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英語で「ある程度」と伝えるには?正しい表現とシーン別活用法を紹介

英語を勉強しているとき、「ある程度できます」「ある程度理解しています」と言いたい場面は意外と多いですよね。

面接や履歴書、ビジネスメール、さらには日常会話まで、日本語では自然に使える「ある程度」ですが、その曖昧さゆえに英語にするときにどう表現すればいいのか迷う方は多いのではないでしょうか。

この記事を読めば

  • 「ある程度」を意味する英語表現
  • シーン別の「ある程度」の使い方
  • 英語の「ある程度」を使いこなす方法

などがわかりますよ。

シーンに合った適切な「ある程度」が使いこなせるようになりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

「ある程度」の基本的な意味と英語での表現方法

英語で「ある程度」を伝えるとき、直訳では不自然になることもあります。

まずは日本語のニュアンスを整理し、英語でよく使われる表現を確認していきましょう。

「ある程度」はどんなニュアンス?日本語の意味を整理

日本語の「ある程度」は、「完全ではないが、部分的にはできる/理解している」というニュアンスを含みます。

「まあまあ」「それなりに」「あるレベルまでは」といった幅広い使い方が可能で、相手に過剰な期待を持たせずに能力や状況を伝える便利な表現です。

英語でよく使われる「ある程度」の表現一覧

英語では状況に応じて以下のような表現を使います。

◆to some extent:フォーマルで汎用的。「ある程度」「多少は」

例:I can understand the contract to some extent.
(契約書はある程度理解できます)

◆somewhat:書き言葉やビジネス文書に適した表現

例:The results were somewhat disappointing.

(結果はやや(=ある程度)がっかりするものでした)

◆kind of:カジュアルで口語的。「まあまあ」「ちょっと」

例:I kind of like this idea.

(このアイデアはある程度気に入っています)

◆fairly:比較的、かなり。それなりの程度を示す

例:She is fairly confident in her presentation skills.

(彼女はプレゼン能力にある程度自信があります)

◆more or less:ほぼ、だいたい。曖昧に伝えるときに便利

例:The project is more or less finished.

(プロジェクトはある程度完了しています)

◆partly:部分的に。限定的なニュアンスを含む

例:The delay was partly due to bad weather.

(遅れはある程度天候のせいでした)

「ある程度」と「少し」「十分に」の違い

「ある程度」は「少し(a little)」よりも強く、「十分に(enough / fully)」よりも弱い中間的な表現です。

  • I can speak French a little.
    (私はフランス語を少し話せます → 初心者レベルの印象
  • I can speak French to some extent.
    (私はフランス語をある程度話せます → 不完全ながら使える印象
  • I can speak French fluently.
    (私はフランス語を流暢に話せます → 十分にできる印象

このように「ある程度」は、能力を謙遜しつつ前向きに伝えるバランスの良い表現として使えます。

シーン別「ある程度 英語」の使い方と例文

「ある程度」は文脈ごとにニュアンスが変わります。

ここでは具体的なシーン別の使い方と例文を紹介します。

能力・スキルを表す「ある程度」

「できます」と断言するほどではないが、ある程度対応可能なレベルを示すときに使います。

よく使われる英語表現は to some extent fairly, to a certain degree です。

例:

  • I can speak French to some extent.
    フランス語はある程度話せます)
  • I’m fairly good at Excel.
    (エクセルはある程度得意です)
  • I have some programming skills, but only to a certain degree.
    (プログラミングはある程度できます)

知識・理解を示す「ある程度」

理解度や知識の深さを控えめに伝えるときに便利です。

よく使われる英語表現は to some extent, somewhat, more or less です。

例:

  • I understand the project to some extent.
    (そのプロジェクトについてはある程度理解しています)
  • I have somewhat of an idea about the issue.
    (その問題についてはある程度分かっています)
  • I had more or less expected the result.
    (結果はある程度予想していました)

経験・慣れを伝える「ある程度」

経験の量や慣れ具合を柔らかく表現したいときに使えます。

よく使われる英語表現は some experience, fairly used to, to some degree です。

例:

  • I have some experience in management.
    (マネジメントの経験がある程度あります)
  • I’m fairly used to working remotely.
    (リモートワークにはある程度慣れています)
  • I’ve dealt with similar cases to some degree.
    (似たケースにはある程度対応したことがあります)

ビジネス対応や条件を示す「ある程度」

条件付きで可能性を伝えたいときに便利です。

よく使われる英語表現は to some extent, to a certain degree です。

例:

  • I can handle the issue to some extent.
    (その問題にはある程度対応できます)
  • We can reduce the cost to a certain degree.
    (コスト削減はある程度可能です)
  • The project has already progressed to some extent.
    (プロジェクトはある程度進んでいます)

感情・評価に使う「ある程度」

満足度や評価を控えめに伝えたいときに使えます。

よく使われる英語表現は fairly, more or less, somewhat です。

例:

  • I’m fairly satisfied with the outcome.
    (結果にはある程度満足しています)
  • That’s more or less correct.
    (それはある程度正しいです)
  • I was somewhat disappointed.
    (ある程度がっかりしました)

日常会話で自然に使う「ある程度」

カジュアルな場面では、ネイティブが柔らかく伝えるときによく使います。

よく使われる英語表現は kind of, pretty much, sort of です。

例:

  • I kind of know what you mean.
    (ある程度分かります)
  • I’m pretty much done with my work.
    (仕事はある程度終わっています)
  • It was sort of helpful.
    (ある程度役に立ちました)

フォーマル・カジュアルでの「ある程度」の言い分け方

同じ「ある程度」でも、場面によって表現を選び分ける必要があります。

フォーマルな場面、カジュアルな場面での「ある程度」の言い分け方を確認しましょう。

面接や履歴書に使える「ある程度」の表現

就職や転職活動の場では、スキルを誇張せず伝えることが重要です。

過小評価しすぎず、相手に安心感を与える言い方を選びましょう。

例:

  • I have English communication skills to some extent.
    (私はある程度の英語でのコミュニケーション能力があります)
  • I have some knowledge of accounting.
    (会計に関する知識がある程度あります)

ビジネスメールで自然に使える「ある程度」

ビジネスメールでは、状況を正確に伝えながらも曖昧さを残す表現が役立ちます。

具体的な数値を示せないときや、完全な保証ができないときに「ある程度」という表現を添えることで柔らかい言い回しになります。

例:

  • We can adjust the schedule to a certain degree.
    (スケジュールはある程度調整可能です)
  • The system has been tested and is stable to some extent.
    (システムはテスト済みで、ある程度安定しています)

友人との会話で使えるカジュアルな「ある程度」

友人や同僚との会話では、カジュアルで口語的な表現が自然です。

ネイティブは「kind of」や「pretty much」をよく使い、ニュアンスを和らげたり、断言を避けるときに便利です。

例:

  • I kind of like this movie.
    (この映画はある程度気に入っています)
  • I’m pretty much ready to go.
    (もうある程度出かける準備はできています)

「ある程度」を自在に使いこなすために必要なリスニング力

「ある程度」の英語表現を知っているだけでは、実務で使えるようにはなりません。

「ある程度」を自在に使いこなすためには「リスニング力」が必要である理由と、その向上方法を解説します。

なぜリスニング力が「ある程度」の使いこなしに欠かせないのか

例えば相手が “Can you handle this task completely?”(この仕事を完全にこなせますか?)と聞いてきたとします。

ここで質問の completely(完全に) を聞き取れず、うっかり “I can handle it.” と答えてしまうと、「全部自分で対応できる」と相手に受け取られてしまう可能性があります。

しかし本当に伝えたかったのは「ある程度対応できます(I can handle it to some extent.)」というニュアンスだった場合、リスニング力が不足していたが故に、相手の質問の意図を正しく把握できず、自分の英語表現も誤解を招くものになってしまうのです。

特にビジネスの場では、「完全にできる」のか「一部対応可能なのか」の違いは大きく、プロジェクトの進行や信頼関係にも影響します。

つまり、相手の言葉を正しく聞き取れなければ、せっかく知っているフレーズも適切に使えないのです。「ある程度」という便利な表現も、リスニング力が伴ってこそ初めて正しく使いこなせることを留意しておきましょう。

リスニング力を鍛える効果的な学習法=シャドーイング

前述の通り、「ある程度できます」といった英語表現を覚えても、相手の発言を正しく聞き取れなければ適切に使うことはできません。

ニュアンスを聞き逃すと「完全にできる」のか「部分的にできるのか」を誤解されてしまい、ビジネスの場面では大きな齟齬につながります。こうしたリスニング力を効率的に高めるには、シャドーイングが最適です。

【シャドーイングとは】
英語音声を1~2語遅れて影のように追いかけながら発話するトレーニング方法です。

【シャドーイングの効果】
シャドーイングを継続すると、音を単語やフレーズのまとまりで捉える「音声知覚」が鍛えられます。その結果、“Can you handle this task completely?”(この仕事を完全にできますか?)といった質問も聞き漏らさず捉えられるようになり、意味理解までのプロセスがスムーズになります。

結果として余裕を持って返答できるようになり、“I can handle it to some extent.”(ある程度対応できます)など「ある程度」の英語表現を適切に使い自分の能力を表現できるようになります。

さらに、スクリプトを確認しながら練習することで語彙や文法の理解も深まり、基礎的な英語力全体の底上げにもつながるのもシャドーイングのメリットです。

加えて英語特有の音のつながりやリズムを繰り返し再現する過程で、スピーキング力にも良い効果をもたらします。

つまりシャドーイングは、リスニング力を磨くだけでなく、「ある程度」という便利な表現を場面に応じて正しく使える力を身につける、最適なトレーニングなのです。

まとめ|シャドテンで「ある程度」を自然に使える英語力を

「ある程度」を意味する英語表現にはさまざまなバリエーションがあります。

to some extent, somewhat, kind of, more or less …といった表現を適切に使いこなすには、大前提として相手の言葉を正しく聞き取るリスニング力が必須です。

シャドーイングを英語学習に取り入れ、効率よくリスニング力を向上させましょう。

シャドテンでリスニング力を向上させる

シャドーイングの効果を最大化させるのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンには以下のような特徴があり、ビジネスシーンで必要なリスニング力を最短で身につけることができます。

◆ プロによる毎日の添削
シャドテンでは、英語特有の音声変化を中心とした発音についてプロが毎日添削し、具体的なフィードバックをしてくれます。課題を録音して送るだけで改善ポイントが明確になり、独学では気づきにくい弱点を短期間で修正できます。

◆ 1000以上の教材で多様なレベル・アクセントに対応
4種類のアクセントに対応した1000以上の教材を収録。そのため自分のレベルに合った教材で学習ができ、効率的にリスニング力を向上させることができます。

◆ シャドーイングを支える便利機能
AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えなどの機能を活用すれば、苦手なフレーズや表現を集中的に練習できます。

状況に合わせた「ある程度」の英語フレーズを適切に使いこなせるようになりたい方は、ぜひシャドテンを試してみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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