会話やビジネスメール、プレゼンなどで「種類」を英語で表現したいとき、どの単語を使えばいいのか迷ったことはありませんか?
“type”“kind”“sort”など似た言葉が多く、場面や文体によって使い分けが必要なため、正しく使いこなすのは意外と難しい表現です。
この記事を読めば
- 「種類」を表す基本的な英語表現と使い分け
- ビジネス・日常・学術などシーン別の「種類」フレーズ
- 「種類」に関する英語表現を使いこなすコツ
がわかりますよ。
英語で「種類」を自然に言い分けたい方や、会議や会話で相手の意図を正確に理解したい方は、ぜひご一読ください。
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種類を表す基本英語表現
「種類」を表す英語にはいくつかの代表的な言葉があります。それぞれ微妙なニュアンスの違いを理解すると、英語がぐっと自然になるものです。
まずは種類を表す基本英語表現を見ていきましょう。
“type”の意味と使い方
“type”は最も一般的で、ビジネスや製品説明などフォーマルな場面でよく使われます。
物理的・機能的な「分類」を示すときに適しています。
例:
- There are several types of products available.
(いくつかの種類の商品があります。)- This type of service is popular among young customers.
(この種類のサービスは若い顧客の間で人気です。)
会議や報告書など、体系的に分類する場面で便利に使える表現です。
“kind”の意味と使い方
“kind”は、対象の「性質」や「特徴」に焦点を当てた「種類」を表します。
やや会話寄りで、日常でよく使われる表現です。
例:
- What kind of work do you do?
(どんな仕事をされていますか?)- I like this kind of atmosphere.
(こういう雰囲気が好きです。)
フォーマルすぎず、柔らかい印象を与えたいときに最適です。
“sort”の意味と使い方
“sort”は“kind”に近い意味ですが、よりカジュアルで英国英語では特によく使われます。
話し言葉で「〜みたいな種類」というニュアンスを出すときにぴったりです。
例:
- That sort of attitude won’t help.
(そんな態度ではうまくいきませんよ。)- I don’t like that sort of music.
(そういう音楽は好きじゃないんです。)
アメリカ英語では“kind”を使う方が自然な場合が多く、会話のトーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
“category”“class”“group”“variety”などの関連表現
より専門的・学術的な文脈では、“category”“class”“group”などが使われます。
“category” は「分類・部門」のように、体系化されたカテゴリーを指します。
例:Products are divided into three main categories.
(製品は3つの主要なカテゴリに分かれています。)
“class” は「種類」よりも広く、「階級」「分類全体」を指す場合に使われることが多いです。
例:The class of mammals includes humans.
(哺乳類という分類には人間が含まれます。)
“variety” や “range” は「多様性」「幅の広さ」を強調します。
例:We offer a wide variety of coffee beans.
(さまざまな種類のコーヒー豆を取りそろえています。)
「種類」を使った英語例文集【ビジネス&日常で使える】
同じ「種類」でも、文脈によって適切な単語やフレーズが変わります。
ここではよく使うパターン別に、「種類」を使った英語例文をご紹介します。
「種類が多い」「いくつかの種類がある」
ビジネスの説明や商品紹介で頻出する表現です。
◆several types of~(いくつかの~の種類がある)
例:There are several types of membership plans.
(いくつかの会員プランの種類があります。)
◆various kinds of~(多様な種類の~)
例:We offer various kinds of services to meet customer needs.
(顧客のニーズに合わせた多様な種類のサービスを提供しています。)
“several types of〜”や“various kinds of〜”は柔軟に使える便利な表現です。
「Aの種類」「Bの一種」などの表現
Aの種類・Bの一種といった構造では、冠詞や単数・複数の扱いに注意が必要です。
“a kind of”や“a type of”は頻出表現で、会話・ビジネスどちらにも応用できます。
◆a kind of ~(~の一種)
例:Tea is a kind of drink.
(お茶は飲み物の一種です。)
◆a type of ~(~の種類)
例:This is a type of machine we sell.
(これは当社で販売している機械の種類のひとつです。)
◆one of the types of ~(~の種類のひとつ)
例:This is one of the types of machines we sell.
(これは当社で販売している機械の一種です。)
“a kind of”は可算名詞・不可算名詞どちらにも使えますが、フォーマルな文脈では“a type of”の方が無難です。
「どんな種類がありますか?」と尋ねる英語
商品説明や会話の中で「どんな種類がありますか?」と尋ねたい場面は多いですよね。
以下のような表現を覚えておくと、接客や商談の英語にも応用できます。
◆What types of ~ do you have?(どんな種類の~がありますか?)
例:What types of payment do you accept?
(どんな支払い方法がありますか?)
◆Are there different kinds of ~?(いくつかの種類の~はありますか?)
例:Are there different kinds of membership?
(会員にはいくつかの種類がありますか?)
◆Do you offer various types of ~?(さまざまな種類の~を提供していますか?)
例:Do you offer various types of insurance plans?
(さまざまな種類の保険プランを扱っていますか?)
“types of〜”や“kinds of〜”の質問文は、カジュアルな会話からビジネスシーンまで自然に使えます。
「種類ごとに分ける」「分類する」と言いたいとき
分類・整理を表す英語には複数の言い方があります。目的や文体によって動詞を使い分けましょう。
◆categorize ~ by …(…ごとに~を分類する)
例:The data is categorized by product type.
(データは製品の種類ごとに分類されています。)
◆sort ~ into …(~を…に分ける)
例:Please sort the files into three groups.
(ファイルを3つのグループに分けてください。)
◆classify ~ according to …(…に基づいて~を分類する)
例:Items are classified according to their function.
(品目は機能に基づいて分類されています。)
“classify”は学術的・専門的な文脈でよく使われ、“sort”や“group”は日常業務やカジュアルな会話でも自然です。
シーン別「種類」の使い分け
同じ「種類」でも、使う場面によって自然な表現が変わります。
ここでは代表的な3つの場面を見ていきましょう。
ビジネス(製品・サービス・資料)
ビジネス英語では、“type”“category”“range”が頻出です。
例:
- We provide three types of subscription plans.
(3種類のサブスクリプションプランを提供しています。)- Each category targets a different customer group.
(各カテゴリは異なる顧客層をターゲットにしています。)
フォーマルな印象を与えたい場合は、“type”“category”を使うのが無難です。
日常会話(食べ物・趣味・人)
日常会話では、もっと自然でフレンドリーな“kind”“sort”が活躍します。
例:
- What kind of music do you like?
(どんな音楽が好きですか?)- There are many kinds of fruit in Brazil.
(ブラジルにはたくさんの種類の果物があります。)
“kind of”を覚えておくと、会話の幅がぐっと広がります。
学術・論文・専門分野
研究や報告書では、“category”“class”“group”のような体系的な表現が好まれます。
例:
- Three categories of data were analyzed.
(3種類のデータカテゴリーが分析されました。)- These samples belong to the same class of compounds.
(これらのサンプルは同じ化合物群に属します。)
文体に応じて使い分けることが、英語表現の正確さにつながります。
「種類」の英語表現を使いこなすためには
「種類」の英語表現を知っていても、それだけで使いこなせるようになるわけではありません。
適切に「種類」の英語フレーズを使いわけるにはリスニング力が必須である理由と、リスニング力改善の方法を解説します。
リスニング力がないと「使い分け」もできない
「種類」の英語表現を正しく使い分けるには、単語の知識だけでは不十分です。
会話の文脈を正確に理解できなければ、そもそもどの表現を選ぶべきか判断できません。
例えば、相手がビジネスの話の中で「市場のカテゴリー」について話していたのに、聞き取れずに “class” を使ってしまうと、やや不自然な印象を与えてしまうことがあります。
つまり、「category」なのか「class」なのか、「type」なのか「kind」なのかを的確に選ぶには、相手の意図を正確に理解するリスニング力が欠かせないのです。
英語表現を“使う”力は、聞いて“理解する”力の上に成り立っています。だからこそ、リスニング力を鍛えることが、正しい表現選びの第一歩になるのです。
リスニング力を伸ばすなら「シャドーイング」
前述の通り「種類」の英語表現を使いこなすには、単語を覚えるだけでなく、相手の言葉を正確に理解する力が欠かせません。
そんな「文脈に合った英語表現を自然に選べる耳」を育てるのに最も効果的なのが、シャドーイングです。
【シャドーイングとは】
聞こえた英語音声の1〜2語後を、影のように追いかけながら声に出すトレーニング。スクリプトを見ずに行うことで、実際の会話と同じ条件下でリスニング力を鍛えることができます。
【シャドーイングの効果】
◆ 音声知覚の向上
リエゾン(音の連結)やリダクション(音の省略)に慣れることで、“a kind of” や “sort of” のように弱く発音されやすい「種類」関連のフレーズも正確に聞き取れるようになります。その結果、音声知覚が飛躍的に向上し、英語の「種類」表現を耳から自然に理解できるようになるのです。

◆ リスニング力の底上げ
音声知覚が高まると、文脈理解にも余裕が生まれます。例えば「ラナウェイ」という音が聞こえたとき、音声知覚が自動化されていれば「ラナウェイ」=「run」「away」だと即座に認識できるようになるのです。その結果意味理解が楽になり、「ラナウェイ」→「run」「away」→「逃げる」というリスニングのプロセスがスムーズになり、リスニング力が底上げされます。
◆ スピーキング力の向上
リスニング力が上がることで、相手の意図を的確にスムーズ理解できるようになります。「どの“種類”の資料を指しているのか」「どの“タイプ”の商品を比較しているのか」を瞬時に把握することができるようになり、自身の意見をまとめ英語として発話するのにも余裕が生まれ、結果としてスピーキング力も向上します。
◆ 発音・リズム感の改善
シャドーイングを通して、英語特有のリズムやイントネーション、強弱のパターンが身につきます。“a kind of” “different types of” “each category” といった「種類」表現も、自然な抑揚で発音できるようになり、聞き取りやすく伝わりやすい英語になります。
このようにシャドーイングは、「聞く → 理解する → 適切な“種類”表現を選んで返す」という一連の流れを強化する最適なトレーニングです。
英語の“種類”を正しく聞き取り、自然に使い分けられるようになることで、会話もプレゼンもよりスムーズに進むようになります。

まとめ:シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」でリスニングを強化
「種類」のような表現を自然に使いこなしたいなら、前述の通り英語表現を学ぶだけではなく、聞く力の底上げが欠かせません。
シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を向上させましょう。
シャドテンでシャドーイングの効果を最大化させよう
シャドーイングを継続的に効果的に行うには、プロのサポートがある環境が理想的です。
そこでおすすめなのが、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」です。
シャドテンでは、英語特有の音声変化をプロが毎日添削し、自分では気づきにくい弱点を具体的にフィードバックしてくれます。教材は1000以上、アメリカ・イギリスなど4つのアクセントを網羅しており、自身の英語学習の目的やレベルにぴったりとあった教材でシャドーイングが実施できるのもポイントです。
さらにAB再生・スピード調整・スクリプト表示切り替えなど、学習を効率化する機能も充実しています。
「種類の英語表現を正しく使い分けたい」「場面に合った英語を自然に話せるようになりたい」――そんな方こそ、シャドテンで“耳から理解する力”を磨いてみてください。
相手の言葉を正確に聞き取り、文脈に合った「種類」表現を選べるようになったとき、あなたの英語は確実にワンランク上がります。
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