今なら7日間無料体験実施中!

英語の「承認」表現を完全整理!使い分け方と例文集を場面別に紹介!

ビジネスでも日常のやり取りでも、頻繁に登場するのが「承認」にまつわる表現です。

「承認をお願いします」「この内容で進めていいですか?」「承認待ちです」など、英語で正確に伝えたい場面は多いですよね。

しかし英語には approve、authorize、grant、accept、acknowledge など複数の「承認」を表す単語があり、どれを使えば正確に伝わるのか迷ってしまう人も少なくありません。

この記事を読めば、

  • 「承認」を表す主要英語表現の違いと使い分け
  • シーン別(社内・顧客・契約・メール)で使える承認フレーズ
  • 承認済み/承認待ち/未承認を正確に伝える英語表現
  • “approve” “grant” “pending” などを聞き取るためのリスニング戦略

などがわかりますよ。

英語で「承認を依頼する」「承認状況を確認する」「承認プロセスを説明する」といった実務的なコミュニケーションをスムーズに進めたい方は、ぜひご一読ください。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

LINE公式アカウントでリスニングTipsをゲット!

リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。

当社のLINE公式アカウントで簡単なアンケートにお答えいただくと、無料で『リスニング力を飛躍的に上げる英語学習法』のWeb bookをプレゼント。

シャドテンオリジナルWebBOOK
シャドテンオリジナルWebBOOK

下のボタンからぜひ「友だち追加」をお願いいたします!

リスニングにはシャドテン
目次

英語の「承認」は1つじゃない|基本表現とニュアンスの違い

英語で「承認する」を表す単語はいくつもあります。

それぞれの違いを理解しておかないと、相手が何を求めているのか誤解につながってしまう可能性があります。

まずは代表的な5つの動詞を整理しておきましょう。

approve:最も一般的な「承認する」

approve はビジネスで最もよく使われる「承認する」です。

意思決定者が内容を確認し、OKを出すニュアンスがあります。

例:

The manager approved the budget.
(上司が予算を承認した)

Could you approve this request?
(この依頼を承認していただけますか?)

authorize:正式に許可する・権限を与える

authorize は「承認」というよりも「正式に許可する」「権限を与える」という意味合いが強いです

サイン・権限・プロセスなど、フォーマルな文書や業務でよく使われます。

例:Only the director can authorize this payment.
(この支払いを許可できるのは部長のみです)

grant:要求に対して承認・許可を与える

誰かが要求した内容を“付与する”“与える”ニュアンスを持つ表現です。

例:The team was granted access to the database.
(チームはデータベースへのアクセス権を与えられた)

accept:内容・条件を「受け入れて承認する」

申し出・条件・提案など、相手の提示内容を“受け入れる”意味の承認です。

例:They accepted the new terms.
(彼らは新しい条件を受け入れた)

acknowledge:受領・確認としての承認

ビジネスメールで非常によく使われる「確認しました」にあたる表現です。

例:I acknowledge receipt of your email.
(メール受領を確認しました)

approval/permission/consent の違いを整理

「承認」を意味する名詞の違いも整理しておきましょう。

approval

一般的な承認であり、上司・顧客・組織といったところからのOKを意味します。

例:We cannot proceed without your approval.
(あなたの承認なしでは進められません。)

permission

「許可」するという意味の承認であり、行動の許可などをとるときなどによく使われます。

例:Do we have permission to access this file?
(このファイルにアクセスする許可はありますか?)

consent

法務・医療・契約などフォーマルな場面での「同意」を意味します。

例:We need your written consent to process this request.
(この申請を進めるには、あなたの書面での同意が必要です。)

微妙なニュアンスですが、使い分けを理解すると英語が一段と自然になります。

シーン別「承認」英語フレーズ|ビジネスで今すぐ使える例文集

ビジネスの現場では、承認をめぐる会話が様々なシーンで登場します。

ここでは「そのまま使える」実践的な例文を紹介します。

上司・社内で承認を依頼するとき

Could you approve this request?

(この依頼を承認していただけますか?)

I’d appreciate it if you could review and approve the attached document.

(添付の資料をご確認の上、承認していただけると幸いです。)

May I have your approval on this matter?

(この件について承認をいただけますか?)

丁寧さを出したいときは “I’d appreciate it if you could…” が便利です。

顧客に承認をお願いするとき

Could you please review and approve the proposal?

(提案内容をご確認の上、ご承認いただけますでしょうか?)

We would like to ask for your approval before moving forward.

(次のステップに進む前に、御社の承認をお願いしたいと考えております。)

顧客向けは丁寧で簡潔な言い回しが好まれます。

承認済み・未承認・承認待ちを伝えるとき

The request has been approved.

(この依頼は承認されました。)

It is still pending approval.

(まだ承認待ちです。)

It has not been approved yet.

(まだ承認されていません。)

“pending” (承認待ち)はビジネスで非常によく使われるので覚えておきましょう。

契約書・見積書・プロジェクト計画の承認プロセスを説明するとき

The contract requires internal approval from the legal team.

(この契約書は法務チームの内部承認が必要です。)

The proposal is currently under review.

(提案内容は現在、審査中です。)

Once we obtain the client’s approval, we will proceed to the next step.

(クライアントの承認が得られ次第、次のステップへ進みます。)

承認の遅れ・期限を伝えるとき

We are still waiting for approval, which may cause delays.

(まだ承認待ちのため、遅延が発生する可能性があります。)

Could you confirm when we can expect the approval?

(承認がいつ頃いただけるかご確認いただけますか?)

The deadline is approaching, so we would appreciate your prompt approval.

(締め切りが近づいているため、迅速な承認をいただけますと助かります。)

承認を丁寧に断る表現

We are unable to approve your request at this time.

(現時点ではこのご依頼を承認することができません。)

Unfortunately, we cannot grant approval due to internal policies.

(残念ながら、社内規定により承認できません。)

We appreciate your proposal, but we must decline at this moment.

(ご提案に感謝しますが、今回はお断りせざるを得ません。)

会議で使える承認関連フレーズ

Has this been approved?

(これは承認されていますか?)

What approvals are still pending?

(どの承認がまだ保留になっていますか?)

Once we get approval, we can move forward.

(承認が得られ次第、先へ進むことができます。)

ビジネスメールで使える「承認」英語例文|そのまま使えるテンプレート

承認に関するメールはビジネスで頻出です。ここではテンプレートとして使える文をまとめました。

承認依頼メール(Request for approval)

Subject: Request for Approval

(件名:承認のお願い)

Dear ___,(___様)

Could you please review and approve the attached document?

(添付の資料をご確認いただき、承認をお願いできますでしょうか。)

We would like to proceed as soon as we receive your approval.

(承認をいただき次第、速やかに次のステップへ進みたいと考えております。)

Thank you in advance.

(あらかじめありがとうございます。)

承認を依頼する際は、簡潔かつ丁寧に「確認」と「承認」を依頼する流れが重要です。

承認を得たことを通知するメール

I’m pleased to inform you that the proposal has been approved.

(ご提案が承認されたことをお知らせいたします。)

結果を明確かつ前向きに伝える表現が好まれます。

承認待ちの状況を共有するメール

The request is currently pending approval. We will update you as soon as it is confirmed.

(この依頼は現在承認待ちです。承認され次第、改めてご連絡いたします。)

承認のステータスと今後の対応をセットで伝えるのがポイントです。

承認を丁寧に断るメール表現

We appreciate your submission; however, we are unable to approve it at this moment due to internal constraints.
(ご提出いただきありがとうございます。しかしながら、社内の制約により現時点では承認できません。)

丁寧に断る場合は、感謝 → 理由 → 結論 の流れが自然です。

稟議・社内プロセスを英語で説明するメール

This proposal requires internal approval from several departments, including finance and legal.
(この提案は、財務部門や法務部門など複数部署の内部承認が必要です。)

日本特有の「稟議」も、関与部署を明確に示すことで英語で正しく説明できます。

承認に関する英語を正しく使うために必要な力

承認に関する英語表現は、単にフレーズや単語を暗記するだけで使いこなせるわけではありません。

正しく承認の英語表現を使いこなすにはリスニング力が必要不可欠である理由と、そのトレーニング方法について解説します。

リスニング力が必要な理由

承認に関する英語表現は、単体で急に使われることはほとんどありません。

多くの場合、会議での説明や稟議の背景、作業内容の報告などが前置きとして語られ、その文脈の流れの中で「承認する/承認をお願いする」表現が登場します。

例えば、相手が “Can we go ahead and place this order?”(こちらの発注を進めてもよいでしょうか?) と言っているのに聞き取れなければ、何に対して承認が求められているのか判断できません。

文脈を理解できないと、適切な「承認」の英語表現を選ぶことすら難しくなります。

だからこそ承認の英語表現を使いこなすには、単語知識以上に“聞いて理解する力=リスニング力”が欠かせないのです。

シャドーイングでリスニング力を向上させる

前述の通り、英語で「承認」まわりのやり取りをスムーズに行うためには、相手の言葉を正確に聞き取り、背景や意図を素早く理解する力が欠かせません。

シャドーイングを習慣化し、リスニング力を最短で向上させましょう。

【シャドーイングとは】

聞こえた英語音声の1〜2語後を、影のように追いかけて声に出すトレーニング方法です。スクリプトを見ずに耳だけを頼りに発話するため、実際の会議やオンラインミーティングと同じ環境でリスニング力を鍛えられます。

【シャドーイングの効果】

◆ 音声知覚の向上
音と音のつながりを意識しながら練習することで、「音声知覚(音を単語やフレーズとして瞬時に認識する力)」が鍛えられます。例えば “It’s pending approval.” といった表現も、音から即座に単語やフレーズがイメージできるようになります。

◆ リスニング力の底上げ
音声知覚が強化されると、意味理解に余裕が生まれます。「聞く→単語・フレーズをイメージする→理解する」という一連のプロセス全体がスムーズになり、リスニング力が底上げされます。

◆ スピーキング力の向上
相手の発言をすばやく理解できるようになることで、どのように返答するか考える余裕が生まれる結果、スムーズにコミュニケーションを行うことが可能です。

◆ 発音・リズム感の改善
ネイティブの音声を忠実に真似て発話するため、英語特有のイントネーションやリズムが自然と身につきます。結果として、会議での発言や取引先とのやりとりなどでも相手に伝わりやすい発音へと近づき、コミュニケーション全体の質が高まります。

このように、シャドーイングは「正しく聞き取る力」と「適切に表現できる力」を同時に伸ばせる学習法です。

英語での承認プロセスに戸惑わず、相手の意図を正確につかんで対応したい方は、まずシャドーイングを取り入れてみましょう。

まとめ|英語で承認を正しく伝え、聞き取れる力を身につけよう

英語の承認表現は種類が多く、場面ごとに使い分けが必要です。しかし、これらの表現を“知識として覚える”だけでは実践で使いこなせません。

会議・メール・会話の中で相手の発言を正確に聞き取り、ニュアンスを理解するためには、「音から内容を理解する力=リスニング力」を育てることが不可欠です。

承認表現を“聞ける・使える”レベルに引き上げたい方は、ぜひシャドテンを試してみてください。

シャドーイングの効果を最大化させる「シャドテン」

シャドテンバナー

承認にまつわる英語表現を本気で使いこなしたいなら、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」が非常におすすめです。

シャドテンの最大の特徴は、英語のプロがあなたのシャドーイング音声を毎日添削してくれるところ。弱形や連結など英語特有の音声変化を中心とした発音の改善点と良かった点を丁寧にフィードバックしてくれます。

さらに教材は1000以上、アクセントも複数対応しているため、あなたの学習目的やレベルに合った音源でトレーニングできるのも魅力です。AB再生、速度調整、スクリプト表示切り替えなど、シャドーイングを続けやすい機能も充実しています。

シャドーイングするならシャドテン

シャドーイングするなら
シャドテン

  1. 英語学習のプロフェッショナルがあなたのコーチに
  2. ビジネスに役立つ教材が1000以上・音源は4カ国対応
  3. スマホ一つで完結!毎日30分、いつでもどこでも

また、当社公式LINEの「友だち追加」をしてアンケートにお答えいただくと「リスニング力向上に役立つWeb book」が受け取れます。 リスニングに役立つ情報もLINEで配信していますので、ぜひこの機会にご登録ください。

究極のリスニング学習法 webbook

シャドテンオリジナルWeb book『究極のリスニング学習法』をプレゼント!!

全5問のアンケートに答えるだけで無料でGETできるので、ぜひ友だち追加してみてくださいね。

  • 最新のリスニングTips
  • リスニング診断
  • 限定セミナー情報

など、リスニング力を上げたいあなたにピッタリなお役立ち情報を配信中です。

Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
記事をシェア or LINEでお役立ち情報をGET!!

この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

目次
リスニング力をあげるならシャドテン 7日間無料で体験する