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英語会議アイスブレイク完全ガイド|定番例・NG話題・定型フレーズ

  • 会議が始まった瞬間、場が一気に重くなる
  • ファーストネームすら聞き取れず自己紹介がグダグダに…

オンライン・オフラインを問わず、アイスブレイクで英語会議の最初の数分で空気を温められるかどうかは、その後の議論の質とスピードを左右します。

とはいえ 「政治ジョークで場が凍ってしまった…。」 など、アイスブレイクには落とし穴も多いもの。

この記事では

  • 英語会議でのアイスブレイクの役割
  • 英語会議で使えるアイスブレイクの準備5ステップ
  • アイスブレイクにおすすめなゲームや定番フレーズ

などを解説します。

アイスブレイクのポイントをおさえ、活発な発言のある有意義な会議を進行しましょう。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

アイスブレイクとは?──英語会議で果たす3つの役割

英語会議のアイスブレイクは単なる世間話ではなく、参加者の緊張緩和・文化差の橋渡し・議事進行の潤滑油という“3つの役割”で会議の成果を左右します。

まずは具体例と研究結果を交えながら、その役割を解説します。

①決裁前の緊張をほぐす潤滑油

英語会議の冒頭では、決裁や合意形成といった重要な議題を控えているほど参加者の表情はこわばり、声のトーンも平時より硬くなりがちです。

そんな張り詰めた空気を一瞬で解かすのが、短いアイスブレイクの強み。

天気や最近話題のグルメなど利害と無関係なテーマを軽く挟むだけで、脳は“戦闘モード”から“情報共有モード”へスイッチします。

序盤の沈黙が減少した結果、懸念点や補足情報が早い段階でテーブルに上がりやすくなり、議論が活性化します。

②多国籍メンバー間の心理的距離を縮める効果

国籍や母語が異なるメンバーは、最初の一声で相手を「味方かどうか」直感的に見極めようとします。ここで休日の過ごし方や好きなスポーツをサラッと共有すると、「自分と重なる部分がある」と無意識に感じ、心理的な壁が低くなります。

ジョークが完璧に通じなくても、互いに興味を示し合う姿勢そのものが安心感をもたらし、多様な意見を歓迎する空気を育てるのです。

結果として文化差からくる遠慮や誤解が減り、ブレーンストーミングや交渉で互いを補完し合う提案が飛び交いやすくなるのです。

③本題への自然な導入で議事進行をスムーズにする

専門用語や重要な数字に突然さらされると、参加者の緊張感は無意味に高まってしまいます。議題に関係する小話や時事ネタを、アイスブレイクに含めましょう。議題への流れが緩やかな坂道になり、参加者は肩の力を抜いたまま核心へ滑り込めます。

また軽い笑いや頷きを共有すると、発言することへのハードルも下がります。その結果質疑応答が活発化し、有意義な話し合いをしながら決定プロセスを円滑に進められるのです。

アイスブレイク準備5つのポイント:文化差への配慮とタブー回避

安全で効果的なアイスブレイクをするためには、話題選定から時間設計、文化的タブーのチェックまで、しっかりと段取りすることが大切です。

ここからは、ビギナーでも迷わない5つのポイントを解説します。

失敗事例も交えつつリスクを最小化するコツを押さえましょう。

無難で盛り上がる話題の選び方

  • 天気・季節感(例:“The cherry blossoms are expected to peak next week in Tokyo.”)
  • 最近の食トレンド(例:プラントベースミート、地元の人気デザート)
  • スポーツの国際大会(例:W杯、オリンピック予選)

これらは政治・宗教・収入といったセンシティブなテーマを避けつつ、誰もが気軽にコメントできるのが強みです。

加えて「日本の桜は見たことがありますか?」のようにYes/No で応えられる質問を添えると、発話までの心理的ハードルが一段下がります。

会議慣れしていないメンバーでも「昨日は雨でしたね」「大谷のホームラン見ましたか?」と短く返せるため、序盤から全員の声がまんべんなく交わる状態がつくれます。

絶対に避けたいNGトピック

  • 政治・政府批判
  • 宗教・信仰の是非
  • 個人の年収や家族構成

これらは“地雷”と呼ばれるほど議論が過熱しやすく、文化背景によっては冗談でも不快感を与えます。

特にオンライン会議では音声のニュアンスが伝わりにくく、軽口のつもりが挑発的に聞こえるリスクも大きいです。

相手が笑っていても「社交辞令で受け流しているだけ」というケースも多いため、安全策として完全スキップが最も賢明です。

時間配分と参加者数に合わせたフォーマット設計

自身の話術だけでアイスブレイクをこなす自信がない場合は、参加人数に合わせて以下のようなゲームを取り入れるのもおすすめです。

人数目安時間推奨ゲームコツ
2〜4名3分Two Truths and a Lie発話は一人25秒以内
5〜10名5分共通点探しゲーム小グループならブレイクアウトを活用
10名超5分投票質問(Slido等)選択肢は最大3つに絞る

◆Two Truths and a Lie
1人ずつ「真実2つ+ウソ1つ」を英語で表明し、他メンバーがチャットや挙手でウソを当てます。

例:“I once met Elon Musk. / I hate coffee. / I’m certified in scuba diving.”

テンポを保つには、①順番は事前に決める → ②発言25秒以内 → ③正解を即座に発表 の三段構えが有効です。

◆共通点探しゲーム
3〜4名のサブグループに分け「3分以内に共通点を3つ見つけてください」と指示。共通点は“同じ映画を観た”“朝型人間”など何でもOK。最後に代表が1つだけ英語でシェアし、他グループと笑いを共有します。短時間で互いのパーソナル情報が可視化されるため、そのまま本題の意見交換へ入りやすくなります。

◆投票質問(Slido / Mentimeter)
参加者全員がQRコードで投票ページにアクセスし、30秒で回答 → 結果を画面共有。質問は「今日の気分を色で表すと?」「コーヒー派 or 紅茶派?」など一瞬で選べる3択以内がベストです。可視化された円グラフを見ながら司会が1〜2コメント添え、本題へ橋渡しすると自然な流れになります。ポイントは 「全員が15秒以内に一度は声を出す」 という黄金ルールを守ること。

これで聴衆モードを防ぎ、議題に入ってからも発言が続きやすくなります。

事前アンケートでパーソナライズ度を高める方法

会議前日にGoogle FormsやTeams Surveyで「週末にしたこと」「いま熱中している趣味」を1問だけ収集し、当日スライドでランキング表示するのも一つの手法です。

これだけで「同じゲームをしている人がいる!」と共感が生まれ、いきなり自己開示が進むことも多いもの。

回答をネタに進行役が1~2問掘り下げると、準備ゼロでも対話が弾みます。

ビジネスらしいユーモアを取り入れるコツ

自虐ネタ < 業界あるある < 時事×業務トレンドの順で“安全圏”が広がります。

例えばSaaS企業の会議なら「“Another day, another software update—anyone else drowning in release notes?”」のように共通の痛点を笑いに変えると場が和みます。

また“Dad joke”(寒いダジャレ)は英米圏では好意的に取られやすい一方、アジア圏ではウケが読みにくいため、参加者構成を見て使用可否を判断しましょう。

シチュエーション別英語会議アイスブレイク実例集5選

人数・形式・文化背景に合わせて、現場でそのまま使える5プランを紹介します。アイスブレイクの“引き出し”を増やし、オンラインでもオフラインでもうまくアイスブレイクを用いられるようにしましょう。

オフライン会議:自己紹介+共通点探しゲーム(5分)

カードに「趣味・最近びっくりしたこと」を書いて交換→3つ以上の共通点を探す。

ラストで「最も意外な共通点」を紹介して終了。

オンライン会議:バーチャル背景クイズ & 速答アンケート(5分)

各自が背景画像に “旅行先ヒント” を設定。チャットで国名を当て、最速正解者を発表。

続いて「旅先で飲んだ珍しい飲み物」投票で全員発話の機会を確保。

多国籍チーム向け:カルチャーショック談義で笑いを共有

進行役が「最初に日本へ来て驚いたこと」を話し、他国メンバーにバトン。

笑いが起きたら“That’s a classic!”といった表現で共感を強調すると一体感がUP。

全シチュエーション対応:季節/イベント別スモールトーク(桜・ハロウィン 等)

四季の話題は「誰でも参加しやすく、しかも文化紹介にもなる」鉄板ネタ。

ポイントは “自分の体験 + 相手への質問” の2ステップで会話を循環させること。

季節切り出し例会話を広げる質問
“I went cherry‑blossom viewing at Ueno Park last weekend. The petals were falling like snow—have you ever experienced hanami in Japan?”「どこの公園がおすすめですか?」「桜の見頃はいつ頃?」
“Tokyo is heating up, so I’m planning a weekend escape to Karuizawa. Do you have a favorite summer getaway spot?”「避暑地で必ずすることは?」「夏フェスに行ったことはありますか?」
“Halloween decorations are already out! Last year I dressed as a barista zombie. Any costume ideas for this year?”「子どもの仮装は何が人気?」「収穫祭の思い出は?」
“It’s getting chilly—I’m craving hot pot. In Japan we call it nabe. What’s your go‑to winter comfort food?”「クリスマスはどう過ごしますか?」「おすすめの鍋の具材は?」

1.自分のエピソードを15秒で披露 → 2. 相手に質問をパス → 3. 共感ワード(“Sounds fun!” “That’s interesting!”)で返す。

このリズムを守れば、英語力に自信がない参加者でもテンプレで応答しやすく、話題が途切れない。

役員参加時のフォーマル・アイスブレイク(経営ビジョン小話)

CEOが最近読んだ書籍を紹介し、参加者に「最も刺さった一文」を尋ねる。

知的談義+カジュアルのバランスが取りやすい。

アイスブレイクで使える定型表現・フレーズ

英語に自信がないと瞬時の切り返しが難しいもの。ここでは汎用性が高く、口を開けばすぐ使える“決まり文句”と、地雷を踏まないNG例を紹介します。

スクリプト付きなのでメモしておけば当日の安心材料になります。

初心者でも使いやすい定型フレーズ10選

英語フレーズ日本語訳ワンポイント解説
“Before we dive in, let’s warm up with a quick question.”「本題に入る前に、軽く質問でウォームアップしましょう。」dive in は「本題に飛び込む」。会議前のアイスブレイクを宣言する定番の一言。
“What’s one highlight from your weekend?”「週末にあった“いいこと”を一つ教えてください。」highlight を使うことでポジティブな答えを促し、空気を和ませやすい。
“Show of hands—or emojis—if you’ve tried …”「~を試したことがある人は挙手、または絵文字で教えてください。」オンライン/対面どちらでも通用。絵文字指定で発言ハードルを下げる。
“That’s a great point; anyone else share the same view?”「それは良い指摘ですね。他にも同じ意見の方はいますか?」“great point” で肯定→ share the same view で全体に話を広げる流れ。
“Feel free to jump in—no wrong answers here.”「遠慮なく発言してください。間違いはありませんよ。」jump in は会話に割って入るイメージ。心理的安全性を強調する魔法の句。
“I’ll keep an eye on the clock so we stay on track.”「時間は私が見ておきますので、予定通り進めましょう。」keep an eye on(見張る)+ stay on track(脱線しない)。進行役の定番。
“Thanks for sharing—let’s build on that.”「共有ありがとうございます。その意見を土台にしましょう。」build on は「~を基に話を深める」。相手を肯定しつつ次へ接続。
“Let’s take one more response before moving on.”「次に進む前に、あと一人ご意見を伺いましょう。」one more response で追加意見を募り、発言機会を均等化できる。
“Interesting! I never thought of it that way.”「興味深いですね!その発想はありませんでした。」驚き+称賛で相手を持ち上げ、議論の深掘りを促すリアクション。
“Alright, with that energy, let’s kick off our agenda.”「では、その勢いでアジェンダを始めましょう。」kick off は「開始する」。ポジティブな空気を本題へ橋渡しする一句。

これらをメモしておくだけで、英語会議のアイスブレイクやファシリテーションが格段にスムーズになります。

失敗例から学ぶ:場を凍らせたNGアイスブレイク実録

失敗例に共通するのは「参加者の価値観・快適ゾーンを無視した一方的なネタ振り」です。逆に言えば “相手が安心して乗れる話題か?” を事前にチェック するだけで、多くの事故は防げるもの。

アイスブレイクNG集を見ていきましょう。

失敗パターン具体例何が問題だったか/教訓
政治ジョークで沈黙「○○大統領のニュース見た?」政治は国籍・思想で温度差が大きいテーマ。軽口のつもりでも相手には揶揄や批判と受け取られる恐れがあり、一気に空気が凍る。→ 国際会議では政治ネタ封印が鉄則
宗教的祝日のイジり「断食、大変そうですね(笑)」断食や礼拝は当事者にとって神聖な行為。ネタ化すると“信仰を軽んじた”と捉えられ、信頼関係を損なう。→ 宗教行事は敬意を示すに留め、ジョークにしない
発言強制で大惨事「全員マイク ON で歌いましょう!」“恥の文化”が強い国では公開パフォーマンスは強いストレス。強制すると羞恥心だけが残り、その後の議論も消極的に。→ 参加スタイルは複数用意し、選択肢を与える

アイスブレイク成功率を左右するのはリスニング力──聞き取れないと逆効果

せっかく暖めた雰囲気も、ジョークや名前を聞き逃せば一瞬で元の緊張感ある雰囲気に逆戻りしてしまうもの。また、どれだけ前述したアイスブレイクのポイントやフレーズをおさえても、聞き取れないとうまく使いこなすことはできません。

アイスブレイクの際、リスニング力が不足していると起こり得るリスクには以下のようなものもあります。

①相手の名前を間違える
初対面で名前を取り違えると、「自分に興味がないのか」と即座に評価が下がります。訂正してもらう側は気まずく、以降の発言量が減ることも。まずは聞こえた名前をリピートして確認し、チャット欄に綴りを書き写すなど “二重チェック” が安全策です。

②ジョークのオチを聞き逃し笑えない
オチで笑いが起こるはずのタイミングで無表情だと、「文化ギャップが大きいのか、聞いていなかったのか」と相手を不安にさせます。軽く「Sorry, could you say that punch line again?」と聞き返すほうが、無反応より遥かにダメージが小さいと覚えておきましょう。

③「質問ある?」を聞き取れず無反応
司会者の “Any questions?” を取り逃したまま沈黙すると、「内容を理解していないのか」「通訳を待っているのか」と勘繰られてしまいがちです。聞き取りづらいと感じた瞬間に “Could you repeat the last part?” と切り返す勇気が、結果的にプロフェッショナルな印象を守ります。

こうした小さな “聞き漏らし” はアイスブレイクの効果を相殺し、会議全体のムードを下げかねません。事前のリスニング強化と、聞き返しをためらわない姿勢が最良の保険になります。

まとめ|アイスブレイク×シャドーイングで英語会議を成功へ

アイスブレイクは単なる雑談ではなく、参加者の緊張を和らげ議論を活発にさせる重要な役割があります。今回ご紹介したアイスブレイクで使えるゲームや気を付けるポイントなどをおさえ、アイスブレイクを上手に取り入れましょう。

なお前述した通り、アイスブレイクを成功させるのに大切なのが、「リスニング力」です。相手の言っていることが理解できなければ、どれだけアイスブレイクのネタを持っていてもうまく活用することはできません。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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