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ディクテーションが間に合わない・追いつかない6つの原因と対処法!

ディクテーション 間に合わない

「ディクテーションを始めてみたけど、書き取りが間に合わない…」

そんな悩みをお持ちではありませんか?

聞こえてきた英文を書きとっていくディクテーションはリスニング力のアップに効果があるトレーニング方法として知られており、多くの方が英語学習に取り入れています。

とはいえ、聞こえてきた英文に書き取りが間に合わず、挫折してしまう人が多いのが現実です。

当記事では、ディクテーションが間に合わないという悩みをお持ちの方のためにその原因と対処法についてわかりやすく解説していきます。

最後までお読みいただくと正しいディクテーションのやり方がわかり、リスニング力アップを実感していただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

ディクテーションが間に合わない!?リスニングのメカニズムと6つの原因

ここでは、ディクテーションが間に合わない原因について解説していきます。

ディクテーションが間に合わない原因として考えられるのは、次の6つです。

  1. スピードが速すぎる
  2. 書きとろうとする量が多すぎる
  3. 単語や文法の知識が不足している
  4. 音声変化の知識が不足している
  5. 細かなスペルまで気にしている
  6. 意味理解の速度が不足している

「スピードが速すぎる」、「書きとろうとする量が多すぎる」、「細かなスペルまで気にしている」のいずれかに当てはまるというときは、ディクテーションのやり方に問題がある場合が多いです。

その場合はディクテーションのやり方を見直すことで改善していくでしょう。

「単語や文法の知識が不足している」、「音声変化の知識が不足している」、「意味理解の速度が不足している」に当てはまるときは、そもそもディクテーションを行う前提としてのリスニングプロセスに問題を抱えてしまっている可能性があります。

リスニングは「音声知覚」と「意味理解」という2つのプロセスから構成されています。

「音声知覚」とは、聞き取った音声を単語や文として認識することで、「意味理解」とは、文字通り認識した単語や文章の意味や内容を理解することです。

リスニングのメカニズムについて

そしてこの2つのプロセスを支えているのが、英単語やその音声のデータなどが蓄積された「知識データベース」です。

英語の音声が聞こえてきたとき、私たちはこの知識データベースの中から聞こえてきた音声にふさわしい単語を探し出し、次にその単語にふさわしい意味を探し出します。

このプロセスのうち、いずれかの処理がスムーズにいかないと、ディクテーション以前に英語を聞き取って理解することすらできないのです。

①スピードが速すぎる

ディクテーションが間に合わない原因としてまず考えられるのが、スピードが速すぎることです。

「全然聞こえない…」と思ってゆっくりなスピードで再生したら聞こえるようになる場合は、教材の音声速度が自分のレベルに合っていないのです。

ディクテーションで大事なのは、自分のレベルに合った速度の音声で実施することです。

自分のレベルに合った速度がわからないという人は、ディクテーションで使っている教材を使ってシャドーイングを実施してみましょう。

シャドーイングとは、聞こえてきた英語の音声の後を少し遅れて発話するトレーニング方法です。

シャドーイングでついていける速度が自分のレベルに合った速度だと言えますので、ディクテーションもやりやすくなるでしょう。

②書き取ろうとする量が多すぎる

ディクテーションが間に合わない原因の2つ目は、書き取ろうとする分量が多すぎることです。

理由は単純で、書き取ろうとする量が多すぎると、たとえ聞き取れていたとしてもその内容を忘れてしまうためです。

英語だから忘れてしまうのではなく、日本語でも同じようなことが起こり得ます。

いくつかの文をまとめて、一気に書き取る必要はありません。

中級者以上ならセンテンスごと、あるいはフレーズごとに聴き取り、音声を一時停止しながら進めると良いでしょう。

初心者の方で、フレーズごとに書き取るのも難しいと感じる場合は、ディクテーション用に穴埋めがついている教材を使用するのがおすすめです。

③単語や文法の知識が不足している

ディクテーションが間に合わない原因の3つ目は、単語や文法の知識が不足していることです。

頭の中に単語や文法のデータがないと、英語を聞いてもその単語を認識できないので、聞き取ること自体が難しくなります。

ベースとなる単語や文法の知識を身につけるとともに、ディクテーションをする場合は、読んだときに内容が8割以上わかる教材を選んで始めるようにしましょう。

また、ディクテーションを実施するときに一言一句全てをきちんと書き起こす必要はありません。

あくまで、自分が聞き取れているかどうかを確認するためのものですから、後から見て自分の聞き取れていたところ、聞き取れていなかったところが確認できればいいのです。

長い単語は省略して書いたり、スペルがわからないものはカタカナなどを使って書いても良いでしょう。

④音声変化の知識が不足している

ディクテーションが間に合わない原因の4つ目は、音声変化の知識が不足していることです。

音声の再生速度が自分のレベルに合っていて、スクリプト内にある単語の発音も全て知っているはずなのに聞き取れない場合は音声変化の知識不足が原因だと考えられます。

英語には特有の音の変化があります。

例えばright awayは「ライトアウェイ」ではなく「ライダウェイ」のように発音されます。

これは、rightのTが母音に挟まれたことでDの音に変わるフラップのTと呼ばれる音声変化です。

他にもさまざまな音の変化が存在しますが、このような音声変化の知識がなければ、たとえ自分にとって既知の単語であったとしても、その単語を認識することは難しいでしょう。

英語の音の変化について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

⑤細かなスペルまで気にしている

ディクテーションが間に合わない原因の5つ目は、細かなスペルまで気にしてしまっていることです。

知っている単語であっても、すぐにスペルが思い出せないときってありますよね?

ディクテーションをしている時に、「全部書かなきゃ」と考えてスペルを思い出そうとすると、その間に次の音声に置いて行かれてしまいます。

もちろん正しいスペルで書くことができるに越したことはありませんが、ディクテーションの目的はあくまでも「音」を「単語」に置き換えることや、自分の苦手な箇所を洗い出すことです。

ですので、スペルも全て完璧に書き取る必要はなく、省略してしまってもかまいません。

⑥意味理解の速度が不足している

ディクテーションが間に合わない原因の6つ目は意味理解の速度が不足していることです。

短い文章なら問題なくディクテーションできるという場合や、音声が聞き取れていてどの単語かという認識もできているのに、まとまった文として内容を把握することができないという場合がこれに該当します。

意味理解の速度が不足する原因としては、音声知覚に時間がかかりすぎ、意味理解まで手が回らないことが考えられるでしょう。

言い換えると、音声知覚を自動化することができれば、意味理解に時間を割くことができるということです。

そのため、音声知覚を自動化し、意味理解のための時間を確保する必要があります。

ディクテーションが間に合わないときの対処法9選

上述の原因を踏まえ、ここではディクテーションが間に合わないときの対処法を解説していきます。

ディクテーションが間に合わないときの対処法は次の通りです。

  1. 自分のレベルに合った教材を使用する
  2. 最初は穴埋めから始める
  3. 再生スピードを遅くする
  4. 何度かリピートする
  5. 単語や文法などの基礎を鍛える
  6. 音声変化について学習・インプットする
  7. リーディングを鍛える
  8. 書き取り方を工夫する
  9. 人に文を読んでもらう

①自分のレベルに合った教材を使用する

ディクテーションが間に合わないときの対処法の1つ目は、自分のレベルに合った教材を使用することです。

教材を選ぶときは、読んでみて内容の8割程度理解できるものであるかどうかを目安にすると良いでしょう。

自分が知らない単語がたくさん使われているものや、背景知識が全くない内容の教材を使うのは避けた方が無難です。

英文の速度については、音声を聞いたときに一切何も聞き取れないようであれば、教材を選び直すことを検討しましょう。

②最初は穴埋めから始める

ディクテーションが間に合わないときの2つ目の対処法は、穴埋めから始めることです。

初心者の方は、聞いた英文をいきなり1文以上の単位で書き取ろうとしてもなかなか難しい場合が多いですよね。

その場合は、ディクテーション用に穴埋めが付いている教材でトレーニングをする方が良いでしょう。

慣れてきたら少しずつフレーズ単位やセンテンス単位での書き取りに移行するなど、段階を踏んで実施すると挫折しにくいです。

③再生スピードを遅くする

ディクテーションが間に合わないときの3つ目の対処法は、再生スピードを遅くすることです。

教材にある単語や文法のレベルは自分に合っているけど、音声のスピードが速すぎて聞き取れないという場合は、再生速度を変更して取り組んでみましょう。

後でご紹介しますが、再生速度を自分で簡単に調節できる教材やアプリもありますので、そういった機能を備えた教材を使ってディクテーションをするとスムーズに学習を進めることができますよ。

④何度かリピートする

ディクテーションが間に合わないときの対処法の4つ目は、何度かリピートしてみることです。

最終的に1度で聞いて書き取れるようになるのが理想的ですが、慣れるまでは何度か聞き直してディクテーションしても構いません。

ディクテーションをしていると、後にどんな単語が続きそうか文脈から推測できるようになってきます

これも重要な英語スキルであり、この力がついてくると、リスニング力も大幅に向上していきますよ。

⑤単語や文法などの基礎を鍛える

ディクテーションが間に合わないときの対処法の5つ目は、単語や文法などの基礎を鍛えることです。

ディクテーションをしようと思っても、基礎となる単語や文法の知識がなければ内容把握どころか聞き取ることすらできません。

ディクテーション用の教材のスクリプトを見ても文章の意味がわからないようであればまず単語や文法などの基礎を固めましょう。

単語や文法の基礎固めをするときは、単語なら必ず音声もセットでインプットするようにし、文法も「不定詞」などの文法の名前を覚えるのではなく、表す意味をしっかり覚えるようにしましょう。

単語の効率的な覚え方についてはこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

⑥音声変化について学習・インプットする

ディクテーションが間に合わないときの6つ目の対処法は、音声変化について学習・インプットすることです。

単語や文法のレベルに問題がないのに、どんなにスピードを遅くしても聞き取れない場合は英語の音声変化の知識が欠けていることが原因である可能性が高いです。

その場合は、英語の音声変化について学習してみましょう。

音声変化の学習として効果的なのがシャドーイングです。

シャドーイングは、お手本となる音声をそっくりに真似して発話するトレーニングなので、シャドーイングを取り入れることで英語の音の変化を身につけることができます。

⑦リーディングを鍛える

ディクテーションが間に合わないときの7つ目の対処法は、リーディングを鍛えることです。

「リーディングを鍛えることがディクテーションに関係あるの?」という疑問をお持ちになったかもしれませんが、リーディングを鍛えることはディクテーションにも効果があります。

その理由は、リーディングを鍛えることによって、意味理解のスピードを上げることができるからです。

前述のとおり、ディクテーションは、音声知覚と意味理解のプロセスが深く関わっています。

音声知覚がスムーズになるだけでもディクテーションがしやすくなりますが、意味理解のスピードが上がるともっとやりやすくなります。

意味理解の速度を上げるためのリーディングトレーニングとしては、速読や多読がおすすめです。

速読や多読の具体的なやり方はこちらの記事を参考にしてくださいね。

⑧書き取り方を工夫する

ディクテーションが間に合わないときの対処法の8つ目は、書き取り方を工夫することです。

聞き取れて内容も理解できているのに書くのが追いつかない、という場合は単に書くスピードの問題です。

そもそも単語を発音するのと書くのとでは、書く方が時間がかかる場合が多いでしょう。

流れてくる音声に書き取りが追いつかないのは無理もないと言えます。

ディクテーションの目的は、あくまで自分が聞き取れていない箇所を炙り出すことだと割り切り、思い切って一言一句全てを書き起こそうとするのはやめてみましょう。

長い単語は省略したり、スペルがサッと思い出せないときはカタカナを使ってみるなど、肩の力を抜いた書き取り方を試してみるのもおすすめですよ。

⑨人に文を読んでもらう

ディクテーションが間に合わないときの対処法の9つ目は、人に文を読んでもらうことです。

人に読み上げてもらうことで、書き取れるまで続きを読み上げるのを待ってもらうのです。

この方法なら、自分のペースでディクテーションができますよね。

オンライン英会話などを活用し、ネイティヴ講師に読み上げをお願いしてみましょう。

ディクテーションが間に合わないときのおすすめアプリ・教材3選

ここではディクテーションが間に合わないときにおすすめのアプリ・教材をご紹介します。

おすすめのアプリ・教材は次の3つです。

  1. ゼロからスタートディクテーション
  2. TEDICT
  3. Capo

①ゼロからスタートディクテーション

ディクテーションに初めて取り組む人におすすめの一冊です。

教材で扱う英文のレベルは初級〜中級程度で、短文から会話、アナウンスやニュースなど、さまざまな素材でディクテーションのトレーニングができるよう構成されています。

穴埋め形式のディクテーションシートがついていて、初心者にも始めやすい内容です。

価格1,540円
おすすめ対象者初心者〜中級者向け

②TEDICT

英語学習者の中でも大人気のスピーチコンテンツアプリ「TED」のディクテーション用アプリです。

このアプリのおすすめポイントは、無数のコンテンツから好きなトピックを選べること。

好きなトピックを選んだら、再生された音声を使ってディクテーションをしていきます。

穴埋め形式ではなく、全てを書き取っていく形式ですが、単語の文字数が*印で表示されていて、それがヒントになります。

聴き取りが間に合わなければ再生速度を遅くすることもできますし、繰り返し再生することも可能です。

Lite版では再生できるコンテンツに限りがあるのと、ディクテーション実施中に広告が表示され、少し使いづらい思いをするかもしれません。

使用するなら有料版がおすすめです。

価格800円(Lite版は無料)
おすすめ対象者中級者〜上級者向け

③Audipo

Audipoは長い音楽・音声を聞いたり、同じ部分を何度も聞くリピート再生に特化した音楽プレーヤーです。

英語学習教材ではありませんが、速度を変更したり部分的にリピートしたりできるため、このアプリを使えば、自分の好きな音源を取り込んで再生速度を自由に変えてディクテーションに取り組むことができます。

価格無料でも使用可能
Proは700円

リスニング力のアップのために効率のよい学習は?

ここまでディクテーションが間に合わない原因と対処法についてご説明してきましたが、ご自分に当てはまるものはありましたか?

ディクテーションができないのは、上でご説明したどれか1つだけが原因なのではなく、複数の原因が組み合わさっている場合があります。

中でも日本人英語学習者が最も多く問題を抱えているのが音声知覚の自動化です。

ディクテーションは確かにリスニング力アップに効果があると言われていますが、実はディクテーションだけでは音声知覚を自動化することはできません。

この音声知覚の自動化に最も効果があるのがシャドーイングです。

そのため、ディクテーションの効果を最大化するにはシャドーイングと組み合わせることが必要なのです。

とはいえ、シャドーイングもやり方を間違えてしまうと効果が半減してしまいます。

そこでおすすめなのが「シャドテン」です。

シャドテンは、シャドーイングに特化したアプリで、シャドーイングを効果的に行うための機能がたくさんあります。

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Maho|監修者
カリキュラム責任者
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。新卒で航空会社に入社し、CAとして国内線・国際線に3年間乗務。その後、海外で生活しながら本格的に英語を学びたいという想いから、夢だった大学院留学を決意。オーストラリアに渡り、応用言語学・英語教授法(TESOL)修士号を取得。株式会社プログリットで英語コンサルタントを経て、現在はカリキュラム責任者としてシャドテン事業にも従事。
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この記事を書いた人

カナダ在住。渡加以前はPROGRITのコンサルタントとして100人以上の英語力向上に尽力。
IELTS7.5/Versant73/TOEIC965 を保持。

コンサルタントとしてのクライアントの実績抜粋
IELTS 5.5 → IELTS 6.5 (3ヶ月)
IELTS 6.5 → IELTS 7.5 (3ヶ月)
Versant 45 → Versant 55 (3ヶ月)
Versant 40→ Versant 60 (6ヶ月)

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