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「導入する」は英語で?シーン別の使い分けをフレーズ付きで紹介!

「新しい制度を導入する」「授業で新しい教材を導入する」——ビジネスでも日常でもよく使う「導入する」という表現。

しかし、いざ英語で言おうとすると「introduce」しか思い浮かばなかったり、「implement」との違いが分からなかったりしませんか?

実は「導入する」を正しく英語に置き換えるには、場面や目的に応じた使い分けが必要です。

この記事を読めば

  • 「導入する」を意味する単語と使い方の違い
  • シーン別「導入する」の英語例文
  • 「導入する」を正しく使い分けるにはリスニング力が重要な理由

などがわかりますよ。

正しく「導入する」を使い分けられるようになりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

「導入する」にあたる英語の基本表現

「導入する」は英語で一語に置き換えられそうですが、実際には文脈によって単語が変わります。

ここでは代表的な表現とその使い方を見ていきましょう。

最も一般的な「introduce」の意味と使い方

Introduceは「人や物、概念を初めて世に出す」「紹介する」という意味で広く使われます。

例:

We introduced a new training program last month.
(先月、新しい研修プログラムを導入しました)

The manager introduced the new marketing strategy during the meeting.
(マネージャーは会議で新しいマーケティング戦略を導入しました)

「introduce」は形式ばった場面から日常会話まで幅広く使える便利な単語です。特にプレゼンや教育現場など、新しい情報やテーマを提示するときに自然に使えます。

「implement」で表す導入(制度・システム・施策)

Implementは「計画や制度を実行に移す」というニュアンスがあり、制度や施策、システムなどを本格的に稼働させるときに使います。

例:

The company implemented a new HR system.
(会社は新しい人事システムを導入しました)

The government implemented stricter safety regulations.
(政府はより厳しい安全規制を導入しました)

「implement」は実行段階を強調するため、計画の発表や準備段階ではなく、実際に運用を開始するときに適しています。特にビジネスや行政関連の文章で頻出です。

「adopt」で表す導入(方法・方針・技術)

Adopt は「採用する」「取り入れる」という意味で、方法や方針、技術などを選んで使い始める場合に用います。

例:

We adopted a new teaching method.
(私たちは新しい教授法を導入しました)

The company adopted an environmentally friendly policy.
(その会社は環境に優しい方針を導入しました)

「adopt」は対象に賛同し、自らのものとして受け入れるニュアンスがあります。特に教育方針、経営戦略、技術の採用など、選択と承認の要素がある場合に使われます。

その他の関連表現(launch, install, bring inなど)

上記「導入する」を意味する英単語以外に、業界によっては以下のようなものもよく使われます。

Launch: 製品やサービスの発売・開始

例:

We launched our new product line in April.
(4月に新しい製品ラインを発売しました)

The startup launched a mobile app for booking taxis.
(そのスタートアップはタクシー予約用モバイルアプリをリリースしました)

◆ Install:機器やソフトウェアを設置する

例:

They installed a new air-conditioning system.
(彼らは新しい空調システムを設置しました)

The IT team installed security software on all company devices.
(ITチームは会社のすべての端末にセキュリティソフトをインストールしました)

Bring in: 新しいルールや人材を入れる(カジュアル寄り)

例:

The manager brought in two experts to improve the process.
(マネージャーは工程改善のために2人の専門家を招き入れました)

They brought in new guidelines to ensure quality.
(品質を確保するために新しいガイドラインを導入しました)

これらの表現は「導入」の対象や場面によって使い分けます。

形式的な文書では implement や introduce、カジュアルな会話では bring in のような柔らかい表現を選ぶと自然です。

似た英単語のニュアンス比較表

それぞれの単語は「導入」という共通点を持ちながらも、対象や強調するニュアンスが異なります。

場面や目的に応じて適切な語を選び、より自然で正確な英語表現になるよう気を付けましょう。

英単語主な対象ニュアンス
introduce人・物・概念初めて紹介・導入する
implement制度・計画実行に移す
adopt方法・方針採用・取り入れる
launch製品・サービス開始・発売する
install機器・ソフト設置・インストールする

「導入する」の英語文法・表現の注意点

正しい「導入する」を選んでも、文法や語順の誤りで意味が変わってしまうことがあります。

ここでは「導入する」の英語文法・表現の注意点を解説します。

過去形・進行形での導入表現

例:

【過去形】We introduced a new policy last year.
(昨年、新しい方針を導入しました)

【進行形】We are implementing a new system to improve efficiency.
(効率化のために新しいシステムを導入しているところです)

過去形は「導入が完了している」事実を示し、進行形は「導入作業が進行中」であることを表します。

時制の使い分けによって、プロジェクトの進捗や状況を正確に伝えられます。

受動態(be introduced / be implemented など)の使い方

例:

A new regulation will be introduced next month.
(新しい規制が来月導入されます)

The new software was implemented across all departments.
(新しいソフトウェアが全部署に導入されました)

受動態は「誰が導入したか」よりも「導入された事実」に焦点を当てるときに有効です。

特にニュース記事や公式発表、ビジネス文書で多用されます。

前置詞や語順の注意点

例:

The CEO introduced the new product to the European market.
(CEOは新製品をヨーロッパ市場に導入しました)

The new policy was implemented in all branches nationwide.
(新方針は全国の全支店に導入されました)

導入の対象や場所に応じて前置詞を正しく選ぶことが重要です。

特に introduce to と implement in は混同されやすいので注意しましょう。

「導入する」を英訳するときによくある間違い

例:

【誤】The manager implemented a new employee.(※人に対して implement は不自然)

【誤】We adopted a new printer last month.(※機器に対して adopt は不自然)

動詞ごとに適した対象があります。

単語の意味だけでなく、慣用的な使い方や対象の種類もセットで覚えることで、自然な英語表現ができます。

業界別「導入する」の英語例

業界によって使う「導入する」の単語が変わる場合があります。

適切な語彙を知っておくと誤解を防ぎやすいため、ぜひ覚えておきましょう。

IT業界での導入表現

例:

We installed a new server last week.
(先週、新しいサーバーを設置しました)

The software was implemented successfully across all platforms.
(ソフトウェアは全プラットフォームで問題なく導入されました)

IT分野では、ハードウェアの場合は install、ソフトウェアやシステムの場合は implement がよく使われます。

特にITの導入表現は対象によって動詞が変わるため、正しい選択が重要です。

教育分野での導入表現

例:

The school adopted a new curriculum to improve learning outcomes.
(学習成果を向上させるため、学校は新しいカリキュラムを導入しました)

The teacher introduced a new activity during the English lesson.
(英語の授業中に教師は新しいアクティビティを導入しました)

教育現場では、方針や教材の場合は adopt、授業中に新しい内容や活動を提示するときは introduce が自然です。

状況に応じた使い分けが求められます。

製造業・工場での導入表現

例:

The factory implemented new safety measures last month.
(その工場は先月、新しい安全対策を導入しました)

We brought in advanced machinery from Germany.
(ドイツから最新の機械を導入しました)

製造業では、手順や規則の導入には implement、新しい機器や設備を持ち込む場合には bring in や install が適しています。

対象物によって動詞を選び分けることが自然な表現につながります。

「導入する」を正しく使いこなすにはリスニング力がカギ

「導入する」という英単語とその使い分けを理解しても、それだけでビジネスシーンで使いこなせるわけではありません。正しく使いこなすには「リスニング力」が必要不可欠な理由と、リスニング力向上の方法を解説します。

新しい制度やシステムの導入は、メールやチャットだけでなく、会議や打ち合わせなどの口頭で伝えられるケースも多くあります。

特に会議の終盤や休憩時間の短いやり取りで、「来月からこのプロセスを実装する予定です」「次のプロジェクトで新しいツールを導入します」といった重要な情報がさらっと告げられることも珍しくありません。

その場で「導入する」を正確に聞き取れなければ、導入時期の認識違いや準備不足など、業務上の混乱やトラブルを招く可能性が高まります。

さらに自分が「導入する」を使って説明する立場であっても、相手の発言や質問を正確に理解できなければ、的外れな返答や誤解を招く文章になってしまいます。

こうした事態を防ぐためには、相手の伝えたいことが理解できるリスニング力が必要不可欠なのです。

リスニング力を伸ばす最短ルート:シャドーイング

「導入する」を適切に使いこなすには、前述の通りリスニング力がカギです。

特にネイティブが会話や会議で使うintroduceやimplement、adoptなどは、音の連結や省略が起こりやすいため、単語を知っていても聞き取れないことがあります。

こうした表現を確実にキャッチするためにおすすめなのが「シャドーイング」です。

【シャドーイングとは】
英語音源の1~2語後を、影のように追いながら発話するトレーニング法です。

【シャドーイングの効果】
シャドーイングを継続すると、英語の音を単語・フレーズとして素早く認識する「音声知覚」が鍛えられます。

これにより、聞いた瞬間に単語が浮かび、会議や打ち合わせ中でも前後の文脈ごと理解できる余裕が生まれ、結果としてリスニング力が飛躍的に向上するのです。

さらに、スクリプトを確認しながら行うことで単語・文法の理解も深まり、英語の基礎力も強化されます。

加えて、音源を完全に再現する練習を重ねる中で、英語特有の発音やリズムに慣れ、スピーキング力にも良い効果が得られるのもシャドーイングのメリットです。

リスニング力だけでなく、総合的な英語力向上にもつながるシャドーイングは、「導入する」のようなビジネス頻出表現を自然に使えるようになるためにも、ぜひ取り入れたい学習法です。

まとめ:シャドテンで英語の「導入する」を正しく使い分けよう

「導入する」の英語表現は多く、状況ごとに適切な単語を選ぶ必要があります。さらに、それを自然に使いこなすには、前後の文脈を含めて理解できるリスニング力が不可欠です。

シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」を英語学習に取り入れ、リスニング力を効果的に向上させましょう

◆プロによる毎日の添削
シャドテンでは、英語特有の音声変化や発音、イントネーションについてプロが毎日添削し、具体的なフィードバックをしてくれます。課題を録音して送れば、自分では気づけない発音の癖や聞き取りの弱点が明確になり、短期間で修正可能です。

◆1000以上の教材で多様なシーンに対応
4種類のアクセントに対応した1000以上の教材を収録。これにより、多国籍な会議や国際的なチームでのやり取りでも、導入に関する発言を的確に理解・対応できる力がつきます。

◆シャドーイングを支える便利機能
AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えといった機能を活用すれば、苦手な発音や聞き取りづらいフレーズを集中的に練習できます。

導入時期や条件など、聞き逃すとトラブルにつながる重要な情報も、確実に聞き取れるようリスニング力を磨けます。

シャドテンでは7日間の無料体験も実施中です。英語での「導入する」表現を正確に聞き取り、場面に応じて自然に使えるようになりたい方は、ぜひこの機会にシャドテンを活用してみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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