- 英語で話そうとすると、頭が真っ白になる
- 言いたいことはあるのに、口から出てこない
そんな経験、ありませんか?英語を話すときに緊張してしまうのは、あなただけではありません。
むしろ、多くの日本人が同じような不安を抱えています。
この記事では
- 英語を話すときに緊張してしまう原因
- ビジネスシーン別の対処法
- 緊張を和らげるための具体的な準備方法
などを詳しく解説します。
「緊張せずに英語を話せるようになりたい」「英語でもっと自信を持ちたい」そんな方は、ぜひ最後までご一読ください。
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なぜ英語を話すときに緊張してしまうのか?
英語で緊張してしまう背景には、文化的な要因や学習環境の違いがあります。
まずはその根本原因を理解することが、対策の第一歩です。
日本人特有の「間違えたくない」マインド
日本の英語教育では、「試験で正解を出す」ことが重視されてきました。そのため多くの日本人は「間違えてはいけない」という思いが強く、英語を話す際に過度に慎重になりがちです。
一方、英語圏では英語は単なるコミュニケーションの手段の1つです。多少の文法ミスがあっても、相手に伝えることが重要視されます。
またオーストラリアやアメリカといった移民の多い国では、非ネイティブの英語に慣れている人が多く、多少であれば間違いを気にしない人も多いです。
この認識の違いが「完璧に話さなきゃ」というプレッシャーを生み、緊張につながってしまうのです。
英語を聞き取れない不安が焦りにつながる
緊張の原因は「話すこと」だけではありません。
「聞き取れないかもしれない」という不安も、英語を話す際の大きなストレス要因になります。相手の言っていることがわからないと、何を返せばいいのか焦ってしまい、頭の中が混乱してしまいます。
これが沈黙や言い淀みにつながり、さらに緊張を強める悪循環を生み出します。
プレッシャーがかかるシーンでの「沈黙恐怖」
英語面接やプレゼン、外国人との商談など、ビジネスの場面では「失敗できない」「恥をかきたくない」といった強いプレッシャーがかかります。
その結果、「沈黙=失敗」と感じてしまい、言葉が出てこないことに対して過剰に恐れてしまうのです。
特に相手がネイティブだったり、周囲に他の日本人がいる場合、自分の英語がどう聞こえているかが気になりすぎて、さらに緊張を助長してしまうケースも多いです。
このような過剰な意識が、自然な会話の流れを妨げてしまう原因になります。
英語で緊張しないために必要な3つの準備
英語で緊張しないためには、事前の準備が非常に重要です。
以下の3つのステップを押さえることで、英語への不安を大幅に軽減できます。
①定型フレーズをストックしておく
英語で話すときに「何を言えばいいかわからない」と焦ってしまう方は、まずはよく使う“定型表現”を覚えておくことから始めましょう。シーンごとの使える定型フレーズをストックしておくだけで、スピーキングへの心理的ハードルが一気に下がります。
例えばレストランで注文するなら “Could you please get me ~?”(~をお願いします。)、電話をかけるなら “May I speak to 〇〇?”(〇〇さんとお話しできますか?)、初対面のあいさつでは “Nice to meet you”(はじめまして) のように、場面ごとに使える英語はある程度パターン化されています。
毎回ゼロから英文を考えようとすると脳に負担がかかりますが、あらかじめ決まった言い回しを覚えておけば、「次はこれを言えばいい」という安心感が生まれ、会話の流れに乗りやすくなります。
英語を話すことに慣れていないうちは、こうしたフレーズを「引き出し」として持っておくことが、緊張を和らげる大きな助けになります。
②英語の語順に慣れておく(返り読みを防ぐ)
英語を日本語に訳してから理解しようとすると、どうしてもタイムラグが発生します。この「返り読み」のクセがリスニング時の理解スピードを妨げ、焦りの原因になります。
英語の語順に慣れておくと、頭の中で訳さずにそのまま意味をとらえることができるようになるもの。その結果、会話のテンポに置いていかれにくくなり、相手の発言にも自然に反応できるようになります。
また語順に沿って理解できるようになると、長い文でも途中で混乱せず最後まで意味を見失わずに聞き取れるようになるのも大きな利点です。
スラッシュリーディング(英文を意味のかたまり(チャンク)ごとにスラッシュ( / )で区切って読み進める方法)など、前から順番に英語の意味を捉える訓練を英語学習に取り入れましょう。

③リスニング力を鍛えて「聞こえる安心感」を得る
「話す」力も大切ですが、「聞く」力がないと会話自体が成立しません。特に緊張するシーンでは、リスニング力があるだけで心の安定感がまるで違ってきます。
まずは相手の英語をしっかり「聞き取れる」ようになることが、緊張を和らげる一番の近道なのです。
たとえ自分がうまく返答できなくても、相手の言っていることが理解できれば、Yes / No でリアクションしたり、うなずきやジェスチャーで意思を伝えたりすることができます。
最悪その場で返答できなくても、“Let me get back to you on that.”(その件は後ほど回答します)のようにやり過ごすことも可能です。
「聞こえる」ことが、あなたの会話の選択肢と余裕を大きく広げてくれます。

緊張しやすいビジネスシーン別の対策
ビジネスの現場では、英語を使うさまざまな場面があります。
ここでは代表的な4シーンに分けて、緊張を和らげるための実践的なアドバイスを紹介します。
英語面接で緊張しないためにできること
英語面接では、定番の質問パターンを事前に押さえておくことがポイントです。例えば就活での面接では、以下の質問は定番です。
“Tell me about yourself.”「あなた自身について教えてください」
(面接でよく使われる自己紹介を促す質問)“What are your strengths?”「あなたの強みは何ですか?」
(自分の長所や得意なことを説明する場面で使われる)
これらの質問には事前に答えを用意し、口になじむまで練習しておくと安心です。
模擬面接や録音練習を行うことで、スムーズな回答ができるようになります。

プレゼン・スピーチであがらないコツ
プレゼンで緊張しないためには、「暗記する」のではなく「流れを理解して話す」ことが大切です。
スクリプトの構成(導入→本題→結論)を頭に入れておき、それに沿って自分の言葉で話すようにすれば、万が一言葉が詰まっても立て直せます。
また、冒頭のアイスブレイクとして、以下のような一言を入れるのもおすすめです。
“I’m a bit nervous, but I’ll do my best.” (緊張していますが、ベストをつくします。)
緊張していることを無理に隠すよりも、「それでも努力する」姿勢を見せることで、聴衆もリスペクトをもって聞いてくれるようになることも多いです。
外国人との雑談・スモールトークで緊張を減らす方法
雑談では、内容よりも「笑顔」や「相槌」が大切です。完璧な英語を話そうとする必要はありません。無理に話題をひねり出すよりも、天気や趣味、出身地などの話しやすいトピックを使うことで、自然と会話が弾みやすくなります。
“Is this your first time in Japan?”(日本は初めてですか?)
“How do you like the food here?”(こちらの食事はどうですか?)
こういった定番の質問は相手にとっても答えやすく、リラックスした雰囲気をつくるのに役立ちます。事前にスモールトークの型をいくつか準備しておくだけで、会話へのハードルがぐっと下がります。
一方で、宗教や政治、人種などセンシティブな話題は避けるのが無難です。文化的・価値観的な違いが大きいため、意図せず相手を不快にさせてしまう可能性があります。
ビジネスの場であっても雑談の基本は「安全で誰もが答えやすい話題」。そのルールさえ押さえておけば、英語での雑談もぐっと気楽になります。
電話や接客など聞き返しにくい場面への備え方
聞き返しにくい場面こそ、リスニング力とフレーズの引き出しが必要です。特に電話対応や接客では相手の表情やジェスチャーが見えない分、音声だけで情報を正確に受け取る力が求められます。
まずは、以下のような聞き返し表現を覚えておきましょう。
“Sorry, could you speak a little slower?”(すみません、もう少しゆっくり話していただけますか?)
“Did you say 50 or 15?”(50と言いましたか?それとも15ですか?)
こうしたフレーズを使えば、丁寧に確認しながら会話を進めることができます。
とっさに使える聞き返し表現があるだけで、「聞き取れなかったらどうしよう」という不安を軽減できますし、結果的に緊張も抑えられるもの。
また相手も外国語でのやり取りに慣れていることが多いため、遠慮せず聞き返す姿勢はむしろ好印象につながることもあります。
緊張して言葉が出ないときに使える「つなぎフレーズ」集
いざというとき、頭が真っ白になってしまうこともあります。そんなときに役立つ「つなぎフレーズ」を場面別にご紹介します。
時間を稼ぐためのフレーズ
“Let me see…”(ええと…)
“That’s an interesting point.”(興味深いポイントですね)
“Well, I haven’t thought about that before.”(うーん、それは考えたことがなかったです)
こういったフレーズを挟むことで一呼吸置けるため、頭を整理する時間を稼ぎながら会話を自然につなげることができます。
聞き返す・確認するためのフレーズ
“Could you repeat that, please?”(もう一度言っていただけますか?)
“I’m not sure I understand. Could you explain that again?”(よく理解できませんでした。もう一度説明していただけますか?)
“Did you mean that the deadline is next week?”(締切が来週という意味ですか?)
丁寧な聞き返しは、相手への敬意を示しながら、ミスコミュニケーションを防ぐためにも非常に効果的です。
一時的に切り抜ける曖昧フレーズ
“It depends.”(場合によります)
“That’s a good question. There are many ways to see it.”(いい質問ですね。いろいろな見方があります)
“There are pros and cons to both options.”(どちらにもメリットとデメリットがあります)
こういった曖昧な表現を使うことでその場をスマートに切り抜けつつ、「考えている人」という印象を相手に与えることができます。
特に即答が難しい話題や、立場を明確にしにくい場面で重宝します。
緊張対策には「リスニング力」がカギ
上記のポイントや逃げのフレーズをおさえることで、英語を話す際の緊張はだいぶ和らげられるでしょう。一方で「リスニング力」なしでは、上記対策も功を奏さないことが多いです。
英語を話すときの緊張を減らすにはリスニング力の強化が不可欠な理由を解説します。
相手の話が聞き取れるだけで緊張は激減する
内容が理解できれば、「次に何を言えばいいか」が自然と見えてきます。
逆に、聞き取れないまま返答を考えるのは大きなストレスです。まずは「聞こえる安心感」を得ることが、緊張対策の土台になります。
英語が聞こえると、自然と反応もできるようになる
リスニング力が上がると、会話のテンポに乗りやすくなります。相手の発言の意図や感情も読み取りやすくなり、リアクションの引き出しも自然に増えていくはずです。
結果としてスムーズにやりとりできるようになり、自信がつきます。
聞き取れる人ほど「自信を持って話せる」
リスニング力がある人は、相手の言葉を正確に理解できるため、自信を持って発言できます。「聞き返されたらどうしよう」という不安も減り、堂々と話せるようになるのです。
リスニング力こそ「緊張せずに英語を話す」ための土台と言っても過言ではありません。
まとめ|シャドテンで英語で緊張しない自分をつくるために
前述の通り、緊張しないで英語を話すためにもっとも大切なのは「リスニング力」です。
シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を効果的に向上させましょう。
シャドーイングの効果
① 音を聞いた瞬間に意味がわかるようになる(音声知覚の自動化)
質問に含まれるキーワードや用語を瞬時に認識できるようになり、英語面接での応答スピードが格段に向上します。
② 理解に余裕が生まれ、リスニングが楽になる
音声をスムーズに処理できるようになることで、意味理解に余裕ができ、Web会議や面接での速い英語にも冷静に対応できるようになります。
③ 単語やフレーズが実践で使える知識として定着する
「accrued expenses」「impairment loss」などの専門用語も文脈とともに身につくため、実務や面接でも自然に使えるようになります。
④ 英語を語順通りに処理できるようになる
英語を前から順に理解する力がつき、返り読みのクセがなくなって、相手の話をよりスムーズに把握できるようになります。
⑤ 発音やリズムが整い、伝わる英語になる
正しい発音と自然なリズムが身につくことで、相手にとって聞き取りやすく、面接官への印象も良くなります。
リスニングをはじめ、英会話で必要な様々なスキルを効果的に鍛えることができ、英語で緊張しないためのベースを作るには最適なトレーニングと言えるでしょう。
シャドーイングのやり方や注意点についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひあわせてお読みください。

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シャドーイングの効果を最大化させるのが、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」です。
以下のような効果があり、最短で緊張せずに英語を話せるようになります。
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