- 単語帳もアプリも買ったのに三日坊主
- 半年続けても洋画のセリフがまだ字幕必須
そんな停滞感に悩む学習者は少なくありません。
その原因は、目標がぼんやりしていることと、選んだ学習法が目的に合っていないことの二重ミスマッチにあります。
本記事では、挫折を生む落とし穴を丁寧に分解し、モチベーションを自然に保つ目標設計のコツ、忙しい毎日に組み込みやすい学習プランの立て方、記録と可視化で成長を実感する方法など、今日から実践できるアイデアを具体例とともに紹介します。
読み終える頃には「続かない自分」を卒業し、英語学習が生活の一部として根づくロードマップを手にしているはずです。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
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なぜ英語学習のモチベーションは続かないのか?
英語学習のモチベーションが途中で続かなくなる背景には、
- 目標のあいまいさ
- 成果の不可視化
- 方法と目的の不一致
- 時間の制約
という4つの壁があります。
これらを細分化して対策すれば、継続は「意志の強さ」ではなく「仕組み」で決まるようになります。
本章では、英語学習のモチベーションが続かない上記4つの原因について具体的に解説していきますので、ご自身の英語学習について振り返りながら読み進めてください。
明確な目標設定ができていない
「いつか英語ペラペラに」では脳が行動指示を出せません。英語学習を継続するためには、明確な目標設定が何より重要です。
目標は、SMART原則を用いて設定するのが良いでしょう。
SMART原則とは、具体的(Specific)・計測可能(Measurable)・達成可能(Achievable)・関連性(Relevant)・期限設定(Time-bound)の5要素を満たす目標を立てることを言います。
SMART原則に従い「6月30日までにTOEIC800点」や「3か月後の社内会議を3分英語で回す」など、期限と数値をペアにすることで、脳は報酬イメージを具体化しましょう。
さらに長期ゴールを週単位にブレークダウンし、カレンダーに可視化すると締切効果が働きます。
タスクの粒度を細かくし、毎週必ずチェックポイントを設けることで「終わりが見えない不安」を排除し、やる気を自動的に継続させられます。
成長を実感できずに挫折する
語学力は直線ではなく階段状に伸びるため、停滞期を「成長していない」と誤認してしまいがちです。録音ファイル、模試スコア、累積学習時間などで客観指標を記録・グラフ化することで、わずかな上昇も視認できます。
ドーパミンは「進歩の兆し」に反応するため、微小な変化でも可視化すればモチベーションを保てます。また停滞期を「伸び代を貯める充電期間」と捉えるマインドセット転換も効果的です。
学習方法が合っていない
リスニングを伸ばしたいのに文法書を解いていては遠回りです。
目的と手段はタイヤとハンドルの関係です。聞き取る力を付けたいなら、音声を「聞く・真似る・検証する」シャドーイングやディクテーションなど、耳と口を同時に使う訓練を選びましょう。目標技能とトレーニングが一対一で対応しているほど成果は直線的に伸び、挫折の隙が減ります。
逆に、TOEIC 点数アップが最終目標なら語彙強化と問題演習を重ね、発音矯正に時間を割く必要はありません。
このように「達成したい事」と「投入する練習」が一直線で結ばれているかをチェックリスト化すれば、教材選びや学習時間配分が揺れず迷いもなくなります。
忙しさに負けてしまう
社会人は予定が変動しやすく、夜に2時間確保しようとすると残業や急用で計画が崩れます。
そこで、日々の行動ルーティーンに結びつけることがおすすめです。
歯磨き後に一分間シャドーイング、エレベーター待ちの30秒で単語復唱など、既存の行動に学習を繋げると、学習が習慣化しやすいと言われています。
行動開始のハードルが下がるため、学習頻度を確保でき、隙間時間の合計でも1日30分程度の学習量を積み上げられます。
このように、特に社会人英語学習者は、忙しくても無理なく学習を続けられる仕組み作りを行いましょう。
英語学習のモチベーションを高めるための5つのポイント
モチベーションが折れない学習者は、行動を自動化する「仕組み」を5つの柱で設計しています。
具体目標・成功体験・ロードマップ・仲間・楽しさ——これらを戦略的に組み込めば、意思の強さに左右されない学習ができるのです。
ここからは、英語学習のモチベーションを高めるために大切な下記の5つのポイントについて、具体的にご紹介します。
- 目標を具体的に設定する
- 小さな成功体験を積み重ねる
- 学習ロードマップを作成する
- 仲間やサポート環境を作る
- 楽しさを取り入れる
目標を具体的に設定する
まずは、英語学習の目標を具体的に設定してみましょう。
前述の通り、SMART 原則(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)に沿って目標を決めると、脳は達成イメージを描きやすく、モチベーションが維持しやすいと言われています。
例えば、
- TOEIC® L&R 800点を 2025年8月末までに取得する
- 海外ドラマを10話分、9月末までに字幕なしで90%以上理解できるようにする
- 英語プレゼン5分間を6月最終週の社内ミーティングで実施する
- 英単語2,000語を3か月で暗記し、テストで正答率90%を達成する
などのような目標を立てると良いです。
また、達成時には小さな報酬(お気に入りコーヒーなど)を用意し、行動と快感を連動させておくと習慣化が加速します。
小さな成功体験を積み重ねる
「一気に上達しよう」と高いハードルを設定すると、失敗した瞬間にやる気が急落します。そこで達成確率80%以上の“超小粒ゴール”を毎回用意しましょう。
たとえば「新しい英単語を30個覚える」「ビジネスメールの定型句を1つ覚え、実際に1行メールを作成して保存する」など数分でクリアできる課題です。
練習直後にチェックリストへ◯を付けると、脳は達成報酬としてドーパミンを放出し、次の練習へ自然に背中を押してくれます。
小さな成功が連鎖すれば「自分はできる」という自己効力感が育ち、より大きな課題にも挑戦したくなる正のスパイラルが生まれます。
さらに週末に成功回数を可視化するグラフを作成すれば伸びが見えて励みになるでしょう。
成功の定義は細かいほど良いので、音が一音クリアに出た、聞き取れなかった単語が一つ減った、といった微差でもOKです。
差分を記録する癖が成果の貯金通帳となり、停滞期でもやめずに学習を続けられます。
学習ロードマップを作成する
日々の英語学習は、ゴールから逆算して月→週→日へタスクを分割しましょう。
まず終点の日付と到達指標(例:TED 10本字幕なし)を決め、月ごとにクリアすべき素材レベルと再生速度を配置します。
週単位では具体的な動画タイトルと練習回数、日単位では再生・録音・チェックの手順をリスト化しましょう。これをガントチャートやカレンダーに貼り、毎晩色を塗って進捗を可視化すると、「空白を埋めたい」という心理が働いて自然に学習が続きます。
月末にはマイルストーンテストを行い、結果に応じて翌月の難度を上げ下げしてロードマップを常に更新しましょう。
仲間やサポート環境を作る
オンラインでもオフラインでも、見られている感覚が継続率を押し上げます。
例えば、SNS で「#朝活シャドーイング」を付け録音を毎日投稿したり、月1回の勉強会を設け、各自の成果と課題を発表する機会があれば、学習が継続できるでしょう。
また教師から、あるいは学習者同士で互いに英会話の音声をレビューする仕組みを作れば、客観的なフィードバックが得られ、独学では気づきにくい弱点を短時間で修正可能です。
楽しさを取り入れる
単調な教材だけでは、脳が刺激不足に陥ります。
週に一度は自分の好きなコンテンツを素材に据え、感情を動かすとモチベーションが倍増します。
例えばドラマの名ゼリフやゲーム実況を音声のみで聞いてディクテーションして、娯楽をミニゲーム化すると、学習を「もっと続けたい」と感じやすいです。
また、再生プレイリストを毎週シャッフルし、ジャンルやアクセントの違う素材を交互に当てると新鮮味が途切れずモチベーションを維持しながら学習できます。
さらに、お気に入りカフェで環境音と一緒に学ぶ「ご褒美学習」も効果的です。
シャドーイングが英語学習のモチベーション維持に最適な理由
シャドーイングとは、聞こえてくる英語の音声の後を追うようにして口から発する英語学習法です。
シャドーイングは、リスニング力の向上に効果がある学習法で、通訳練習法としても広く知られています。
モチベーションを維持しながら継続できる学習なので、日々の学習の中にシャドーイングを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ここからは、シャドーイングがモチベーションを保ちながら続けやすい学習法である理由を、以下の3点に分けて詳しくご紹介します。
- 成長を実感しやすく、やる気が続く
- 楽しみながらリスニング力が向上する
- 目標達成までの道のりが明確である
成長を実感しやすく、やる気が続く
シャドーイングの際、録音して自分の声を週ごとに聞き比べると、音のつながりやリズムの改善がはっきり耳で確認できます。
さらに語数やミス回数をスプレッドシートに記録し、折れ線グラフにすると「先週より3語多く追えた」「脱落ゼロの日が2日に増えた」など成長がひと目でわかります。
この即時フィードバックが「もっとやってみよう」という気持ちを呼び起こし、やる気のエンジンとなります。
週末にそのグラフを友人と共有し合えば、褒め合い効果で自己効力感もアップしますので、ぜひ試してみてください。
楽しみながらリスニング力が向上する
好きなドラマやPodcastを教材にすると、内容そのものが面白いので、勉強している感覚が薄れます。
まず字幕付きで視聴しストーリーを把握、次に字幕を外して音だけで再視聴、最後にキーセンテンスを真似て録音する3段階にすると、娯楽が練習に早変わりします。
物語の続きが気になって自然と次のエピソードに手が伸びるため、学習時間が無理なく伸び、結果としてリスニング力も加速度的に向上することも期待できます。
また好きな俳優のインタビューを素材にすると、発音や語調のクセを追うだけでモチベーションが高まり、表現の引き出しも増えるのでおすすめです。
週ごとにジャンルを切り替えれば飽きが来ず、様々なアクセントに触れられるので試験にも実務にも強くなります。
目標達成までの道のりが明確である
シャドーイングに取り組む際、再生速度を0.8倍、0.9倍、1.0倍…と少しずつ上げていくと、次の目標が自然に見えてきます。
「今週は0.9倍をノーミスでクリアしたら合格、来週は1.0倍に挑戦」と段階がはっきりするため、ゴールまでの残り距離を具体的に把握できます。
速くなるたびに耳が鍛えられる実感も得られ、ゲームでレベルを上げるように達成感が続くのも魅力です。
速度というシンプルな物差しがあれば迷わず次のステップへ進め、同じ音源でも新しい音声変化に気づけるなど理解の深まりも一目でわかります。
まとめ:学習の継続なら「シャドテン」がおすすめ!
本記事では、英語学習のモチベーションが続かない理由や、モチベーションを高めるためのコツをご紹介しました。
また、モチベーションを維持しながら継続できるおすすめの学習法としてシャドーイングをご紹介しましたが、いかがでしたか。
シャドーイングがリスニング向上に良い学習法であることはわかっても、「何から始めたら良いかわからない」「正しいシャドーイングの方法がわからない」という人も多いでしょう。
そこで、シャドーイング特化型の英語学習アプリ「シャドテン」の活用をおすすめします。
シャドテンを使えば、あなたのシャドーイング音声を英語のプロが毎日添削してくれるため、「独学では何を直せばいいか分からない」という声に応えてくれます。
1,000を超えるシャドーイングの教材が用意されているため、興味関心に合わせた学習ができモチベーションの維持も可能です。
さらに、シャドテンは学習機能が充実しているのも魅力です。速度調整はもちろん、指定した始点と終点を自動的にリピート再生してくれるABリピート再生機能があるため、学習の最適化ができます。
ぜひシャドテンを利用して、日々の英語学習の中にシャドーイング学習を取り入れてみてください。
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