TOEICのリーディングセクションを全部終わらせることができない…
TOEICのリスニングセクションが聞き取れない…
そんな悩みをお持ちではありませんか?
TOEICのスコアアップを目指ししっかり学習しているのに、TOEICのスコアが伸びないと悩んでいる人は多いです。
結論から言うとTOEICのスコアは、シャドーイングを行うことで効率よく伸ばしていくことができます。
本記事では
- TOEIC対策にシャドーイングが効果的な理由
- TOEIC対策のシャドーイングのやり方
- TOEIC対策におすすめのシャドーイング教材
などをご紹介します。
この記事を読めばTOEICスコアが伸び悩んでいる人も、狙ったTOEICスコアを手にすることができますよ。
10分ほどで読めますので、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社PROGRITが運営しています
シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。
もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。
その中でも特におすすめなのが、「シャドテン」です。
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- ビジネスに役立つ教材が1000以上・音源は4カ国対応している
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- リスニング力を診断して、オススメの教材を提案してくれる
教材もフィードバックも、全てがスマホで完結しているのでシャドーイングをすること以外殆ど手間がかかりません。
ぜひこの機会にご検討ください。

シャドーイングとは?
シャドーイングとは、基本的には英語音源を聞き2〜3語遅れて聞こえたまま発話していく、英語のリスニングトレーニング方法の一つです。
「音源を聞き発話する」という点ではリピートと似ていますが、リピートが一定量の音源を聞き終わってから発話するのに対し、シャドーイングは音源が終わる前に影(shadow)のように追って発話するという違いがあります。
シャドーイングがリスニングに有効なのは、英語を聞き取るのに必須の能力である「音声知覚」と呼ばれる分野を効果的に鍛えてくれるからです。シャドーイング教材次第で負荷を調整することができるため、英語初心者から上級者まで幅広いレベルに有効な学習方法と言えます。
なぜTOEIC対策にはシャドーイングがいい?
音声知覚を鍛えてくれるシャドーイング。
なぜTOEIC対策にはシャドーイングが良いのか、リスニングのメカニズムから考えていきましょう。
リスニングのメカニズムからみたシャドーイングの効果
「英語のリスニング」には以下3つの能力が関わってきます。
- 音声知覚
英語の音情報を「単語」として認識する能力 - 意味理解
聞き取った英語の意味を理解する能力 - 知識データベース
単語の音や意味、文法データ、例文データ
例えば「ラナウェイ」という音が聞こえたときに「run」「away」の2語で成り立つと認識する能力が音声知覚、「run away」が「逃げる」という意味だと理解する能力が意味理解と言えます。
それら2つの能力の土台となるのが知識データベースです。


「run」と「away」がつながると「ラナウェイ」に聞こえるという音声データがあるからこそ、「ラナウェイ=run away」と認識できます。また単語の知識データがあるからこそ、「run away」が「逃げる」であると認識できるのです。
この3つの能力のうち、日本人の苦手分野と言われているのが「音声知覚」です。
シャドーイングはリスニングに必須の3つの能力のうち、特に「音声知覚」を鍛えるのに効果的な学習方法。なぜならシャドーイングを正しく行うことで音声データが蓄積され、さらに音声知覚が自動的に行えるようになるからです。
音声知覚が自動化できれば脳のキャパシティを意味理解に集中させることができ、リスニングが非常に行いやすくなります。
結論として音声知覚が苦手な多くの日本人にとって、リスニング力を上げたいならシャドーイングが最適の方法と言えるのです。
シャドーイングについてのさらに詳しい解説は、以下の記事をお読みください。

TOEIC対策時のシャドーイングの効果
ここまでリスニングのメカニズムからみたシャドーイングの効果についてご説明しましたが、シャドーイングはリスニング力アップに効くのはもちろん、TOEIC対策としても非常に効果的です。
なぜならシャドーイングを行うことで、TOEICでハイスコアを取るのに必須の以下3つの能力を伸ばしていくことができるからです。
- リスニングがしやすくなる
- 表現などが身に付く
- 文章を読むスピードが早まる
それぞれについて詳しくご説明します。
リスニングがしやすくなる
シャドーイングのTOEIC対策としての最大の効果は、リスニングセクションの聞き取りが楽になることです。
TOEICリスニングセクションの問題をゆっくり聞けばわかるのに本番でのスピードについていけない…そんな人もシャドーイングを行うことで音声知覚が自動化され、意味理解に脳のキャパシティを割くことができます。
そもそもリスニングセクションの問題がゆっくり聞いても聞き取れない…そんな人もシャドーイングを続けていくことで音声知識のデータベースが蓄積され、さらに音声知覚力アップにつながっていきます。
結果としてTOEICのリスニングセクションのスコアが上がっていくのです。
シャドーイングによるリスニングの効果・成長実感の過程はこちらの記事で紹介しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。

表現などが身に付く
シャドーイングの直接的な効果は、リスニング力の向上です。
しかしシャドーイングをTOEIC対策として取り入れることで、結果として単語力などがつき、TOEICリスニングセクション・リーディングセクションともにスコアを向上させることができます。
基本的にシャドーイングは、スクリプト(原稿)を黙読した時に7〜8割程度わかる教材で行うのが効果的です。この「自分の英語力より少しだけ上」の教材でシャドーイングを行うことで、自分が知らなかった単語や表現に出会うことが多くなります。
またシャドーイングは、ただ読んで覚えるのではなく発声しながら単語や表現を学ぶことができます。目で見た単語の文字としての情報と、耳から入る音声情報を結びつけながら覚えることで、音声知識のデータベースが増えるのはもちろん、記憶に定着しやすくなるのもポイントです。
シャドーイング教材の選び方やおすすめの教材については、後ほど詳しく解説します。
文章を読むスピードが早まる
シャドーイングを行うことで文章を読むスピードが早まり、TOEICのリーディングセクションの得点をアップさせることができます。
コンテンツシャドーイングと呼ばれる文章の意味を理解しながら行うシャドーイングを実施することで、意味理解の力が向上し読解スピードを上げていくことができるからです。
また正しくシャドーイングをすることで、「返り読み」のクセを修正する効果も期待できます。
返り読みとは一度文章を読み、文章を後ろから訳していくこと。
一度読んだ文を再度前に向かって日本語の語順に直して読んでいくため、どうしても時間がかかります。
コンテンツシャドーイングは音源とともに意味理解をしていくため、返り読みをすることができません。つまり通常のリーディング学習と違い、いわば強制的に前から順番に理解していくことになるのです。
適切にコンテンツシャドーイングを行えば英語の語順のままで読むクセがつき、リーディングスピードが早くなります。
TOEIC対策におすすめのシャドーイングのやり方
シャドーイングがTOEIC対策に効果がある根拠がわかったところで、ここからはTOEICスコアアップのための具体的なシャドーイングのやり方を見ていきましょう。
新しいシャドーイングの音源に取り組むときは、1日目とそれ以降でやるべきことが違います。
それぞれに何をすべきかご説明します。
新しい音源1日目
シャドーイングを行う前に、まずは音源を何も見ずにすべて聞いてください。
この段階では完璧に聞き取る必要はありません。
3回程度を目安に、音源のおおまかな内容やリズムなどをつかんでいきましょう。
音源を聞いたらスクリプトを読み、内容を確認していきましょう。
目安は5~10分。
スクリプトを読み音源と一緒に確認することで、内容を理解するだけではなく、単語の音や単語が繋がったときの音変化なども把握できます。
シャドーイングの目的は音声知覚であり、スクリプトにフォーカスすることではありません。しかしシャドーイング前にこの作業を行うことで音声データが蓄積されていき、音声知覚の向上へとつながっていきます。シャドーイングの準備として必ず行っていきましょう。
音源の内容を理解したら、シャドーイングの下準備をしましょう。
5 回を目安にオーバーラッピングを行ってください。
オーバーラッピングとは英語の音源と同時に発声する練習方法のこと。
オーバーラッピングを行うことで、英文のリズムや抑揚、スピード感などがつかみやすくなります。
オーバーラッピング実施時に音源についていくのが難しいと感じたなら、マンブリングを行っていきましょう。
マンブリングとは小声で音源を発声する練習方法。スクリプトを見ずに、ぶつぶつと独り言を言うようなイメージで音源を追っていきます。
マンブリングのメリットは、小声で発声するため音に集中しやすくなること。
マンブリングを1〜3回実施することで抑揚やリズムがつかみやすくなり、オーバーラッピングやシャドーイングがやりやすくなります。
※マンブリングはあくまでオーバーラッピングが難しいときの対処法です。特にオーバーラッピングに困難を感じないのであれば、このプロセスは飛ばしてもかまいません。
スクリプトを見ずに、音源から2〜3語遅らせながら発声していきましょう。
その際単なる「音マネ」にならないよう、単語をイメージしながら発声してください。単語をイメージしながらシャドーイングを行うことで、英語の音が「意味のある音」として捉えられるようになり音声知覚→意味理解へとつながっていきます。
少なくとも20回以上はシャドーイングを行い、単語の音や音の変化をしっかりと捉えていきましょう。
最後のまとめとして、自分の音声を録音し聞いてみてください。
オリジナルの音源と比較し正しく発音できているか、抑揚は合っているか、スピードは適切かなどを確認していきます。
録音し振り返りをすることで、次回以降の自分の課題や改善点が見えてきますよ。
2日目以降
2日目以降は、上記のStep5およびStep6のみを行っていきます。
ここでも大切なのは「意味のある音」として英語の音を捉えること。
単語をイメージしながらシャドーイングを行っていきましょう。
目安は約30回です。
同じ課題は3〜4日繰り返し、単語の音や単語のつながりによる音の変化、スピードや抑揚などをしっかり把握してください。
初日と同じく、シャドーイングの練習の最後には録音し振り返りを行いましょう。
間違いが把握でき課題が見つかる他、自分の上達具合がわかりモチベーションにもつながります。
TOEIC対策におすすめのシャドーイング教材
TOEIC対策に有効なシャドーイングですが、TOEIC向けの教材でシャドーイングを実施することで、さらに効果的にTOEICスコアを上げていくことができます。
ここからはTOEIC対策におすすめのシャドーイング教材をご紹介します。
アプリ編
まずはアプリのシャドーイング教材です。
持ち運びやすく、スマホ1つで学習が完結するアプリでのシャドーイング。
TOEIC対策に上手に取り入れ、効率的に学習していきたいですね。
シャドテン

シャドテンはシャドーイングに特化したアプリです。
英語のプロが毎日フィードバックしてくれるため正しくシャドーイングを行うことができ、独学でのシャドーイングよりも効果的にリスニング力を伸ばしていくことができます。
また24時間いつでも好きなタイミングでシャドーイングを行い課題を提出できるため、自分の生活リズムに合わせて利用できます。24時間以内に添削が返ってくるスピード感も良いですね。
アプリ登録時に「リスニング力診断」を実施するため、自分にぴったりのレベルの教材でシャドーイングができるのもポイントです。
さらにTOEIC向け試験対策音源もあり、TOEICにフォーカスしたシャドーイングトレーニングが行えます。音源のレベルも幅広く、英語初心者はもちろん、TOEIC900以上の人に対応できる音源も揃っていますよ。
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教材編
書籍タイプのシャドーイング教材をご紹介します。
持ち運びのしやすさといった利便性ではアプリに劣る書籍タイプの教材ですが、書き込みのしやすさなど書籍ならではの使いやすさもあります。
アプリと同じく上手にTOEIC対策に取り入れていきましょう。
公式TOEIC® Listening & Reading 問題集

「公式TOEIC® Listening & Reading」は、TOEICの運営元組織・ETSによる問題集です。
ETSが本番のテストと同じプロセスで作った問題であり、また公式スピーカーによるリスニング音声のため、本番さながらの練習ができます。
リーディングセクションの音声はダウンロードすることができ、シャドーイングのトレーニング教材としても◎です。
本番と同じ形式の問題でシャドーイングを行うことができ、リスニングセクション・リーディングセクションともに効果的に点数アップを狙ってけますよ。
さらに参考スコア範囲の換算表で大体のスコアがわかるため自分の現在の英語力を把握しやすく、目標とするTOEICスコアまでの計画も立てやすいです。
YouTube編
YouTubeの良さは、基本的にすべて無料で様々な音源を利用できるところです。
一方でその音源の質には差があり、またスクリプトが付いていないものもあります。
YouTubeでシャドーイングを行うときは、TOEIC対策に効果的なスクリプトのある質の良い動画を選ぶようにしましょう。
TOEIC対策におすすめのYouTube教材は以下の通りです。
英会話とリスニング教材のPeLaPé(ペラペ)
シャドーイングトレーニングにも使える教材動画が豊富なYouTubeチャンネルです。
TOEICのパート別に動画が分かれているため、苦手なパートを集中的に学習することができます。
もちろんスクリプトも付いており、シャドーイング用教材としても優秀です。
さらに重要単語や日本語訳もあるため、効率よく英語学習を進めていくことができます。
シャドーイング用教材として使う場合は、何度も効率よく連続して聞けるようにループ再生を上手に使いましょう。YouTubeのサイトでもループ再生できますが、YouTubeLoopというサイトを使えば動画内の特定部分のみをループ再生できるので、こちらもおすすめです。

TOEIC対策におすすめのシャドーイングコツ
シャドーイングはリスニング力アップに有効な学習方法です。
しかしシャドーイングを効率的にTOEICスコアアップにつなげていくために、いくつかおさえたいコツがあります。
TOEIC対策におすすめのシャドーイングのコツを見ていきましょう。
TOEIC公式問題に合わせた教材を使用する
TOEICの公式問題に合わせた教材を使用してシャドーイングを行うことで、より効率的にTOEICのスコアを上げていくことができます。
なぜなら各英語試験ごとに出題傾向や音源の質に特徴があるからです。
TOEIC公式問題に合わせた教材を使用することで、TOEICテストに出題される問題の形式や難易度に慣れることができます。またTOEIC公式問題に合わせた教材は、TOEICテストに出題される英語の領域や傾向にも合わせて作成されているため、TOEICテストの受験対策として非常に効果的です。
上記「TOEIC対策におすすめのシャドーイング教材」でご紹介したアプリなどは、TOEICの問題形式に合わせた教材でシャドーイングトレーニングが行えますので、ぜひチェックしてみてください。
自分のレベルより少しだけ難しいものを使用する
シャドーイングの効果をより高めたいのであれば、自分のレベルより少しだけ難しい教材でシャドーイングのトレーニングを行いましょう。
適切な負荷をかけることで、音声知覚の力を効果的に上げていくことができるからです。また知らない単語や表現に出会う機会も増え、それに伴い音声データが蓄積されるメリットもあります。
とは言え難しすぎるものはNGです。自分のレベルより遥かに難しい英語を聞いても、英語を意味のある音として認識できず、ただの雑音になってしまいます。
目安はシャドーイングトレーニング1日目に30回程度シャドーイングを実施したときについていけるようになるレベル。もし音源が速すぎる場合は、速度を落としてシャドーイングを実施してもOKです。
シャドーイングでTOEICスコアアップを目指したい人は
今回ご紹介したように、シャドーイングはTOEICスコアアップに非常に有効です。
シャドーイングを行うことで、リスニングの総合力がアップしTOEICリスニングセクションを得点源にすることができます。また文章を読むスピードが上がったり、単語力なども付くためリーディングセクションにも効果的です。
そんなシャドーイングをさらに効率的に行っていきたいのであれば、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」をおすすめします。
シャドテンはプロによるフィードバックでシャドーイングを正しく行え、「音声知覚力のアップ」に効果抜群だからです。
またTOEICに特化した教材を含む700を超える幅広いジャンルの音源もあり、TOEICにフォーカスした対策が行えます。
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ぜひこの機会を利用してTOEICのスコアを上げてください。