海外とのやりとりが当たり前になった今、英語のリスニング力はビジネススキルの一つといっても過言ではありません。
ですが「英語の音は聞こえるのに意味が入ってこない」「スピーキング以前に聞き取れず沈黙してしまう」といった悩みを抱えるビジネスパーソンも多いはず。
そんな方におすすめしたいのが、TEDを用いた英語学習です。
この記事を読めば
- TEDが英語学習に最適な理由
- TEDでの英語学習におすすめのアプリ・拡張機能
- TEDで実践的な英語力を身につける方法
などがわかりますよ。
ビジネスシーンで困らないリスニング力をつけたい方や、興味の持てる内容で英語学習をしたい方は、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。
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TEDは英語学習に最適な理由
TEDの動画は、ビジネス英語の学習者にとって非常に優れた教材です。
TEDが英語学習に最適な3つの理由を見ていきましょう。
①実践的な語彙・表現が豊富なネイティブスピーチ
TEDでは、世界中の専門家やリーダーたちが実際のビジネス現場で使われるような語彙やフレーズを用いてプレゼンを行います。
これは教科書的な英語ではなく、リアルで自然なネイティブ表現を学ぶ絶好のチャンスです。
例えば、“scalability”や“disruptive innovation”といった専門用語、比喩やユーモアを交えた表現など、実社会で頻出の表現に触れられるのが特徴です。
英会話教材ではなかなか出会えない生きた英語に接することで、実践力が養われます。
②多様なテーマとスピーカーで飽きずに学べる
TEDの魅力の一つは、テーマの多様性です。テクノロジーから心理学、ビジネスから教育まで、興味関心に合わせて学べるので、学習が続けやすいのが特徴です。
またスピーカーもさまざまな国籍・バックグラウンドを持っており、様々なアクセントや話し方に触れられるのも大きなメリット。
ビジネス英語に限らず、多文化理解や広い視野を養うことができる点も、TEDを英語学習に取り入れる大きな魅力の一つです。
③CEFR B1〜C2まで段階的に挑戦できる
TEDのトークは〜18分と長すぎず、内容も難易度も様々です。
後述するLanguage Reactor Catalogを使えば、CEFR B1(中級)からC2(上級)まで自分のレベルに合わせた動画を簡単に選ぶことができます。
短めで比較的易しいスピーチから始め、徐々に抽象度の高いテーマやスピードの速い話し手のトークへとステップアップしていくのがおすすめです。
初心者から上級者まで自分のレベルと興味に合った動画で英語学習ができるのも、TEDが継続学習に最適な理由のひとつです。
TEDでの英語学習におすすめのアプリ&機能3選
TEDを使った英語学習をより効果的にするには、アプリや拡張機能の活用がカギになります。
ここではTEDを使った英語学習に役立つ3つのツールを紹介します。
1. Dual Subtitles for TED Talks|英日字幕を同時表示
価格:無料
使用可能なデバイス:PC(Google Chrome拡張機能)/iOS ・ Android(スマートフォン・タブレットアプリ)
このChrome拡張機能およびアプリを使えば、TEDのオリジナル英語字幕と日本語訳を同時に表示できます。
字幕は全画面でも表示され、フォントサイズの調整も可能。意味を確認しながら、精度の高いリスニング練習ができます。
また二重字幕により自分の理解度を逐一チェックできるため、聞き流しにならず、集中した学習を実現できます。
2. Language Reactor Catalogue|難易度フィルターでTEDトーク提案
価格:無料(基本機能)/Pro 5 USD /月
使用可能なデバイス:PC(Google Chrome拡張機能)
Language Reactor(旧 Language Learning with Netflix)は、英語字幕と日本語字幕の両方を表記したりするだけでなく、YouTube上にあるTED Talksを含む動画を「語彙レベル」を指定することで自分のレベルにあった動画を整理してくれる学習ツールです。
カタログ画面でレベルとトピックを指定すると、自分の理解度に近いTEDトークが並び、ワンクリックで再生できます。
またログイン状態で視聴・単語保存を重ねると、カタログが「あなたにおすすめ」セクションを更新してくれます。苦手語彙の少ない動画が上位に表示されるため、負荷を徐々に上げるスパイラル学習が可能です。
3. ディアトーク|TEDで得た知識を自由にアウトプット

価格:月額 4,380 円(税込)/無料トライアルあり
使用可能なデバイス:iOS / Android(スマートフォン・タブレット)
「ディアトーク」は、株式会社プログリットが提供する英語スピーキング特化型アプリです。
TED動画でインプットをした後に、その内容を自分の言葉で表現する場として活用できます。
TED動画との直接連携機能はありませんが、AIとの対話を通じてTEDで得た語彙や表現を積極的に使い、自分の意見としてアウトプットする練習が可能です。
TEDで学んだ英語を、実際に“使える英語”へと変える一歩として、スピーキング力を高めたい方におすすめのアプリです。
TEDアプリ・拡張機能を活用した英語学習法
「TEDは英語学習に最適な理由」でも記述した通り、TEDを使った英語学習には多くのメリットがあります。
しかしTEDを視聴するだけではなく、以下のような英語学習法にTEDを取り入れることで、さらに英語力を効果的に高めることができます。
TEDアプリ・拡張機能を活用した英語学習法を見ていきましょう。
シャドーイング:TEDの英語を“影のように”追いかける練習
「TEDの音声はかっこいいけど、真似しようとしても全然うまくいかない…」そんな悩みを感じたことはありませんか?これは、英語の音声変化やリズムが身についていない状態でいきなり真似しようとすることが原因です。
シャドーイングは、そんな“再現できない壁”を超えるためのトレーニングとして最適です。
TEDの音源を聞いた直後に、自分の声でなぞるように発話するシャドーイングを続けることで、発音・リズム・イントネーションがそっくり再現できるようになるため、リスニング力とスピーキング力が同時に強化されます。
特に、Dual Subtitles for TED Talksなどの拡張機能を使えば、字幕で内容を確認しつつ、音声を元に影のように発話する練習が可能になり、初心者でも安心して始められます。
TEDのような実用性の高い英語を素材にすることで、単なる発音模倣ではなく、実践力に直結するシャドーイングが行えるのです。
ディクテーション:聞こえた音を一語一句書き取って精聴
TEDのスクリプト付き動画を使ってディクテーションを行うことで、聞き取れない原因を「音」と「語彙」に切り分けて確認できます。
特に音声変化(連結・脱落など)に気づくトレーニングとして非常に効果的です。Dual Subtitlesを併用すれば答え合わせもスムーズで、復習効率も格段に向上します。
TEDのトークはスピーチとして構成が整っているため、ディクテーション対象としても優れています。「聞く」と「書く」を連動させることで、理解力と集中力の両方を高めるトレーニングになるのもポイントです。
音読・リピーティング:発音・リズムを身につける反復練習
音読やリピーティングは、聞いた内容を一文単位で再現する練習です。TEDのようにスピーチ構造が明確な素材と相性が良く、語順や意味のまとまりを意識しながら練習できます。
Dual Subtitlesで字幕を確認しつつ行えば、聞き取れなかった箇所もすぐに確認できるため効果的です。発音だけでなく、英語独特の抑揚やリズムを身につけるのにも役立ちます。
要約トレーニング:TEDの内容を英語でアウトプットする
動画を見終えた後、その内容を英語で要約してみましょう。インプットした内容を自分の言葉で再構築することで、思考力や発話力も養われます。TEDのように論理構成が明確なスピーチで要約に取り組むことで、さらに効果がさらに高まるでしょう。
またLanguage Reactor Catalogueで自分に合った難易度の動画を選んで学習を進めることで、適切な負荷でアウトプットトレーニングが可能になります。
書き起こしから要約、口頭発表まで段階的に練習すれば、英語で論理的に話す力が自然と育つのも要約トレーニングのメリットです。
TED学習の限界|“一方通行”で終わらせないために
TEDは素晴らしい学習素材ですが、受け身の学習に終始してしまう危険性もあります。
ここでは、その限界と乗り越え方を解説します。
なぜ「聞ける」だけでは足りないのか?
「理解できる」と「使いこなせる」は別物です。ビジネスの場では、聞こえた内容を即座に理解し、適切に応答する力が求められます。
TEDを視聴して内容を理解することは大切ですが、それだけでは“会話の瞬発力”や“発話の柔軟性”は身につきません。例えば会議での質疑応答や、クライアントとの雑談では、事前に用意されたスクリプトは使えません。
聞いた情報を即座に処理し、英語で的確に返す——この双方向の力を伸ばすには、インプットだけでなく、アウトプットの訓練が必要です。
リスニングの底上げには“音の再現力”が不可欠
音を「理解する」だけでなく、「再現できる」ようになることが、実践的なリスニング力のカギです。特に英語は音声変化が激しい言語であり、音と意味を同時に処理するには、高速かつ正確な音声処理スキルが必要です。
シャドーイングのように、ネイティブのスピード・リズム・抑揚を自分の口で再現する練習を続けることで、音の認識と意味理解が自動化されていきます。
ただし自分では正しく再現できているつもりでも、実際には音が抜けていたり、イントネーションがずれていたりすることも多いもの。
後述するシャドテンのような添削機能付きのサービスを活用し、プロのフィードバックを受けながらシャドーイングをすることで、リスニング力が底上げされます。
TED × シャドーイングで「聞く力と話す力」が飛躍的に伸びる理由
TEDの音声を素材にシャドーイングを行えば、耳で聞いた英語を即座に口から再現する訓練になります。これにより「聞く力」と「話す力」がつながり、英語コミュニケーション力全体が底上げされるのです。
特に、Dual Subtitlesを併用して意味を確認しながら音をなぞることで、音声知覚と意味理解を同時に鍛えることができます。
TEDの語彙や構文を実際に発話することで、記憶の定着も強化され、受け身ではない“使える英語”が身につきます。TEDでインプットし、シャドーイングでアウトプットする流れは、最も効率的なトレーニングの一つです。
まとめ|TEDアプリは入り口、シャドテンで本物の英語力へ
TEDアプリは、質の高いインプットができる英語学習ツールとして非常に優れています。ただし、視聴するだけでは“受け身の学習”にとどまりがち。
そのインプットを「話せる力」へとつなげるには、実際に発話するなど実践的な英語力向上を意識した学習が必要です。
TEDを用いた英語学習と並行して取り入れたいのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンには以下のような特徴があり、TEDでの英語学習と並行して取り組むことで、さらに効果的に実践的な英語力を身につけることができます。
【シャドテンの特徴】
◆プロの添削で、TEDの英語を「使える力」へ
TEDアプリで音声を聞いても、正しく再現できているか判断するのは難しいもの。シャドテンなら、英語特有の音声変化やリズムをプロ講師が毎日添削してくれます。良かった点・改善点が毎回フィードバックされるので、独学では見逃しがちなリンキングや音の脱落もしっかり修正できます。
◆TEDのような自然な英語にも対応できる教材と機能
アメリカ・イギリス・オーストラリアなど4アクセント対応&1000以上の教材を収録。TEDトークと同様のナチュラルな音声に対応した素材で学習できるほか、AB再生・スピード調整・スクリプト表示切り替えなどの機能も充実しており、TEDアプリより学習がしやすいです。
◆一人でも続けられる安心のサポート体制
シャドテンでは、LINEを通じて気軽に質問や相談が可能。学習の途中でつまずいても、プロ講師が丁寧に対応してくれるので、アプリ学習でも不安なく取り組めます。
TEDのような優れた英語教材でインプットし、シャドテンで実践的なリスニング力やスピーキング力を鍛える。この組み合わせこそが、英語力を本質的に伸ばす近道です。
朝の通勤中にTEDアプリで10分間のトークを視聴し、昼休みにシャドテンで関連トピックの教材を使ってシャドーイングに取り組む。夜には添削フィードバックをもとに復習し、発音やリズムを微調整する。
このように、TEDとシャドテンを連動させれば、忙しいビジネスパーソンでも効率よく英語力を伸ばすことができます。
TED英語学習アプリや拡張機能と併せて、ぜひシャドテンも活用してみてください。
また、当社公式LINEの「友だち追加」をしてアンケートにお答えいただくと「リスニング力向上に役立つWeb book」が受け取れます。 リスニングに役立つ情報もLINEで配信していますので、ぜひこの機会にご登録ください。

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