英語で話すたびに「何と言えば自然だろう」と立ち止まる——そんな悩みを抱える大人は少なくありません。
しかし場面別の定番フレーズをストックし、聞き取りと文章化を同時に鍛えるというシンプルな戦略で、会話は驚くほど滑らかになります。
本記事では日常・旅行・ビジネス・試験の4大カテゴリーを横断し、即戦力となるフレーズを厳選しました。あわせて効果的な学習メソッドも紹介し、読み終える頃には「必要な表現が瞬時に口をつく自分」に一歩近づくはずです。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
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日常・カジュアルシーンで使えるフレーズ
ここでは挨拶・雑談から感謝・依頼まで、友人や同僚との距離を一気に縮めるカジュアル表現 をシーン別に紹介します。
構造がシンプルなので語順を覚えれば応用自在です。
自己紹介で自然に話す表現
第一印象は数秒で決まると言われます。名前と仕事に パーソナルな話題をひとつ添える だけで、会話は格段に続きやすくなります。
- “Nice to meet you. I’m Ken.” — はじめまして、ケンです。
- “I work in marketing at ABC Corp.” — ABC 社でマーケティングを担当しています。
- “In my free time, I love hiking.” — 暇なときはハイキングが好きです。
雑談を盛り上げるフレーズ
雑談は共通点を探し、リアクションを返す キャッチボール。
「オープンクエスチョン → 共感 → 深掘り 」の型を意識すると沈黙の気まずさを回避できます。
- “How’s your week going so far?” — 今週はどう?
- “I heard you love jazz—got any album recommendations?” — ジャズが好きなんだって?おすすめのアルバムは?
- “The weather’s perfect for a walk today, isn’t it?” — 今日は散歩日和だね。
友人とのカジュアル会話で使える言い回し
友人同士のやり取りでは 短い相づちがいいテンポを生みます。好意や遠慮をサラッと示す一言で会話にいい流れが生まれますよ。
- “Sounds good to me!” — いいね!
- “I’m down for that.” — それ参加するよ。
- “No worries, take your time.” — 気にしないで、ゆっくりで大丈夫。
感謝・お礼・謝罪・褒め言葉の基本フレーズ
ポジティブな感情は言葉に乗せてこそ伝わります。感謝+理由、謝罪+解決策 のセットで誠実さが倍増します。
- “Thanks a ton for your help.” — 助けてくれて本当にありがとう。
- “Sorry about the mix‑up. I’ll fix it right away.” — 混乱させてごめんね。すぐ対処します。
- “You did an amazing job on that project.” — あのプロジェクト、すごく良かったよ。
質問・確認・依頼を的確に伝える表現
曖昧なまま進むと再度確認をする手間が発生します。Could you…? / Just to double‑check で丁寧かつ明確に意図を伝えましょう。
- “Could you clarify what you mean by that?” — それはどういう意味か詳しく教えてもらえますか?
- “Is it okay if I borrow this for a minute?” — これ、少し借りてもいい?
- “Just to double‑check, we meet at 3 p.m., right?” — 念のため確認だけど、3 時集合で合ってる?
勉強会やセミナーで自信を持って発言するフレーズ
参加型イベントでは 質問 → 持論 → 追加提案 の順に話すと、発言の価値が伝わりやすいです。冒頭で結論を示すと聴き手の注意を惹きつけることができますよ。
- “I have a quick question regarding slide 5.” — スライド 5 について質問があります。
- “From my experience, I’d say that…” — 私の経験から言うと…
- “That’s an interesting point. May I add something?” — 興味深い点ですね。補足しても良いですか?
旅行・外出先で役立つフレーズ
旅先では時間も情報も限られるため、要件を端的に伝えるシンプルな英語が鍵となります。交通・食事・買い物・緊急時の 4 カテゴリから厳選したフレーズで、不安を一掃しましょう。
旅行先で現地の人と気軽に話す方法
ローカルに声をかければ旅は一段と楽しくなります。褒め言葉 → 質問の流れで相手も親身に対応してくれます。
- “Could you recommend a local restaurant?” — 地元のレストランを教えてもらえますか?
- “What’s the best way to get to the castle?” — お城へ行く一番良い方法は?
- “This city has such a vibrant atmosphere!” — この街はとても活気がありますね!
レストラン・カフェでスムーズに注文する表現
メニュー選びから支払いまで迷わず言えると、食事そのものを楽しむ余裕が生まれます。
- “Could I have the grilled salmon, please?” — グリルサーモンをお願いします。
- “Can we split the bill?” — 会計は別々にできますか?
- “Do you have any vegetarian options?” — ベジタリアン向けのメニューはありますか?
買い物時の値段交渉や確認フレーズ
サイズ・色・税など 具体的な条件を先に示すと交渉がスムーズです。ちょっとした一言で自分の欲しいものに出会える確率が上がり、満足度もアップしますよ。
- “Is there any discount on this item?” — これ、割引はありますか?
- “Could I see that in a different color?” — 別の色を見せてもらえますか?
- “Does that price include tax?” — その価格は税込みですか?
緊急時に助けを求める英語表現
命や財産に関わる場面では主語を省いて動詞から始めると緊急性がより伝わります。
- “Help! Please call an ambulance.” — 助けて!救急車を呼んでください。
- “I lost my passport.” — パスポートをなくしました。
- “Where is the nearest police station?” — 最寄りの警察署はどこですか?
道案内・受付対応で使う基本フレーズ
方向を示す際は 動詞 → 方向 → 目印 の順が鉄則です。相手の視点で説明すると親切です。
- “Excuse me, where can I find the ticket counter?” — すみません、チケット売り場はどこですか?
- “Go straight and take the second left.” — まっすぐ行って 2 つ目を左です。
- “You’ll see it next to the bank.” — 銀行の隣にあります。
ビジネスシーンで印象を残すフレーズ
ビジネス英語では丁寧さと論理性の両立が成功の鍵です。会議・プレゼン・交渉まで、信頼を勝ち取る表現を網羅しました。
ミーティングで意見をはっきり伝える表現
ミーティングでは、特にはっきり説明することが求められます。結論 → 根拠 → 提案の三段ロジックで説得力が大幅に向上しますよ。
- “I’d like to add to what Sarah mentioned.” — サラの発言に補足させてください。
- “From a cost perspective, this option seems more viable.” — コスト面から見るとこちらの案が現実的です。
- “Could we explore an alternative approach?” — 別の方法を検討できますか?
プレゼンテーションで説得力を高める言い回し
データ → 解釈 → 行動要請の流れで話し、聴衆を動かしましょう。
- “As you can see from this chart, sales have doubled.” — この図の通り、売上は倍増しました。
- “Our goal today is to secure market share.” — 本日の目標は市場シェアの確保です。
- “To sum up, investment now will lead to growth.” — まとめると、今の投資が成長を生みます。
電話応対やオンライン会議でスムーズにやり取りする表現
通信トラブルはつきものです。音声・映像・共有の 3 項目をチェックリスト化すると安心です。
- “Could you speak a little louder? The line is faint.” — 少し大きな声でお願いできますか?音声が弱いです。
- “Let me share my screen.” — 画面を共有します。
- “I believe you’re on mute.” — ミュートになっているようです。
面接で印象に残る受け答えフレーズ
面接ではデータと共に「どうしたいと思っているか」「自分はどういう人間か」ということをアピールすることが重要です。
- “My strength is problem‑solving under pressure.” — 私の強みはプレッシャー下での問題解決です。
- “I improved workflow efficiency by 20%.” — 業務効率を 20% 向上させました。
- “I’m eager to contribute my skills to your team.” — 御社チームに貢献したいと考えています。
交渉やディスカッションで有利に進める英語
譲歩条件と共同利益を明示しwin‑winを提案すると合意に近づきやすいです。
- “Would you be open to a 10% discount if we increase the order volume?” — 発注量を増やせば 10% 値引き可能でしょうか?
- “Let’s find a win‑win solution.” — 双方に利益のある解決策を探しましょう。
- “Could we revisit the timeline based on these findings?” — この結果を踏まえスケジュールを再検討できますか?
クライアント受付・案内とフォローアップ挨拶
訪問前・中・後の三段階でホスピタリティを示すと関係が長期化します。
- “Welcome to our office. May I take your coat?” — ようこそ弊社へ。お上着お預かりしましょうか?
- “Thank you for meeting with us today.” — 本日はお時間をいただきありがとうございます。
- “I’ll follow up with the requested documents by Friday.” — ご要望の資料は金曜までにお送りします。
試験・スピーチ対策のフレーズ
高得点や説得力あるスピーチには情報構造の明確化とキーフレーズの活用が不可欠です。ではそれぞれ見ていきましょう。
IELTS/TOEFL スピーキングで高得点を狙う表現
資格系のスピーキングテストでは意見提示 → 対比 → 結論の三段構造で論理性をアピールしましょう。
- “One key factor to consider is…” — 考慮すべき重要な要素は…
- “On the other hand, some argue that…” — 一方で…という意見もあります。
- “In conclusion, these benefits outweigh the drawbacks.” — 結論として利点が欠点を上回ります。
ニュースや記事を要約して説明するフレーズ
要約する場合は、主張 → 要約 → 展望のテンプレートが効果的です。
- “The article states that renewable energy costs are declining.” — 再生可能エネルギーのコストが下がっていると記事は述べています。
- “To put it simply, demand is outpacing supply.” — 簡単に言うと、需要が供給を上回っています。
- “The author concludes by calling for policy reform.” — 著者は政策改革を求めて締めくくっています。
スピーチ・講演で聴衆を引きつける言い回し
一定数の人の前で話をする際、ストーリー → 教訓 → 行動提案の順で展開していくとメッセージが相手に刺さりやすくなります。
- “Imagine a world where…” — …の世界を想像してみてください。
- “Let me tell you a story about…” — …についての話をさせてください。
- “Here’s the takeaway: small steps lead to big change.” — 要点は、小さな一歩が大きな変化を生むということです。
コミュニケーション力を高める学習メソッド
フレーズ暗記は非常に便利なものの、それだけでは本当の意味での英語力は伸び悩みがちです。
真に使える英語力を身につけるためには、聞く力と文章化力の二本柱を意識してトレーニングしましょう。
瞬間英作文で文章化力を鍛える方法
英語で伝えたいことが頭に浮かんでも、日本語のまま思考が止まってしまう――それは「文章化」の回路が十分に鍛えられていない証拠です。
瞬間英作文は、目に入ったり耳にしたりした日本語を、瞬時に英語語順へ並べ替えて口に出す反復トレーニングで、語順の選択を無意識で行えるようにすることで、文を組み立てるスピードと正確さが飛躍的に向上します。
暗記した定型表現では対応できない複雑な場面でも、主語・時制・修飾語を瞬時に調整し、自分の言葉で発信できるようになるのが最大の利点です。
同じフレーズを何度も再構築する過程で動詞変化や冠詞の細部も擦り込まれ、文法ミスが減り説得力が増します。さらに、脳内での「日本語→英語」変換プロセスが薄まり、英語で直接思考できる状態へ近づきます。

シャドーイングでリスニング力を底上げ
スピーキングが滑らかでも、相手の英語を聞き取れなければ意思疎通は成立しません。
そこでおすすめなのがシャドーイングです。シャドーイングはネイティブ音声を 1〜2 語遅れで追従して発話するトレーニングで、耳と口を同時に鍛えるのが特徴です。
連結・脱落・弱形といったネイティブが話す英語に特有の音の変化を身体ごとコピーするため、「聞こえた音が何の単語か」を瞬時に識別する音声知覚が劇的に向上します。
その結果、会議やニュースの早口英語でも情報を逃さずキャッチでき、自分の発音もネイティブに近づくため、コミュニケーション全体の質が底上げされます。
さらに録音して客観視することで、母音の長短やイントネーションの癖を自覚しやすく、改善サイクルを回しやすいのも大きなメリットです。

まとめ
本記事で取り上げたフレーズとメソッドを実践すれば、日常からビジネスまで聞けて話せる自分に近づけます。
さらに効率よく伸ばしたい方には、1日30分から始められるシャドーイング特化型アプリ:シャドテンがおすすめです。
自分のシャドーイング音声を録音をアップロードすると、英語のプロが英語特有の音声変化(連結・脱落・弱形など)を中心に毎日添削し、「良かった点」と「改善点」を具体的にフィードバックしてくれるため、独学では気づけない発音のクセやリズムのズレを最短距離で修正することが可能です。
教材は米・英・豪・加の 4 つのアクセント、1,000以上の多彩なコンテンツを搭載。音声スピード調整やABリピート、スクリプトのワンタップ表示切替など、シャドーイングに特化した機能が充実しているため、忙しい人にもおすすめ。
いまなら7日間無料体験も実施しているので、ぜひこの機会に使いやすさを実感し、口と耳を同時に鍛えていきましょう!
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