海外支社や外資系クライアントとのやり取りが日常化し、「目標」を英語で説明できずに苦戦していませんか?
結論、コツを押さえれば誰でも明快に伝えられます。
本記事では、SMARTやKPIの基本から実践フレーズまでを網羅し、読後すぐに使えるテクニックを紹介します。英語で目標を語る力を身につけ、チームをリードしましょう。
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英語で「目標」を伝えるメリット
英語で目標を共有できると、①グローバルチームとの認識ズレを減らせる、②交渉や承認プロセスが迅速化する、③自身のキャリアを国際的に広げられる――という3つの利点があります。
たとえば「Our Q3 target is to increase market share by 5%.」と具体的に示せれば、関係者全員が同じゴールを描け、行動が揃います。
結果としてプロジェクト速度と成果が向上し、自分の評価も上がる好循環を生み出せるのです。
英語で目標を設定する基本:SMART・KPI・アクションプラン
国際ビジネスの現場では、根拠ある目標設定が信頼獲得の第一歩です。以下の4つを押さえれば、どの場面でも説得力を持って説明できます。
①SMART目標を英語で表現する
SMARTは「Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound」の頭字語です。
- Specific: “Increase website traffic from the US market.”
- Measurable: “by 20%.”
- Achievable: 根拠となる過去実績や施策を示す。
- Relevant: 会社の成長戦略と結びつける。
- Time-bound: “within the next six months.”
この要素を一文にまとめると「We aim to increase US website traffic by 20% within six months to support our expansion strategy.」となり、誰が聞いてもブレのない目標を提示できます。
②KPI(重要業績評価指標)の定義と説明フレーズ
KPIはSMART目標を数値で追跡する指標です。
“Our main KPI is monthly active users, reviewed every Friday, to ensure product engagement.”のように「指標・頻度・目的」の順で述べると、聞き手は評価軸を即座に理解できます。
加えて「We’ll adjust tactics if the KPI falls below 5% growth.」と、運用ルールを添えると、管理能力の高さを示せます。
プロジェクト目標とキャリア目標の定義方法
プロジェクト目標は「Deliver Phase 1 by July 31 with zero critical bugs」、キャリア目標は「Obtain PMP certification within a year」のように、期限と成果物を明確に書き分けます。
会議では “My short-term goal is to finalize Phase 1 by July 31, and my long-term goal is to become a certified project manager within a year.” と2段階で伝えると、上司はタスク配分と人材育成を同時にイメージできます。
アクションプランを英語で立てるコツ
目標を「行動」に落とし込む際は、動詞+期限+担当者をセットで述べます。
例:
- “Analyze customer feedback by May 15 – Lisa”
- “Implement UI improvements by June 10 – Dev Team”
- “Launch marketing campaign on July 1 – Marketing”
この形式を使うと、進捗確認ミーティングで “We completed item 1 on schedule; item 2 is 80% done.” と端的に報告でき、英語でも計画と実行をスムーズに結びつけられます。
シチュエーション別:英語フレーズ集
部門や業務内容が違っても「目標」を共有する場面は意外と多く、状況ごとに最適なフレーズを持っているとコミュニケーションが一気にスムーズになります。以下では代表的な6シーンを取り上げ、使いやすい表現をピックアップしました。
会議で目標を共有・確認するフレーズ
会議では目標を端的に示しつつ、参加者全員の合意を得ることがカギです。目的→数値→期限の順で伝えると理解が早まり、議事もブレません。
- Our primary objective this quarter is to improve customer satisfaction scores by 10%.
(今四半期の主目標は顧客満足度を10%向上させることです) - Does everyone agree with increasing sales by 15% year on year?
(前年比15%の売上増でよろしいでしょうか) - Let’s align on the milestones before we move forward.
(次に進む前にマイルストーンを揃えましょう) - Could we confirm the deadline for the marketing launch?
(マーケティング開始日の締切を確認してもよろしいでしょうか) - To recap, our goal is to deliver the prototype by July 15.
(まとめると、7月15日までに試作品を納品するのが目標です)
メールで年度目標を報告・相談するフレーズ
年度目標は関係者が後で検索できるよう、メールで残すのが定石です。背景→目標→依頼の流れを意識すると読み手がアクションを取りやすくなります。
- I would like to share our fiscal year targets for your review.
(レビュー用に本年度の目標をご共有いたします) - Our FY 2025 goal is to achieve revenue growth of 8%.
(2025年度の目標は売上を8%成長させることです) - Please let me know if these objectives align with your expectations.
(ご期待と一致しているかご確認ください) - Could we discuss adjusting the target for customer retention?
(顧客維持率の目標調整についてご相談できますでしょうか) - Your feedback on the proposed KPIs would be highly appreciated.
(提案したKPIへのご意見をいただけますと幸いです)
プレゼンで営業目標を伝えるフレーズ
データとストーリーを組み合わせて目標値の必然性を示すと、聞き手の納得度が高まります。数字→背景→施策をセットで提示するのがポイントです。
- Our sales target for Q1 stands at $5 million.
(第1四半期の売上目標は500万ドルです) - This figure represents a 12% increase year on year.
(この数字は前年比12%の増加を示します) - To hit this goal, we will focus on expanding our B2B channel.
(目標達成に向け、B2Bチャネル拡大に注力します) - Achieving this target will boost our market share to 18%.
(目標を達成すると市場シェアは18%に上がります) - We are confident that these initiatives will drive the projected growth.
(これらの施策で想定成長を実現できると確信しています)
進捗報告&達成報告の英語表現
進捗を可視化し、課題があれば即共有する姿勢が信頼につながります。「現状→影響→次のアクション」をセットで伝えると効果的です。
- As of today, we have completed 70% of the implementation.
(本日時点で実装の70%が完了しています) - We are on track to meet the deadline.
(期限内に完了できる見込みです) - We have surpassed our Q2 target by 3%.
(第2四半期の目標を3%上回りました) - The project is slightly behind schedule due to unforeseen issues.
(予期せぬ問題でプロジェクトが若干遅れています) - I’m pleased to report that we hit our goal two weeks ahead of plan.
(計画より2週間早く目標を達成できたことをご報告します)
年次レビューで振り返り・祝福するフレーズ
レビューでは成果と貢献を具体的に示し、来期への期待をセットで伝えるとモチベーション向上につながります。
- Thank you for your hard work in achieving all your 2024 objectives.
(2024年の全目標達成に向けたご尽力に感謝します) - Your contributions have been critical to meeting our KPIs.
(あなたの貢献がKPI達成の要でした) - Let’s discuss how we can set even higher goals for next year.
(来年さらに高い目標を設定する方法を話し合いましょう) - Congratulations on exceeding your sales target by 15%.
(売上目標を15%上回ったこと、おめでとうございます) - Looking back, the team demonstrated outstanding commitment.
(振り返ると、チームのコミットメントは卓越していました)
自己紹介/上司への相談/グローバルチームとの調整フレーズ
シーンごとに「自分の目標」と「相談・調整ポイント」を添えることで、相手に行動を促せます。
- My current goal is to transition into a project lead role within a year.
(現在の目標は1年以内にプロジェクトリーダーへ昇進することです) - Could we schedule a meeting to discuss my Q3 objectives?
(第3四半期の目標についてご相談の時間をいただけますか) - I’d like to align our KPIs across regions to ensure consistency.
(地域間でKPIを統一し、一貫性を確保したいと考えています) - I’m aiming for a 20% increase in client retention; do you think this target is realistic?
(顧客維持率を20%向上させたいのですが、現実的でしょうか) - Shall we sync on the milestones to avoid any overlap?
(重複を避けるため、マイルストーンをすり合わせましょうか)
目標管理ツールの活用法
目標を「見える化」し、国際チームと同じ指標を追うためにはデジタルツールが欠かせません。ここでは英語表示で使うメリットと、KPI調整のポイントを解説します。
英語表示に切り替えて使うメリット
多くのプロジェクト管理ツール(Asana、Trello、Monday.com など)は英語UIがデフォルトです。英語表示で運用すると、①専門用語に自然と慣れる、②海外メンバーと画面を共有しやすい、③設定項目の翻訳手間が省ける、という利点があります。
またタスク名やコメントも英語で入力するため、「目標を英語で書く」練習を毎日無理なく積めます。
グローバルチームとKPIをすり合わせるポイント
KPIを共有する際は「指標名+計算式+更新頻度」を英語で明示し、全員が同じ数字を追っていることを担保する必要があります。
まずダッシュボードに Metric Name(例: Monthly Active Users)と Formula(例: Unique logins per 30 days)を記載し、Update Frequency: Weekly のように更新タイミングを固定。次に「閾値を下回ったら施策を見直す」などアラート条件を設定し、Slackなどで自動通知すると運用負荷が減ります。
最後に、月次レビューで「Why we met or missed the KPI」を英語で議論し、改善策を即座にタスク化すると、PDCAが高速で回り、国や部署を跨いだプロジェクトでも一体感を保てます。
コミュニケーションをスムーズにするには?
雑談や交渉で意思疎通を滞らせる最大の要因は、相手の言葉を瞬時に聞き取れないことです。リスニング力を伸ばす最短ルートがシャドーイング──耳で捉えた音を0.5秒以内に口で“なぞる”練習です。
シャドーイングはリスニングの中でも「聞こえてきた音がなんの単語であるか捉える力(=音声知覚)を鍛えることができるため、今まで英語が呪文のように聞こえていたり、単語のみや途切れ途切れならわかるという人に非常におすすめです。
ただし自己流だと発音の癖やリズムのズレに気づけず、効果は半減します。そこで頼りになるのがシャドーイング特化型アプリ「シャドテン」。プロ講師が毎日あなたの音声を添削し、良かった点と改善点を具体的にフィードバックしてくれるので、練習の質が格段に向上します。
さらに米・英・豪・印の4アクセントを含む1,000本以上の教材、AB再生・速度調整・スクリプト切替など学習効率を高める機能も充実。無料体験で“聞こえる”実感をぜひ試してみてください。改善サイクルが高速化し、自信を持って英語で目標を語れるようになります。
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