英語でプレゼンテーションをしなくてはならないけれど、どう話せば良いかわからない…
そんな悩みをお持ちではありませんか?
プレゼンは日本語でも緊張するのに、英語だとなおさら緊張してしまうものですよね。
英語のプレゼンは頻出の英語フレーズとプレゼンのコツをしっかり抑えれば、観客を惹きつけるプレゼンをすることができます。
本記事では
- 英語プレゼンの頻出フレーズ
- 英語プレゼンのルールや構成
- 英語プレゼンの話し方のコツ
などをご紹介します。
この記事を読めば英語のプレゼンに自信がない…と悩んでいる人も、自信をもって英語プレゼンを行えるようになりますよ。
10分ほどで読めますので、ぜひご一読ください。
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英語プレゼンフレーズ(始め方)
プレゼン冒頭での話し方や内容は、プレゼン全体の印象を左右すると言っても過言ではありません。プレゼン冒頭で使える英語フレーズをしっかりとおさえ、自信を持ってプレゼンを始めましょう。
挨拶
まずは挨拶です。
「おはようございます」といった定型の表現からスタートし、観客へ参加してくれたことに対する感謝を伝えましょう。
◆Good morning/afternoon/evening, everyone. (ladies and gentlemen).
おはようございます/こんにちは/こんばんは、みなさん。
◆Thank you for joining me today.
今日はご参加いただき、ありがとうございます。
◆I’m very pleased to be presenting to you today.
本日、皆様に発表できることを大変嬉しく思います。
◆On behalf of (所属団体名), allow me to extend a warm welcome to you.
(所属団体名)を代表して、歓迎の意を表します。
自己紹介
挨拶が終わったあとは自己紹介になります。
基本的には以下の表現を使います。
◆First, let me briefly introduce myself. I am (名前) from (所属団体名).
まず簡単に自己紹介させてください。私は(所属団体名)の(名前)です。
◆I’d like to introduce myself; I’m (名前) from (所属団体名).
自己紹介させていただきます。私は(所属団体名)の(名前)です。
I am~の表現は、ポジションを明確にしたい場合などは以下のようなものもおすすめです。
◆My name is (名前)and I am the (立場・ポジション) of (所属団体)
私は(名前)で、(所属団体)の(立場・ポジション)です。
プレゼンの目的・概略
プレゼン冒頭でもっとも大切になるのが、「プレゼンの目的・概略」です。
プレゼンの目的・概略を適切に表現することで、内容が理解してもらいやすくなり観客の関心をひくことができます。
簡潔にまとめ分かりやすく表現していきましょう。
◆Today I am here to talk to you about…
今日は、…についてお話させていただきます。
◆The purpose(s) of this presentation is(are)…
このプレゼンテーションの目的は…です。
◆As you can see on the screen, our topic today is…
画面を見ての通り、今日のテーマは…です。
◆What I’d like to do in this presentation is…
今回のプレゼンでやりたいことは…です。
プレゼンの構成
プレゼンの目的・概要のあとは、聴き手にプレゼンテーションの構成を説明します。
構成の説明があることでプレゼンテーションの内容全体が俯瞰でき、観客が各パートのポイントをつかみやすくなりますよ。
◆My presentation is divided into [X] parts.
プレゼンは[X]つのパートに分かれています。
◆My talk will be in [X] parts.
私の講演は[X]部構成になっています。
◆(スライドを見せながら)This presentation is structured as follows.
本発表の構成は以下の通りです。
◆In my presentation I’ll focus on [X] major issues.
プレゼンテーションでは、[X]つの大きな課題に焦点を当てます。
プレゼンの構成を紹介したあとは、各パートのポイントを紹介します。
◆I’ll start with…
まずは…から始めます。
◆Then in the second part…
2つ目のパートは…
◆ Finally, I’ll go on to talk about…
最後に…を説明します。
プレゼンの所要時間
間延びした印象を与えないために、プレゼンの所要時間をあらかじめ観客に簡単に説明しておきましょう。
◆The presentation is scheduled to take approximately [X] minutes.
プレゼンテーションはおおよそ[X]分ほどかかります。
◆I expect the presentation to last around [X] minutes.
プレゼンテーションはおおよそ[X]分ほどかかると予想しています。
資料の確認
観客に資料を渡す予定がある場合は、あらかじめ資料がいきわたっているか確認しておきましょう。後ほど配布するのであればいつどのように配布するのか説明します。
◆You will find the handouts on your seats.
資料は皆さんの席に置いてあります。
◆I will be distributing the handouts at the end of the presentation.
プレゼンテーションの終了時に資料を配布します。
◆The presentation slides will be emailed to you after the session
プレゼンテーションのスライドはセッション後にメールでお送りします。
◆If you don’t have the handouts, please raise your hand.
もし手元に資料がない場合は挙手をしてください。
質問の受付タイミング
プレゼンテーション本題に入る前に、質問を受け付けるタイミングを明確に観客に示しましょう。
タイミングを明確にすることで観客も質問しやすくなりますし、プレゼンも混乱なくスムーズに進めることができます。
◆Please feel free to interrupt me if you have questions.
質問があれば、遠慮なく私の話を中断してください。
◆Please stop me if you have any questions.
質問があれば、そのとき聞いて下さい。
◆There will be a question and answer session at the end of the presentation.
プレゼンテーションの最後に質問の時間があります。
◆There will be time for questions after each part.
各パートごとに質問の時間があります。
英語プレゼンフレーズ(本題)
挨拶やプレゼンの構成説明などが終わったら本題に入ります。
以下にご紹介する表現を使うことで観客に内容が伝わりやすくなるほか、スムーズにプレゼンを進行しやすくなりますよ。
本題の1つに触れる場合
まずは本題の1つに触れる場合に使える表現です。
◆Now let’s move to…
それでは…に移りましょう。
◆Then I will talk about…
これから…についてお話します。
◆Now I’d like to focus on…
今、注目したいのは…
◆Turning our attention now to…
ではここで…に注目しましょう。
結論を述べる場合
結論を述べる前に、以下の表現を使いましょう。
「これから述べることは結論である」と明確にすることで、話のポイントが観客に伝わりやすくなります。
◆To sum up…
要約すると、…
◆I’d like to recap the main points.
主なポイントを振り返りたいと思います。
◆As I pointed out earlier,…
先ほども指摘したとおり、…
◆In conclusion, …
結論としては、…
◆In light of these findings,…
これらの結果を踏まえて、…
◆To summarize(summarise) what I said is…
私が言ったことを要約すると、…
内容を強調したい場合
内容を強調する表現です。
これらの表現を付けることで、ポイントを明確に伝えることができます。
◆It is important to note that …
注目すべき点は…です。
◆It should be emphasized that…
強調すべきは…です。
◆The most noteworthy aspect is…
最も注目すべき側面は…です。
◆One key point to highlight is…
強調するべき重要なポイントは…です。
簡単に言い換える場合
以下の表現は複雑な内容を簡潔かつ明快に言い換えるために使用できます。
適切にこれらの表現を活用することで、観客も内容が理解しやすくなりますよ。
◆In other words, …
言い換えれば、…
◆Put simply, …
簡単に言えば、…
◆To put it differently,…
違う言い方をすれば、…
◆To rephrase it, …
言い換えると、…
後で伝える場合
以下の表現は聴衆に対して、ある内容が後で伝えられることを示したいときに使用できます。
プレゼンテーションの流れを示す際に活用してください。
◆I will touch upon this topic later on.
このトピックについては後で触れます。
◆We will explain this further in the next section.
次のセクションでこれについて詳しく説明します。
◆I will provide further details later.
後で詳細を説明します。
◆I will delve into this aspect at a later point in the presentation.
この側面についてはプレゼンテーションの後半で詳しく取り上げます。
本題を要約する場合
本題の要約に使える表現です。
特に長いプレゼンの場合は本題のポイントが不明瞭になりがちなもの。適切に本題の要約を挟みながら説明することで、観客が話のポイントをつかみやすくなります。
◆In essence, …
本質的には、…
◆To summarize the main point, …
主要なポイントを要約すると、…
◆The crux of the matter is…
問題の核心は、…
◆To encapsulate the main idea, …
主要なアイデアを要約すると、…
途中で質問を受け付けたい場合
プレゼンの途中で質問を受け付ける場合には、以下のような表現が使えます。
◆I am happy to answer your questions now.
今する質問にお答えします。
◆If anyone has any questions, please feel free to ask now.
質問があれば、どうぞ自由にお尋ねください。
◆Now I’d be very interested to hear your comments
では、皆さんのコメントをお聞かせください。
◆If there are any points that require clarification, please let me know.
説明の必要な点があれば、教えてください。
議題の1つを終了させる場合
プレゼンの中にいくつか議題が含まれている場合、聞き手の混乱を防ぐため以下のような表現を使い議題の1つが終了したことを明確にしましょう。
◆That wraps up our discussion of this topic.
このトピックの議論は以上です。
◆This brings us to the end of our analysis on this matter.
これで、この件に関する分析は終了です。
◆We have reached the end of our discussion on this topic.
このトピックの議論は終了しました。
◆We have covered all the key points regarding this matter.
この件に関する重要なポイントをすべてカバーしました。
次の議題に移りたい場合
次の議題に移る際に使える表現です。
適切な表現を使用して、自然な流れになるようにしましょう。
◆Now let’s turn our attention to the next topic.
では、次のトピックに注目しましょう。
◆Moving on to our next agenda item.
次の議題に進みます。
◆Let’s now shift our focus to the next item.
今から次の項目に焦点を移します。
◆Having concluded our discussion on this matter, let’s now delve into the next topic.
この件についての議論を終えたので、次のトピックに進みましょう。
英語プレゼンフレーズ(スライド)
ここからは英語プレゼンのスライドを紹介する際によく使われる単語や表現をご紹介します。
スライドでよく使う単語表現
まずはスライドでよく使う単語表現です。
- slide(スライド)
- handouts(配布資料)
- brochure(パンフレット)
- table(表)
- graph(グラフ)
- chart(チャート)
- pie chart(円グラフ)
- flow chart(フローチャート)
- bar chart(棒グラフ)
- diagram(図)
- picture / image(画像)
スライドを紹介する場合
以下の表現はスライドを紹介し、視覚的なコンテンツに対して聞き手の関心をひくために使用されます。
プレゼンテーションの流れをスムーズにするために、適切なタイミングでこれらのフレーズを活用してください。
◆Let’s begin by looking at the first slide.
最初のスライドを見てみましょう。
◆The first slide provides an overview of the topic.
最初のスライドはトピックの概要を示しています。
◆Now let’s turn our attention to the slide titled …
次に…というタイトルのスライドに注目しましょう。
◆This slide highlights the main objectives of our project.
このスライドはプロジェクトの主な目標を強調しています。
◆Let’s move on to the next slide, which provides more detailed information.
次のスライドに進みましょう。そこではより詳細な情報が提供されています。
グラフや図を紹介する場合
グラフや図を紹介する場合は、以下のような表現を使います。
◆Let me use a graphic to explain this.
図を使って説明します。
◆This diagram illustrates the relationship between X and Y.
この図はXとYの関係を示しています。
◆Here we have a visual representation of the data in graphical form.
ここに、データをグラフ形式で視覚化したものがあります。
◆I have included a graph to provide a visual depiction of the trends.
傾向を視覚的に示すためにグラフを含めました。
また図やグラフのデータソースを説明する場合には、以下のような表現が便利です。
◆The figure on the slide represents the statistical data we gathered.
スライド上の図は、私たちが収集した統計データを表しています。
◆Based on our findings,…
今回の調査結果に基づき、…
◆According to our study,…
我々の調査によると、…
チャートの動向を説明する場合
以下の表現を使って、チャートの動向を効果的に説明しましょう。
チャートの内容に基づいて表現を適切に選択して使用してください。
◆The chart shows a significant increase in…
このチャートは…の大幅な増加を示しています。
◆The chart shows a period of stability in…
チャートは…の安定期間を示しています。
◆The chart indicates a noticeable decrease in…
チャートは…の著しい減少を示しています。
◆We can observe a steady rise in…
…の安定した上昇が見られます。
英語プレゼンフレーズ(結論・締め方)
プレゼン最後の結論・締めに使える表現をご紹介します。
基本的にはプレゼン導入部で話したことを再度確認することになりますが、間延びした印象にならないよう表現を変えて話しましょう。
結論を述べたい場合
以下の表現は、プレゼンテーションの最後に結論を述べる際に役立ちます。
結論を簡潔にまとめ、プレゼンテーションのポイントを強調するために、適切な表現を選んで使用してください。
◆Hence, it can be concluded that…
したがって、…と結論付けられます。
◆In conclusion, let me sum up my main points.
最後に、要点をまとめておきましょう。
◆Weighing the pros and cons, I camecome to the conclusion that…
長所と短所を天秤にかけた結果、結論は…。
◆Therefore, it is evident that…
したがって、明らかなことは…です。
◆Taking all these factors into consideration, we can assert that…
これらの要素を考慮に入れると、…と断言できます。
◆In light of the data provided, it is clear that…
提供されたデータを考慮すると、明らかなことは…です。
プレゼンを終了する場合
プレゼンを終了する表現です。
感謝を表したり質問を受け付けたりする前にしっかりと終了の言葉を述べ一区切りつけることで、プレゼン全体がメリハリある印象になりますよ。
◆That brings us to the end of my presentation.
これで私のプレゼンテーションは終了です。
◆I would like to conclude my presentation here.
ここでプレゼンテーションを結びたいと思います。
◆I’ve covered the points that I needed to present today.
本日プレゼンすべきポイントを網羅しました。
◆That’s all for the presentation.
プレゼンは以上です。
感謝の気持ちを述べる場合
感謝の気持ちを述べる表現です。
プレゼンの最後に感謝の気持ちを入れることで、プレゼン全体の印象が良くなります。
◆Thank you all for your time and attention.
皆さん、お時間とご注目いただきありがとうございます。
◆I would like to express my gratitude to everyone here.
ここにいらっしゃる皆さんに感謝の意を表したいと思います。
◆I am grateful for the opportunity to present to you today.
今日、皆さんの前でプレゼンする機会に感謝しています。
◆Once again, thank you all for your presence and support.
改めて、皆さんのご参加とサポートに感謝いたします。
質疑応答を受け付ける場合
プレゼンテーション最後に質疑応答を受け付ける場合には、以下のような表現が使えます。
質問への積極的な対応姿勢を示し、参加者が質問しやすい状況を作り出しましょう。
◆If you have any questions, please feel free to ask.
質問がありましたら、どうぞお気軽にお尋ねください。
◆I welcome any questions or comments you may have.
質問やコメントがあれば、どんなものでも歓迎します。
◆Please don’t hesitate to ask if there’s anything you would like to clarify.
何か明確にしたい点があれば、遠慮なく質問してください。
◆I’m ready to engage in a discussion or respond to any queries.
討論や質問に対して応答する準備ができています。
英語プレゼンフレーズ(質疑応答)
プレゼンの質疑応答で使えるフレーズをご紹介します。
臨機応変な対応が求められる質疑応答は、プレゼンでもっとも難しいパートです。
使えるフレーズを頭に入れておくなど、しっかり事前準備をしておきましょう。
質問者を指名する場合
まずは以下の表現を使い、質問者を募ります。
◆Please raise your hand if you have a question or comment.
質問やコメントがある場合は手を挙げてください。
質問があった場合、以下のような表現を使い質問者を指名します。
その際気を付けたいのが、指名する人を肌の色や髪の毛の特徴で示さないこと。差別的発言として受け取られてしまう可能性もあるため、質問者が座っている場所や洋服の特徴などで質問者を指すのが無難です。
◆The gentleman with the glasses
メガネをかけている男性
◆The lady wearing the red blouse
赤いブラウスを着ている女性
◆ The gentleman at the back left corner
左後ろの角にいる男性
◆The lady standing near the projector
プロジェクターの近くに立っている女性
◆ The gentleman sitting on my right
私から見て右に座っている男性
◆The lady in the middle section
中央の席にいる女性
質問に対してお礼を述べる場合
質問に答える前に、質問者へ興味をもってくれたことに対する感謝を述べましょう。
質問に対してお礼を述べる表現には以下のようなものがあります。
◆Thank you for your question.
ご質問ありがとうございます。
◆Thank you for bringing up that important point in your question.
質問でその重要な点を取り上げていただき、ありがとうございます。
◆I want to thank you for your question, which adds valuable insights to the discussion.
貴重な洞察を加えていただく質問に感謝します。
◆Thank you for raising that issue in your question.
質問でその問題を提起していただき、ありがとうございます。
質問が聞こえなかった・理解できなかった場合
英語でのプレゼンテーションでもっとも難しいパートといっても過言ではない質疑応答。
質問が理解できない、聞こえないといったことも起こり得ます。
以下のような表現を使い質問が聞き取れなかったことを丁寧に伝え、再度質問してもらいましょう。
◆I apologize, but I didn’t quite hear what you said. Could you kindly repeat your question?
申し訳ありませんが、おっしゃっていることが聞き取れませんでした。もう一度質問をお願いできますか?
◆Sorry, would you mind repeating your question. I think I missed a detail there.
申し訳ありませんが、質問をもう一度お願いします。私は(質問の)詳細を掴めなかったようです。
◆I’m sorry, but I didn’t understand. Could you repeat a little louder, please?
すみません、理解できませんでした。もう少し大きな声で繰り返してもらえますか?
◆I’m sorry,but I couldn’t make out your question clearly. Could you please rephrase it or speak a bit slower?
申し訳ありませんが、質問がはっきりと理解できませんでした。もう一度言い換えていただくか、少しゆっくり話していただけますか?
質問を確認する場合
質問は聞き取れたけれども内容の理解に不安がある…そんなときは質問に答える前に、質問の内容を確認しましょう。
質問を確認する場合に使える表現には以下のようなものがあります。
◆Just so I understand, your question is….Am I correct?
つまり、あなたの質問は…ということでよろしいでしょうか?
◆If I understood correctly, you want to know…Is that right?
私の理解が正しければ、あなたが知りたいのは…ということでしょうか?
◆I didn’t quite get it, but I think you were asking about…?
質問がよく理解できなかったのですが、あなたは…について質問していますか。
質問に回答できない場合
質問の回答がわからない…その場では回答できない…
そんな場合は「回答できない」旨を丁寧に伝えてください。その場では回答できないけれども後日回答できる場合は、いつ回答できるかまで伝えられるとなお良いでしょう。
◆I apologize, but I’ll need to look into that further before I can provide an accurate response.
申し訳ありませんが、正確な回答をする前にもう少し詳しく調査する必要があります。
◆I apologize, but I’m unable to address that question at this time. However, I’ll be happy to discuss it further with you later.
申し訳ありませんが、今の段階ではその質問にはお答えできません。ただし、後日さらに詳しくお話しすることはできます。
◆I appreciate your question, and I’ll make sure to follow up with you after the presentation to provide a more thorough answer.
ご質問に感謝しています。プレゼンテーション終了後に、より詳しい回答をお伝えするようにします。
◆I’m not certain about the answer to your question at this moment.
今のところ、質問の回答については確信が持てません。
質問を終了する場合
質問を終了する際、質問者に対し返答に納得できたか、あるいは理解できたか確認しておきましょう。
以下のような表現が使用できます。
◆Does that answer your question?
それで質問にお答えできましたか?
◆Are you satisfied with the explanation?
説明に満足していただけましたか?
◆Is there anything else you’d like me to clarify?
他にも説明が必要な点はありますか?
◆Do you have any follow-up questions?
追加の質問はありますか?
英語プレゼンのルールと構成
ここまで英語プレゼンで使えるフレーズを見てきましたが、ここで改めて英語プレゼンのルールと聞き手に伝わりやすい構成を見ていきましょう。
起承転結にはしない
小説やドラマは「起承転結」が基本です。
しかしプレゼンの場合は以下の3幕構成にし、「伝えたいポイント」を明確にしましょう。
- 導入
- ボディ(本題)
- 結論
導入は結論とほぼ同じです。
導入でプレゼンの結論にふれボディでなぜその結論になるのか説明、結論では再度結論を強調するイメージになります。
ボディ内にいくつか項目がある場合は、項目ごとに要約もしくは結論を入れていきましょう。項目ごとに結論・要約を入れることでポイントがはっきりとし、聞き手も理解しやすくなります。
スライドには文字を入れすぎない
プレゼンのスライドには文字を入れ過ぎないようにしてください。
スライドはあくまでポイントを強調するもので、読み上げのための原稿ではありません。
説明は口頭で行うのが基本です。
スライドの作り方も工夫しましょう。
大原則は「観客が読みやすいこと」です。
ワンスライド=ワンメッセージを基本に、箇条書きなら6つまで、階層は2つまでに抑えることを意識しスライドを作ると、視覚的にすっきりと見やすくなりますよ。また一番伝えたいことや結論を上に置くと、観客の印象に残りやすくなります。
英語プレゼンを成功させるコツ
最後に英語プレゼンを成功させるコツを見ていきましょう。
ポイントをおさえてプレゼンを行うことで、観客をひきつけるプレゼンを行うことができますよ。
はっきり大きな声で話す
英語能力の自信のなさから、英語プレゼンはつい声が小さくなりがちなもの。
流暢な英語ではなくても大丈夫です。
はっきりと大きな声で話すようにしましょう。
小さな声では聞こえづらく伝わるものも伝わりませんし、自信がなさそうに見え聞き手からの印象も悪くなりがちだからです。
また緊張すると早口になりがちなため、ゆっくりと話すことも意識してください。
アイコンタクトやジェスチャーを必ず加える
アイコンタクトやジェスチャーを上手に加えることで、英語プレゼンの説得力を増すことができます。
まずアイコンタクトですが、観客一人一人に語りかけるイメージで行っていきましょう。
その際意識したいのが、一文に対し一人にアイコンタクトを行うこと。一文が終わる前に目をそらすと落ち着きがないイメージになってしまうからです。
またジェスチャーにもコツがあります。以下4つのポイントを意識することで、自然に大きなジェスチャーになり、自信のあるイメージを与えることができます。
- 数字
- 3つ、5倍といった数字を使った表現のときに、指でその数字を作ります。
- キーワード
- プレゼンのキーワードとなる言葉を話すとき、腕や手の動きでアクセントを作ります。
- 傾向
- 数の増減などを説明するときに、手や腕の動きを連動させます。例えば顧客数が増えたことを説明するときは、手や腕を右上のほうに動かします。
- 場所
- スライドのグラフを紹介するときなど、腕をしっかりと伸ばし説明している箇所を示しましょう。
アイコンタクトやジェスチャーの参考としてTEDがおすすめです。
世界中の一流プレゼンターのプレゼンテーションを見ることができ、説得力のあるプレゼンの仕方を学ぶことができます。
シンプルで短い単語を使用する
英語プレゼンで難しい単語をむりやり使う必要はありません。
自信を持って使えるレベルの単語を用いてプレゼンを行いましょう。
プレゼンの目的は「説明と説得」であり、シンプルで観客に伝わりやすい言葉や表現であることが大切だからです。
結論を先に述べる、一文を短くするなど「伝わりやすさ」を意識していきましょう。
事前準備を必ずする
自信をもって英語プレゼンを行うためにも、しっかりと事前準備を行いましょう。
実際にプレゼンを行いビデオに撮り自分でチェックしたり、あるいは英語が分かる人の前でプレゼンを行ったりして、英語の抑揚や話すスピードなどが適切かチェックしてください。
また質疑応答に備え、想定問答も準備しておくことも大切です。
質問を想定しあらかじめ英語での回答を準備しておくことで、質疑応答のプレッシャーを減らすことができます。
英語プレゼンをより実施しやすくするには?
その場で考え英語で対応することが求められる質疑応答は英語プレゼンでもっとも難しいパートの1つですが、リスニング力を上げることで各段に対応しやすくなります。
質問を想定し英語での回答を準備することはもちろん大切ですが、そもそも質問が理解できないと回答することが難しいからです。
リスニング力を上げるのに効果的なのがシャドーイングです。
シャドーイングは日本人が苦手とする音声知覚(=英語の音を聞きそれを意味のある語句として理解する力)を効率的に鍛えてくれます。
シャドーイングについて詳しく知りたい方はこちらの記事をぜひ参考にしてください。
シャドーイングをする場合には、シャドーイングに特化したアプリを使用することで、効率的に効果を実感できるようになります。そこでご紹介するのが「シャドテン」。
シャドテンは主に以下のような特徴があります。
- 英語学習のプロから毎日フィードバックが受けられ、正しくシャドーイングできる
- 1000を超える様々な分野の教材がある
- 4か国の音源に対応しており幅広い英語アクセントに触れられる
- スマホ1つでシャドーイングトレーニングから課題提出まですべて完結
- 24時間いつでも自分の好きな時間・場所でシャドーイング
シャドーイングするならシャドテン
シャドーイングするなら
シャドテン
- 英語学習のプロフェッショナルがあなたのコーチに
- ビジネスに役立つ教材が1000以上・音源は4カ国対応
- スマホ一つで完結!毎日30分、いつでもどこでも
今回ご紹介した英語プレゼンで使えるフレーズやコツなどを参考に、シャドテンなども上手に取り入れながら英語プレゼンを乗り切ってください。
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