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TED「What it takes to be a great leader」でグローバル時代の先駆者へ!

「これからの時代、どんな人が“リーダー”と呼ばれるのか?」──そんな疑問に答えるのが、ロゼリン・トーレス氏によるTEDトーク「What it takes to be a great leader」です。20年以上にわたってリーダーシップ開発に携わってきた彼女が語る「優れたリーダーに共通する3つの問い」は、ビジネスパーソンなら誰しも心に響く内容です。

さらにこのトークは、英語の聞き取り練習にも最適。スピード、語彙、構成がバランスよく、シャドーイング素材として非常に優れています。本記事では、トークの要点や英語フレーズの解説とともに、効果的な学習法も紹介します。

ぜひご一読ください。

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目次

ロゼリン・トーレスのTED「What it takes to be a great leader(優れたリーダーになる条件)」とは?

プレゼン概要と背景

このTEDトークのスピーカーであるロゼリンデ・トーレス(Roselinde Torres)氏は、ジョンソン・エンド・ジョンソンやBCGといったグローバル企業でリーダー開発を手がけてきた人物です。25年以上にわたり、あらゆる業界・国籍・年齢層のリーダーたちを観察・指導してきた経験をもとに、「これからの時代に求められるリーダー像」を明快なメッセージで伝えています。

彼女が問題提起するのは、「従来のリーダー育成プログラムは、変化の激しい今の世界には通用しなくなっている」という事実。そして、“偉大なリーダー”には共通点があると語り、その本質に迫っていきます。

トークの要点まとめ

トーレス氏が提示するのは、優れたリーダーに共通する「3つの問い」です。これらの問いに日々向き合い、行動に移している人こそが、これからの時代にリーダーとして求められる人物であるというのが彼女の主張です。

質問①「自分の時間の30%以上を、まだ見ぬ未来に備えるために使っているか?」

現代は変化のスピードが早く、過去の経験や成功体験がそのまま通用しない時代です。トーレス氏は、今目の前の課題だけに没頭するのではなく、「まだ起きていない変化」に対してどれだけ準備をしているかが、リーダーの資質を測る指標になると語ります。

“Great leaders are not head-down. They see around corners.”
(優れたリーダーはうつむかず、角の向こう側まで見通している)

このフレーズが象徴するように、未来の変化を“見通す力”がリーダーに求められています。

質問②「文化や価値観が異なる人々との関係性を、意識的に築いているか?」

トーレス氏は、多様な視点を受け入れられる人こそが、環境の変化や組織の多様性に適応できると強調します。単に“多様性を理解する”のではなく、“多様な関係性の中に自分を置く”ことがポイントです。

例えば、自分とは全く異なる価値観を持つ人と対話する、異業種交流会に出てみる、世代間でのコミュニケーションを意識する──こうした行動が、実際のリーダーシップ能力に直結するというのです。

質問③「勇気を持って“やめる”ことができるか?」

最後に語られるのは、変化に対応するために“過去のやり方を手放す勇気”の重要性です。成果が出ていたとしても、時代が変われば手法も変えるべき。その柔軟さこそが、進化するリーダーの証だとトーレス氏は言います。

“Are you courageous enough to abandon a practice that has made you successful in the past?”
(過去にあなたを成功へ導いてきたやり方を捨てるだけの勇気がありますか?)

この言葉は、惰性や保守性に流されがちな現場の意思決定に、一石を投じるメッセージとなっています。

日本人ビジネスパーソンにとっての示唆

このTEDトークは、単なるリーダー論にとどまらず、現代の働き方や学び方にも深く通じる内容です。たとえば以下のような視点が得られます:

  • 日々の業務で「未来の準備」に時間を割けているか?
  • 多様なチームメンバーとの関係性を、意図的に築いているか?
  • 慣れたやり方を捨てる“意思ある変化”を起こせているか?

こうした問いを、自分自身にも投げかけながら英語で理解することで、語学力とリーダーシップ力を同時に鍛えることができるのです。

TEDトーク内の印象的な英語フレーズ集

Roselinde Torres のTEDトーク「What it takes to be a great leader」は、語り口が明瞭でテンポも安定しており、英語学習者にとって取り組みやすい構成です。さらに、リーダーシップに関する強いメッセージが凝縮されたフレーズが多く、学習だけでなく日々の働き方にも刺激を与えてくれます。

ここでは、スピーチの中でも特に印象に残る表現や、ビジネスシーンでそのまま活用できる語彙・言い回しをご紹介します。

心に響く表現と日本語訳

こちらで紹介する表現はリーダーシップに対する本質的な気づきを与えてくれるだけでなく、日常業務にも応用できる表現として学ぶ価値があります。

“Many of the leadership programs that I see today are designed to produce effective leaders for a world that was.”
(私が目にする多くのリーダー育成プログラムは、“かつての世界”に適したリーダーを育てようとしています。)

「a world that was(かつての世界)」という表現が象徴的。現代の急激な変化に対応できるリーダー像を考えさせられる一文です。

“Great leaders dare to be different.”
(偉大なリーダーは、あえて違う道を選ぶ勇気を持っています。)

「dare to~(〜する勇気がある)」というシンプルな構文ながら、挑戦や変革を恐れない姿勢を端的に表現しています。自己主張や変革が求められるビジネスシーンでも役立つフレーズです。

“So what makes a great leader in the 21st century? I’ve met many, and they stand out. They are women and men who are preparing themselves not for the comfortable predictability of yesterday but also for the realities of today and all of those unknown possibilities of tomorrow.”
(では、21世紀における優れたリーダーとはどのような人でしょうか?私は多くのリーダーに出会ってきましたが、彼らは傑出していました。彼らは、過去の成功に甘んじることなく、今日の現実、そして明日の未知なる可能性すべてに備えている女性や男性たちです。)

comfortable predictability of yesterday」という表現は、「過去の安心感にとらわれない姿勢」を示すのに有効。変化に強い人材や企業文化を語る場面で使えるフレーズです。

ビジネスでも使える語彙・表現

トーレス氏のスピーチには、現代のビジネスシーンでそのまま応用できる語彙が多く登場します。TED学習を通じて語彙を増やすと、会議やプレゼンでも説得力のある英語が使えるようになりますよ。

表現意味ビジネスでの使用例
diverse networks多様な人脈Building diverse networks is key to innovation.
(多様なネットワークを築くことは、イノベーションの鍵です。)
talent gapsタレントギャップ、必要人材の不足Our company faces talent gaps in key leadership roles.
(当社は主要なリーダー職における人材不足という課題に直面しています。)
taking a courageous leap勇気ある一歩を踏み出すこと、大胆な決断を下すことSometimes, innovation requires taking a courageous leap into the unknown.
(時には、イノベーションには未知への勇気ある一歩が求められます。)
leadership pipeline次世代リーダー育成Our focus is to strengthen the leadership pipeline.
(私たちの重点課題は、リーダー人材の育成体制を強化することです。)
lulling you into ~(油断させて)~の状態に陥らせる、(安心感などで)~に誘導するThe company’s early success may be lulling us into a false sense of security.
(初期の成功が、私たちに誤った安心感を抱かせているかもしれません。)

これらは単語単体ではなく、フレーズごとで覚えることで、スピーキングやライティングでも自然に使えるようになります。

TEDを英語学習に活かす!視聴ステップとポイント

TEDは世界中の優秀な人物のスピーチを英語で聞けるプラットフォームで、英語学習に最適です。
ここでは、英語力を効率よく高めるための「視聴→理解→定着」の3ステップ学習法と、シャドーイングを取り入れた具体的な学び方をご紹介します。

ステップ1:初回視聴は全体の流れをつかむ

最初の視聴では、細かい単語や文法を気にせず、トーク全体の構成と主張を把握することに集中しましょう。

  • 英語字幕付きで視聴(日本語字幕はできるかぎり使用しないが難しすぎる場合はOK)
  • どんな「問題提起」があり、どんな「結論」に至ったかをメモ
  • 印象に残った表現やスピーカーの話し方にも注目

例えば今回ご紹介しているトーレス氏の話し方は抑揚がはっきりしており、スピードも極端に速くないため、英語中級者でも聞き取りやすい構成です。

ステップ2:スクリプト精読で理解を深める

2回目以降の視聴では、TED公式サイトにあるスクリプトを使って内容を精読します。

  • 聞き取れなかった部分を確認し、意味や文法を整理
  • 印象的なフレーズをノートにメモ&日本語訳
  • フレーズを自分の状況に当てはめて例文を作る
     例:Good leaders are not head-down.Effective managers in our company should stay open to change.

このように「聞く→書く→使う」のサイクルを回すことで、内容理解と語彙の定着が深まります。

ステップ3:字幕OFFで再視聴+アウトプット

3回目は字幕を完全にオフにして、英語のみでの理解に挑戦します。1度聞いて内容が把握できたら、以下のアウトプットにも取り組んでみましょう。

  • 要点を英語で1分以内に口頭要約する
  • 学んだ表現を使って英語日記を書く
  • 職場や日常で使えそうなシーンを想定して“自作フレーズ”を作成する

このアウトプットを通じて、単なる「インプット型の学習」から「運用できる英語力」へとシフトできます。

シャドーイングでリスニング力を飛躍的に高める

聞き取り精度をさらに高めたいなら、シャドーイング学習の導入がおすすめです。

シャドーイングとは?

シャドーイングとは、英語音声のすぐ後に声を重ねて発話するトレーニングです。リスニングに特化した練習法であり、音の変化・リズム・抑揚を体で覚えることで、聞き取る力が格段にアップします。

なぜ効果的かはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ合わせてお読みください。

実践の流れ(TEDトークを使う場合)

TEDトークを使用する場合、以下の手順でシャドーイングを行うようにしましょう。

  • シャドーイングをする範囲(30秒~1分程度)を決める
  • 音声のみを聞き大まかな内容を把握する
  • スクリプトを見ながら音声を聞き発音や全体の意味を理解する
  • 5回を目安にオーバーラッピング(スクリプトを見ながら音声と同時に発話)を行う
  • シャドーイング(スクリプトを見ずにお手本音声の1~2語後を追うように発話)を行う(20回以上)
  • 録音した自分の音声を聞き振り返りを行う

上記のやり方は「新しいセクション(範囲)」を行う場合の手順になります。2日目以降*は上記の⑤と⑥を実施するようにしましょう。

*シャドーイングは「毎日新しいセクションを行う」のではなく、「3~4日間同じセクションを行う」ことで正しい音声情報が記憶に定着しやすくなり、結果リスニング力を向上しやすくなります。

シャドーイングを行う際に1番重要なのは「どの単語を発話しているか」を意識しながら「お手本の音声にできるだけ近づけて発話する」ことです。「音の真似はできているがどの単語を発話しているかわかっていない」という状況は避けましょう。

シャドーイングにはシャドテン

「TEDを使って英語力を伸ばしたいけど、シャドーイングってどうやって続ければいいの?」「自分でやっているけど合っているのかわからない…」
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英語のプロが英語特有の音声変化(リエゾン、音の脱落など)を中心に良かった点と改善点をフィードバックしてくれるので自信を持って学習を続けていくことが可能です。

アプリ1つで学習が完結するためストレスフリーに学習に取り組めるのも嬉しいポイント。忙しい社会人にぜひおすすめしたいアプリとなっております。

まとめ

ロゼリン・トーレス氏のTEDトーク「What it takes to be a great leader」は、単なるリーダー論にとどまらず、変化の激しい時代において“どう生きるか”を考えさせてくれる内容です。

そのメッセージは、英語学習者にとっても深く響くものであり、語彙力・表現力・聞き取り力のすべてをバランスよく鍛える教材として最適です。

さらに、リスニング力を効率的に高めたいなら、シャドーイング×添削の学習法を取り入れるのがおすすめ。シャドテンなら、TED教材を使って、プロのフィードバックを受けながら着実に英語力を伸ばすことができますよ。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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