria|監修者
英語コンサルタント
大学2年生のとき、ほとんど英語が話せない状態で単身オーストラリアのシドニーに渡る。
2016年 - 西シドニー大学(Western Sydney University) に入学。
第二言語習得論や社会言語学といった Langugae Artsや通訳/翻訳理論、また医療翻訳、法通訳といった専門技術を学びました。  

2018年 - NAATIというオーストラリア国家翻訳資格を取得し、西シドニー大学を卒業。
⇢現在に至るまで英語コーチングスクール PROGRIT(プログリット)でコンサルタントとして英語学習者のサポート。
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この記事を書いた人

カナダ在住。渡加以前はPROGRITのコンサルタントとして100人以上の英語力向上に尽力。
IELTS7.5/Versant73/TOEIC965 を保持。

コンサルタントとしてのクライアントの実績抜粋
IELTS 5.5 → IELTS 6.5 (3ヶ月)
IELTS 6.5 → IELTS 7.5 (3ヶ月)
Versant 45 → Versant 55 (3ヶ月)
Versant 40→ Versant 60 (6ヶ月)

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