英語でプレゼンをするとき、
- 何から始めたらいいのか分からない
- 最初の一言が緊張で出てこない
と悩んだことはありませんか。
日本人にとって英語は第二言語であり、伝えたい内容があっても、うまく言葉にできないもどかしさを感じがちです。しかし、英語プレゼンは「正しい構成」と「シンプルでわかりやすい表現」を押さえれば、誰でも自信を持ってスタートできます。
この記事を読めば
- 英語プレゼンの基本的な流れ
- 英語プレゼンで使える定型表現
- リスニング力を鍛えて質疑応答にも対応する方法
などがわかりますよ。
英語でも自信を持ってプレゼンをしたい方は、ぜひご一読ください。
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英語プレゼンを成功させるために大切なこと
英語プレゼンが苦手と感じる人は多いですが、その原因を理解し、克服するポイントを押さえれば着実に上達できます。
まずは英語プレゼンで日本人がつまずきやすい理由と、成功に必要な要素を確認しましょう。
英語プレゼンが苦手と感じる理由
多くの人が英語プレゼンを苦手に感じるのは、「何を言えばいいか分からない」「聞き取れないと不安」「英語での表現に自信がない」といった心理的なハードルが主な原因です。
特に初めての場面では、内容よりも「英語で話す」ということ自体に意識が向いてしまい、緊張で頭が真っ白になってしまうこともあります。
日本人ビジネスマンが特につまずきやすいポイント
日本人ビジネスマンが特につまずきやすいのは、「プレゼンの構成を英語で組み立てる」「冒頭で聴衆の注意を引く」「質疑応答でとっさに対応する」といった部分です。
日本語では自然にできることも、英語になると難しく感じるのは当然です。
事前に構成を練り、想定質問への回答を準備しておくことで不安は大きく減らせます。
プレゼン成功の鍵は「準備」「導入」「リスニング力」
英語プレゼンを成功させる最大の鍵は、「十分な準備」「聴衆を惹きつける導入」「相手を正しく理解するリスニング力」の3つです。
プレゼンは一方通行ではなく、実は聴衆との対話的なコミュニケーションの場でもあります。
まずはこの3つを軸に、意識や学習方法を変えていきましょう。
英語プレゼンの基本的な構成と流れ
英語プレゼンには定番の構成があります。
- オープニング(挨拶・自己紹介・目的の提示)
- ボディ(本題・根拠やデータの提示)
- クロージング(まとめ・質疑応答の案内・感謝の言葉)
です。
プレゼン初心者でも、この流れに沿って準備すれば、自然でわかりやすい発表ができます。
それぞれの構成の詳細を見ていきましょう。
①オープニング(挨拶・自己紹介・目的の提示)
プレゼンの冒頭では、まず自分を知ってもらい、これから何を話すのかを簡潔に伝えます。
“Good morning. My name is ○○.” “Today, I’d like to talk about …” のようなシンプルなもので十分です。変に難しい言葉を使うよりも、自分が自信をもって使いこなせる表現で簡潔にプレゼンのテーマを聴衆に伝えましょう。
また聴衆の注意を引くために、簡単な統計データを最初に提示し結論を述べるのも効果があります。
②ボディ(本題・根拠やデータの提示)
本題部分では、論点ごとにセクションを分けて話すとわかりやすくなります。
- “First, let’s look at …”(まず、〜を見ていきましょう)
- “Secondly, I will explain …”(次に、〜について説明します)
など構成を示すフレーズを添え、聴衆が迷わずついてこられるように工夫しましょう。
視覚資料やグラフを英語で説明する練習も欠かせません。
③クロージング(まとめ・質疑応答の案内・感謝の言葉)
プレゼンの最後は、主張をもう一度簡潔にまとめたうえで、質疑応答に移ります。
- “In conclusion, …”(「結論として、〜です」/「まとめると、〜です」)
- “Thank you for your attention. I’m happy to take any questions.”
(ご清聴ありがとうございました。ご質問があればお受けします)
と締めると、自然な流れを作れます。感謝の一言を忘れないことも大切です。
各パートで意識したい話し方・スライドの工夫
どのパートでも「短く・簡潔に・視覚的に」が鉄則です。長い文章を暗記して詰まるより、キーワードだけをメモし、自然な会話調で伝える方が印象に残ります。
スライドは一枚に一つのメッセージを意識し、英語表現は平易な単語を選びましょう。
またスライドがわかりやすいと、多少発音が間違っていて聴衆が聞き取りづらいことがあったとしても、内容をスライドが補足してくれ内容が伝わりやすくなります。
内容をすべて詰め込むのではなく、簡潔に伝わりやすいスライドを作成しておくことが大切です。

英語プレゼンの始め方|使える定型フレーズ集
英語プレゼンでは、冒頭で何を言うかが印象を左右します。
事前に定型表現を覚えておくと安心です。シーン別に使える表現を紹介します。
最初の挨拶・自己紹介で使える英語表現
プレゼンの最初は、聴衆に安心感を与えることが大切です。丁寧な挨拶と簡単な自己紹介をすることで、場の空気を和らげることができます。
例:
- Good morning/afternoon. My name is ○○.
(おはようございます/こんにちは。○○と申します)- I’m from ○○ department at ○○ company.
(○○社の○○部に所属しています)- It’s a pleasure to be here today.
(本日はこの場に参加できて光栄です)
最初から完璧を目指す必要はありません。笑顔で落ち着いて話すことで、聴衆の印象がぐっと良くなります。
聴衆の注意を引くための一言
聴衆を一気に惹きつけるためには、冒頭に「意外性」や「問いかけ」を入れるのが効果的です。
少し工夫するだけで、プレゼン全体への関心が高まります。
例:
- Let me start with a quick question.
(まず簡単な質問から始めさせてください)- Did you know that ○○?
(○○をご存じですか?)- Here’s an interesting fact.
(ここで興味深い事実をご紹介します)
英語が得意でなくても、短く練習しておけば自然に言えます。声のトーンを少し上げて話すと、より効果的です。
本題に入るときに使える英語フレーズ
オープニングが終わったら、聴衆をスムーズに本題へ導く必要があります。構成を明確に示すことで、話が分かりやすくなり、聴衆も安心して聞けます。
例:
- Now, let’s move on to the main topic.
(では、本題に移りましょう)- First, I’ll explain …
(まず、〜について説明します)- Here’s the agenda for today.
(本日のアジェンダはこちらです)
プレゼン構成を事前に示すことで、聴衆は「どこまで進んでいるのか」を把握しやすくなります。
クロージングで使える感謝・質問案内フレーズ
プレゼンの締めくくりでは、主張をまとめたうえで感謝を伝え、質疑応答に入る流れを作ります。
英語では定型表現が多いため、暗記してしまうと安心です。
例:
- In conclusion, …
(結論として、〜です)- Thank you for your attention.
(ご清聴ありがとうございました)- I’d be happy to answer any questions.
(ご質問があればお答えいたします)
クロージングを丁寧に行うことで、聴衆に「話がきれいに終わった」という印象を与えられます。
緊張しても言いやすいシンプル英語表現
英語が苦手な人は、無理に難しい単語や凝った表現を使おうとする必要はありません。
例えば “commence(開始する)” や “demonstrate(実演する)” のような難しい単語を選ばなくても、以下のような短くシンプルな単語で十分伝わります。
- start(始める)
- show(見せる)
- talk(話す)
- say(言う)
- make(作る/行う)
短くはっきり発音できる単語は、緊張していても口にしやすく、相手にも聞き取りやすいため、プレゼンではむしろ効果的です。
「簡単すぎるのでは」と心配する必要はありません。伝わることが何より大切です。
伝わる英語プレゼンのために必要なスキルと心構え
英語プレゼンを成功させるには、スクリプト暗記よりも「伝える力」を磨くことが大切です。
特に、発音・間の取り方・話し方の工夫は大きな差を生みます。伝わる英語プレゼンのために必要なスキルと心構えを見ていきましょう。
発音・イントネーションを整える
どれだけ内容がよくても、発音が不明瞭だと伝わりません。文全体をゆっくり読む練習や、強弱(ストレス)を意識するだけでも聞き取りやすさは格段に上がります。
母語の音に引っ張られやすい母音やR/Lの発音を重点的に練習しましょう。
例えば LとR。
“light” と “right”、“rice” と “lice” のように LとRの区別は日本人にとって特に難しいポイントです。
舌を軽く前歯の裏につけるL音と、舌を口の奥で丸めて発音するR音を、鏡を見ながら練習すると感覚をつかみやすくなります。
また、「文章のどこにアクセントを置くか(ストレス)」を意識すると、英語らしいリズムになります。
例えば
I want to present this idea.(私はこのアイデアを発表したい)
この文章では“present” と “idea” を強めに言い、他は軽く流すようにすると伝わりやすいです。このように発音やイントネーションが整うと聞き手は意味を理解しやすくなり、自信をもって話せるようになります。
話すスピード・間の取り方を意識する
英語に不慣れだと、つい早口になってしまうことも。
しかし、速さよりも「間」を取って話す方が説得力は高まります。文の切れ目で一呼吸置く練習を繰り返すと、落ち着いて話せるようになります。
たとえば以下のように、句読点やスライド切り替えのタイミングで意識的に「間」を取るのが効果的です。
Today, I will talk about our new strategy.(一拍置く)First, let’s look at the current situation.
(今日は新しい戦略についてお話します。(間)まずは現状を見ていきましょう)
また、「ゆっくり話す=子どもっぽく聞こえるのでは」と心配する人もいますが、ビジネス英語では「ゆっくり・はっきり」が基本です。
速さよりも「正確さ」「伝わりやすさ」を優先する意識を持つと、安心感を与えられます。
聴衆を惹きつける話し方のコツ
視線を聴衆に向け、ジェスチャーを交えて話すと、自然で自信のある印象になります。英語が完璧でなくても、伝えようとする姿勢が聴衆の理解を助けます。
声のトーンを変えて抑揚をつけるのも効果的です。
例えば、重要な数字やキーワードを示すときは手で指し示す、要点を伝えるときは一歩前に出るなど、身体を使うことで視覚的な説得力が高まります。
また、次のようにトーンや強弱を変えるだけでも、聴衆の集中力が途切れにくくなります。
“This change is critical for our future.”
(この変化は私たちの将来にとって極めて重要です)
→「critical」をゆっくり強調して言う
さらにアイコンタクトを心がけると「一人ひとりに語りかけている」印象を与えられます。スライドばかり見て話すよりも信頼感がぐっと高まるため、プレゼン練習時にも聴衆一人ひとりに訴えるイメージを持ちながら行いましょう。
プレゼンの「質疑応答」を乗り越えるために必要な力
上記の内容を参考に英語のプレゼンを始め、ジェスチャーなどを用いながら聴衆に語り掛けることで、格段に説得力のあるプレゼンができるようになります。
一方で、ただプレゼンの練習をするだけでは対応が難しいのが「質疑応答」です。
プレゼンの質疑応答はなぜ難しいのか、またそれを乗り越えるために必要な能力について解説します。
相手の質問が聞き取れないと答えられない
質疑応答では、質問の内容を正確に理解することが最優先です。聞き取れないまま推測で答えてしまうと、誤解や信頼低下につながります。
自信がないときは、
例:
- “Could you say that again, please?”
(もう一度おっしゃっていただけますか)- “Just to confirm, are you asking about …?
(確認ですが、〜についてのご質問でしょうか)”
と聞き返すのが基本です。
なおプレゼン自体は、話すタイミングやスピードなどすべてを自分でコントロールできるため、十分に練習しておけば想定通りに進められます。
一方の質疑応答は、相手の発言に即座に反応する必要があるため、こちらに主導権がありません。どれだけ模範的な回答を事前に準備していても、そもそも相手の質問が聞き取れなければ使うことすらできないのです。
そのため、質疑応答に強くなるには「想定問答の暗記」以上に、「聞き取る力(リスニング力)」を鍛えることが欠かせません。
シャドーイングでリスニング力が向上する理由
シャドーイングは、音源の2語ほど後を影のように追いかけながら発話するトレーニングです。
以下のような効果があります。
【シャドーイングの効果】
英語を聞き取る力には、次の3つの要素が関わっています。
◆音声知覚:英語の音を単語やフレーズとして認識する力
例:「ラナウェイ」と聞こえる音が「run」と「away」に分かれていると気づくこと
◆意味理解:聞き取った単語やフレーズの意味を理解する力
例:「run away」が「逃げる」という意味だと分かること
◆知識データベース:語彙や文法、音のつながりなどの蓄積された知識
例:「run」と「away」がつながると「ラナウェイ」と聞こえる/「run away=逃げる」という単語・熟語知識
この中で日本人が特に苦手としやすいのが「音声知覚」です。
シャドーイングは、この音声知覚を集中的に鍛えるトレーニング。音を意味と結びつけながら繰り返し発話することで、聞こえた音を自動的に単語やフレーズとして認識できるようになります。
結果として脳の処理に余裕が生まれ意味理解に集中できるようになり、リスニング力がぐっと伸びていくのです。

シャドーイング特化型アプリシャドテンでプレゼン力を磨こう
英語のプレゼンは、プレゼンの始め方に使える英語フレーズなどをおさえ、事前にしっかり準備することで格段に取り組みやすくなります。
一方で、事前準備だけでは対応しづらい質疑応答をスムーズにこなすには、リスニング力向上が欠かせません。
シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」なら効率よくリスニング力を向上させることができます。
【シャドテンの特徴】
◆ プロによる毎日の添削
シャドテンでは、英語特有の音声変化を中心とした発音についてプロが毎日添削し、具体的なフィードバックをしてくれます。課題を録音して送るだけで改善ポイントが明確になり、独学では気づきにくい弱点を短期間で修正できます。
◆ 1000以上の教材で多様なアクセントに対応
4種類のアクセントに対応した1000以上の教材を収録。そのため、自分のレベルに合った教材で学習を進めることができ効率的にリスニング力を向上させることができます。
◆ シャドーイングを支える便利機能
AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えなどの機能を活用すれば、苦手なフレーズなどを集中的に練習できます。
シャドテンでトレーニングを続けることで、英語特有の音のつながりや強弱(リズム)に耳が慣れ、正しい発音パターンが自然と身につきます。
その結果、自分が英語を話すときもスムーズに口が動くようになり、リスニング力だけでなくスピーキング力の向上にもつながります。
自信をもってプレゼンに臨みたい方は、ぜひシャドテンを英語学習に取り入れましょう。
また、当社公式LINEの「友だち追加」をしてアンケートにお答えいただくと「リスニング力向上に役立つWeb book」が受け取れます。 リスニングに役立つ情報もLINEで配信していますので、ぜひこの機会にご登録ください。

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