シャドテン体験者の声 004　| シャドテンで英語力が大幅にアップした現在、30代でカナダに留学中

現在、30代で大学院生です。日本の大学院からカナダの大学への交換留学制度を利用して、現在カナダの大学で学んでいます。

シャドテンを始めたとき、ちょうどIELTS＊6.0でした。交換留学をするためにはIELTS6.5が必要、しかもライティング、リーディング、リスニング、スピーキングの4つの分野それぞれが6.0を下回ってはいけないので、6ヶ月前にIELTSのための勉強とシャドテンを同時に始めました。4ヶ月後にIELTS6.5になり、留学資格を得て、今、カナダにいます。

＊イギリスやカナダ、オーストラリアの大学・大学院に入学する際に必要な英語力を証明するテスト。

私は大学受験を必死に頑張った方なので、英語学習についても貯金があったんです。10年くらいブランクがあっても、英語力はそこそこありました。ただ、受験英語なので、読解はできていても、それ以外は苦手でした。「読解は9だけど、他は5.5」のようなレベルです。
英語学習の中でも、圧倒的に自分の口を動かすのが苦手でした。リスニングも得意ではありませんでした。

集中して聞いて、わからない単語はもう一度復習して、ということを繰り返していました。でも、そのやり方だと、その時の例文は理解できるのですが、他の文を聞いた時に再現性がなくて。自分なりに、予習復習を含めたリスニング学習をしていたのですが、ダメな気がしていました。そんな時にシャドテンに出会いました。「自分が発話できる言葉は聞き取れる」という理論に説得力がありました。

英語学習をしている方のYouTubeを観て「シャドーイングがすごく効果的だ」ということは知っていました。私は読解だけがすごくできるタイプで目の情報に頼りすぎていたので、耳と口を使うシャドーイングは、「きっとすごくいいだろうな」と思っていたんです。ただ、やり方がよく分かりませんでした。その点、シャドテンは勉強法がすごくシステマティックに整えられているので分かりやすかったです。

いいえ、ありません。シャドテンに出会わなかったら、「シャドーイングっていいんだろうなー」と思いながらも、きっとトライしなかったと思います。シャドテンがチャレンジのきっかけになりました。

いえ、別の英語学習者の方のツイッターです。「いろいろ英語学習したけどシャドテンだけは良かった」とツイートしていたので、気になって調べました。

留学したいと思っていたので、「（海外の）大学の授業が分かること」が目標でした。留学した先で、先生の話がちんぷんかんぷんなのはイヤでしたから。
シャドテンをやれば「おそらく自分に欠けていた英語力は伸びるだろう」という期待はありました。

大学院に入るまでは全然考えていなかったのですが、今は研究者の道に進みたいと思うようになりました。大学院を卒えた後は海外でポスドクをしたいと考えています。
そもそも、IELTSの点数が足りなければ留学資格も得られませんでしたし、英語でキャリアを積むという未来も描けませんでした。シャドテンを続けてきたおかげでリスニング力が上がり、現在、学生として授業はついていけていますし、日常会話はストレスなく過ごしています。でも、ビジネス英語はまだ全然できないと思うので、今後も英語は必須です。

スタートした当初は、内容はある程度分かるのに、口が回らなくってすごくもどかしい思いをしました。でも、その後も毎日続けた結果、最近はリスニングが苦手ではなくなっています。つまりシャドテンの効果は確かにあると思うのですが、毎日やってきたせいか、「もし自分がシャドテンをやっていなかったら」という仮定がなかなか想像できなくて（笑）。
でも、シャドテンをやらなかったらこれほどリスニング力もつかなかったし、留学資格も得られなかったと思います。シャドテン自体を辛いと思ったことはありません。毎日の負荷にちょうどいいです。

シャドテンは、ほぼ午前中にやっています。時差の関係で、カナダではシャドテンの提出〆切が14時なんです。シャドテンの学習時間は30分程度と短いながらも、「やるぞ」という気持ちと集中力、エネルギーが必要なので、ギリギリにならないように、午前中に片付けるように（笑）しています。

負荷がちょうどいいところと、どこでもできるところ。スマートフォンにアプリを入れていればどこでもできるのがいいですよね。後は、自分では敢えて触れないコンテンツがあるところ。教材の中身が幅広くて、結構面白いです。科学の遺伝子の話もよかったし、サッカー選手のミーガン・ラピノーさんの話もよかった。シャドテンじゃなかったら聞かないような専門的な話はいいですね。自分から積極的に触れない分野の知識を英語で取り入れられるのが刺激になります。

授業に難なくついていけていることと、シャドテンを毎日やっているから会話に自信がつきました。とはいえ今でもWPM＊160〜170ですし、聞き返すことも多いです。英語学習に終わりはないので、これからも「シャドテンを続けていかなきゃ」と思っています。

＊words per minutes：１分間に処理できる単語数

それはすごく感じています。留学前からずっと続けていてよかったです。
少しでも英語学習をした方なら実感されると思いますが、英語は「ここまで伸びたからOK」という明確なボーダーラインがないので、ネイティブではない以上、「一生、勉強」だと思っています。私はWPM200くらいまで行きたいと思っているので、これからもシャドテンを継続してがんばります。

シャドーイングに興味のある方、英語、特にリスニング力を伸ばしたい方にはシャドテンをおすすめします。英語って継続が一番大事で、小さなことの積み重ねで伸びていくと思うので、それほど負荷にもならず、生活に取り入れやすい点もすごく価値があると思います。シャドテンを毎日続けていることが自信に繋がりますよ！