日常会話でも、ビジネスシーンでも、意外と頻繁に登場するのが「英語の慣用句」です。
「大丈夫だよ」「順調です」「忙しくて余裕がない」など、日本語ではそのまま伝えられる内容も、英語では比喩を使った慣用句で表現されることが少なくありません。
しかし慣用句は直訳しても意味が分からないものが多く、聞き取れても意図が理解できず戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、
- ビジネスでよく使われる英語慣用句とその意味
- シーン別(励まし・評価・進捗・忙しさなど)の使い分け
- 直訳では誤解しやすい慣用句の注意点
- 慣用句を正しく聞き取るためのリスニングのポイント
がわかりますよ。
英語の会議や雑談で慣用句に戸惑った経験がある方や、「なんとなく聞こえた」を確かな理解につなげたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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【シーン別】ビジネスで使える英語の慣用句と例文
慣用句は比喩表現が多く、意味を知らないと推測できません。
ここでは、ビジネスで実際によく使われる“本物の慣用句”だけを、シーン別に紹介します。
失敗した人・落ち込んでいる人にかける慣用句
仕事でミスをした人や、結果が思わしくなかった人に対して、英語では直接的に「大丈夫」「気にするな」と言うよりも、慣用句を使ってやわらかく励ますことがよくあります。
こうした表現は比喩が多く直訳では意味が取れないため、知らないと会話の意図を誤解しやすいのが特徴です。
It’s not the end of the world.
(直訳:それは世界の終わりではない → 意味:致命的な問題ではない)
大きな失敗に感じている相手に対し、「そこまで深刻じゃない」という安心感を与える定番の慣用句です。
Don’t beat yourself up.
(直訳:自分を殴るな → 意味:自分を責めすぎないで)
beat が「殴る」という意味のため、直訳では非常に強い表現に見えますが、実際は精神的に自分を追い詰めないよう促す表現です。
Pick yourself up.
(直訳:自分を拾い上げる → 意味:立ち直る、気持ちを切り替える)
失敗や落ち込みから「完全に立て直す」というよりも、いったん気持ちを切り替えて前を向こうというニュアンスの慣用句です。相手を強く叱咤するのではなく、寄り添いながら次の行動を促したい場面で使われます。
Every cloud has a silver lining.
(直訳:すべての雲には銀の縁がある → 意味:悪いことにも必ず良い面がある)
困難や失敗そのものを否定せず、長い目で見れば必ず得るものがあるという考え方を伝える慣用句です。結果が出なかった直後よりも少し時間が経った場面で使われることが多く、相手を落ち着かせ、前向きな視点を与える効果があります。
これらはいずれも、単語を知っているだけでは意味を推測しづらい典型的な慣用句です。
会議後のフォローや1on1で頻出するため、リスニングで瞬時に理解できるようにしておきたい表現群と言えます。
挑戦・努力・前向きさを伝える慣用句
挑戦を後押ししたり、努力を評価したりする場面でも、英語では慣用句が多用されます。ストレートな命令や評価を避け、比喩を使ってポジティブな姿勢を伝えるのが英語らしい特徴です。
Give it a shot.
(直訳:それに一発撃つ → 意味:試してみる)
軽く背中を押すニュアンスがあり、上司・同僚どちらからも使われます。
Stick with it.
(直訳:それにくっついている → 意味:諦めずに続ける)
困難な状況でも継続する姿勢を評価・激励する表現です。
Go the extra mile.
(直訳:余分に1マイル行く → 意味:期待以上に努力する)
与えられた役割や最低限の要求をこなすだけでなく、相手の期待を一段上回る行動を取ることを評価・促す慣用句です。
成果や姿勢をポジティブに認める文脈で使われることが多く、評価面談やフィードバックの場面で頻出します。
Step up your game.
(直訳:試合のレベルを上げる → 意味:本気度・質を上げる)
現状が悪いというよりも、「今よりもう一段レベルを引き上げよう」という前向きな改善を促す表現です。注意や叱責よりも、期待を込めたメッセージとして使われます。
Push yourself.
(直訳:自分を押す → 意味:限界まで挑戦する)
無理を強制するというより、自分のコンフォートゾーンを一歩超えて挑戦するニュアンスがあります。成長やスキルアップを目的とした場面で使われ、モチベーションを高める表現としてよく用いられます。
これらの慣用句は評価面談やプロジェクト進行中によく使われますが、音声では shot や stick with it が弱く発音されるため、聞き取れても意味が結びつかないケースが非常に多いのが実情です。

移動・変化・転勤・異動に関する慣用句
組織変更やキャリアの話題では「変化」を直接言わず、慣用句で表現することもあります。抽象度が高く、日本語話者にとって特に分かりにくいジャンルです。
Turn a new page.
(直訳:新しいページをめくる → 意味:新しいスタートを切る)
過去の出来事を引きずらず、気持ちや状況を切り替えて前に進むニュアンスの慣用句です。プロジェクトの区切りや、失敗のあとに使われることが多い表現です。
Shake things up.
(直訳:物事を振る → 意味:状況を大きく変える)
現状維持では改善が見込めないときに、あえて仕組みや進め方を大きく変える意図を表す慣用句です。組織改革や新しい施策の文脈でよく使われます。
A change of pace.
(直訳:ペースの変化 → 意味:気分転換・環境の変化)
忙しさや単調さから離れ、リフレッシュや視点の切り替えを図るニュアンスがあります。異動や業務内容の変更を前向きに伝える際にも使われます。
Move on to the next chapter.
(直訳:次の章へ進む → 意味:次の段階に進む)
物事が一段落したあとに、次のフェーズへ進むことを穏やかに示す慣用句です。キャリアやプロジェクトの節目で使われることが多い表現です。
At a crossroads.
(直訳:交差点にいる → 意味:重要な選択の局面にいる)
複数の選択肢があり、今後の方向性を決める重要なタイミングにあることを示す慣用句です。経営判断やキャリアの話題で頻出します。
異動やプロジェクト終了時のスピーチ、マネジメント層の発言でよく登場するため、意味を知らないと「何の話をしているのか分からない」状態になりがちです。
仕事が忙しい・余裕がないときの慣用句
忙しさを伝える場面では、英語は比喩表現を多用します。
そのため、慣用句だと気づかないと文字通り受け取ってしまう危険があります。
I’m swamped.
(直訳:沼に沈んでいる → 意味:仕事で手一杯)
仕事量が一時的に非常に多く、物理的にも精神的にも余裕がない状態を表す慣用句です。カジュアル寄りですが、社内ではよく使われます。
I have my hands full.
(直訳:手がいっぱい → 意味:余裕がない)
忙しさそのものよりも、新しいタスクを引き受けられない状態をやわらかく伝える表現です。断り文句としても使いやすい慣用句です。
Burn the candle at both ends.
(直訳:ろうそくを両端から燃やす → 意味:無理をしすぎる)
短期間で成果を出そうとして、体力や生活を犠牲にして働きすぎている状態を表します。注意や心配を込めて使われることが多い慣用句です。
Snowed under.
(直訳:雪に埋もれている → 意味:仕事に追われている)
タスクや依頼が一気に押し寄せ、処理が追いついていない状況を比喩的に表す表現です。イギリス英語寄りですが、意味は広く通じます。
Running on empty.
(直訳:空の状態で走っている → 意味:限界に近い)
エネルギーや集中力がほとんど残っていないまま、無理に動き続けている状態を表す慣用句です。長時間労働や精神的疲労の文脈で使われます。
順調・問題ないことを伝える慣用句
進捗確認や定例会議では「問題がない」ことを慣用句で表すことで、余裕のあることをスマートに伝えることができます。
Everything is on track.
(直訳:すべてが線路の上 → 意味:順調に進んでいる)
計画やスケジュールから外れておらず、想定どおりに物事が進行していることを示す慣用句です。進捗報告や定例会議で非常によく使われます。
So far, so good.
(直訳:ここまで、ここまで良い → 意味:今のところ問題ない)
将来の結果はまだ分からないものの、現時点では特に問題が見当たらないという慎重な前向きさを表す表現です。途中経過の報告で頻出します。
Smooth sailing.
(直訳:なめらかな航海 → 意味:順調に進む)
大きなトラブルや障害がなく、物事がスムーズに進行している状態を比喩的に表します。プロジェクト全体を俯瞰して語る際に使われることが多い慣用句です。
No red flags.
(直訳:赤い旗はない → 意味:問題の兆候はない)
明確な問題やリスクを示すサインが、現時点では見当たらないことを伝える慣用句です。レビューやリスク確認の文脈でよく使われます。
All systems go.
(直訳:すべてのシステムが作動 → 意味:準備万端)
必要な準備や確認がすべて整い、いつでも開始できる状態であることを示す表現です。プロジェクト開始前や実行直前に使われます。
短い表現が多い分、弱形・リンキングが強く、聞き逃しやすいのが特徴です。
そのほか覚えておきたい英語慣用句
ビジネスシーン以外でも、慣用句は日常的に使われます。
ここではビジネスシーン以外で頻出度が高く、覚えておくとリスニング理解が一気に楽になる慣用句を整理します。
日常会話で頻繁に使われる基本の慣用句
日常会話で頻繁に使われる英語慣用句は、日本人学習者にとっては直訳すると意味がつかめず、会話の流れを見失いやすい表現でもあります。
以下の表現をしっかりとおさえておきましょう。
Break the ice
(直訳:氷を壊す → 意味:場の緊張を和らげる)
初対面や緊張感のある場面で、会話のきっかけを作り、雰囲気をやわらかくしたいときに使われる慣用句です。
Hit the nail on the head
(直訳:釘の頭を打つ → 意味:核心を突く)
問題点や原因を、的確に言い当てたときに使われる表現です。相手の発言を評価するニュアンスがあります。
Call it a day
(直訳:それを一日にする → 意味:今日はここまでにする)
仕事や作業を区切り、これ以上は行わないと判断したときに使われる慣用句です。ポジティブな終わりを示す表現としてよく使われます。
Spill the beans
(直訳:豆をこぼす → 意味:秘密を漏らす)
隠していた情報や秘密を、うっかり話してしまう場面で使われる慣用句です。ややカジュアルな表現です。
カジュアルな会話で使える慣用句
カジュアルな慣用句は、同僚や友人との会話にも頻繁に登場します。
感情や状況をやわらかく伝える役割があり、そのまま訳すと意味がずれてしまうものが多いのが特徴です。
Hang in there
(直訳:そこにぶら下がっていろ → 意味:踏ん張って)
困難な状況にいる相手に対し、「もう少し頑張ろう」と励ますときに使われる慣用句です。
Get the hang of it
(直訳:それの感覚をつかむ → 意味:コツをつかむ)
新しい作業やスキルに慣れ始めた段階で使われます。「最初は難しかったが、だんだん分かってきた」というニュアンスです。
No pain, no gain
(直訳:痛みなくして得るものなし → 意味:努力なくして成果なし)
努力や苦労の必要性を強調するときに使われる慣用句です。励ましや自己啓発の文脈で使われます。
Take it with a grain of salt
(直訳:それを一粒の塩と一緒に受け取る → 意味:鵜呑みにしない)
聞いた情報を、そのまま信じすぎないよう注意を促す表現です。
フォーマル・ビジネス寄りの慣用句
フォーマル寄りの慣用句は、会議やプレゼン、ビジネス文脈でも違和感なく使える表現です。
抽象的な状況や考え方を端的に伝える役割があります。
In the same boat
(直訳:同じ船に乗っている → 意味:同じ立場にいる)
同じ問題や状況を共有していることを示す慣用句です。連帯感を伝える際に使われます。
Raise the bar
(直訳:バーを持ち上げる → 意味:基準を引き上げる)
目標や要求水準を、これまでより高く設定することを表す表現です。
Think outside the box
(直訳:箱の外で考える → 意味:既成概念にとらわれない)
従来の発想に縛られず、新しいアイデアを求める場面で使われます。
Cut corners
(直訳:角を切る → 意味:手を抜く・コストを削る)
品質や手順を省略することで、時間やコストを削減するニュアンスを持つ慣用句です。否定的な文脈で使われることが多い表現です。
英語会議・メールで耳にする慣用句
会議やビジネスメールでは、直接的な表現を避け慣用句でやわらかく伝えるケースが多くあります。
頻出するため、聞き取れないと内容理解に影響が出やすい表現群です。
Touch base
(直訳:基地に触れる → 意味:軽く連絡を取る)
詳細な議論ではなく、状況確認や簡単な連絡をする際に使われる慣用句です。
Get the ball rolling
(直訳:ボールを転がし始める → 意味:物事を始める)
プロジェクトや議論を、本格的にスタートさせる場面で使われます。
On the same page
(直訳:同じページにいる → 意味:認識が一致している)
関係者同士の理解や認識が、そろっていることを確認する際に使われる表現です。
Back to square one
(直訳:最初のマスに戻る → 意味:振り出しに戻る)
計画や作業が白紙に戻り、最初からやり直す必要がある状況を表す慣用句です。
英語の慣用句を使うときの注意点
慣用句は便利ですが、使い方を誤るとむしろ不自然でぎこちない印象を与えることもあります。
以下の注意点をおさえておきましょう。
意味は合っている?誤用しやすい慣用句
慣用句は、単語の意味を知っているだけでは正しく使えません。なぜなら、慣用句は「意味」と「使われる場面」がセットで成立する表現だからです。
例えばカジュアルな励ましとして使われる慣用句を、フォーマルな会議や公式文書で使うと、幼く聞こえたり、軽すぎる印象を与えることがあります。
また、ポジティブな意味でも皮肉として使われる場合があり、文脈を誤ると意図とは逆に受け取られることもあります。
慣用句は「どんな場面で、どんな相手に使われているか」まで含めて理解することが重要です。
アメリカ英語とイギリス英語の違いはある?
英語の慣用句には、アメリカ英語とイギリス英語で使われやすさやニュアンスに違いがあるものも存在します。ただし、ビジネスの場で頻繁に使われる慣用句の多くは、地域を問わず広く理解される共通表現です。
国際ビジネスでは、特定の国に強く依存した慣用句よりも、どの英語話者にも通じやすい表現が好まれる傾向があります。そのため、まずは「どこでも通じる慣用句」を優先して覚えることで、誤解や聞き返しを減らすことができます。
一般的でない慣用句は使わないほうがいい理由
慣用句には、辞書や教材には載っているものの、実際の会話ではほとんど使われない表現も少なくありません。
こうした慣用句を使うと、意味は伝わっても不自然に聞こえたり、「不思議な言い回しをする人」という印象を与えてしまうことがあります。
例えばpolish an apple(直訳:リンゴを磨く→ごまをする)という表現。
日本の英語文法書などには出てくる表現ですが、古風・不自然・やや死語寄りの表現です。
この慣用句を使っても、相手には意味やニュアンスが伝わりづらくなるでしょう。
ネイティブが実際にどのくらいの頻度で使っているかを基準に、慣用句を取捨選択することが重要です。
慣用句を使いこなすには
英語の慣用句は、意味を知っているだけでは実際の会話で使いこなせません。
慣用句を使いこなすにはリスニング力が不可欠である理由と、その向上方法を解説します。
「リスニング力」が欠かせない理由
慣用句は、単体で使われることはほとんどありません。
実際の会話では、慣用句は必ず文章の流れの中で使われ、しかも音声では弱く発音されたり、前後の単語とつながったりします。
例えば次のような表現を聞いたとき、慣用句として瞬時に理解できるかどうかで、会話理解に大きな差が出ます。
- Everything is on track, so we can move on to the next step.
(順調に進んでいるので、次の段階に進めます)- Don’t beat yourself up. Everyone learns it the hard way.
(そんなに自分を責めないで。誰でも痛い経験から学ぶものです)
これらの文では、慣用句の意味だけでなく、「今は安心していい状況なのか」「相手を励ましているのか」といった話し手の意図や感情まで聞き取る必要があります。
つまり慣用句を英語として使いこなすためには、単語や意味を覚えるだけでなく、リスニングを通して文脈・状況・ニュアンスを判断できる力が不可欠なのです。
リスニング力向上の方法|シャドーイングの効果
【シャドーイングとは】
シャドーイングとは聞こえてきた英語音声の1〜2語後ろを、影(shadow)のように追いかけて発話するトレーニングです。スクリプトを見ずに音声だけを頼りに行うため、実際のビジネスシーンや会話に近い負荷をかけた状態で練習できるのが大きな特徴です。
慣用句のように、
- 弱く発音される
- 前後の単語とつながる
- 一瞬で流れていく
上記のような特徴があるものも、そのままの音で体に定着させるのに非常に適しています。
【シャドーイングの効果】
シャドーイングには、慣用句習得と相性の良い、次のような効果があります。
◆ 音声知覚の向上
シャドーイングを続けることで、英語の音を「単語」や「フレーズ」としてまとめて捉える力、いわゆる音声知覚が向上します。リエゾン(音の連結)やリダクション(音の脱落)といった英語特有の音声変化にも対応できるようになり、on track や so far, so good のような短く聞こえづらい慣用句も、自然に聞き取れるようになります。
◆ リスニング力の底上げ
音声知覚が向上すると、「音を聞き取る」ことに使っていたエネルギーが減り、意味理解に余裕が生まれます。その結果、音 → フレーズ(慣用句) → 意味理解という一連の流れがスムーズになり、会議や雑談の中に出てくる慣用句も立ち止まらずに理解できるようになります。
◆ スピーキング力の向上
リスニングに余裕が生まれると、次は「どう返すか」「何を言うか」に意識を向けられるようになります。慣用句を含む自然な英語を聞き取り、同じリズムや言い回しをシャドーイングで再現していると自分の発話の中にも慣用句を自然に取り入れやすくなるのもポイントです。
その結果、会話全体がスムーズになり、英語でのコミュニケーションに自信が持てるようになります。
◆ 発音・リズム感の改善
シャドーイングでは音源をできるだけ正確に再現しようとするため、英語特有のリズムやイントネーションにも自然と慣れていきます。慣用句は「意味」だけでなく、言い切り方やリズムも含めてセットで使われる表現です。シャドーイングを通して音とリズムを身につけることで、よりネイティブに近く、相手に伝わりやすい英語が話せるようになります。
このようにシャドーイングは、「慣用句を聞く → 理解する → 自然に使う」という一連の流れをまとめて鍛えられるトレーニングです。

まとめ|英語の慣用句を使いこなす鍵は「リスニング力」
英語の慣用句は、直訳では意味が通らない表現が多く、意味を覚えただけでは実際の会話で使いこなすことはできません。
本当に大切なのは相手がどんな文脈でその慣用句を使っているのかを聞き取り、その意図やニュアンスを瞬時に理解できることです。会議や雑談の中で慣用句は自然に組み込まれ、弱く発音されたり、前後の単語とつながったりします。
だからこそ、慣用句を「知識」として覚えるだけでなく、英語のスピードや音声変化に慣れたリスニング力を身につけることが欠かせません。
リスニング力向上の近道は「シャドテン」

英語の慣用句を、ビジネスシーンでも自然に聞き取り、使えるようになりたい方には、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」がおすすめです。
シャドテンでは、プロが英語特有の音声変化を中心に、毎日あなたのシャドーイング音声を添削してくれます。自分では気づきにくい音声変化の弱点と良かった点を具体的に指摘してもらえるため、慣用句を含む英語表現も「なんとなく」ではなく、確実に音として理解できる耳が育ちます。
教材は1000以上、4つのアクセントに対応。AB再生やスピード調整、スクリプト表示切り替えなど、シャドーイングを続けやすい機能も充実しています。
英語の慣用句を「知っている表現」から「実務で使える英語」へ。
その一歩として、ぜひシャドテンでシャドーイングを体験してみてください。
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