海外クライアント向けに英語で資料を説明するたび、「内容は良いのに刺さり切らない」と感じたことはありませんか?
原因はスライド設計や話し方、そして聞き取りやすい英語運用力の不足です。本記事では世界最高峰のTEDトークを教材に、構成・表現・リスニングの三つを同時に磨く方法を解説します。
読み終えれば、明日からの資料作りと練習方法が大きく変わります。さらにシャドーイングを取り入れれば、質疑応答にも落ち着いて対応できる土台が手に入りますよ。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
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なぜTEDがプレゼン学習に最適なのか
TEDには各業界の第一人者が登壇し、短時間で濃い知見と一流の話し方を学べます。
本章では「視点が広がる」「本物の英語に触れられる」「学習サポートが充実」の3点に絞って具体的な活用法を紹介します。
①多彩な業界トークで新たな視点を手に入れることが可能
TEDの魅力は、IT・医療・金融・教育など幅広い業界の最前線を15分前後で吸収できる点です。
たとえばイーロン・マスク氏の未来予測と、ケン・ロビンソン氏の教育スピーチを続けて視聴すれば、戦略思考と社会課題解決の両面で着想が得られます。
こうした“視点の飛躍”は新規提案や事業立案に欠かせない発想力を鍛えます。さらに同じテーマを複数の登壇者で聴き比べると、文化背景による説得パターンの違いも分かり、会議で「その切り口は新鮮だ」と評価される力が養われます。
ネイティブの“生きた英語”に触れられる
TEDでは英語圏の登壇者だけでなく、多国籍のスピーカーがクリアで聞きやすい英語を駆使します。速度や発音の多様性に触れることで、実際の国際会議に近い環境を自宅で再現できます。
“Let me paint a picture for you.” のような導入句は、聞き手の頭に情景を描かせる便利な一言です。こうした表現を耳で浴び、口で真似るうちに発音・語彙・抑揚が一緒に身につきます。
「伝わりやすい話し方」は、まず良質なインプットから——TEDはそのインプットを無尽蔵に提供してくれる理想的な教材です。
日本語字幕&トランスクリプトで内容を把握しやすい
「話が速くて追いつけない」という悩みも、TED公式サイトならワンクリックで日本語字幕と英語原稿を同時表示できるため簡単に解決します。
①英語字幕で全体像をつかむ→②聞き取れない箇所を原稿で確認→③日本語訳で理解を補強、の三段階で行うのがおすすめです。原稿をコピーしてシャドーイング用の台本にすれば、音と文字のズレが埋まり、語彙も定着。
印象的な一文はそのまま資料の引用やメールの書き出しに応用できるため、仕事の幅も広がります。
TED視聴で身につくプレゼンテクニック
優れた英語プレゼンは「わかりやすさ・共感・説得力」の3つがそろって初めて聞き手に響きます。TEDトークはそれらが凝縮されている動画です。
本章では再現しやすい4つの技を抜粋し、すぐ社内外で試せる形で紹介します。
①プロが実践するスライドデザイン
TEDのスライドは「1枚1メッセージ」が基本です。文字を最小限に抑え、象徴的な画像やシンプルな図で直感的に示すため、聞き手は話者の言葉に集中できます。
グラフは余計な凡例を削り、主張したいデータだけを濃い色で強調する——これだけで説得力が段違いに上がります。
またページ番号を付けずに流れを物語として見せるのもTED流。余白を大きく取れば、視線誘導がスムーズになり、話者の動きとも連動。あなたの社内報告でも、箇条書きを並べる代わりに一枚の印象的な写真を置くだけで理解度と記憶定着が大きく向上します。
②聴衆を掴む“冒頭フック”の作り方
TEDスピーカーは開始30秒以内に「意外性」「共感」「問いかけ」のどれかで注意を引きつけます。
たとえば「あなたは今日だけでスマホを150回解錠しています」と数字を示すと、一気に自分事になります。ビジネス現場でも、「わずか3か月で売上が25%伸びた理由は──」と話を区切れば、会議室の空気が変わります。
コツは、結論を少しぼかして“続きが気になる”状態をつくること。TED動画でパターンを研究し、自社データに置き換えれば、強い印象と理解しやすさを両立したフックが簡単に設計できます。
③ストーリーで共感を呼ぶ構成テクニック
「状況→挑戦→解決→未来」という物語の流れは、TEDで最もよく使われる型です。
聞き手が主人公と同じ悩みを追体験し、解決策が示された瞬間に大きな納得感が生まれるため、メッセージが強く残ります。あなたの提案資料でも、仕様を列挙するだけでなくユーザー事例を軸に組み立てると説得力がぐんと上がるでしょう。
具体的には①危機感を共有、②試行錯誤を数字で示す、③解決後のメリットを未来形で描く──この三段構えです。こうした構成は質疑応答でも背景を説明しやすく、議論が前向きに進みます。
TEDの名スピーチを台本ごと分析し、自社プロジェクトに置き換えて練習すれば、物語の力を実戦で発揮できます。
④ジェスチャーで伝わるボディランゲージ術
言葉だけでなく視覚情報を合わせると、理解度は一気に高まります。TEDでは「手のひらを開く動作」や「一歩前に出る動き」を使って、キーメッセージと体の動きをそろえる登壇者が目立ちます。
たとえば重要な数字を示す瞬間に手のひらを外へ向けると、「この情報は信頼できる」と無意識に感じてもらえます。
社内発表でも、資料の左から右へ指を動かすだけで視線が自然に流れ、話の順序が直感的に伝わりやすくなるのです。こうしたボディランゲージは、動画を鏡写しにして真似し、スマホで録画して自分でチェックすることで短期間でも上達します。
英語プレゼン力を強化するリソース活用法
TEDには字幕・原稿・要約など「学びを加速させる補助ツール」が揃っています。上手に活用し、プレゼン力を高めましょう。
トランスクリプトで表現力を一気に向上させる
英語原稿を手元に置き、繰り返し音声と照合すると「聞こえているのに意味が拾えない」状態が解消されます。
まず全文を印刷し、接続詞や比喩表現をマーカーで色分け。次に登壇者の抑揚をまねて音読し、言い回しを口の筋肉に覚えさせましょう。
最後に原稿を見ずに音声のみを頼りにシャドーイングを行えば、英語特有の音の変化と発音が同時に強化されます。1本15分のトークでも、原稿付き学習を3周すれば確実に使えるフレーズが増え、自分のプレゼンに自然に溶け込む語彙が倍増しますよ。
要約&日本語訳でインプット時間を最適化する
「全編を見る余裕がない日」は、公式サイトの要約欄と日本語字幕を活用しましょう。先に要約で流れをつかみ、重要な場面だけ英語字幕に切り替えて精聴すると、内容理解とリスニング練習を同時に済ませられます。
さらに要約を自分の言葉で書き直すと、構造を圧縮する力が鍛えられ、会議資料の要点整理が早くなります。移動中に読むだけでも効果は高く、学習のハードルが大幅に下がるでしょう。
即戦力フレーズ集:場面別に使い分ける秘訣
TEDには「例を挙げる」「反論を先取りする」「行動を促す」など、目的別にそのまま使える言い回しが豊富です。視聴中に〈共有・比較・提案・締め〉の四分類でスクリプトをメモし、ExcelやNotionに蓄積しておくと、次回の社内報告を作る際に検索して貼り付けるだけで説得力が向上。
大切なのは「プレゼン冒頭で共感を得る」「データ提示で信頼を固める」といった場面ごとにタグ付けしておくこと。タグを付ける習慣があれば、新しい動画を観るたび表現の引き出しが整理され、実務への転用スピードが格段に速まります。
分野別おすすめTEDトークランキング
各動画は15〜20分前後で、字幕・原稿が完備。再生速度を1.25倍に上げても聞き取りやすく、シャドーイング素材としても優秀です。興味分野から選べば学習継続のモチベーションも上がります。
ビジネス:「How great leaders inspire action」(サイモン・シネック)――“WHYから始める”思考が学べます。
テクノロジー:「The future we’re building」(イーロン・マスク)――複雑な技術を平易に語る構成は必見。
自己啓発:「The power of vulnerability」(ブレネー・ブラウン)――感情に訴えるストーリー展開が参考になります。
デザイン:「Do schools kill creativity?」(ケン・ロビンソン)――ユーモアと統計データの融合が光る名講演。
質疑応答と緊張対策
優れたプレゼンでも、最後のQ&Aで説得力を落とせば台無しです。ここでは質問への切り返しと本番の緊張コントロールという2つの課題を、具体策とともに解説します。
Q&Aで信頼を得る応答フレーズ集
想定質問を「確認・懸念・代替案・次の行動」の4つに分類し、それぞれに核となる英語表現を準備しましょう。
例)確認系: “Let me clarify that point.”/懸念系: “I understand your concern, and here is how we address it.” など。
事前にフレーズとロジックを紐づけておくと、英語で即答しても要点がずれません。さらにTEDスピーカーのQ&A部分を真似て、質問を言い換えてから答えるクセをつけると、相手への配慮が伝わり評価が上がります。
緊張を味方に変えるメンタル準備術
緊張を完全に消すのは難しいですが、適度な緊張は集中力を高めるエネルギー源にもなります。おすすめは「3分間リハーサル」×「深呼吸」の組み合わせ。
プレゼン前に要点だけを3分で通し、言葉が詰まった箇所をメモ。直後にゆっくり息を吐くと、副交感神経が働き声が安定します。
また「最初の一文だけ暗記し、あとは流れで話す」と決めると、原稿を追う焦りが消え聴衆と目線を合わせやすくなります。TED登壇者も控室で行う定番メソッドです。
通勤時間を活かした学習&練習法
まとまった学習時間が取りにくいビジネスマンこそ、移動やスキマ時間の工夫がカギ。本章では音声・スクリプト・素材選びの三つに分け、短時間でも効果が出る方法を紹介します。
音声だけでスピードリスニング力を強化する方法
再生アプリで1.2〜1.5倍速に設定し、同じTED音声を3日連続で聞き流すと、耳が速度に慣れ通常再生時の聞き取りが格段に楽になります。
初日は内容把握、二日目はキーワード拾い、三日目は口パクでの追唱を加える三段階が効果的。イヤホンでも負担が少ないトーク長15分以内を選ぶと継続しやすく、満員電車でも学習が進みます。
スクリプト活用でライティング力も同時に鍛える
音声学習と並行して、トランスクリプトをスマホで開き「重要語を日本語で注釈→原文を要約→自分の業務に置き換えた例文を作成」という3ステップをメモアプリで行いましょう。
帰宅後にノートへ清書すると、スピーキングに必要な構文が頭に残り、資料作成やメール作成スピードも向上します。
プレゼン練習に最適なリスニング素材の選び方
題材は「長さ15分以内」「スライドがシンプル」「話者の発声がクリア」という3条件を満たすものが理想です。
ビジネス×データ分析ならハンス・ロスリング氏、リーダーシップならドリュー・デュドリー氏の講演が入門向き。テーマが自分の業務に近いほどフレーズ転用がしやすく、アウトプットの敷居が下がります。
シャドーイングでリスニング&発音を同時に鍛える
英語を「聞く力」と「話す力」は表裏一体。シャドーイングはその両方を一度に伸ばせる効率的なトレーニングです。本章では効果の仕組みと、添削付き学習サービス「シャドテン」を使った実践方法を解説します。
シャドーイングがもたらす3つの効果
1つ目は音声知覚の向上。母語にない音の違いを瞬時に区別できる耳が養われます。2つ目は発音・抑揚の改善。話者のリズムを後追いすることで筋肉の使い方がネイティブに近づきます。3つ目は処理速度の向上。聞きながら声を出すことで脳内で英語を組み立てる時間が短縮され、会議の即応力が高まります。
週5日、1日15分でも1か月後には発音のクリアさと理解の速さを実感できるでしょう。
シャドテンの“日々の添削”で差をつける理由
シャドテンは専門コーチが毎日音声をチェックし、良かった点と改善点を24時間以内にフィードバックしてくれるサービスです。プロが英語特有の音声変化を中心に自分では気づけない癖を即日修正できるので、独学より定着が早いのが特徴。
教材はTEDを含む幅広いジャンルから選択可能で、4種類の英語アクセントも網羅。アプリ上でABリピートや再生速度調整ができ、通勤中でも効率よく反復できます。無料体験期間を活用すれば、プロの添削と学習リズムをまずは気軽に試せます。
まとめ|TED×シャドーイングでプレゼンを次のステージへ
TEDトークは多彩な業界知見と一流の話し方を短時間で学べる優良な教材です。スライド設計、冒頭フック、ストーリー構成、ボディランゲージ――本記事で紹介したポイントを意識すれば、英語プレゼンの説得力は確実に高まります。
さらにトランスクリプトや要約を活用してインプット効率を上げ、通勤時間に音声学習を組み込めば、忙しくても継続は可能です。
とはいえ質疑応答をスムーズに乗り切るには、聞き取りやすい発音と即応力を支えるリスニング力が欠かせません。その両方を同時に鍛えられるのが、プロの添削付きシャドーイングサービス 「シャドテン」 です。毎日のフィードバックで改善点が明確になり、プレゼンに通用する英語力を身につけることができます。
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