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英語の発音を習得したい!フォニックスの基本や学習方法をご紹介

「オンライン会議で相手の英語が聞き取れず沈黙が続いた――」。そんな苦い経験はありませんか?
日本語話者が英語の音を「正しく聞き取れない」原因は、アルファベットと音声を結び付けるスキル=フォニックスの欠如にあります。

フォニックスを知らないまま「カタカナ発音」を当てにしていると、ネイティブの “water” が “ウォーラー” に、 “business” が “ビズネス” に聞こえ続け、リスニングもスピーキングも頭打ちになります。

この記事では、フォニックスの基本や学習メリット、フォニックスの学び方について詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

フォニックスとは何か――ビジネスマンが押さえるべき基礎

フォニックスは文字と音を一対一で結び付け、聞く・読む・話すを同時に鍛える学習法です。

ただし忙しいビジネスマンがフォニックスを習得し最短で成果を得るには、

  • フォニックスの概念とメリットを理解する
  • 学校で身に付いたカタカナ英語との根本的違いを把握する
  • 日本語母語話者が陥りやすい発音の盲点を認識する

という3段階が欠かせません。

ここからは、上記3点について具体的にご説明します。

①フォニックスの定義と必要性

フォニックスはアルファベットを「名前」ではなく「音」として捉え、規則に沿って単語を正確に読み書きする指導体系です。

子ども向けと思われがちですが、成人にも大きな効果が確認されている指導体系です。

フォニックスを通して音と綴りの規則を自動化すると、未知語も推測できるようになり、資料を即座に読み込むことも可能になって作業効率も上がります。

さらに、フォニックスを習得すれば英語の弱形や連結音などを聞き逃しにくくなります。

②フォニックスとカタカナ英語の違い

カタカナ英語は日本語の50音で外来語を置き換えた便宜的表記です。そこには/r/と/l/、短母音と長母音、二重母音など、英語固有の音が組み込まれていません。

結果として“desk”は「デスク」と3拍、“world”は「ワールド」と4拍に伸び、実際の音節構造と大きく乖離します。

フォニックスは/ɛ/・/æ/・/ʌ/など、日本語にない母音や子音連結を区別し正確に再現するため、聞き取りの解像度が上がり要点を逃すこともなくなるでしょう。

③日本語母語話者がつまずくポイント

日本語話者が最初につまずきやすいのは、語末の子音や二重母音など日本語にない音です。例えば、milk の /lk/ は無意識に母音を足し「ミルク」と3拍に伸ばしがちです。

/θ/ や /ð/ も舌を歯に当てる動きがないため「サ」「ザ」に置き換わりやすいでしょう。

さらにアクセント位置を誤ると本来弱くなる母音を強調してしまい、別の単語に聞こえることも少なくありません。これらのクセを一つずつ意識して正しく発音することが大切です。

フォニックスの基本ルールを押さえよう

フォニックスの定着には「文字を見た瞬間に正しい音が浮かぶ」状態を作ることが欠かせません。ただしアルファベット26文字が生み出す音は44以上あり、体系的に整理しないと混乱しがちです。

そこで本節では

  • アルファベットと音の基本関係
  • 短母音・長母音・子音結合など主要ルール
  • 例外語と暗記テクニック

の3点を順に解説します。

リスニングとスペリングを同時に底上げしたいビジネスマンの皆さんは、ぜひ参考にしてください。

①アルファベットと音の関係

英語のアルファベット26文字は、母音5文字と子音21文字という単純な区分だけではありません。それぞれが孤立したときと組み合わせたときでは音が変化し、特に母音は短母音・長母音・二重母音に変わります。

例えば、a は cat で /æ/、cake で /eɪ/、father で /ɑː/ と三通りに響くのが特徴です。子音も c が /k/ と /s/、g が /g/ と /dʒ/ を担うなど、複数あわせ持ちます。

発音記号を併記した対応表を作り、毎朝5分で全音を口慣らしするだけでも、初見単語を7割以上の精度で解読できるようになります。

慣れてきたら、語尾の連結や弱形にも意識を向けてリスニングをしてみましょう。

②主要フォニックスルール一覧

フォニックスの核となるルールは5つだけです。まずは一覧で押さえ、後から細部を確認するのが効率的です。

ルール内容
①CVC パターン「子音+母音+子音」の並びでは母音が短く発音されます。pen /pɛn/big /bɪg/
②silent-e ルール語末の e は声に出さず、その前の母音を長く伸ばします。cake /keɪk/
③二文字子音(digraph)ch・sh・th など二文字で一つの音を作る組み合わせです。ch /tʃ/、sh /ʃ/、th は /θ/ または /ð/ になります。chair /tʃɛər/ship /ʃɪp/think /θɪŋk/this /ðɪs/
④r-controlled vowelar・er・ir などでは r が母音を支配し、独特の響きを生み出します。ar /ɑːr/er /ɜːr/
⑤二重母音(diphthong)oi/oy、ou/ow など二つの母音が滑らかにつながり、一つの長い音になります。rain /reɪn/eight /eɪt/house /haʊs/

これらの項目をそれぞれカードやシートにまとめ、1週間ごとにテーマを変えて復習すると、記憶が定着しやすくなります。

③覚え方のコツと例外

ルール暗記を阻む最大の壁は例外語の扱いです。

have や love のように silent-e があっても短母音になる語、was や says のように綴りと音が食い違う語は、早めにカード化して赤系マーカーで目立たせましょう。派生語を並べると規則が浮かびやすく、画像とリンクさせれば記憶が長持ちするといわれています。

さらに前日に間違えた単語を翌朝に確認し、正しい音で発音し直すサイクルを作ると定着率が劇的に伸びます。

例外こそ練習の宝だと考えて取り組みましょう。

フォニックス学習のメリット

フォニックスは「聞く・話す・読む・書く」を同時に底上げできる点が強みです。

ここでは、

  • 発音の正確性
  • リスニング力の飛躍
  • スペリングミス削減
  • ネイティブらしいイントネーション

というフォニックスの4つの学習メリットについて、具体的に紹介します。

①発音の正確性

フォニックスでは、一つひとつの文字が担う音素を口の形から徹底的に確認します。

/r/ と /l/ のように日本語に存在しない対立でも、舌先の位置や息の流し方を意識して練習するため混同しにくくなります。

また、母音の長短や語末子音の有無を区別しながら発話する習慣がつくので、単語をセンテンスにつなげても発音が崩れにくいでしょう。

英語プレゼンでのトラブルも激減します。自分の発声を録音して波形を確認するフィードバックを併用すれば、わずか数週間で明瞭度が目に見えて向上します。

②リスニング力の飛躍

音と文字を結び付ける感覚が身に付くと、ネイティブが矢継ぎ早に話しても、ただの音の塊ではなく単語の連なりとして耳に入るようになります。

例えば、want to が /wɑnə/ に変化して /t/ が落ちても、フォニックスで仕組みを理解していれば脳内で瞬時に元の形へ逆変換できるのです。

その結果、一度に保持できる情報量が増え、会議や商談の要点をリアルタイムでメモする余裕が生まれるでしょう。

さらに母音まで正確に聞き取れるようになれば、固有名詞や数字の取り違えが激減し、実務上のミス防止にもつながります。

③スペリングミス削減

フォニックスを学ぶと、耳で聞いた音をそのまま正しい綴りに変換する力も伸びます。

例えば短母音を含む CVC パターンなら pen、二重母音を含む語なら keen と即座に判断できるので、単語を書くときに迷う時間がぐっと減るでしょう。

音とスペリングの規則が身についている人は、初めて聞く単語でも約 70% の確率で正しく綴れるとも言われています。メールやチャットのタイプミスが減れば修正の手間が省け、業務スピードが向上するでしょう。

さらに辞書を引く回数も減るため、その分の集中力を会議や資料作成など本来の仕事に注げる点も大きなメリットです。

ネイティブのような発音へ

発音記号単位で正確に音を再現できるようになると、次のステップとしてイントネーションやリズムへ意識を向けられます。

英語は、強勢のある拍を軸にリズムが組み立てられるストレスタイミング言語です。フォニックスで子音と母音をクリアに発音できれば、そのリズムも自然に整います。

さらに、同じ語は弱く、キーワードは強くといった強弱のコントロールも容易になるため、抑揚が聞き手の理解を助けます。

結果として、プレゼンの説得力や会話の滑らかさが大きく向上し、「上手な外国人の英語」ではなく「自然で違和感のない英語」として評価されるようになるでしょう。

自宅でできる!フォニックス学習法まとめ

フォニックスは「いつでも・どこでも」学習できるのが魅力です。

ここからは、

  • コストと目的に合わせて選べる教材
  • 対話形式で理解を深めるオンラインレッスンの使い方
  • 忙しくても続けられる独学ルーティン

の3つを紹介します。

自分に合った組み合わせを作れば、通勤前の10分でも学習効果を感じられます。

①フォニックス学習のための無料&有料教材

以下は、フォニックス学習におすすめの教材です。

料金教材名特徴
無料ツールStarfall母音ごとの短い物語が豊富で、視覚と音がリンクしやすい
BBC Learning English “Sounds of English”子音・母音ごとに動画があり、口の形を確認しやすい
あいうえおフォニックス日本語の動画で1つ1つ丁寧に解説してある
有料アプリ・書籍Hooked on Phonicsゲーム感覚で進められ、大人の復習にも最適
Oxford Phonics World体系的にレベル設計され、単語・フレーズの定着を図れる

まずコストをかけず、全体像をつかむのがおすすめです。

基礎を固めたら、ゲーム感覚で進められるアプリ Hooked on Phonics や、体系的なレベル設計が魅力の Oxford Phonics World など有料教材に移行し、苦手な音を集中補強します。

この順序で学べば、無料素材で広く触れ、有料教材でピンポイントに矯正するという効率的なサイクルが完成します。

②オンラインレッスン活用術

オンラインレッスンを効果的に使うコツは、毎回テーマを一つに絞ることです。

「今日は短母音」「次回は /θ/ と /s/ の区別」という具合にフォーカスすれば、講師からのフィードバックが具体的になり改善が早まります。レッスンを録音しておき、指摘箇所を後から聞き返すと自分では気づけなかった癖を客観的に把握できます。

また、あらかじめ自作したルール別のシートを講師と共有すると、弱点が明確になり授業の密度が上がるでしょう。

③独学継続のポイント

忙しい社会人でも学習を続けるには、短時間でも高い頻度で音に触れる仕組みが必要です。

毎朝アルファベットの基本音から苦手音、そして前日に間違えた例外語までを順番に音読するだけで、発音筋が日々リセットされます。

学習した日はカレンダーに印を付けたり、週末に10語だけディクテーションテストを行ったりすると、進歩を「見える化」でき挫折しにくくなります。

さらに、SNSや学習アプリのコミュニティへ成果を投稿すれば、仲間からのリアクションが励みとなりモチベーションが自然と維持されるでしょう。

発音習得にはシャドーイングがおすすめ

フォニックスで音と綴りの関係を理解したら、次のステップは「音を運動として再現する」練習です。

その代表格が、シャドーイングという英語学習法です。

ここではまずシャドーイングの基本を整理し、フォニックス学習との相乗効果を示したうえで、毎日続けやすいアプリをご紹介します。

「発音を良くしたい」と考えている人は、ぜひ内容を参考に英語学習を進めてみてください。

シャドーイングとは?

シャドーイングとは、聞こえてきた英語の音声を、後を追いかけるようにして口から出す英語学習法です。耳で英語の音を聞き、即座に口に出すことで、リスニングと発音習得に最適な学習法として知られています。

また、シャドーイングは音読やディクテーションと違い「聞く・理解する・発声する」が一体化しているため、音声変化やリズムの取り方が身体感覚で身につくのが特徴です。

<シャドーイングの基本的なやり方>

  • スクリプトがついている短め(30秒~1分程度)の音源を用意する
  • 音声のみを聞き大まかな内容を把握する
  • スクリプトを見ながら音声を聞き発音や全体の意味を理解する
  • 5回を目安にオーバーラッピング(スクリプトを見ながら音声と同時に発話)を行う
  • シャドーイング(スクリプトを見ずにお手本音声の1~2語後を追うように発話)を行う(20回以上)
  • 録音した自分の音声を聞き振り返りを行う

シャドーイングとフォニックスの相乗効果

フォニックスで音素をしっかり聞き分けられるようになると、シャドーイング中に聞こえる弱形や音の連結を「知識」と「感覚」の両面で捉えられます。

例えば、want to が /wɔntə/ になったり /t/ が消えたりしても、「なるほど、こう変わるのか」と理解したうえで口がすぐ動くので、記憶に残りやすいわけです。

反対に、シャドーイングで何度も口にした語をフォニックスの規則に照らして見直すと、「この綴りでなぜこの音?」という例外も腑に落ちます。知識と実践が行ったり来たりするこの循環こそ、発音とリスニングを短期間で伸ばす最大の推進力になります。

シャドーイングにおすすめのアプリ

毎日シャドーイングを続けたいビジネスマンには、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」がおすすめです。シャドテンを使ってシャドーイングの音声を提出すれば、英語のプロがあなたの音声を英語特有の音の変化を中心に毎日添削してくれます。

良かった点と改善点が24時間以内にフィードバックされるため、独学の「発音迷子」を防げるのです。

また、シャドテンには1,000以上の教材が揃っており、4つの英語アクセントに対応しているため、英語学習の目的に合わせた教材選びが可能です。

フォニックスで築いた基礎を実践につなげるツールとして、出勤前の10 分から取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ:フォニックス+シャドーイングで発音を劇的改善

英語の音と文字の関係を体系的に学ぶフォニックスは、「聞こえない」「通じない」 という日本人の壁を破る第一歩です。そこへシャドーイングを組み合わせれば、耳と口が同時に鍛えられ、ビジネス現場でも即効果を実感できます。

シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」なら、プロによる毎日の音声添削と豊富な教材が揃い、忙しい社会人でも継続可能です。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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