今なら7日間無料体験実施中!

IELTSスピーキング練習完全ガイド|リスニング力でスコアアップ!

即座に考えをまとめ、論理的に話す力が求められるIELTSのスピーキング。スピーキングパートを特に苦手とする人は多いものです。

結論から言うとIELTSスピーキングは、IELTSスピーキングの問題形式と回答の型を知り、それに合った練習をこなすことで、確実に得点を重ねることができます

この記事を読めば

  • IELTSスピーキング各Partの形式と回答の型
  • IELTSスピーキングPart別練習方法
  • IELTSスピーキングとリスニング力の関係

などがわかりますよ。

IELTSスピーキングが苦手、IELTSスピーキングで点数が伸び悩んでいる方は、ぜひご一読ください。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

LINE公式アカウントでリスニングTipsをゲット!

リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。

当社のLINE公式アカウントで簡単なアンケートにお答えいただくと、無料で『リスニング力を飛躍的に上げる英語学習法』のWeb bookをプレゼント。

シャドテンオリジナルWebBOOK
シャドテンオリジナルWebBOOK

下のボタンからぜひ「友だち追加」をお願いいたします!

リスニングにはシャドテン
目次

IELTSスピーキング試験の基礎知識

ビジネスの現場では“敵を知り己を知る”が鉄則。IELTSスピーキング攻略も同じです。

 IELTS スピーキングの構成と評価軸を理解し、学習の的を絞りましょう。

試験形式とパート構成の全体像

IELTS スピーキングはわずか11〜14分で終わる非常にコンパクトな試験です。

しかし3パート制 × 4つの評価軸と、中身はかなり濃密です。まずは全体像を押さえ、練習の焦点をブレさせないようにしましょう。

【受験スタイル】
1対1のインタビュー形式。試験官と対面で向き合い、録音も同時に行われます。

【所要時間と内訳】
Part 1(4–5分):日常トピックのQ&A
Part 2(3–4分):1分準備+最大2分スピーチ
Part 3(4–5分):社会的テーマのディスカッション

合計11〜14分で終了するため、短い時間で過不足なく話すことが高得点への第一歩です。

【採点基準】

  • Fluency & Coherence ─ 話の流れと論理性
  • Lexical Resource ─ 語彙の幅と適切さ
  • Grammatical Range & Accuracy ─ 文法の多様性と正確さ
  • Pronunciation ─ 発音とイントネーション

各項目が1〜9バンドで採点され、平均値が最終スコアになります。

【攻略ポイント】
全パートを通じて「一貫した主張+具体例+結論」を意識し、自然な発音でテンポ良く話すのがコツです。

まずはこの全体設計図を頭に入れ、どの練習がどの評価軸を伸ばすか常に紐づけながら学習しましょう。

各パート(Part 1〜3)で求められる回答スタイル

3パートは“長さ・内容・論理の深さ”がすべて異なります。以下の枠組みを覚えたうえで、練習ごとにタイムを測りながら定着させましょう。

Part 1:アイスブレイク(4–5 分)

出身地・仕事・趣味など身近な話題に2〜3文で即答します。「質問を聞く → 結論 → 具体例(1文)」の10秒完結が基本です。

語尾を上げてフレンドリーなトーンを保つと、試験官が追加質問を投げやすく会話が滑らかになります。

Part 2:ロングターン(1 分準備+最大 2 分スピーチ)

トピックカードの4点を 「序→本論①→本論②→結」の 4 ブロックに割り振り、具体例2つを必ず挿入しましょう。

メモは3行以内でシンプルに書くのが正解です。視線を上げやすく、話の流れも崩れません。

120〜150wpm程度のナチュラルなスピードを意識し、First / Additionally / Finallyといったフレーズで聞き手を誘導しましょう。

Part 3:ディスカッション(4–5 分)

社会性の高い質問に3〜5文で回答します。

基本の型は「Why → Because → For example → Therefore」です。比較・因果・将来予測を1文ずつ盛り込むと論理が立体的になります。

この型を守れば、どのテーマでも “話が途切れず・論理が通る” 回答が可能です。

練習ではストップウォッチを使い、「速度・構成・内容」の3点を同時にチェックする習慣をつけてください。

セクション別:高得点を狙う練習ポイント

パートごとに磨くべきスキルは異なります。以下では「目標バンド 7.0」を想定し、効率的に伸ばすコツを整理しました。

Part 1(自己紹介&日常)の練習法

Part 1は“会話の高速キャッチボール”です。「10秒以内に結論+理由を返す」訓練を積めば、それだけでFluencyが底上げされます。以下の練習がおすすめです。

【1日10問 Q&Aシャドーイング】

  • ネイティブ模範音声を2回聴く
  • そっくり復唱 → 自分の情報に言い換え
  • 録音を1分でチェック(語尾・間の取り方を確認)

【質問テンプレの暗唱】

  • “Where do you live now?”
  • “How do you usually commute to work?”
  • “What do you like about your hometown?”

など、よく聞かれるであろう質問を暗唱すると、本番で若干聞き漏らしても「質問の型」から推測して答えられます。

【フィラーの暗記】

Well, honestly, / To be frank, といったフィラーを覚えておくと、本番で空白の時間を避けることができます。

【模範例】

Q: “Do you prefer tea or coffee?”
A: “I’m definitely a coffee person. It keeps me alert, especially during early‐morning meetings.”

Part 2(ロングターン)の効果的な準備と時間配分

Part2で高得点をとるには、論理よりも「物語性+具体例」が大切です。

時間配分に気を付けつつ、しっかりとキーワードとなる語句を入れながらテンポよく話しましょう。

【60秒 “1-2-3 メモ”】

内容例(本がテーマの場合)
1導入Life-changing novel
2キーワード×2resilience / cultural gap
3例示×3scene in airport / mentor quote / sales trip

IELTSスピーキングの練習でも、1-2-3 メモを意識しシンプルにメモするようにしましょう。単語に絞ることで、話しているときに目線を落とさず、試験官に目線を合わせることができるようになります。

【90秒アウトプット練習】
2分フルではなく90秒で言い切る練習を重ねると、落ち着いて発話ができるようになり発音評価も上がります。

【ディスコースマーカーを固定化】
First, Furthermore, To wrap upを必ず使用し、スピーキングの練習をしましょう。音読→録音→要約の3段ループで語数感覚を掴むのが大切です。

【模範例】

◆問題カード(Topic Card)

Describe a book that had a strong influence on you.

You should say:

  • what the book is
  • when you read it
  • what it is about

and explain why it was influential to you.

◆メモの内容

書く内容実際のメモ例
1導入(テーマを一言で)Life-changing novel
2キーワード×2(軸となる語)resilience / cultural gap
3例示×3(具体シーン)airport scene / mentor quote / sales trip

◆模範解答

First, I’d like to talk about “The Alchemist,” a novel by Paulo Coelho that completely changed the way I view risk in business.

I read it three years ago while I was stuck at São Paulo airport during a long delay. The protagonist—a young shepherd—leaves his safe routine and travels across deserts to pursue a dream that everyone around him calls unrealistic. This story instantly caught my attention because, at that time, I was preparing to relocate for our company’s first overseas project.

Furthermore, two scenes still echo in my mind. In one, the boy loses all his savings but learns resilience from starting over in a foreign culture. In another, he meets a mentor who says, “The secret of life is to fall seven times and get up eight.” That single line encouraged me to face the cultural gap I would soon experience in Brazil. I even wrote the quote on a sticky note and kept it on my laptop throughout the entire sales trip.

To wrap up, the book did more than entertain me; it pushed me to accept uncertainty, move abroad, and eventually close a multimillion-yen deal on that very trip. Because of that personal transformation, I reread key chapters whenever I doubt my next career move.

Part 3(ディスカッション)の論理的回答フレーム

Part 3は「ディスカッション」です。「結論→理由→具体例→再結論」の4文構成を守れば、どんな抽象テーマでも筋道の通った答えになります。

以下の手順とフレーズをセットで覚え、質問を聞いた瞬間に“骨組み”を自動生成できるようにしましょう。

◆結論 (1 文)
“I believe remote work will continue to grow.”
主張は In my view / I firmly believe / It seems clear thatなどで言い切りましょう。

◆理由 (1 文)
“The main driver is significant cost reduction for companies.”
具体的な指標(cost, efficiency, emissions, productivity など)を1つに絞ると論点がぼやけず、言いたいことを明確にすることができます。

◆具体例 (1 文)
“For instance, our firm cut 30 % in office rent last year after switching to hybrid work.”
数字・固有名詞・時期を入れると説得力が1段階アップします。練習でもKWとなる語句は何かをスキャニングするトレーニングをしましょう。

◆再結論 (1 文)
“Therefore, given the financial incentive, I consider the shift irreversible.”
Therefore / As a result / Henceで論証を締めます。

IELTSスピーキング評価項目に対応した練習法とコツ

IELTSスピーキングは4軸で評価されます。

「Fluency & Coherence ─ 話の流れと論理性」は、上記でご紹介した回答フレームを使うことで、高評価を得られるようになるでしょう。

一方残りの3軸は、回答フレームや定型フレーズを覚えるだけでは対処できません。

「Lexical Resource ─ 語彙の幅と適切さ」「Grammatical Range & Accuracy ─ 文法の多様性と正確さ」「Pronunciation ─ 発音とイントネーション」で高評価を得るための練習法をご紹介します。

Lexical Resourceを向上させる語彙力(Vocabulary)の広げ方と定着テクニック

語彙は「覚える→使う→聴く」の循環で定着します。次の手順を毎日こなせば、半年で約1,200語が“即戦力”になります。

クラスター暗記
シソーラス辞書などを利用し、類義語や対義語を物語に絡めてまとめて覚えましょう。

◆間隔反復
Ankiなどで「1・3・7・30日」など間隔をあけて再テストし、忘却を防ぎます。

◆アウトプット音読
習得語で150語の要約を作り、録音→翌日に言い換え練習を行います。

◆週末スピーチ
IELTS過去問を1題選び、新出語を5個以上入れて2分スピーチを録音し、発音も同時に確認しましょう。

Grammatical Range & Accuracyに対応できる文法練習

文法は「多様性×正確さ」の両立が必須です。毎日15分、次のメニューを回してバンド7以上を狙いましょう。

◆上位構文ドリル
現在完了進行・仮定法などを、動詞を替えながら4文ずつ書き換えます。

◆リフォーム練習
同じ内容を単文→等位接続→従位接続→関係詞複文へと段階的に変形させ、複雑な構文を組み立てる練習をします。

◆自己採点+添削
録音した回答を自分で採点し、冠詞や時制の誤りをメモして講師やAI添削アプリで修正を依頼します。

◆接続語テーマ週
原因結果・譲歩・対比などの接続語を週替わりで設定し、30秒スピーチで集中活用します。

練習成果を最大化する“リスニング力”の重要性

リスニングができないと、いくらスピーキング力をつけてもIELTSスピーキングの得点は伸びません。なぜならIELTSスピーキングの土台となるのはリスニング力であるといっても過言ではないからです。

IELTSスピーキングにおけるリスニングの重要性と、リスニング力向上の練習法をご紹介します。

質問を聞き取れないとスコアが伸びないメカニズム

IELTSの面接官は「質問にどれだけ適切に答えているか」を厳密にチェックしています。質問を聞き漏らしたり誤解したりすると、内容が的外れになり大きく減点されてしまいます。

例えば “Why do you think traffic congestion is increasing in cities?” という問いを「交通手段の好み」だと解釈してしまえば、いくら流暢に話しても高評価は期待できません。

ビジネスシーンでも同様で、顧客の真意を取り違えれば大型案件が一瞬で白紙になることがあります。

結局のところ、リスニング精度はスピーチ内容の正確性を決める土台であり、ここが甘いといくらIELTSのスピーキング練習に時間をかけても高得点にはつながりません。

「音声知覚」と「意味理解」を同時に鍛える重要性

第二言語のリスニングは、

  • 音声知覚(聞こえた音を正確な単語・フレーズとして識別する段階)
  • 意味理解(文脈を踏まえて内容を構築する段階)

という二層プロセスで機能しています。

音声知覚が弱いと単語が瞬時に浮かばず、理解にワーキングメモリを過剰に割くことになります。その結果、前の文の意味処理で手いっぱいになり、次に聞こえる音への注意が薄れる悪循環に陥りがちです。

逆に音声知覚が自動化されていれば、聞こえた瞬間に語彙が立ち上がり、理解フェーズに余裕が生まれます。

その余裕を論理構成や語彙選択に振り向けることで、説得力のあるスピーキングが可能になります。

相互補完的トレーニングのすすめ

シャドーイングやディクテーションは、上記二層を同時に鍛えられる効率的なメソッドです。

特にシャドーイングは音源の完全再現を何度も繰り返す中で、英語特有の発音やリズムといったものに慣れることができ、IELTSスピーキングの評価基準である「Pronunciation ─ 発音とイントネーション」にも効果的に作用します。

リスニングとスピーキングを切り離さず、補完的に伸ばすことが IELTS スピーキングを短期間で引き上げる最短ルートです。

バンド7以上を目指す方は、必ず日々のIELTSスピーキング対策に、シャドーイングやディクテーションを組み込みましょう。

まとめ:シャドテンでIELTSスピーキングを攻略しよう

IELTSスピーキングは、Taskごとの回答の型を知り、各評価軸のスキルに合わせたトレーニングをしていくことで、格段に取り組みやすくなります。

一方で、前述の通りスピーキング力を活かせるかどうかは、リスニング力次第です。リスニング力がなければ、どれだけIELTSスピーキングの練習をしても得点は伸びません。

リスニング力向上におすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンには以下のような特徴があり、続けることでIELTSスピーキングの点数を効果的に伸ばしていけます。

◆毎日のフィードバックでより効率的に音声知覚×発音向上
シャドテンでは、毎日プロの添削を受けながらシャドーイングが実施できます。独学では気づけない発音の間違いや抑揚のコツなどのフィードバックを受けながら正しくシャドーイングができ、より効果的にリスニング力とスピーキング力を向上させることができます。

◆豊富なテーマに対応
また1000以上の教材に加え4つのアクセントにも対応しています。IELTS頻出の教育や環境問題といったテーマの教材も多く、IELTSスピーキング対策にもぴったりです。

◆続けやすい仕組み・機能
AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えなど便利な機能も充実しており、ストレスなくシャドーイングを実施できます。LINEでの学習相談もあるため、独学でも安心して学習を進めていけるのもポイントです。加えてシャドテンは、シャドーイングトレーニングから課題提出までアプリ1つで完結するため、忙しい社会人でも続けやすいです。

今なら7日間の無料体験も実施しているので、この機会にぜひ使いやすさを実感してください!

シャドーイングするならシャドテン

シャドーイングするなら
シャドテン

  1. 英語学習のプロフェッショナルがあなたのコーチに
  2. ビジネスに役立つ教材が1000以上・音源は4カ国対応
  3. スマホ一つで完結!毎日30分、いつでもどこでも

また、当社公式LINEの「友だち追加」をしてアンケートにお答えいただくと「リスニング力向上に役立つWeb book」が受け取れます。 リスニングに役立つ情報もLINEで配信していますので、ぜひこの機会にご登録ください。

究極のリスニング学習法 webbook

シャドテンオリジナルWeb book『究極のリスニング学習法』をプレゼント!!

全5問のアンケートに答えるだけで無料でGETできるので、ぜひ友だち追加してみてくださいね。

  • 最新のリスニングTips
  • リスニング診断
  • 限定セミナー情報

など、リスニング力を上げたいあなたにピッタリなお役立ち情報を配信中です。

Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
記事をシェア or LINEでお役立ち情報をGET!!

この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

目次
リスニング力をあげるならシャドテン 7日間無料で体験する