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ビジネスで使える「対応」の英語表現|シーン別の使い分けと例文を紹介

会話やメール、ビジネスの場面などで頻繁に使われるのが「対応」という言葉。

「対応してもらえますか?」「早めに対応します」など、日本語では便利に使える表現ですが、いざ英語にしようとすると “deal with”“handle”“respond to”“take care of” など似た言葉が多く、どれを使えばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事を読めば

  • 「対応」を表す英語表現の違いと使い分け
  • シーン別「対応」英語フレーズと例文
  • ビジネスメールや会話で自然に使うコツ

などがわかりますよ。

英語で「対応します」「ご対応ありがとうございます」と自然に伝えられるようになりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

「対応」は英語に直訳できない?シーンで変わる表現

日本語の「対応する」という言葉には、「処理する」「対処する」「反応する」「手を打つ」など、複数の意味が含まれています。そのため英語で単純にdeal withで直訳することはできず、場面によって使う動詞を変える必要があります。

まずは「対応」を表すのによく使われる4つの動詞を見ていきましょう。

deal with:問題・課題などに対処する

“deal with” は、「問題や課題に対処する」「困難に向き合う」といった場面で使われる表現です。

「対処する」「対応する」という意味の中でも、ややネガティブな問題解決型のニュアンスがあります。

例:

  • We need to deal with this issue as soon as possible.
    (この問題にできるだけ早く対応する必要があります。)
  • She’s good at dealing with difficult clients.
    (彼女は対応が難しい顧客への対応が得意です。)

特にビジネスシーンでは、トラブルや課題への対応を示すときに自然に使われます。

handle:仕事や顧客などを担当・処理する

“handle” は、ビジネスのあらゆる場面で使われる万能表現です。

「担当する」「処理する」「取り扱う」など、責任を持って物事を進めるというイメージがあります。

例:

  • I’ll handle the client’s request.
    (顧客からの要望は私が対応します。)
  • He’s handling several projects at the same time.
    (彼は複数のプロジェクトを同時に担当しています。)

“handle” は「人・案件・タスク」に対して使える便利な言葉で、日常業務の報告やメールでも頻出します。

respond to:依頼・質問などに返答する

“respond to” は、「〜に返答する」「〜に応じる」という意味のフォーマルな表現です。

ビジネスメールや会話で、相手のアクションに対して反応するときに最適です。

例:

  • Thank you for responding so quickly.
    (迅速にご対応いただきありがとうございます。)
  • We’ll respond to your inquiry by tomorrow.
    (明日までにご質問に対応いたします。)

メールでは “Thank you for your prompt response.” という形で、「迅速な対応」に感謝を伝えるフレーズとしてもよく使われます。

take care of:世話・管理・処理など幅広く使える

“take care of” は直訳すると「〜の世話をする」ですが、ビジネスでは「〜を処理する」「〜に対応する」といった意味でよく使われます。

人・業務・問題など幅広くカバーできる柔らかい表現です。

例:

  • I’ll take care of it right away.
    (すぐに対応いたします。)
  • She’s taking care of the new employee training.
    (彼女が新入社員研修の対応を担当しています。)

“take care of” は、“deal with” よりも穏やかでポジティブな響きがあるため、顧客対応や社内連携などにも使いやすい表現です。

ビジネスメールで使う「対応」英語表現

メールでは、「依頼」「感謝」「報告」などの文脈に応じた丁寧な言い方が求められます。ここでは定番表現を例文つきで見ていきましょう。

「ご対応ありがとうございます」英語での丁寧な言い方

ビジネスメールで最もよく使われるのが「ご対応ありがとうございます」。

英語では次のように表現できます。

例:

  • Thank you for your prompt response.
    (迅速なご対応ありがとうございます。)
  • I appreciate your quick handling of this matter.
    (この件への素早い対応に感謝いたします。)

「prompt」や「quick」を入れることで、スピーディな対応への感謝を自然に伝えられます。

「ご対応お願いします」を英語で丁寧に伝える表現

依頼メールでは、相手に失礼のない表現を使うことがポイントです。

例:

  • I would appreciate it if you could handle this.
    (こちらの件にご対応いただけますと幸いです。)
  • Could you please take care of this matter?
    (こちらの件にご対応いただけますか?)

“please”を入れるだけでなく、“I would appreciate it if〜”の構文を使うと、より丁寧なビジネス英語になります。

「別の担当が対応します」を伝える言い方

社内外のメールでよく使うフレーズです。

例:

  • Our colleague will take care of this matter.
    (別の担当が対応いたします。)
  • I’ll forward this to the person in charge.
    (担当者に引き継ぎます。)

英語では「引き継ぐ=forward」「担当=person in charge」と表現するのが自然です。

電話・チャットで使う「対応」英語フレーズ

電話やビジネスチャットでは、短く明確な英語で対応状況を伝えることが大切です。

定番表現を例文つきで見ていきましょう。

「対応中です」「すぐに対応いたします」を英語で

作業中や対応中であることを伝える際は以下のように言います。

例:

  • I’m working on it.
    (対応中です。)
  • I’ll handle it right away.
    (すぐに対応いたします。)

“right away”を加えることで、「すぐに」というニュアンスを強調できます。

「早急に対応します」「遅い対応で申し訳ありません」

謝罪や迅速な対応を伝える場合には、次のような表現が使えます。

例:

  • We’ll take immediate action.
    (早急に対応いたします。)
  • Sorry for the delay in our response.
    対応が遅れて申し訳ありません。)

“immediate action”はフォーマルな印象があり、ビジネス文書でも好まれます。

「対応できません」「対応可能です」を言い分ける表現

依頼に応じられない場合も、やわらかく伝えるのが大切です。

例:

  • I’m afraid we’re unable to handle that request.
    (申し訳ありませんが、そのご依頼には対応できません。)
  • That’s within our scope.
    (対応可能です。)

“I’m afraid〜”を前置きすると、角が立たない断り方になります。

ビジネスシーン別「対応」関連英語フレーズ集

ここでは、シーンごとに使える「対応」表現を整理して紹介します。

顧客対応(Customer Support)で使える表現

例:

  • We’ll do our best to resolve the issue.
    (問題解決に最善を尽くします。)
  • Thank you for your patience.
    (お待ちいただきありがとうございます。)

クレーム対応では、“apologize”よりも“thank you for your understanding”など前向きなトーンを意識しましょう。

トラブル・緊急時の対応を表す英語

例:

  • We’re taking immediate action to fix it.
    (すぐに対応しています。)
  • We’ve already taken the necessary steps.
    (必要な対応はすでに行いました。)

緊急時は「行動を取っている」ことを明確にするのがポイントです。

「柔軟に対応する」「臨機応変に対応する」を自然に言う

例:

  • We’ll respond flexibly.
    柔軟に対応します。)
  • We’ll adapt to the situation.
    (状況に応じて対応します。)

“flexibly”はポジティブな印象を与える言葉です。プレゼンや提案書でもよく使われます。

「対応策」「対応方法」を英語で説明するには

ビジネス会議や報告書では、「対応策」「対応方法」を英語で説明する機会がよくあります。一口に「対応策」といっても、目的や場面によって使う英単語が少しずつ異なるため、適切に使い分けることが大切です。

代表的な表現を3つ紹介します。

countermeasure:問題の発生を防ぐための「対策」
→ 予防・防止に焦点を当てた言葉。トラブルを未然に防ぐ場面で使われます。

 例:We’re considering possible countermeasures to prevent this issue.
 (この問題を防ぐための対応策を検討しています。)

action plan:実行のための「行動計画」
→ 実際にどのように対応するかをまとめた「具体的な手順」や「スケジュール」を指します。

 例:Let’s create an action plan to improve customer support.
 (顧客対応を改善するための実行計画を立てましょう。)

response policy:組織やチームの「対応方針」
→ 方針レベルでの考え方・ルールを表す表現。企業全体のガイドラインを説明するときに使います。

 例:Our response policy emphasizes transparency and speed.
(当社の対応方針は透明性とスピードを重視しています。)

このように、「対応策」といっても 「防止」なのか「実行」なのか「方針」なのか によって適切な単語が異なります。

文脈に合わせて使い分けることで、英語での説明がより正確でプロフェッショナルになります。

「対応」の英語表現を使いこなすために必要な力

単語やフレーズを覚えるだけでは、「対応」表現を自在に使いこなすことはできません。

「対応」の英語表現を使いこなすためには「リスニング力」が必要不可欠な理由と、リスニング力向上の方法を解説します。

リスニング力が必要不可欠な理由

例えば相手が“Could you handle this by tomorrow?”(明日までに対応できますか?)と言ったとき、前後の文脈を理解できなければ何に対応すべきかわからず、正確に答えることはできません。

つまり単に「handle=対応する」と知っていても、「何に」「どの程度」対応すべきなのかが理解できなければ、的外れな返答になってしまうのです。

例えば上司から “Can you deal with this issue?”(この件、対応できる?)と聞かれた場合でも、

  • 単なる資料修正なのか
  • 顧客への連絡対応なのか
  • チーム全体の調整を任されているのか

によって、返答の内容は大きく変わります。

また、メールや会話でよく使われる “Please take care of it.”(対応お願いします) も同じです。これは文字通り「処理しておいてください」ですが、実際には文脈によってニュアンスが大きく異なります。

  • 上司が言う場合:「責任を持って完了させてほしい」
  • 同僚が言う場合:「軽く引き継いでおいて」
  • 顧客が言う場合:「早めに対応してもらえると助かります」

このように「対応お願いします」は常に会話の流れや立場関係、トーンによって意味が変化します。

単語の意味を知っているだけでは、相手の意図を正確に読み取ることはできません。だからこそ、「対応する」英語表現を本当に使いこなすには、文脈全体を理解できるリスニング力が欠かせないのです。

リスニング力を伸ばす最短ルートは「シャドーイング」

前述の通り、「ご対応ありがとうございます」や「対応お願いします」といった表現を覚えても、相手の英語を正確に聞き取れなければ自然に使いこなすことはできません。

シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を向上させましょう。

【シャドーイングとは】
英語音声の1〜2語後を追いかけながら、影のように声に出して発話するトレーニング方法です。スクリプトを見ずに行うことで、耳から入る音をそのまま理解する力=音声知覚を鍛えます。

【シャドーイングの効果】
シャドーイングを続けることで、音声知覚(=英語の音を単語やフレーズとして瞬時に認識する力)が向上します。音声知覚が向上すると、意味理解に余裕がうまれリスニング力そのものが底上げされます。

例えば「ラナウェイ」という音。音声知覚が自動化することで「run」「away」の2語であるとすぐに認識することができ、「逃げる」という意味を理解するまでのリスニングプロセスが格段に早くなります。

さらにスクリプトを見ながら練習すれば、英語特有の音のつながりやイントネーションにも慣れ、発音やリズムが自然になるのもシャドーイングのメリットです。相手の言っていることがスムーズに理解できるようになることで、適切なタイミングで「対応します」や「対応いただけますか」といったフレーズが使えるようになります。

シャドーイングの詳しいやり方は以下の記事で解説しております。

まとめ|対応表現を使いこなしてスムーズな英語コミュニケーションを

“deal with”“handle”“respond to”“take care of” など、「対応する」を表す英語にはそれぞれ明確なニュアンスの違いがあります。

トラブルに「対応する」のか、依頼に「対応する」のか、顧客に「対応する」のか――文脈に合った表現を選べるようになると、あなたの英会話はぐっと自然でプロフェッショナルに聞こえるようになります。

そして、本当に使いこなすためには、リスニング力を鍛えることが欠かせません。

相手の意図やトーンを正確に聞き取れるようになれば、“Could you handle this?”(こちら対応してもらえますか?)といったやり取りもスムーズに理解でき、会話の流れを止めずに自然に対応できるようになります。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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