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TEDディクテーションで英語力を向上させる|効果・やり方完全解説

  • それなりにTOEICのスコアは高いけれど、ビジネスシーンになると聞き取りが難しいことがよくある…。

そんな人におすすめなのが、TEDを用いたディクテーションです。

この記事を読めば

  • TEDディクテーションの効果
  • TEDを用いたディクテーションのやり方
  • TEDディクテーションの効果を高める学習方法

などがわかりますよ。

ビジネスシーンで使える英語力を身につけたい方は、ぜひご一読ください。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

シャドーイング添削サービスについて

シャドーイングは、リスニング力を飛躍的に向上させます。

もしこれからシャドーイングの開始を検討するのであれば、自分でシャドーイングのトレーニングをするよりも、教材選びからトレーニング法、発音添削までついているシャドーイング添削サービスを検討するのが良いでしょう。

その中でも特におすすめなのが、「シャドテン」です。

  • 英語のプロが、毎日フィードバックをくれる
  • ビジネスに役立つ教材が1000以上・音源は4カ国対応している
  • スマホ一つで完結!毎日30分、いつでもどこでも好きなタイミングでできる

教材もフィードバックも、全てがスマホで完結しているのでシャドーイングをすること以外殆ど手間がかかりません。

ぜひこの機会にご検討ください。


目次

英語プレゼンの宝庫・TEDがビジネスリスニングに最適な理由

TED は「18分以内」という制限の中で、世界の第一線で活躍する起業家や研究者が語るプレゼン動画を無料公開しています。

マーケティング、リーダーシップ、テクノロジーなどビジネス直結のテーマが多く、インタラクティブな英語字幕・日本語字幕をワンクリックで切り替え可能です。

聞き取れなかった箇所を即確認できるためディクテーションとの相性も抜群。

語数は1,200〜2,000語と負担が少ないものが多く、各国アクセントが混在していることから実戦的なリスニング耐性も養成できます。

さらに再生速度を 0.5〜2倍で調整できるので初級者でも段階的に負荷を上げられます。内容自体が面白いものが多く、楽しみながら続けることができるでしょう。

ディクテーションが聞いて理解する力を鍛えるメカニズム

ディクテーションは「聞く→短期記憶に保持→書き出す→正解と照合」という四段階を回すことで、音声知覚・ワーキングメモリ・意味統合を同時に鍛える学習法です。

耳で捉えた音を文字化する過程でリンキングや弱形、子音消失など英語特有の音声変化を身体で実感し、次回同じ音を聞いた瞬間に自動補完できる回路が形成されます。

間違った場所や聞き取れなかった部分を色分けして可視化すれば、自分が苦手な音や語彙パターンが一目瞭然になり、次に重点訓練すべき箇所が明確になるのもメリットです。

結果としてリスニングだけでなく発音・スペリング・要約力まで一気に底上げできるのがディクテーションのポイントです。

ただしディクテーションは「視覚情報」に頼ったトレーニングであり、それだけで音声知覚が完成するわけではないことは留意しておきましょう。

実際の会話場面では当然スクリプトなどはないため、音声知覚を完成させリスニング力をさらに向上させたいならシャドーイングといったトレーニングを並行して実施することが大切です。

TEDディクテーションの効果とメリット

TEDを用いたディクテーションは単なる書き取りではなく、ビジネス成果に直結する総合トレーニングといっても過言ではありません。

TEDディクテーションの効果とメリットを解説します。

語彙・専門用語を実務シーンの文脈で覚えられる

サプライチェーンや ROI、blockchainなどビジネス現場で頻出する専門用語も、TEDでは成功事例や失敗談とセットで語られることが多いです。

そのため、単なる暗記でなく「状況+背景+目的」を立体的に想起しながら記憶に定着します。

翌日の会議や英文メールでそのまま引用しやすく、語彙学習と実務応用を同時に進められる点が最大の魅力です。

音声知覚と瞬時の意味理解を同時にトレーニングできる

全文を書き取ったあとにキーワード抽出、さらに150字要約へと情報量を段階圧縮すると、脳内で「音→意味→構造」の処理が高速往復します。

反復によりワーキングメモリが鍛えられ、商談中でも相手の発言を聞き逃さず理解できる“リアルタイム思考回路”が完成。

海外駐在の基準として求められることが多いTOEICのパート3・4の長文対策としても即効性があります。

発音・イントネーションを客観的にチェックできる

ディクテーションで空白になった単語や聞き違えた語は、多くの場合自分の口が再現できない音です。

誤答リストを作り、その語だけを10回シャドーイング→録音→セルフチェックすると、母音の長短や語末子音の有声・無声など細部が矯正され、リスニングのクリアさと発話の説得力が同時に向上します。

準備編|学習環境を整える5ステップ

TEDを用いたディクテーションには多くの学習効果があり、ビジネスシーンで使える英語力を身に着けたいなら、ぜひ取り入れたいトレーニング方法です。

一方で、いきなりTEDを聞きながらディクテーションをしても学習効果は上がりづらいもの。ディクテーションは準備が9割です。

以下の流れで環境を整えましょう。

音声とスクリプトを同時表示する方法(PC/スマホ)

TED.comの “Transcript” 機能や TED アプリの字幕ボタンを活用し、再生位置とスクリプトを同期します。クリックで該当箇所へジャンプできるため照合がスムーズです。

PCでは拡大表示で視線移動を最小化、スマホは横画面にすれば行送りも減り、書き取りミスがぐっと減少します。

日本語・英語字幕を切り替え/併用するテクニック

初回は英語字幕のみ、意味が取りづらい部分のみ一時的に日本語字幕をオンにしましょう。

理解を損なわずに聴解負荷を維持できます。再生ごとにON/OFF箇所を変えると「訳なし解釈→確認→再挑戦」の階段学習が自然に組め、記憶定着率が跳ね上がります。

再生速度を自在に調整して難易度をコントロール

英語初心者は0.8倍速、中級者は等速、上級者は1.2倍速でチャレンジしてみましょう。速度を変えるだけで同じ教材でも負荷を段階的に上げられます。

耳が慣れたら一文ごとに等速→高速→等速とジグザグ再生すると処理速度がさらに向上し、速話者にも余裕で対応できます。

ディクテーション用ワークシート&テンプレートを入手

GoogleドライブなどでDictation用のシートを作り、左列に自分の答案、右列に公式スクリプトを貼付けしましょう。

差分が一目で確認できるようになります。条件付き書式でセルを色分けすると誤答タイプ別ヒートマップが自動生成され、弱点分析を直感的に行えます。

進捗を可視化できる学習管理ツール・アプリを使う

NotionやAnkiを使い、視聴トーク・正答率・学習時間を数値化しましょう。カレンダーに色を付けるだけでも継続率は飛躍的に向上します。

週次レビューで「総語数」「新出語彙」をグラフ化すれば成長曲線が一目瞭然となり、学習投資対効果を定量的に確認できます。

実践編|TEDディクテーション3フェーズ学習プロセス

上記準備が終わったら、いよいよ実践に入ります。

忙しいビジネスパーソンでも取り組みやすい、30分で完結する1サイクルをご紹介します。

Phase 1:聞き取り(音声のみ/速度調整)

まずはスクリプトを見ずに3回再生します。

1回目は全体像を把握しメモは取らない、2回目はキーワードを拾いながら空欄にタイムスタンプを書き込み、3回目で接続詞・数字・固有名詞を特定しましょう。

再生ごとに 0.8→1.0→1.2 倍速へ上げると集中力が切れず、耳と脳を一気にウォームアップできます。

Phase 2:書き取り(全文/キーワード/要約の3段階)

全文を書き取り→キーワード抽出→150字要約と負荷を徐々に下げる三段構えで、情報を“圧縮→再展開”する回路を養成します。

書き取り段階はペンよりタイピングがおすすめです。

入力速度を計測しておくと処理スピードの成長を数値で確認でき、モチベーション維持にも効果的です。

Phase 3:照合&フィードバック(自動採点+自己分析)

公式スクリプトとExcelのEXACT関数などで差分をチェックします。脱落・誤綴・誤聴を条件付き書式で赤・黄・青に色分けし、同パターンをタグ付けして再訓練しましょう。

正答率と語数を自動集計すれば改善率がひと目でわかり、学習のPDCAが高速化します。

復習サイクルの回し方と弱点克服法

翌日・3日後・1週間後の3スパンで再ディクテーションします。

初回正答率 80%未満の文はスクリプト暗唱→シャドーイング→書き取りと多角的にリピートし定着率を倍増させるのがポイントです。

Notionで復習リマインダーを設定し、進捗を可視化すると“抜け漏れゼロ”の復習サイクルが完成します。

TEDトークの選び方と活用法

適切な素材選びは学習効率を大きく左右します。

難易度別のおすすめトークを10個や、TEDトークの活用法をご紹介します。

難易度別おすすめトーク10選(CEFR B1~C1)

CEFRを基準とした難易度別のおすすめトークです。

CEFR基準の英語レベルがわからない方は、TOEICスコアやTOEFLスコアでの目安も記述したので参考にしてください。

B1 (TOEIC 550‑780 / TOEFL 42‑71)

Susan Cain – “The power of introverts”:内向型が創造性・問題解決にもたらす利点を語る。日常語+ビジネス基礎語が中心で聞き取りやすい。

Julian Treasure – “How to speak so that people want to listen”:プレゼン・営業で相手を引き込む声の出し方と話術を解説。リズムがゆっくりでディクテーション入門に最適。

B2 (TOEIC 785‑940 / TOEFL 72‑94)

Simon Sinek – “How great leaders inspire action”:ゴールデンサークル理論を紹介。抽象概念と具体例が交互に出るため中級者の語彙強化に◎。

Shawn Achor – “The happy secret to better work”:ポジティブ心理学と生産性の関係をユーモラスに解説。速度は速めだがストーリー構成で聞きやすい。

C1 (TOEIC 945+ / TOEFL 95‑110)

Elon Musk – “The future we’re building—and boring”:地下トンネル、宇宙開発、AI など多領域を高速で語る。固有名詞と技術語が多く上級リスニング向け。

Paul Romer – “Why the world needs charter cities”:制度設計が経済成長に与える影響を論じるアカデミックトーク。政策・経済語彙が豊富で挑戦しがいあり。

長さ別(~6分/7‑12分/13分以上)で学習効率を最適化

TED の再生時間を“短・中・長”に仕分けすると、1日のスキマごとに最適教材を即選択できます。

例えば朝の通勤6分は耳慣らし&脳のウォームアップ、昼休み10分は等速ディクテーション+要約で集中筋を鍛え、夜の18分は全プロセス+シャドーイングで総仕上げといった具合です。

長さが固定されていると学習計画が立てやすく、視聴完了率も向上します。

さらに週末は13分超を1本だけじっくり精聴し、専門語をAnkiなどに追加すると復習効率が跳ね上がります。

テーマ別語彙リストの作り方+サンプル提供

業務関連語をピンポイントで強化したいなら、トークの英文スクリプトをExcel に貼り付け、=SPLIT(A1,” “) で単語を列展開→PivotTable で頻度集計→出現数トップ50語を抽出する方法が便利です。

マーケティング系トークならlead magnet、conversion rate、churnといったKPI用語が瞬時に可視化されます。

抽出語をCSVでAnkiにインポートすれば、語彙学習とリスニング演習を1つのワークフローに統合できるようにもなります。

便利なTEDトーク活用法

Chrome拡張 「Dual Subtitles for TED Talks」をChromeウェブストアからインストールし、TEDの再生ページで拡張アイコンをクリックすると、オリジナルの英語字幕と選択した翻訳字幕を同時表示できます。

フォントサイズ調整や全画面モードでも字幕が同期するため、意味を確認しながらリスニング負荷を自在にコントロール可能です。

まとめ|シャドテン×TEDディクテーションで英会話力を底上げしよう

TEDを用いたディクテーションは、ビジネス直結のテーマを用いながら英語力を向上させることができる、ビジネスパーソンにぴったりの学習法です。

とはいえ、ディクテーションはあくまで視覚情報に頼ったトレーニングであり、それだけで音声知覚といったリスニングに必要な能力が完成するわけではありません。

シャドーイングと並行して実施することで、お互いの不足する部分を補い合いながらトレーニングができ、相乗効果が生まれます。

シャドーイングにおすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。

シャドーイングには以下のような特徴があり、TEDディクテーションと合わせて使うことで、さらに効率的に英語力を伸ばしていくことができます。

【シャドテンの魅力】

◆プロの添削で確実に上達
英語特有の音声変化を中心に、プロが毎日添削。良かった点と改善点を的確にフィードバックしてくれるので、効果的に発音やリズムを修正できます。独学のTEDディクテーションだけでは補えない、リンキングといった音変化も含めて指導が受けられ、リスニング力が格段に向上します。

◆豊富な教材と便利な機能
4つのアクセントに対応し、1000以上の教材を収録。AB再生やスピード調整、スクリプト表示切り替えなど、便利な機能も充実しています。

シャドテンとTEDディクテーションを併用することで、効率よく英会話力を向上させることができ、ビジネスの現場でも自信を持って英語を話せるようになります!

ぜひシャドテンとTEDディクテーションを英語学習に取り入れてみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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