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社会人が行うべき留学前の勉強法!リスニング力強化で留学を成功させる

社会人として留学を決意したものの、

  • 講義の英語が聞き取れるか不安
  • 仕事と両立しながら勉強時間を確保できない

――そんな悩みを抱えていませんか?

限られた時間で成果を出すには、やみくもに問題集を解くのではなく、リスニング力を軸に4技能をバランスよく向上させる勉強法を選ぶことがカギになります。

この記事では

  • 海外大学・大学院が求める TOEFL/IELTS スコアの実情と目安
  • GPA を左右する「聞く→即アウトプット」能力の重要性
  • 忙しい社会人でも実践できる リスニング強化メソッド3選

などを解説します。

留学をキャリアの飛躍につなげたい方や、社会人の留学に必要な英語力を知りたい方はぜひ最後までお読みください。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

社会人留学を成功させる人・後悔する人の違い

「たくさんの学びがあり、貴重な人脈も築け、社会人留学をして良かった!」「帰国後もたいしたキャリアアップにつながらず、留学ローンだけが残ってしまった…。」

留学の体験談を見ると、社会人留学を成功させたという体験も、逆に後悔したという意見も、どちらもあることがわかります。

結論から言うと、社会人留学を成功させる人と後悔する人の違いは、日本での事前準備です。まずは社会人留学の成功を左右する、日本での事前準備が与える影響について解説します。

事前準備(英語力)が成功のカギ

留学前にいかに英語力を高めておくかが留学を成功に導くカギであることは、以下の2つデータからも明らかです。

  • 技能バランスが悪いと GPAが大幅に低下
    Purdue大学で中国人留学生を追跡した研究では、リスニング・リーディングだけ高くスピーキング・ライティングが低い“不均衡”型(n = 187)の平均GPAは2.66です。4技能が概ねそろった群の3.25と比べ 0.59ポイント差がついています。つまり仮にTOEFLやIELTSのスコアが良かったとしても、技能のバランスが悪いと成績全体が沈むという結果が見えてくるのです。
  • “英語力と成績”の関係
    大学入学における英語能力評価の予測的妥当性に関するメタ分析でも、英語試験スコアとGPAの平均相関は r = 0.23 と非常に高いわけではないものの、ある程度の関係性を表す数値がでました。ここから「英語力が低いまま留学すると、比較的高い確率で成績が平均より下がる可能性が一定ある」ことが読み取れます。つまり英語力が不足したまま留学すると「講義をこなせず → GPAが下がる → 奨学金やインターンの門が閉ざされる」という負の連鎖に陥りやすくなることは、上記の調査からも明らかです。

渡航前の英語力強化は、社会人留学成功のための最も費用対効果の高い投資と言えるでしょう。

リスニング力が留学時のチャンスを左右する理由

オーストラリアGriffith大学の追跡研究(n = 51)では、入学時 IELTS Listeningと1学期目 GPA の決定係数 r² = .416 が報告されています。これは入学前の IELTS リスニング力が高い学生ほど、初学期の成績(GPA)が明らかに良いことを意味しています。また、リスニングは4技能の中でも成績との結びつきが最も強いと報告されています。

数字はあくまで傾向を示すものであり必ずしも絶対ではありませんが、奨学金やインターンの足切りがGPA3.0→3.2など僅差で決まる大学もあるため、講義を「聞き逃さない力」を渡航前に磨いておくことが、チャンスの数を決めるといっても過言ではないでしょう。

また講義中に内容が聞き取れない=講義時間外で講義の内容そのものを理解するために時間を割く必要があるということです。

これは言い換えれば、講義の内容をもとに発展的な学習をする時間が失われることを意味しており、リスニング力の差が学習の質の差に直結しているとも言えるのです。

試験スコア偏重の落とし穴:実践力とのギャップ

Ginther & Yan (2017) はPurdue大学の中国人留学生1,990名を分析し、「リスニング+リーディングは高得点だがスピーキング+ライティングが著しく低い “受信偏重プロフィール”」をもつ2011 年度入学生740名に注目しました。

クラスタ分析の結果、この不均衡群はTOEFL総合は合格水準でもGPAが他クラスタより平均0.19ポイント低下し、リスニング・リーディングとGPAの相関も−0.10前後のマイナスに転じていました。これは「試験勉強で点は取れるが発話・協働スキルが弱いと、成績がかえって落ち込む可能性」を示しています。

ETSも「Test scores are indicators; they do not guarantee academic success」と公式に述べ、スコア依存のリスクを警告しています。

実地講義では専門用語を多く含むディスカッションが求められ、試験スコアだけでは補えない“瞬時要約・即応力”が不可欠です。

TOEIC L&R 800超でもケース討論で沈黙する例が多いのはこのギャップが原因であり、スコアアップと並行して「聞く→即話す」訓練を組み込まなければ留学効果は減少してしまうと言えるでしょう。

社会人留学に必要な英語力の目安

社会人留学が成功するかどうかは、前述の通り事前準備=英語力向上にかかっています。とは言え、実際にどの程度が「社会人留学に必要な英語力」かはわかりづらいもの。

ここからは大学入学に必要な英語試験のスコアと、実際に身に着けておきたい英語力についてご説明します。

社会人留学に必要なTOEFL iBT/IELTSスコア

U.S. の大学データをまとめたサイトによると、米国大学が掲げるTOEFL iBTの最低ラインの平均は78点で、難関校では100点超を求めるケースもあると報告されています。

例えばPurdue大学工学系大学院は、総合90点・各セクション下限14〜19点を明示し、 Listening14点に満たない場合「条件付き合格も不可」としています 。オーストラリアのメルボルン大学大学院はIELTS6.5≒TOEFL79+(Writing21/Speaking18 など) を基準に据え、専門職課程は 7.0 以上へ引き上げています 。

さらに MIT・ハーバードなど最上位校は80〜110点の範囲でプログラム別に設定し、奨学金審査では100点台が暗黙の足切りになる例もあると言われます。

目安として「TOEFL80/IELTS 6.5で入学ライン」「90〜100/7.0 超で講義も議論も余裕を持って参加できる」 と覚えておくと実務的です。

スコアはあくまで目安:実践力重視の考え方

ETSの公式ガイドによれば、TOEFL Listening22点以上はCEFR C1=抽象的講義も安定して理解できる“Advanced” と評価されますが、17〜21点は「質問やニュアンスの取りこぼしが生じやすい High‑Intermediate」と位置づけられています。

合格ギリギリ=B2下限に近い状態で渡航すると、講義スピード(180 wpm前後)やグループ討論の即応性についていけず、課題と仕事を両立できないリスクが高いと見積もられており、これはGinther & Yan (2017) の分析で、受信技能だけ高い学生がGPAを平均0.19ポイント落とした事実とも合致します。

TOEFLやIELTSのスコアはあくまで “入場券” に過ぎず、「聞く→要約→発言」までを自動化する運用訓練(例:シャドーイング+即時応答練習) を並行しないと、留学後に講義についていくだけで精一杯になってしまうもの。

TOEFLやIELTSの試験対策が一段落したら、リスニング22+ を維持したまま“処理速度とアウトプット”を伸ばすフェーズへすぐ移る──これが社会人留学を失敗させない鉄則と言えるでしょう。

 社会人留学前に取り入れたい勉強法

前述の通り、社会人留学の成否をきめるのは留学前の英語力です。しかし忙しい社会人にとって、英語学習の時間は限られており、いかに効率的に英語力を向上させるかが重要です。

社会人留学前に取り入れたい、実践的かつ留学時に役立つ英語力をアップさせる勉強法をご紹介します。

シャドーイングによるリスニング力強化

「社会人留学を成功させる人・後悔する人の違い」でご説明した通り、留学前のリスニング力強化は特に重要です。「シャドーイング」を取り入れ、リスニング力を効果的に向上させましょう。

【シャドーイングとは】
シャドーイングは、流れてくる英語音声をスクリプトなしで 1〜2 語遅れて追唱するトレーニングです。耳に入った音を即座に口から再現することで、脳内に「音 ⇄ 単語・フレーズ」のリンクを大量に蓄積できます。結果として 、

  • 音声知覚速度の向上
  • 発音・リズム・抑揚の矯正
  • リスニングとスピーキングの同時強化

という3つの効果が得られます。

【シャドーイングのやり方】

  1. 音声だけを 1〜3 回聞き、概要を把握(未知語はメモ)
  2. スクリプト確認:意味・発音・連結音をチェック
  3. オーバーラッピング ×5 回:スクリプトを見ながら音源と同時発話し、リズムを同期させる
  4. 本番シャドーイング ×20 回以上:スクリプトなしで 1〜2 語遅れを維持しつつ発話
  5. 録音→自己フィードバック:不鮮明な母音・子音やイントネーションを特定し、再度シャドーイングをし修正

シャドーイングは「聞く→即話す」を高速回転させることで、脳内に音→単語→意味の回路をつくり上げるメソッドです。

音声知覚が磨かれるだけではなく、発音やリズムも洗練され、リスニングとスピーキングが同時に底上げされます。1日30分でも継続すれば、数週間で「聞こえる・話せる」を体感できるはずです。

実践力を養うパラフレーズ音読

留学中は、講義の内容について意見を求められたり、ディスカッションで討論に加わったりと、即座に内容を理解し自分の意見をまとめる場面にたくさん出会うはずです。

「パラフレーズ音読」を取り入れ、実践的で伝わりやすい英語力を養いましょう。

【パラフレーズ音読とは】
パラフレーズ音読は、英文を声に出して読んだ直後に、同じ意味を自分の言い方に言い換えてもう一度声に出す練習です。例えば “The market shrank dramatically.” と読んだら、すぐに “Sales dropped a lot.” と言い換えるイメージです。読む・考える・話すを一息でくり返すことで、頭の中で「意味→単語や文型→発話」という流れをすばやく回すトレーニングになります。

このトレーニングを繰り返すことで、

  • 語彙と表現の引き出しが増える
  • 瞬時に英文を組み立てる力がつく
  • 議論やプレゼンでの言い換え力が上がる

という効果が得られます。

【パラフレーズ音読のやり方】

  1. 素材選び:300 語前後の記事・ケース教材を準備(CEFR B2〜C1 推奨)。
  2. 内容理解(1‒2 回黙読):キーワードと論理展開を把握。
  3. モデル音読 ×3 回:原文をそのまま滑らかに読めるか確認。
  4. パラフレーズ音読:1 センテンス読むたびに視線を離し、即座に別表現で言い換えて声に出す。語順や構文は自由。
  5. 録音 & フィードバック:言い換えが単調なら同義語辞典でバリエーションを増やし再挑戦。

パラフレーズ音読は、インプット直後にアウトプットを挟むことで「理解 → 再構築 → 発話」を同時に訓練できるのが最大の強みです。

留学先では講義内容を即座に要約したり、似た意味を別表現で返したりする場面が日常茶飯事。この練習を日々15分取り入れるだけで、“聞く・読む” で得た情報を“話す・書く”に瞬時に変換する実践力が加速度的に伸びるでしょう。

アカデミック・ノートテイキング演習で“聞きながら整理する力”を養う

母国語でも、レベルの高い講義の内容を聞き取りながら要点をノートにまとめるのは大変なもの。英語での講義となるとなおさらです。

留学前にノートテイキングの訓練をしておきましょう。

【アカデミック・ノートテイキングとは】
アカデミック・ノートテイキングは、英語で行われる講義やプレゼンを聞き取りながら要点を瞬時に構造化して書き留める訓練です。例えば TED Talkを再生しつつ、序論・根拠・事例・結論をツリー状にメモするイメージです。音声情報を「聞く → 分類する → 書く」を同時並行で行うことで、

  • 講義内容をリアルタイムで消化する処理速度
  • 論点を論理的に並べ替える思考整理力
  • 後日のレポートや発言に転用できるアウトライン作成力

の3つをまとめて鍛えられます。

【アカデミック・ノートテイキングのやり方】

  1. 素材を選ぶ:長さ10〜15分の講義動画(MOOCやTEDなど)を用意。
  2. ウォームアップ視聴(1回):全体の流れをつかむ。専門用語はざっとメモ。
  3. 2回目視聴+ノート作成:マインドマップで「主張・理由・例」を即時書き分ける。文ではなくキーワードで OK。
  4. スクリプト確認:抜けていたポイントを赤で補足し、論理の抜けを埋める。
  5. 要約アウトプット:出来上がったノートを 150 語程度の口頭/英文サマリーに再構築。録音して自己チェック。

アカデミック・ノートテイキングは、英語を「受け取る」と同時に「整理・再利用」する回路を作るメソッドです。

講義中に内容を捉えて議論に参加し、終了後はメモをそのままレポート下書きに転用できる——まさに社会人留学で求められる“タイムパフォーマンス”を劇的に引き上げてくれます。

週3回ほどアカデミック・ノートテイキング演習をすれば、1か月後には「聞きながらまとめる」がこなせるようになり、留学後の講義にも取り組みやすくなります。

社会人留学前の勉強法|シャドテンを取り入れてリスニング力を向上させよう

社会人留学を有意義なものにできるかどうかは、留学前の準備=英語力向上にかかっています。今回ご紹介した勉強法などを参考に、実践的な英語力を身につけましょう。

特にリスニング力の向上は、講義の理解やコミュニケーションの土台として、もっとも力を入れて取り組みたいものです。

リスニング力向上におすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンには以下のような特徴があり、留学前の学習に取り入れることで留学の効果を最大化させることができます。

【シャドテンの特徴】
◆プロの添削で効率よく英語力向上
英語特有の音声変化やイントネーションを中心に、専門コーチが毎日音声フィードバック。正しいやり方でシャドーイングができ、リスニングに必要な音声知覚の力を効果的に向上させられます。英語特有の音変化を中心に指導されるため自然な発音にもなります。

◆豊富な教材
4つの主要アクセントに対応し、1,000本以上のビジネス教材を収録しています。ビジネスシーンを想定した教材も多く、実際にそのまま使えるフレーズなどを用いながらシャドーイングトレーニングができ、海外駐在で必要な実践的な英語力が身につきます。

◆便利な機能
ABループ再生、再生速度調整、ワンタップでスクリプト表示のON/OFFができるため、レベルや目的に合わせて負荷を自在にコントロールできます。トレーニングから課題提出までスマホ1つで完結する便利さも、忙しい社会人にとって嬉しいポイントです。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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