海外出張や英語会議、ビジネスメールなどで「もっと自然に英語を使いこなしたい」と感じている方は多いでしょう。
でも実際には、「勉強しても話せない」「単語を覚えても会話に出てこない」と伸び悩む時期が訪れます。そんなときにおすすめなのが「英語で日記をつける」ことです。
英語日記は、文法や語彙を実践的に使いながら「英語で考える力」を育てるトレーニング。さらに工夫次第で、リスニングやスピーキング力の向上にもつながる学習法です。
この記事を読めば、
- 英語日記で英語力が伸びる理由
- 初心者でも続けられる書き方のコツ
- 英語日記をリスニング・会話力につなげる勉強法
などがわかりますよ。
書く・聞く・話す力を同時に伸ばしたいビジネスパーソンの方は、ぜひ最後までご覧ください。
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なぜ英語で日記をつけると英語力が上がるのか
「英語で日記をつける」ことは、ただの英作文練習ではありません。
思考を英語に変換し、語彙を定着させ、表現力を育てる…まさに総合的な英語トレーニングです。
ここではその3つの理由を詳しく見ていきましょう。
英語日記が「インプット」と「アウトプット」を同時に鍛える理由
英語日記をつけるとき、私たちは「これって英語でどう言うんだろう?」と自然に調べる習慣がつきます。
つまり、辞書や例文検索でインプットし、それを自分の言葉でアウトプットするという学習サイクルが自然に生まれるのです。
この「インプット→アウトプット」の繰り返しこそ、英語上達の鍵。単に単語帳で覚えるよりも、自分の経験に結びついた表現の方が定着率は圧倒的に高まります。
書くことで「英語で考える力」が身につく
英語日記では「日本語を英語に訳す」よりも、「最初から英語で考えて書く」ことが理想です。
例えば「今日は疲れた」なら、“I was exhausted after a long meeting.” のように、状況を英語的に表現する練習になります。
最初は難しく感じても、書き続けるうちに「この表現はこう言えばいいんだ」と英語の思考回路が自然にできていきます。これはビジネス会話でも非常に役立つスキルです。
英語日記がリスニングやスピーキングにも効く理由
英語日記をつけるときに出てくる表現は、実際の会話でよく使われるものばかりです。“I’m looking forward to it.” “It was a busy day.” など、日常や仕事の中でも頻出します。
自分が書ける表現は「聞いたときに理解できる」ようになり、また「話すときにすぐ出てくる」ようになります。
書く力をベースに、リスニング・スピーキング力が連動して伸びていくのです。
初心者でもできる!英語日記の始め方
英語日記というと「毎日長文を書くのは大変そう」と思うかもしれません。でも実際は、ほんの数行からでも十分効果があります。
以下続けるためのコツを押さえれば、忙しいビジネスパーソンでも無理なく続けられます。
1日3行から始める英語日記習慣
最初の目標は「1日3行」でOKです。たとえばこんな感じです。
Today was a busy day.
(今日は忙しい1日でした。)
I had three meetings in the morning.
(午前中に3つの会議がありました。)
I learned that good preparation makes a big difference.
(しっかり準備することが大きな違いを生むと学びました。)
たった3行でも、「英語を使って自分の1日を整理する」習慣がつきます。慣れてきたら、少しずつ行数や内容を増やしていきましょう。
テーマ選びのコツ(仕事・日常・感情など)
英語日記は「自分の1日に関すること」を中心に書くのが続けやすいです。
例として以下のテーマが挙げられます。
- 仕事で学んだこと
- 家族や友人との出来事
- 自分の気持ち(嬉しい・落ち込んだなど)
特に感情を英語で表現することは、語彙力を大きく伸ばすきっかけになります。
続けるための工夫(時間帯・フォーマット・モチベ維持法)
英語日記を続けるには「ルールをゆるくする」ことが大切です。
朝5分、寝る前3分など、短時間でもOK。スマホのメモアプリや手帳でもかまいません。また、「書けない日」は英語でひとこと “I was too tired to write today.” と書いて終えるのも立派な日記です。
完璧を求めず、続けることを最優先にしましょう。
英語日記の書き方と基本ルール
英語日記は自由に書けますが、基本の文法や表現パターンを押さえることで、より正確で自然な英文になります。
ここでは、初心者でもすぐ使えるルールを紹介します。
日記に使う基本時制(過去形・現在完了形など)
日記では、その日の出来事を振り返るための「過去形」が中心です。
例:
- I went to the gym.
(ジムに行った。)- I met a new client.
(新しいクライアントに会った。)
一方、「最近続けていること」などを表現するときは現在完了形が便利です。
例:I have been studying English every morning.
(毎朝英語の勉強をしている。)
時制を意識するだけで、表現の幅が広がります。
使いやすい主語・動詞・接続詞のパターン
英語日記では、主語は「I」が基本です。動詞は「feel」「think」「learn」「go」「try」など、汎用的なものから始めましょう。
また、接続詞 “because”, “so”, “but”, “then” を活用すると文が自然につながります。
例:
- I was tired, but I finished my report.
(疲れていましたが、レポートを仕上げました。)- It was raining, so I stayed home.
(雨が降っていたので、家にいました。)
「I think」「I learned」などよく使う定番表現集
例:
- I think today was productive.
(今日は充実していたと思う。)- I learned a lot from today’s meeting.
(今日の会議で多くを学んだ。)- I was surprised by his idea.
(彼のアイデアに驚いた。)- I’m happy with the result.
(結果に満足している。)
こうした表現を繰り返し使うことで、英語の文章が自然に身についていきます。
シーン別・英語日記の例文
実際にどんな内容で書けばいいのか、シーン別に例を見てみましょう。
仕事・休日・感情など、どんな日にも使えるパターンを紹介します。
仕事の日の英語日記例
Today I had a meeting with a new client.
(今日は新しいクライアントと打ち合わせがありました。)
I was nervous at first, but everything went well.
(最初は緊張しましたが、すべてうまくいきました。)
I need to prepare better for tomorrow’s presentation.
(明日のプレゼンのために、もっとしっかり準備しなければなりません。)
休日・趣味の日の英語日記例
I went to the park with my family.
(家族と公園に行きました。)
The weather was perfect and my daughter was so happy.
(天気は最高で、娘はとても嬉しそうでした。)
I felt relaxed after a long week.
(一週間の疲れがとれてリラックスできました。)
気持ちや出来事を英語で表現する例文(嬉しい・疲れた・反省など)
例:
- I was really tired today, but I’m proud that I didn’t give up.
(今日は本当に疲れていましたが、あきらめなかった自分を誇りに思います。)- I felt happy when my boss praised my work.
(上司に仕事を褒められて嬉しかったです。)- I regret not managing my time better.
(もっと時間を上手く管理しなかったことを後悔しています。)
感情を英語で表現することは、会話力のベースにもなります。
自然な英語で日記をつけるコツ
せっかく英語で日記を書くなら、「自然で伝わる英語」を目指しましょう。
直訳調から脱して英語らしい言い回しを意識することで、表現がぐっと豊かになります。
日本語を直訳せず「英語らしい言い回し」を意識する
「久しぶりに友達に会った」を “I met my friend after a long time.” と訳す人は多いでしょう。
一方で、ネイティブは “I caught up with my friend.” と言います。これ以外にも、直訳とネイティブが使う「英語らしい言い回し」が違うものには以下のようなものがあります。
「とても嬉しかった」
直訳:I was very happy.
ネイティブ表現:It made my day.
「あっという間だった」
直訳:It passed quickly.
ネイティブ表現:Time flew.
「自分らしくなかった」
直訳:It was not myself.
ネイティブ表現:That’s not like me.
このように、英語には日本語をそのまま訳すだけでは伝わりにくい「自然な言い回し」が数多くあります。
日記や会話で少しずつ取り入れていくことで、よりネイティブらしい表現力が身についていきます。
自分の英語日記を添削してもらう方法(AI・添削サービスなど)
直訳ではなく「自然な言い回し」が大切なことはわかったけれど、自分一人ではその表現がわからない…。
そんな人は、AI添削ツールや英語学習アプリを活用しましょう。客観的なフィードバックをもらうことで、自分の弱点が明確になります。
また間違った英語日記をそのままにしてしまうと、間違った英語を学ぶことになりかねません。
必ず添削ツールを入れ、適切な表現が何か見直すようにしましょう。
英語日記を「英語力アップ」につなげる勉強法
英語日記は、書いて終わりにせず「使って伸ばす」ことが大切です。
ここでは、英語日記をリスニングやスピーキングに結びつける学習法を紹介します。
① 書いた英文を音読して発音・イントネーションを意識する
自分の書いた日記を声に出して読んでみましょう。
発音やイントネーションを意識することで、「話す英語」への転換がスムーズになります。また、音読を習慣化することでスピーキングへの抵抗感も減ります。
② 英語日記で出てきた表現をリスニングで確認する
自分が使ったフレーズを、実際の英語音声で聞いてみましょう。
「音読さん」など、自分の書いた文章を入力すると読み上げてくれるサービスがおすすめです。英語日記にリスニングを+することで、映画やニュース、ポッドキャストなどで同じ表現が出てきたとき、理解が格段に深まります。
「自分が書ける表現=聞ける表現」にする意識を持ちましょう。
③ 学んだ文法・単語を使って文章を作ってみる
AI添削などで学んだ自然な英語表現や文法・語彙は、次の英語日記で実際に使ってみるのがおすすめです。
なぜなら、学んだ知識を「理解したまま」にせず、自分の言葉として使うことで定着率が格段に上がるからです。
例えば、「yesterday I was so tired(昨日はとても疲れていた。)」だけで終わらせず、“Yesterday I was so tired that I fell asleep right after dinner.” (昨日はとても疲れていたから、夕食のあとすぐに寝てしまった。)のように、学んだ文法(so〜that構文)を取り入れてみましょう。
新しい表現を1つずつ自分の文章に組み込むことで、英語力は確実に積み上がっていきます。
シャドーイングで英語日記を実践力に変える
上記の内容を意識しながら英語日記を書くことで、英語の基礎力は格段に向上します。一方で実際の英会話で活かすには、リスニングとスピーキングを合わせたトレーニングが必須です。
シャドーイングを英語学習に取り入れ、英語日記を英語の実践力に変えましょう。
シャドーイングとは?
シャドーイングとは、聞こえた英語音声の1〜2語後を追いかけながら声に出して再現するトレーニング法です。
スクリプトを見ずに耳だけを頼りに行うため、実際の会話に近い環境でリスニング力を鍛えられます。
なぜシャドーイングがリスニング・スピーキング力を伸ばすのか
シャドーイングがリスニング・スピーキング力を伸ばす理由は、「聞く・理解する・話す」を同時に鍛えられる以下のようなメリットがあるからです。
音声知覚の向上:音の連結(リエゾン)や省略(リダクション)に慣れ、英語の音を単語・フレーズとして瞬時に認識できるようになる。

リスニング力の底上げ:音声知覚が向上することで意味理解に余裕が生まれリスニング力が底上げされる。
スピーキング力の向上:相手の話をスムーズに理解できるようになることで、自分の意見をまとめ発話するのにも余裕が生まれるため、結果としてスピーキングもしやすくなる。
発音・リズム感の改善:ネイティブのイントネーションをまねることで英語特有のリズムや速度に慣れることができ、自然で伝わりやすい英語になる。
つまりシャドーイングは、英語でコミュニケーションをスムーズに取るために非常におすすめなトレーニングです。
英語日記で培った英語の基礎力を実践的な英語力へと変えていきたい方は、シャドーイングを学習に取り入れてみましょう。

まとめ|シャドテン×英語日記で英語の実践力を高めよう
上記でご紹介した内容や方法を取り入れながら英語日記を書くことで、語彙・文法・発音など英語の基礎力が伸びていきます。
一方で学んだことを実践的な英語力へと変えていくには、英語日記にプラスして「聞く・理解する・話す」力を鍛えることが大切です。
英語日記と並行してシャドーイングを続け、実践的な英語力を高めていきましょう。
シャドーイングの効果を最大化させるなら「シャドテン」

英語日記で培った英語力を、最短で実際に“使える英語”に変えたい方にはシャドーイング特化型アプリ「シャドテン」が最適です。
シャドテンでは、あなたのシャドーイング音声をプロの英語トレーナーが毎日添削。英語特有の音声変化(リエゾンやリダクション)を中心に、良かった点と改善点を丁寧にフィードバックしてくれます。
教材は1000以上、4つのアクセントに対応しており、英語学習の目的やレベルにぴったりと合った教材を選んでトレーニングできるのもポイントです。さらに、AB再生・速度調整・スクリプト表示切り替えなど、学習効率を高める機能も充実しており、忙しい社会人でも取り組みやすい仕様になっています。
英語日記で身につけた英語の基礎力を、実践的な英語力へと高めていきたい方は、ぜひ一度シャドテンを試してみてください。
日々の積み重ねが、確実に「聞ける・話せる英語力」へとつながります。
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