英語のリスニングに有効と聞いてシャドーイングを英語学習に取り入れているけれど、
「いまいち効果を実感できない…」「初心者にはシャドーイングは難しすぎて意味がない?」そんな悩み・疑問をお持ちではいませんか?
結論から言うと、シャドーイングは「正しく」行えば、英語レベルに関わらずリスニング力をあげられる効果的な学習方法です。
本記事では「初心者向け」のシャドーイングにフォーカスしています。
この記事を読めば
- そもそもシャドーイングとは何なのか
- 初心者向けのシャドーイングのやり方
- 初心者向けシャドーイングにおすすめの教材
などがわかりますよ。
これから英語学習にシャドーイングを取り入れたい英語初心者や、すでにシャドーイングを取り入れているけれどいまいち効果が出ていない人はぜひ読んでみてください
シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。
もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。
その中でも特におすすめなのが、「シャドテン」です。
- 英語のプロが、毎日フィードバックをくれる
- ビジネスに役立つ教材が700以上・音源は7カ国対応している
- スマホ一つで完結!毎日30分、いつでもどこでも好きなタイミングでできる
- リスニング力を診断して、オススメの教材を提案してくれる
教材もフィードバックも、全てがスマホで完結しているのでシャドーイングをすること以外殆ど手間がかかりません。
ぜひこの機会にご検討ください。
シャドーイングとは?
そもそもシャドーイングとは一体何なのでしょうか?
シャドーイングとは「聞いた音声の内容を、聞いた通りに発音する」勉強法です。
リピートと違い、聞こえてくる英語のすぐ後ろを影(shadow)のように追って発話します。
シャドーイングが、リスニングに有効と言われるのは、日本人が苦手な「音声知覚」を改善してくれるからです。
シャドーイングがなぜリスニングに有効なのか、リスニングのメカニズムから見ていきましょう。
初心者向け解説:リスニングのメカニズム

英語を聞き取って理解するには、以下の3つの能力が関わってきます。
音声知覚・・・英語の音情報を単語に置き換えること
意味理解・・・聞き取った英語の意味を理解すること
知識データベース・・・単語・文法・例文の音や意味のデータを持っているということ
(『なぜシャドーイングの効果を実感できない?正しいやり方を事例付きで紹介』より一部引用)
例えば「ラナウェイ」が「run」と「away」の2語で構成されていると認知する能力が音声知覚です。
そして「run away」が「逃げる」という意味であると理解するのが意味理解になります。
その両方に関わってくるのが知識データベースです。
単語の音声データがあるから「ラナウェイ」が「run」と「away」の2語構成であると知覚できます。
さらに単語の意味データがあるから「run away」が「逃げる」であると理解できるのです。
シャドーイングはそんなリスニングメカニズムの中で、日本人が苦手とする「音声知覚」を鍛える学習方法。
シャドーイングを行うことで「ラナウェイ」が「run away」で構成されているとすぐに認識できるようになります。
音声知覚を瞬時に行うことで知識データをもとにした意味理解に集中でき、結果として話の内容がわかる=「リスニング力が向上」に繋がっていくのです。

シャドーイングの効果について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

初心者だとシャドーイングは意味ない?
日本人の苦手とする音声知覚を鍛え、リスニング力の向上に効果的なシャドーイング。
しかし中には「初心者だとシャドーイングは意味がない」という人もいます。
結論からいいますと、初心者も「正しいやり方」でシャドーイングをすれば大いに効果が期待できます。
先ほどのリスニングメカニズムで申し上げた通り、シャドーイングは「音声知覚」を鍛えます。
音声知覚の向上は一朝一夕でできるものではないため、初心者から音声知覚を鍛えることで、英語知識はあるのに聞き取れない…といったことがなくなります。
英語知識がない人は、並行して単語や文法の習得も行いましょう。よりシャドーイングの効果を実感しやすくなります。


初心者向けシャドーイングのやり方・コツ
初心者にも効果的なシャドーイング。
ここからは具体的に「初心者向けのシャドーイング」のやり方・コツについて見ていきます。
新たなシャドーイング課題の初日
シャドーイングの新しい課題に取り組むとき、初日と2日目以降ではやるべきことが違ってきます。
まずは課題初日に何をすべきか確認しましょう。
新しい課題でシャドーイングをする前に、まずは一度音源をすべて聞いてみましょう。
おおまかな内容や、音源のスピード・リズムを掴むのが目的です。
この段階ではまったく意味が掴めなかった音も、シャドーイングを進めるうちに聞こえてくるようになります。
自分のリスニングの伸びを感じるのにも有効です。
音源を聞いたら、次は音源のスクリプト(台本)を読んで内容を理解していきましょう。
シャドーイングの目的は「音声知覚」で、必ずしもスクリプトの内容にフォーカスするものではありませんが、絶対に行うべきプロセスです。
なぜなら英語を聞き取る上で最初に必要となることは、各単語の音や、単語がつながったときの音を一つ一つ聞き、理解することで単語のデータベースを増やすことだからです。
スクリプトを読むことで各単語の音や、単語がつながったときの音といったものがデータとして蓄積されていきます。
音声データが蓄積されることで、音声知覚はどんどん向上していくのです。
音源の内容を理解したら、いよいよ発話していきます。
といってもいきなりシャドーイングを行うのではなく、オーバーラッピングから始めましょう。
オーバーラッピングとは英語の音源と同時に発声する練習方法。
オーバーラッピングをすることで、文章の抑揚やスピード、リズムや間のとり方などが掴めます。
5~10回を目安に行い、シャドーイングの下準備をしましょう。
いよいよシャドーイングを行います。
スクリプトを見ずに、聞こえた英語の音を1~2語程度遅らせながら発声していきましょう。
目安はだいたい20回以上です。
その際気をつけたいのが、単なる「音マネ」にならないこと。
音を聞いたら、単語をイメージしながら発声する意識を持ちましょう。
たとえば「ラナウェイ」であれば、頭の中で「run away」という単語をイメージしながら聞こえた音通りに発話するのです。
こうすることで単なる音の素通りではなく、「単語」として捉えられるようになり音声データが蓄積されていきます。
シャドーイングが終わったら最後に録音を行い、必ず自分の音声を聞く機会を設けてください。
お手本の音源と自分の音声を比較し、お手本通りに発話できているか確認しましょう。振り返りを行うことで、次回以降の改善点が見えてきます。
2日目以降
2日目以降は上記STEP4と5のみ行っていきます。
前日苦手だった箇所を意識しながら発話していきましょう。
同じ課題は3~4日は繰り返すことをおすすめします。
繰り返すことで音声データが蓄積され、音声知覚の向上につながります。
すでに音声の内容やスピードなどはわかっているため、2日目以降からはすぐにシャドーイングに入っていきます。
目安は約30回以上。
やはりここでも注意したいのが、音源の音マネではなく「意味をもつ音」として捉えながら発話することです。
繰り返し「意味をもつ音」として発話することで、次回以降その音を聞いたときに自動的に音声知覚ができるようになります。
【シャドーイングは2種類ある?】
・プロソディシャドーイング
「聞こえてきた音を素早くできる限り正確に再現する」ことを目的としたのがプロソディシャドーイングです。
・コンテンツシャドーイング
「聞こえてきた音を元に、文章の意味理解まで行う」ことを目的としているのがコンテンツシャドーイングです。
⇨詳しくはこちら
2日目もシャドーイング練習の最後は録音を行いましょう。
お手本の音源と聞き比べ、発音や抑揚などにおかしいところがないか再度確認していきます。
前日の音声と比べれば自分の上達具合もわかりモチベーションにもつながりますよ。

初心者がシャドーイング以外で英語力を上げるトレーニング4つ
ここからは初心者がシャドーイングと混同しやすい4つの英語トレーニングをご紹介します。
トレーニングごとに鍛えられる能力は違っており、シャドーイングと併用することで相乗効果を生むものもあります。
それぞれの特徴を知り、上手に英語学習に活かしていきましょう。
ディクテーション
「ディクテーション(Dictation)」とは、英語音声を聞いて書きとる学習方法です。
冠詞など含め一語一句すべて書いていきます。
ディクテーションの利点は、どのくらい自分が正確にリスニングできているかがわかるところです。
一語一句書き出すため、ぼんやりとは聞き取れているけれど実は正確に聞き取れていなかった…という苦手分野の特定に効果を発揮します。
またシャドーイングと同じ教材を使えば、単なる「音マネ」になっていたのか、「単語」として捉えられていたかが明確になります。
シャドーイングと併用することで相乗効果を生み出すディクテーションですが、1つデメリットがあります。
それは時間がかかるということです。
一語一句書き出しますから、隙間時間にちょっとトレーニングしよう…といったことは難しいでしょう。

音読
音読はその漢字の通り「音」にだして「読む」学習方法です。
スクリプトを見ながら読むため、英語の音と文字・意味を結びつけるのに効果を発揮します。
特に知識データの蓄積という点で効果的です。
一方単語の音を知らない場合、間違った音で発話し続ける危険性もあります。
音読に使う教材は音源データのあるものを選んで、間違った発音を覚えてしまわないよう注意しましょう。
オーバーラッピング
オーバーラッピングとはスクリプトを見ながら英語の音声と同時に発声するトレーニングです。
文章の抑揚やスピード、リズムやアクセントなどを掴むのに有効です。
またスクリプトを見ながら何度もオーバーラッピングすることで、音の連結や(単語と単語を繋げて発音すること)や音の消失(発音されない文字のこと)なども認識できるようになります。
いきなりシャドーイングをするのが難しいスクリプトでも、オーバーラッピングを行うことで取り組みやすくなる利点もあります。
シャドーイングの準備としてぜひ取り入れていきましょう。

リピーティング
リピーティングとは英語音声を聞いた後、同じようにリピートしていく英語学習法です。
基本的にはスクリプトを見ずにリピートし、どうしても聞き取れない単語が合った場合のみスクリプトを確認します。
リピーティングは英語特有のイントネーションに慣れるといった効果がありますが、一番のメリットは短期記憶向上です。
リピーティングは英文を覚えて頭の中にストックし、すぐにそれを頭から引き出して発声します。
短期記憶を何度も繰り返すため、短期記憶力が向上します。
そんなリピーティングですが、やみくもにリピーティングをしても効果はあがりません。
効果的にリピーティングをするには、自分のレベルにあった教材を使用することが一番大切です。
1~3回聞けばリピートできるレベルの教材がおすすめです。
初心者におすすめの教材選び7つのコツ
シャドーイングを効果的に行うには、レベルに合った教材を選ぶことが大切です。
ここからは初心者におすすめのシャドーイング教材の選び方を7つご紹介します。
①毎日使いやすい媒体を選ぶ
リスニング力向上に効果的なシャドーイングですが、一朝一夕でリスニング力が身に付くわけではありません。
毎日継続することで音声知覚が鍛えられ、リスニング力向上につながっていきます。
そのため毎日使いやすい媒体でシャドーイング教材を選ぶことが大切です。
スマホのアプリやYouTube、人によっては音源付きの本など、自分がアクセスしやすい媒体を選びましょう。
シャドーイングに特化したアプリは特におすすめです。
アプリなら携帯をひらけばすぐに使えますし、シャドーイングがやりやすい機能・教材が含まれており使いやすいからです。
②興味のある話題を選ぶ
シャドーイングで最も難しいのは、実は「継続」すること。
継続的にシャドーイングトレーニングをするためにも、シャドーイング教材は興味のある話題を選びたいものです。
興味のある話題を選ぶことでシャドーイング中の集中力も上がりますし、モチベーションにもつながります。副産物的に興味のある分野の内容や語彙力が向上するのも嬉しいポイントですね。
③単語が難しすぎないものを選ぶ
シャドーイングの教材は自分の英語レベルに合ったものを選びましょう。
単語が難しすぎると、単語を想起できず音マネになってしまうリスクが高まります。
黙読した時に7〜8割程度わかるものがおすすめです。
7〜8割程度わかるスクリプトであればストレスを感じることなく学習を進めやすいですし、わからない箇所を調べることで表現や単語知識が蓄積される副産物的メリットもあります。
④スクリプト(台本)がついているものを選ぶ
シャドーイング中はスクリプトを見ません。
しかしシャドーイング教材はスクリプトがあるものを選びましょう。
なぜならシャドーイングの下準備としてスクリプトを読むことで、各単語ごとの音や単語がつながったときの音の変化などがわかり、音と文字・意味がつながりやすくなるからです。
音と文字・意味がつながることで知識データも蓄積され、音声知覚および意味理解が素早く行えるようになり、リスニング力向上につながります。
⑤雑音等がなく、はっきりと発話されているものを選ぶ
特に初心者におすすめなのが、はっきりと明瞭に発話されている教材を使用することです。クリアな音声を用いることで英語の音に集中でき、誤った認識も防ぎます。例えば、書店で売られているものなど有料のものはスタジオで録音されている可能性が高いので、クリアな音声の教材と言えるでしょう。
雑音などのある、より生の音声を使用してシャドーイングするほうが良いという人もいますが、そもそもクリアな音でもなかなか聞き取れない音は、音質が良くない音ならなおさら聞き取れないものです。
聞き取りやすい音源から取り組んでいき、徐々にステップアップしていきましょう。
⑥ついていくのが少し大変なスピードのものを選ぶ
シャドーイング教材選びで内容および音質と同じくらい大切なのがスピードです。
早すぎるものは何を言っているのかわからずそもそもトレーニングになりません。
遅すぎるものは音声知覚の処理速度を鍛えることができないため、効果を感じづらくさせてしまいます。
目安は「最初は上手くシャドーイングできないけれど1日(30回程度)トレーニングしたら上達を感じる」程度の教材を選ぶことです。
そんな適切な負荷を感じる教材を選ぶことで、シャドーイングの効果を効率よく得られますよ。
⑦課題の長さが30秒~1分以内のものを選ぶ
ある程度の長さの英語音声に同じ速さでついていくシャドーイング。
かなりの集中力が必要になります。
そのためシャドーイング課題の長さは、30秒〜1分以内のものがおすすめです。
それより短いものは負荷がかかる前にトレーニングが終わってしまいますし、長いものは集中力がきれたり息が続かなくなったりします。
長い音源は30秒~1分程度で範囲を決め、同じ個所を何度もトレーニングしましょう。
初心者におすすめの教材9選(アプリ・テキスト・Youtube)
自分の英語レベルに合った適切な教材でシャドーイングを継続することで、リスニング力は確実に向上します。
初心者におすすめの教材を種類ごとに見ていきましょう。
アプリ編
まずはシャドーイングトレーニングができるアプリをご紹介します。
シャドーイングアプリは携帯やタブレットでトレーニングでき、隙間時間などに学習したい人にピッタリです。
アプリごとに様々な特徴があるので、それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで自分に合ったアプリを選びましょう。

シャドテン

シャドテンはシャドーイングに特化したアプリです。
このアプリのおすすめポイント
・スマホ1台で練習から録音まで完了
・700以上の教材で資格対策からネイティブ音源まで網羅
・24時間いつでも自分の好きなときに提出可能
・英語のプロが毎日フィードバック
・初級から上級まで幅広く対応
上記のような特徴・機能があります。
他アプリとの最大の違いが毎日英語のプロからシャドーイングのフィードバックを受けられること。
良かったところや改善すべきところがわかりやすく、知識として正しい音データを蓄積できます。
またスマホやタブレットが1つあればいつでもどこでもシャドーイングができ、隙間時間などに気軽にトレーニング可能です。
さらに、600を超える教材で英語を学ぶ目的・レベルに合わせて使えるため自分に合った教材で学習することが可能となっています。
英会話や英単語を聞き流し-英語リスニング

無料で使えるリスニングアプリです。英語コラムや英語ニュースが毎日配信され、簡単な内容から発展的なものまで幅広いレベルに対応可能です。
字幕の有り無しや再生速度の変更などもでき使いやすい一方、毎回広告が配信されたり録音できなかったりといった難点もあります。
また音声が教材によっては音質が悪かったり機械音声のように聞こえるものもあるため、。
シャドーイングに慣れて、ナチュラルな英語を学びたい方は別のアプリの方がよいでしょう。
本気の人の英語学習 えいご漬けMOKA

シャドーイングから単語並び替えまで網羅した総合的な英語アプリです。
CEFR(セファール)のガイドラインに沿った教材で、バランスよく英語力をあげていくことができます。
難点としてはCEFR(セファール)A1~B2(英語初心者~中級者)までの教材しかないため、で上級になった時に対応できないことです。音声の調整がしづらい・操作性に難があるという声もあるので注意が必要です。
テキスト編
アプリの次はテキストのシャドーイング教材をご紹介します。
テキストはアプリと違い持ち運びづらい、音源がCDしかない場合や、音源再生にCDプレイヤーが必要な場合があるなどのデメリットがある一方、書き込みができる強みがあります。
わからなかった単語やうまく発話できなかったところを書き込んでおくことで、次の日以降のシャドーイングトレーニングをスムーズに進めることができますよ。

決定版 英語シャドーイング[超入門]【CD付】

1分間100語程度のゆっくりとした音声からスタートできる初心者向けシャドーイング教材です。
本のタイトル通り「超」入門レベルで、中学校英語レベルからストレスなくスタートできます。
中身が見やすく使いやすいという声も多い一方、使われている絵や会話形式の説明が好きではないという方も。購入前に自分好みかどうか一度中身を見ておいたほうがよいでしょう。
みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング

音読、リスニング、リピーティング、シャドーイングトレーニングなど英語の「音」にフォーカスした教材です。
シャドーイング専用の教材ではないものの、シャドーイング用としても使用することができます。中学レベルの英語で取り組めるため、初級者の英語学習にぴったりの内容になっています。
シリーズ化されており、この本を終えたら次のレベルへ。と段階を踏んでレベルアップできるのもポイントです。
[音声&電子書籍版ダウンロード付き] 最強のリスニング学習法

CNNの短いニュースが30本掲載された英語教材です。
シャドーイング以外にもディクテーションやスラッシュリーディング・リスニングなどのコンテンツが含まれており、実践的なトレーニングにぴったりです。
1教材ごとに音声変化が丁寧に解説されており、納得しながら学習を進めていけますよ。
また音源は通常・ゆっくり・区切った音声の3種が用意されており、自分に合ったスタイルでリスニングできます。
テキストは持ち運びが不便なのが難点ですが、これは無料で電子書籍版がダウンロードできタブレットでの利用も可能です。
音声もダウンロードできるのでCDプレイヤーなどは必要ありません。
YouTube編
YouTube動画でシャドーイングをするなら、必ず字幕付きのものを選びましょう。
字幕がなければシャドーイング前の下準備である内容理解が行えないからです。
また、字幕はできるだけ動画作成者が字幕設定したものを使用するようにしましょう。なぜなら自動生成の字幕は、まだまだ誤りが多いからです。
シャドーイング初心者におすすめのYouTubeチャンネルを見ていきましょう。

英語ビュッフェ
英語ビュッフェはチャンネル登録者数1.38万人を超える人気英語学習チャンネルです。
様々な種類の動画がアップされていますが、「朝活英語ルーティン」シリーズは特にシャドーイング初心者におすすめです。
以下の動画構成になっており、Day1から続けてみることで効果的に学習できます。
1. 3段階のスピードでリスニング
2. リピート練習
3. シャドーイング練習
4. 昨日の例文の復習
5. 3日前の例文の復習
6. 7日前の例文の復習
7. ディクテーション問題
もちろん日本語字幕も英語字幕もついていますよ。
音声も美しくシャドーイングに上手に活用したいチャンネルです。
Gariben TV
Gariben TVは英語ニュースやスピーチを題材に用いた英語学習教材を提供するチャンネルです。
実際に使われた英語をもとにしているので、生きた英語を学ぶことができます。
シャドーイング初心者なら「英語シャドーイング (初級)」シリーズがおすすめ。
映画やアニメのセリフを題材にした英語・日本語字幕つき動画で、楽しみながら学習を進めていけます。
ナチュラルな英語音源なので、中学校英語レベルの人は最初は少し難しく感じることもあるかもしれません。
その場合は、短い動画から始める、再生速度を遅くするなど工夫して使ってください。
イングリッシュブートキャンプ
イングリッシュブートキャンプは二子玉川に教室をもつ英語学校のYoutubeチャンネルです。
英語初心者には「シャドーイング100本ノック!〔初級〕」をおすすめします。
ゆっくり音声・ナチュラルスピードの音声が収録されている3~5分ほどの短い動画で、隙間時間などにトレーニングしやすいです。
他にも有名童話を使ったシャドーイング動画など、シャドーイングでリスニング力をあげたい人はぜひチェックしたい動画がたくさんアップされています。
シャドーイングに苦手意識や不安がある方へ
シャドーイングは「正しく」行えば、英語レベルに関わらずリスニング力をあげられる効果的な学習方法です。
一方で正しいやり方がわからず効果を感じない…という人も多いもの。
そんな人にはシャドーイング専門アプリ「シャドテン」をおすすめします。
シャドテンなら英語のプロからフィードバックを受けながらシャドーイングトレーニングを進めていけ、「正しい方法」でシャドーイングが行えるからです。
また録音からシャドーイングの練習・提出までアプリ1つで完結する便利さも魅力です。
600以上あるシャドーイング教材は7か国音源対応で、資格対策からビジネスまで幅広い目的・レベルに対応します。
シャドテン体験者の声をご紹介!

シャドーイングは、間違いなくリスニング力を強化する学習法
中田 様
34歳/会計士/シャドテン歴:7ヶ月
【シャドテンの利用目的】
過去にネイティブスピーカーと仕事をする機会があったが、その当時は全く聞き取ることができなかった。
ネイティブスピーカーとスムーズに会話できるようになりたい。
【効果】
毎日少しずつ口が慣れていくので、昨日は言えなかったところが、今日になったら発話できるようになっている!と感じることができる。6ヶ月でWPMのレベルがWPM130からWPM160まで成長した。
英語学習に関するプロフィール
・シャドーイングは今までほとんどやったことがなく、シャドテンが初!
・これまではオンライン英会話を中心に学習。英語や文法については、並行してTOEIC® L&Rテスト対策をしながらインプットしていた。
※掲載内容は、2021年7月の取材時点のものになります。

毎日少しずつ口が慣れていくので、昨日は言えなかったところが、今日になったら発話できるようになっている!という日々の小さな成長実感は感じています。また半年間でWPMのレベルが上がっていて、開始時はWPM130程度だったのが、現在はWPM160程度まで向上。
ネイティブスピーカーたちの動画を見るときの抵抗・身構えが以前よりなくなったように感じます。どちらかというと聴きたいと前向きになり、速さへの怖さがなくなってきました。
ぜひ一度シャドテンを体験して、英語プロ講師によるシャドーイングトレーニングの効果を実感してみてください。
