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ディクテーションは意味ない!?効果やメリット・正しいやり方を解説

ディクテーションは意味ない?

英語のリスニング力の向上に効果的だと言われているディクテーション。ディクテーションに興味はあるものの、「ディクテーションは本当に効果的なの」「紙に書き出す意味があるの」といった疑問をお持ちではありませんか。

結論からお伝えすると、ディクテーションは正しいやり方で実施することで、効率良く英語学習を進めることができる効果的な学習方法ですしかし、書き取る作業が多く時間がかかるため、メリットや効果を理解していなければ、途中で挫折してしまう可能性があります

そこで本記事では、ディクテーションの効果やメリット、正しいやり方を具体的に解説します。ディクテーションにおすすめのアプリや書籍もまとめました。

毎日の学習にディクテーションを取り入れたい方は、ぜひお役立てください。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

ディクテーションとは?効果やデメリットも紹介

ディクテーション(dictation)とは、英語の音声を聞いて、聞き取った英語を一語一句紙に書き出す勉強方法です。例えば、「ウェナイヮズヤン」と聞こえてきたら、「when I was young」と書き起こします。

ディクテーションには、穴埋め式(抜けている箇所を書き取る)と、全問書き取り式(全文を書き取る)の2種類があります。最初は穴埋め式から始めて、慣れてきたら全問書き取り式に進むと良いでしょう。

次項では、ディクテーションの効果やメリットについて解説していきます。

効果・メリット

ディクテーションから得られる効果やメリットは、主に以下の3つです。

  • 「音」を「単語」に置き換えるトレーニングが効果的に行える
  • 英文の構造や文法の理解が深まる
  • 弱点を可視化できる

順に解説していきます。

「音」を「単語」に置き換えるトレーニングが効果的に行える

1つ目の効果は、英語の「音」を「単語」に置き換えるトレーニングができることです。

例えば、「run away」は「ラン アウェイ」と音を区切って発音するのではなく、「ラナウェイ」とつながった音に変わります。リスニング力を向上させるには、英語の音を理解し、それを意味のある単語として聞き取る能力が必要です。ディクテーションを通じて、聞こえた音を書き出すトレーニングを積むことで、「ラナウェイ」が「run away」の2つの単語で構成されていることが理解できるようになり、「音」を「単語」として認識するスキルが養われます

ディクテーションを繰り返すことで、英語の自然な音を瞬時に意味のある単語に置き換える能力が向上します。

英文の構造や文法の理解が深まる

2つ目の効果は、英文の構造や文法の理解が深まることです。なぜなら、ディクテーションを行うたびに、書き出した英文と正しいスクリプトを照合することで、文法のチェックができるからです。

また、一語一語書き出す作業を通じて、聞き逃しやすい冠詞や前置詞などの細かい部分まで正確に理解する能力が向上します

弱点を可視化できる

3つ目の効果は、自分の弱点を可視化できることです。実際に書き出すことで、聞き取れていない部分が浮き彫りになり、自分に不足している知識が明確になります。

弱点を把握して必要なスキルをピンポイントで補うことができるので、学習を効率良く進められることがメリットです

デメリット

ディクテーションは、リスニング力や文法力の向上に効果的な勉強方法ですが、以下のようなデメリットも存在します。

  • 時間がかかる
  • スピーキングの練習にならない

デメリットを把握しておくことで、自分に合った学習方法なのか判断しやすくなるので、ぜひ読み進めてください。

時間がかかる

ディクテーションは書く作業が多く、トレーニングに時間がかかることがデメリットです。特に、普段あまり英語を書かない方にとっては、大変に感じるかもしれません。

加えて、スキマ時間に行うことが難しいことも欠点と言えます。電車の中や待ち時間などに気軽に取り組む学習方法には適していません。

スピーキングの練習にはならない

ディクテーションは発声を伴わないため、スピーキングの練習にならない点にも注意しましょう。

もしスムーズな発話や発音などの効果も得たい場合は、ディクテーションとあわせて、シャドーイングを実施すると効果的です。

ディクテーションは意味ない・効率悪いと言われる理由とは?

ディクテーションは自分の弱点を明確にし、効率良く英語力を伸ばせるトレーニング方法ですが、「意味ない」「効率が悪い」との意見も見受けられます。

ディクテーションを実施しても効果を感じない場合、次の3つの要因が考えられます。

  • 正しいやり方をしていない
  • 振り返りをしていない
  • ディクテーションのみを行っている

上記のポイントを見直すことで、ディクテーションの効果を最大限に引き出すことができるので、ぜひ意識してみてください。

正しいやり方をしていない

ディクテーションは、正しいやり方で実施しなければ思ったような効果が得られません。

よくある間違った取り組み方に、スペルミスを過剰に気にすることが挙げられます。ディクテーションは、聞き取れない音や原因を特定することが目的なので、スペルミスを気にしすぎる必要はありませんスペルチェックが主要な目的にならないように注意しましょう。

また、自分のレベルに合ったディクテーション教材を使うことも重要です。簡単すぎる教材では学べることが少なく、知らない単語や表現が頻出する難しすぎる教材では挫折してしまう可能性があります。適切な教材の目安は、辞書を使わなくてもスクリプトを読み進められ、大まかな内容を理解できるものです。

ディクテーションを行う際は、正しい方法で取り組みましょう。

振り返りを行っていない

ディクテーションを行った後は、必ず振り返りをしましょう。ディクテーションの主な目的は、自分の弱点を見極めて、足りない知識を効果的に補うことです。振り返りを怠ると、苦手な箇所の改善につながらず、英語がなかなか上達しません。

また、単に間違った箇所を確認するだけでは不十分です。ディクテーションの効果を最大限に引き出すには、聞き取れなかった理由までを丁寧に振り返る作業が欠かせません

ディクテーションのみ行っている

ディクテーションは、直接的に英語力を向上させるトレーニングではなく、苦手な部分を浮き彫りにする補助的な方法です。ディクテーションだけで学習を完結せず、ディクテーションで見つけた弱点を補強する他のトレーニングを併用しましょう

具体的な振り返り方法や弱点を補強するトレーニング方法については、この記事の後半で紹介します。

正しいディクテーションのやり方

ここからは、ディクテーションの正しいやり方について詳しく解説します。初心者でも取り組める方法なので、ぜひ参考にしてみてください。

STEP1:概要を理解する

まず、スクリプトを見ずに音源を2回ほど聞きます。

ポイントは、大まかな内容を把握することです。だいたいの内容を理解しておくことで、ディクテーション中に聞き取れない箇所の意味を予測しやすくなり、ディクテーションがスムーズに行えます。

英語を聞きなれている上級者は、このステップを省略しても大丈夫です。

STEP2:適宜音源を一時停止させながら書き取る

大まかな内容が把握できたら、実際にディクテーション(書き取り)を行います

英語のレベルにもよりますが、1〜2文ごとに音源を停止しながら書き出す方法が取り組みやすいです。また、リスニングが難しい場合でも、文を最後まで聞き通すことがポイントです。単語ごとに止めると、英語の音声変化やイントネーション、リズムを聞き取る力が向上しにくくなるので、注意しましょう

聞き取れない部分は空欄にする、英語のスペルが分からなければカタカナで記載するなどして、どんどん先に進みましょう。また、聞き取れたけれど難しいと感じた部分にチェックを付けておくと、後で振り返りがしやすくなります。

実際に試してみたものの、ほとんど聞き取れなかった…という方もいるかもしれません。そのような場合は、穴埋め式の教材やアプリを活用しましょう。逆に、1〜2文では物足りない方は、段落や全文書き取りに挑戦しましょう。

STEP3:スクリプトと書き取ったノートを照合し、聞き取れなかった箇所を確認

ディクテーションが終わったら、スクリプトと書き取ったノートを照合し、聞き取れなかった英語や間違っている部分を確認します。スクリプトと違う箇所は、赤ペンで修正し、確実に復習できるようにしましょう。

もし、4割以上が聞き取れない場合は教材が難しすぎる可能性があるため、レベルを下げることを検討しましょう。速度変換機能があれば、スピードを落とすことで理解しやすくなります。

STEP4:聞き取れなかった箇所を分析する

最後に、聞き取れなかった箇所を丁寧に分析しましょう。分析することで、自分の弱点が明確になり、今後の学習計画を立てやすくなります。

ディクテーション結果からわかる自分の課題とは?

ディクテーションで間違った箇所を分析することで、自分の課題が浮き彫りになります。ここでは、「right away(ライダウェイ)」が聞き取れなかった場合を例に、間違った原因別の課題例と対策法を3つ紹介します。

<原因と課題の例>

スクロールできます
間違った原因課題対策方法
知っている単語だが、音で聞いた時にわからなかった
例:「right」か「light」か判断できなかった
音声データ知識の不足音声つきの単語帳や動画などで、正しい英語の音と単語を結びつける練習を実施しましょう。
知らない単語・熟語・フレーズがたくさんある
例:「right away」=「すぐに」だと知らなかった
知識データベースの不足語彙力を強化しましょう。その際、文字だけではなく音と一緒に覚えましょう。音と文字(単語・熟語)を同時に覚えることで、音声データが蓄積されリスニング力が向上します。
知っている単語の連続だったが、音で聞いた時にわからなかった
例:「right away」=「ライダウェイ」とつながった音に変化すると知らなかった
音の変化の知識不足シャドーイングがおすすめです。シャドーイングを行い音の変化の音声データを蓄積することで、連結した音も認識できるようになります。

こちらの記事では、ディクテーションからわかる課題と対策についてより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

ディクテーションにおすすめのアプリ・教材4選

最後に、ディクテーションにおすすめのアプリや教材を4つ紹介します。どれもディクテーションに特化した使いやすい教材です。これからディクテーションに取り組む方は、ぜひ参考にしてください。

TEDICT

TEDICTは、国際的なカンファレンス「TED」を利用してディクテーションができるアプリです。扱われているトピックは、心理学から教育、テクノロジーまで多岐に渡ります。アカデミックな単語が頻出するので、難易度の高い英語を習得したい中級者以上にもおすすめです。

このアプリの特徴は、全文書き起こしと単語を並べ替えて文章を完成させる2パターンから選べること。キーワードや動画の長さから動画を選べたり、字幕の有無や再生速度が選択できたりと、自分の興味やレベルに合った方法で取り組めることも魅力です。

特徴

  • TEDを活用したディクテーションに特化したアプリ
  • 全文書き起こしと単語並べ替えの2パターン式
  • 字幕の有無や再生速度を選択可能

<対応機種>
iOS/Android

<価格>
TEDICT LITE / 無料
TEDITC / 800円

ディクトレ

ディクトレは、ディクテーションに特化した無料のリスニングアプリです。「英文を聞く→打ち込む→答え合わせ→解説」がすべてアプリで完結するので、スキマ時間を使って学習したい方におすすめです。

特徴は、TOEIC形式の問題が豊富に揃っていること。さらに、音声のループ再生機能付きなので、反復練習に向いていることも高ポイント。単語訳や解説も充実しているため、しっかりと理解しながら学習を進められるでしょう。

特徴

  • 完全無料
  • TOEIC対策に有効
  • 音声のループ再生機能・単語訳・解説付き

<対応機種>
iOS/Android

<価格>
無料

こちらの記事では、ディクテーションにおすすめのアプリ10選を紹介しています。アプリの選び方も解説しているので、自分にぴったりのアプリを見つけたい方は参考にしてください。

究極の英語ディクテーション Vol.1

「究極の英語ディクテーションVol.1」は、ディクテーションを通して、聞き取れない原因と対策を実施するための教材です基礎的な語彙と中学レベルの英文法のみで構成されているので、TOEICスコアが300点前後の初心者におすすめです。

特徴は、速い英語や国別なまり、自然な英語などにも無理なく挑戦できるように作られていること。実践力・応用力を養うために、多彩な音声で収録された音声データ付きなのも高ポイントです。30日プログラムのため、まずは1ヶ月間しっかりと継続することを目標に取り組みましょう。

特徴

  • 基礎単語+基礎文法のみで構成
  • 音声ダウンロード付き
  • 速い英語や国別のなまりにも無理なく挑戦できる

<価格>
2090円

英語を聞きとる力が飛躍的にアップする新メソッド 10秒リスニング

「英語を聞きとる力が飛躍的にアップする新メソッド 10秒リスニング」は、ディクテーションの学習経験がある中級者以上に最適な教材です。 簡単なディクテーションの教材ならこなせるようになり、ステップアップしたいという方におすすめ。

特徴は、トレーニングに最適化された、1本約10秒の音声で無理なく毎日ディクテーションができるように作られていること。扱っているリスニング素材は、ビジネスパーソンなら知っておきたい世界の話題60本。興味深いトピックでディクテーションができることが魅力です。

特徴

  • ビジネスパーソンが押さえておきたい話題で学べる
  • 1本10秒で継続しやすい
  • 2ヶ月で終了できる構成

<価格>
2,420円

こちらの記事では、ディクテーションにおすすめの教材11選をレベル別で紹介しています。教材選びのポイントも解説しているので、最適な教材で学びたい方は参考にしてください。

ディクテーションの効果を感じやすくするためには?

ディクテーションの効果を感じやすくするためには、ディクテーションを実施するだけではなく、ディクテーションで洗い出した弱点を対策していくことが大切です。ディクテーションを実施したら、必ず「なぜ聞き取れなかったのか」「どの知識が足りないのか」を分析し対策を講じましょう。

また、ディクテーションは発声を伴わない勉強のため、スピーキングの練習にはならない点に注意しましょうリスニングと合わせてスムーズなスピーキングや発音も上達させたい場合は、シャドーイングがおすすめです。シャドーイングは、音声の後をシャドー(影)のように発話するため、正しい英語の音が口から出やすくなります。さらに、ディクテーションで聞き取れなかった箇所を中心にシャドーイングを実施することで、音声変の知識や音声知覚が自動化され、リスニング力が飛躍的にupします。

リスニングにも発音にも効果的なシャドーイングに興味のある方には、「シャドテン」がおすすめ。

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Maho|監修者
カリキュラム責任者
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。新卒で航空会社に入社し、CAとして国内線・国際線に3年間乗務。その後、海外で生活しながら本格的に英語を学びたいという想いから、夢だった大学院留学を決意。オーストラリアに渡り、応用言語学・英語教授法(TESOL)修士号を取得。株式会社プログリットで英語コンサルタントを経て、現在はカリキュラム責任者としてシャドテン事業にも従事。
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この記事を書いた人

カナダ在住。渡加以前はPROGRITのコンサルタントとして100人以上の英語力向上に尽力。
IELTS7.5/Versant73/TOEIC965 を保持。

コンサルタントとしてのクライアントの実績抜粋
IELTS 5.5 → IELTS 6.5 (3ヶ月)
IELTS 6.5 → IELTS 7.5 (3ヶ月)
Versant 45 → Versant 55 (3ヶ月)
Versant 40→ Versant 60 (6ヶ月)

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