海外出張や旅行でホテルに泊まるとき、「英語でうまくやり取りできるかな…」と不安になった経験はありませんか。
予約やチェックインのときはもちろん、滞在中もWi-Fiのパスワードを聞いたり、部屋の変更をお願いしたり、予想以上に英語を使う場面があります。
フレーズ集を覚えていても、実際の会話ではスタッフの言葉が速すぎて聞き取れない…そんな壁にぶつかる人も少なくありません。
この記事では、ホテルで使える英語フレーズと例文をシーン別に紹介します。
さらに「知っている」だけで終わらせないために、英語を聞き取る力を鍛える方法としてシャドーイングを解説し、社会人が忙しい中でも効率よく学べる方法をご提案します。
読み終えたときには、海外ホテルでも自信を持って英語が使えるイメージが描けるはずです。
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ホテルで英語が必要なシーンは意外と多い
海外ホテルでは、予約からチェックアウトまで多くのやり取りが発生します。
特に海外出張では、到着から退去までの時間をスムーズに進める必要があり、英語力の差が業務効率に直結することも珍しくありません。
ホテルのやり取りは大きく分けて4つのシーンに分類できます。
- 予約時(電話やメール、オンライン予約)
- チェックイン時(宿泊者情報の確認、部屋の説明)
- 滞在中(サービス利用、トラブル対応)
- チェックアウト時(支払い、領収書、延長依頼など)
これらのやり取りでは、単語や文法が正しいだけでは不十分です。現地スタッフのアクセントや話す速さ、周囲の雑音なども加わり、リスニング力が問われます。
シーン別・ホテルで使える英語フレーズ集
以下では、シーンごとに使えるフレーズと簡単な例文をご紹介します。ここで紹介するのは、旅行英会話の基礎として押さえておきたい表現です。
予約
ホテル滞在の第一歩は予約です。出張や旅行の計画が決まったら、日程や人数、部屋タイプを正確に伝える必要があります。
電話やメール、オンラインでのやり取りでは、予約の確定や条件確認の表現が欠かせません。
また、予約変更やキャンセルにも対応できると安心です。ここでは、予約に関する基本的なフレーズを押さえておきましょう。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
I’d like to make a reservation for two nights. | 2泊で予約をしたいのですが。 |
Could I book a single room with a sea view? | 海が見えるシングルルームを予約できますか? |
Can I confirm my booking for September 10th? | 9月10日の予約を確認してもいいですか? |
I need to change my reservation. | 予約を変更したいです。 |
Is breakfast included? | 朝食は含まれていますか? |
チェックイン
到着後、ホテルで最初に行うのがチェックインです。予約名や宿泊日数、支払い方法などを確認されるため、スムーズに答えられる準備をしておきましょう。
部屋の場所や設備、朝食の時間などを聞く場面もあります。場合によっては、部屋の変更をお願いすることもあるでしょう。
以下のフレーズを覚えておけば、初日から快適な滞在をスタートできます。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
I have a reservation under the name of Tanaka. | 田中の名前で予約しています。 |
Could you tell me what time breakfast is served? | 朝食は何時から何時までですか? |
I’d like to change to a room on a higher floor. | もっと高い階の部屋に変えていただけますか? |
Do I need to pay a deposit? | デポジットは必要ですか? |
Where can I get my room key? | 部屋の鍵はどこで受け取れますか? |
滞在中
滞在中は、アメニティの追加や施設の利用、トラブル対応など、予期せぬやり取りが発生します。
英語で正確に要望や状況を伝えられれば、不便なく過ごせるでしょう。ここでは3つの場面に分けて、役立つフレーズを紹介します。
アメニティや清掃関連
ホテルではタオルやシャンプーの追加、清掃の有無を伝えることがあります。
短くシンプルな表現でも、丁寧さを忘れないようにするのがポイントです。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
Could I have some extra towels, please? | タオルを追加でいただけますか? |
No need to clean my room today. | 今日は清掃は不要です。 |
Could I have more shampoo? | シャンプーを追加でいただけますか? |
Please make up my room while I’m out. | 外出中に部屋を清掃してください。 |
Could you bring me some bottled water? | ペットボトルの水を持ってきてもらえますか? |
Wi-Fi・施設利用
インターネットや施設の利用方法は滞在の快適さに直結します。場所や使い方を聞けるようにしておきましょう。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
Could you give me the Wi-Fi password? | Wi-Fiのパスワードを教えていただけますか? |
How do I connect to the Wi-Fi? | Wi-Fiに接続する方法を教えてください。 |
Where is the fitness center located? | フィットネスセンターはどこにありますか? |
Is the pool open now? | プールは今利用できますか? |
What are the opening hours of the spa? | スパの営業時間は何時ですか? |
トラブル・体調不良
設備の不具合や体調不良は、早めにスタッフに伝えることが大切です。状況を簡潔に説明できるフレーズを覚えておきましょう。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
There’s a strange noise coming from the air conditioner. | エアコンから変な音がします。 |
The shower isn’t working properly. | シャワーの調子が悪いです。 |
I’m not feeling well. | 体調が良くありません。 |
Could you recommend a nearby clinic? | 近くの病院を教えていただけますか? |
Could you send someone to fix it? | 修理の方を呼んでいただけますか? |
チェックアウト
滞在の最後はチェックアウトです。支払い、領収書、延長の可否などを確認する必要があります。
スムーズに終えられると、全体の印象も良くなるでしょう。以下のフレーズを覚えておくと、慌ただしい出発の朝も安心です。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
I’d like to check out, please. | チェックアウトをお願いします。 |
Could I have the receipt, please? | 領収書をいただけますか? |
Is it possible to extend my check-out time to 1 p.m.? | チェックアウトを午後1時まで延長できますか? |
Do I need to return the room key? | 部屋の鍵は返却する必要がありますか? |
Could you call a taxi for me? | タクシーを呼んでいただけますか? |
フレーズを覚えても通じない…その原因は「聞き取れない」こと
「これなら言える」と思っていても、実際には相手の英語が速くて理解できない…。これは多くの学習者が経験する壁です。
英語でのホテル会話では、ネイティブのスピードに加え、独特の省略や音声変化が頻繁に起こります(例: “Would you like” → 「ウッジュライk」)。
英語が聞き取れない原因のひとつは、脳が音声変化に慣れていないことです。
単語単体では理解できても、会話になると別物の音に聞こえるため、「知っているはずの単語なのにわからない」という現象が起きます。
そこでおすすめなのが、シャドーイングという英語学習法です。
ホテル英語を聞き取れるようになるシャドーイング学習法
シャドーイングとは、聞こえた英語をほぼ同時に声に出して真似するトレーニングです。これはリスニングを鍛える学習法ですが、副次的に発音も同時に鍛えることができます。
シャドーイングを行うことで英語の音声変化にたくさん触れるため、実際の会話スピードや省略形に耳が慣れます。また、スクリプトと照らし合わせながら練習すれば、「聞き取れなかった理由」も明確になるでしょう。
シャドーイングを行う際は、次の流れに沿って練習すると効果的です。
- まず音声を通して聞き、どの程度内容を理解できるかをチェックする
- スクリプトを見ながら音声を確認し、意味や発音のポイントを押さえる
- オーバーラッピング(音声に合わせてスクリプトを声に出す)を約5回行う
- 必要に応じてマンブリング(スクリプトなしで小声で音声を追う)を1〜3回程度行う
- シャドーイングを20回以上繰り返す
- 自分の声を録音し、発音や抑揚を振り返る
2日目以降は⑤と⑥の練習を続け、シャドーイングは30回以上行うことを目安にしましょう。
シャドーイングの詳細な実践方法や注意点については、以下の記事で具体的にご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

忙しい社会人でも続けられるシャドーイング習慣の作り方
シャドーイングは、毎日30分でも継続することで着実に効果が期待できます。重要なのは、時間の長さよりも「正しいやり方で毎日集中して取り組むこと」です。
集中して音声を真似ることで、耳と口の両方が英語のリズムや音声変化に慣れていきます。
例えば、ホテルでのやり取りを題材にした音源を選び、朝の通勤時間や昼休みなどに1日数回繰り返すだけでも聞き取りやすさが向上します。出張直前でも集中的に練習すれば、現地での会話スピードに対応できる耳を作ることが可能です。
さらに、ビジネス英語と旅行英語を同時に鍛えたい場合は、ホテル会話だけに偏らず、空港でのチェックインや入国審査、現地での商談シーンなども練習に取り入れると効果的です。
異なるシチュエーションの音声を組み合わせることで、実際の出張や旅行で求められる総合的な英語力が身につきます。
リスニング力を同時に鍛えるなら「シャドテン」

英語力を高めたい社会人におすすめなのが「シャドテン」です。
シャドテンはシャドーイング特化型の英語学習アプリで、プロが毎日あなたの音声を添削してくれます。特に英語特有の音声変化やリズムに着目したフィードバックがもらえるため、「知っているのに聞き取れない」問題を解消しやすくなります。
教材は1000以上、アメリカ・イギリス・オーストラリアなど4つのアクセントに対応しているのも魅力の1つです。
さらにAB再生、速度調整、スクリプト表示切り替えなど、シャドーイングしやすい機能が充実しており、忙しい社会人でもスキマ時間に取り組める仕様です。
もし「海外出張までに英語をマスターしたい」と思うなら、まずは無料体験で耳と口を英語に慣らしてみてください。
まとめ:フレーズ+リスニング力でホテルでの対応力を身に付ける!
海外のホテルでは、予約からチェックアウトまで多くの英語表現が必要になります。しかし、フレーズを暗記していても、現地スタッフの速い英語や音のつながりを聞き取れなければ、会話は成り立ちません。
そこで役立つのがシャドーイングです。
特にシャドテンなら、毎日プロが発音や音声変化のポイントを添削し、改善点を具体的に教えてくれるため、短期間でもリスニング力が伸びやすくなります。
教材も1000以上あり、ビジネス英語まで幅広く練習可能です。日々の練習をシャドテンで習慣化すれば、海外出張や旅行先でも自信を持って英語を使える力が身につきます。
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