- これまでの実績を英語で伝えたいのに、どの単語を使えばいいのか迷ってしまった。
- 面接で成果をアピールしたいのに、自然な表現が思いつかなかった…
そんな経験はありませんか?
日本語の「実績」は便利な言葉ですが、英語では状況やニュアンスによって複数の単語を使い分ける必要があります。
特にビジネスの現場では「achievement」「track record」「performance」など、どれを選ぶかで相手に伝わる印象が変わるので注意が必要です。
この記事を読めば
- 「実績」を表す英語表現の基本
- シーン別「実績」の英語表現と例
- 「実績」に関する英語表現を使いこなすポイント
などがわかりますよ。
「実績」に関する英語表現とその使い方の違いを知り、一歩進んだ英語表現を身につけたい方は、ぜひご一読ください。
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「実績」を表す英語表現の基本
「実績」という言葉は一つの英単語で置き換えられないため、文脈に応じた使い分けが必要です。
ここでは代表的な4つの表現を紹介します。
「achievement」=達成・功績を表すとき
「achievement」は「達成したこと」や「功績」を指します。個人やチームが成し遂げたことを強調するときに適しています。
例:Her greatest achievement was leading the project to success.
(彼女の最大の実績は、そのプロジェクトを成功に導いたことです。)
「track record」=過去の実績・経験を強調するとき
「track record」は「これまでの実績」や「信頼できる経歴」を表します。
ビジネスや面接で信頼性を示すときに使われます。
例:Our company has a strong track record in financial consulting.
(当社は金融コンサルティングにおいて強い実績があります。)
「performance」=成果や業績を数値で示すとき
「performance」は「業績」「成果」を意味し、売上やKPIなど数値と結びつけやすい表現です。
例:The team’s performance exceeded expectations this quarter.
(チームの業績は今期の予想を上回りました。)
「accomplishment」=個人の成果を強調するとき
「accomplishment」は「個人が成し遂げたこと」にフォーカスします。
自己アピールや履歴書でよく使われます。
例:One of my accomplishments is improving customer satisfaction scores by 20%.
(私の実績の一つは顧客満足度を20%改善したことです。)
「実績あり」を表す定番フレーズ一覧
ビジネス英語では「実績あり」を伝えるときに使える便利な定型フレーズがあります。
中でもよく使われるのが以下の3つです。
- proven track record
- successful performance
- demonstrated ability
場面に応じて言い換えることで、
履歴書や面接、営業資料などでも説得力を持って実績をアピールできます。
◆ proven track record(確かな実績あり)
例:I have a proven track record in managing large-scale international projects.
(私は大規模な国際プロジェクトを管理してきた確かな実績があります。)
◆ successful performance(成功した業績)
例:The team demonstrated successful performance in exceeding the annual sales target.
(チームは年間売上目標を超える成功した業績を示しました。)
◆ demonstrated ability(実証された能力・実績)
例:I have demonstrated ability in building strong client relationships and driving customer satisfaction.
(私は強固な顧客関係を築き、顧客満足度を向上させてきた実績があります。)
シーン別「実績」の英語表現と例文
同じ「実績」でも、履歴書・面接・プレゼンなど、使う場面によって適切な表現は変わります。
ここではシーン別に例文を見ていきましょう。
履歴書・職務経歴書に書くときの表現例
履歴書では「achievement」「accomplishment」を中心に、自分が達成した具体的な成果を書くと効果的です。
例:Achievement: Increased sales by 30% in one year through strategic marketing.
(実績:戦略的なマーケティングにより、1年間で売上を30%増加させました。)
面接で過去の成果を説明するときの表現例
面接では「track record」を使うと、信頼性や継続的な成果を強調できます。
例:I have a proven track record of managing international projects successfully.
(私は国際プロジェクトを成功裏に管理してきた確かな実績があります。)
プレゼンや営業資料で売上・成果を伝えるときの表現例
数字と結びつける場合は「performance」が最適です。
例:Our sales performance has consistently grown by 15% year over year.
(当社の売上実績は毎年15%ずつ着実に成長しています。)
ビジネスメールで「実績があります」と伝えるフレーズ
メールでは簡潔に「We have experience in…」や「We have a proven track record in…」を使うと自然です。
例:We have extensive experience in providing IT solutions for global clients.
(当社はグローバルクライアントにITソリューションを提供してきた豊富な実績があります。)
チームや会社全体の実績を紹介する言い方
会社紹介では「strong track record」「solid achievements」といった表現が定番です。
例:Our company has a strong track record of delivering innovative solutions.
(当社は革新的なソリューションを提供してきた強固な実績があります。)
論文・研究の実績を記載するときの表現例
研究分野では「research achievements」や「academic accomplishments」がよく使われます。
例:His research achievements have been recognized internationally.
(彼の研究実績は国際的に認められています。)
「実績」表現を正しく使い分けるコツ
実績表現は使い方を誤るとニュアンスが変わってしまいます。
ここでは使い分けのポイントを解説します。
「過去の実績」と「将来の見込み」を区別する
「track record」は必ず「過去の実績」を示す表現です。未来の可能性を示すときに使うと不自然になってしまうので注意が必要です。
将来性を伝えたいときは「potential」や「future prospects」と組み合わせることで、より適切に表現できます。
例:While I have a strong track record in project management, I also see great potential for future growth in international markets.
(私はプロジェクト管理において強い実績がありますが、国際市場での今後の成長にも大きな可能性を感じています。)
数値やデータとセットで伝えるポイント
「performance」や「achievement」は抽象的に使うよりも、具体的な数値やデータと合わせることで説得力が格段に増します。
数字を示すことで客観性が生まれ、相手にとって分かりやすい「成果」として伝わりやすくなるのです。
例:One of my key achievements was increasing customer satisfaction scores by 25% within a year.
(私の主な実績のひとつは、1年以内に顧客満足度を25%向上させたことです。)
「豊富な実績」「確かな実績」を英語で表す方法
英語では「豊富な実績」を extensive experience、「確かな実績」を proven track record と表現できます。
前者は経験の量や幅広さを、後者は信頼できる過去の成果を強調するニュアンスです。状況に応じて使い分けると、説得力が高まります。
例:She has extensive experience in financial analysis and a proven track record of delivering accurate reports on time.
(彼女には財務分析における豊富な経験があり、正確なレポートを期限内に提出してきた確かな実績があります。)
実績を強調しつつ謙虚さを伝える英語表現
英語では自己アピールが必要な場面が多いですが、あまりに直接的だと自己中心的に聞こえることがあります。
そこで「I was fortunate to achieve…(私は幸運にも〜を達成できました)」
「I had the opportunity to accomplish…(〜を達成する機会を得ました)」と表現すると、実績を伝えつつ謙虚さもアピールできおすすめです。
例:I was fortunate to achieve significant cost reductions through process improvements.
(私は幸運にも、業務プロセスの改善によって大幅なコスト削減を達成することができました。)I had the opportunity to accomplish several successful product launches during my time at the company.
(私は在職中に複数の製品を成功裏に発売する機会を得ました。)
実績表現を聞き取れるようになるために必要な力
「実績」を表す表現を知っていても、相手が話すスピードや発音についていけなければ、会話で活かすことはできません。
ビジネスの場で成果や業績を理解・共有するには、聞き取る力が欠かせないため、ここでは実績表現を正しく使いこなすためにはリスニング力が重要な理由と、その力を伸ばす方法を解説します。
定型文や例文を知っていても聞き取れなければ活かせない理由
前述した通り「実績」を表す英語フレーズを知っていても、相手の発言を正しく聞き取れなければ会話で使うことはできません。
例えば相手が “proven track record” や “sales performance” といった言葉を口にしても、聞き取れなければ文脈を理解できず、適切に返答することは難しいでしょう。
逆にしっかり聞き取れていれば、状況に応じた表現を選んで返すことができます。
たとえその場で完璧なフレーズが浮かばなくても、最低限 “We also have a strong track record.” のように一言で自分の実績を示すことも可能です。
つまり「実績 英語」を使いこなすには、単語や表現を暗記するだけでなく、相手の言葉を理解するためのリスニング力を高めることが欠かせないのです。
リスニング力を伸ばすにはシャドーイングが効果的
リスニング力を高め、「実績」を含む表現を正しく理解して会話で活かすために効果的なのが「シャドーイング」です。
英語音声を1〜2語遅れて声に出して追いかけるこのトレーニングには、次のようなメリットがあります。
◆ 音声知覚の向上
シャドーイングを継続すると、英語の音を単語やフレーズ単位で素早く認識できるようになります。リエゾン(音の連結)やリダクション(音の脱落)に慣れることができるため正確に単語・フレーズとして認識できるようになります。
◆ リスニング全体の底上げ
音声知覚が自動化されることで意味理解に余裕が生まれ、意味を取りこぼさず理解できるようになります。
◆ スピーキング力の向上
リスニングがスムーズになると、自分が伝えたい実績を文章にして返す余裕が生まれます。例えば「私の実績のひとつは〜です」と自然に “One of my key achievements is …” と口にでき、会話の流れを途切れさせずに進められるようになります。
◆ 発音・リズム感の改善
音源を真似て声に出すことで、ネイティブらしいイントネーションや発音が身につきます。発音がクリアになると、自分の「実績」に関する説明も相手に伝わりやすくなり、より説得力のある表現が可能になります。
このように、シャドーイングは「実績」を英語で使いこなすために必要な「聞く・理解する・話す」の力を同時に鍛えられる効率的な学習法です。
単語を覚えるだけではなく、実際の会話で活用できるスキルへと結びつける近道になるでしょう。

まとめ:シャドテンで「実績」の英語表現を使いこなそう
「実績」を表す英語表現は achievement、track record、performance など複数あり、シーンによって使い分けが必要です。
ネイティブが自然に使うフレーズを知り、ニュアンスを理解することで、履歴書や面接、プレゼンといったビジネスの場でも自信を持って実績を伝えられるようになります。
そして何より重要なのは、リスニング力を鍛えて実際の会話で相手の発言を聞き取り、適切に返せるようになることです。
単語を知っているだけでは不十分で、相手の発言を理解してはじめて自分の実績を適切なタイミングで効果的に伝えるチャンスにつながります。
シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を向上させましょう。
シャドテンの効果
シャドーイングの効果を最大化させるのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンには以下のような特徴があり、ビジネスシーンで英語を効率的に使いこなせるようになるための仕組みが整っています。
◆ プロによる毎日の添削
録音した音声を送ると、英語特有の音声変化や発音の癖についてプロが毎日フィードバックしてくれます。改善点が明確になることで、独学では気づけない弱点を短期間で修正でき、相手の実績表現を正しく聞き取れる耳が育ちます。
◆ 1,000以上の教材で多様なシーンに対応
4種類のアクセントに対応した1,000以上の教材を収録。多様なシーン、様々なレベルの教材があり、適切な負荷をかけながら効率的にリスニング力を向上させられます。
◆ シャドーイングを支える便利機能
AB再生やスピード調整、スクリプト表示の切り替えなどの機能が充実。苦手なフレーズや実績を示す表現を集中的に練習でき、効率的な学習が可能です。
「実績」を含む英語表現をただ覚えるだけでなく、実際のビジネスシーンで聞き取り・発信できるようになりたい方は、ぜひシャドテンを試してみてください。
最短で“実績を英語で語れる自分”へ近づけますよ。
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