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IELTSスピーキング6.5を攻略!時短の対策術を紹介【練習例付き】

仕事の合間にIELTSスピーキングで6.5を狙う――そう決めたものの、録音を聞き返すたび「単語は知っているのに言葉がつっかえる」「発音が不自然で面接官の眉が動く気がする」と不安になるビジネスマンは少なくありません。

多忙な私たちが実践できる、効率的なトレーニングがあれば理想です。

本記事では、6.5に必要な評価基準の攻略法から時短トレーニングまで、すぐ試せるメソッドをご紹介します。先の見えない独学に終止符を打ち、スコア6.5へ駆け上がりましょう。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

IELTSスピーキングバンド6.5とは

IELTSのスピーキングテストでは、面接官は流暢さ・一貫性・語彙・文法・発音の4項目を0.5刻みで評価し、その平均値を四捨五入して総合スコアを算出する仕組みです。

スピーキングテストのバンド6.5は、複雑なアイデアを論理立てて提示し、聞き手がある程度負担なく理解できる水準です。

適切な接続詞で話をつなぎ、日常語と専門語を織り交ぜながら一貫したストーリーを構築できます。

また、多様な時制や節構造を使って文法を一定コントロールし、微細な間違いがあっても理解に支障がでることはほぼないレベルです。

発音面では英語特有のリズムやリエゾンを再現でき、ネイティブとの会議も比較的円滑に進行させることが可能と言えるでしょう。

評価項目別トレーニングメソッド

ここからは、前章でご紹介したスピーキングテストの採点4項目を整理し、弱点を改善する方法について解説します。

最初は沈黙を減らし表現を増やす「流暢さと語彙」です。次に構文の正確さと自然な響きを磨く「文法」と「発音」を扱います。

週ごとにテーマを変えると飽きにくく、継続が楽になるでしょう。

流暢さと語彙

流暢さを伸ばす近道は、沈黙を埋める定型フレーズを先に用意することです。

一問一答を録音し、「えー」や「あー」を“That’s tricky, but …”などに置き換えます。翌日同じ質問に挑み、前回と違う動詞や形容詞を使えば語彙が広がります。

このサイクルを3周ほど回すと、フィラーと呼ばれる「えー」や「あー」の回数が下がりテンポが安定するでしょう。

以下の定型フレーズは、質問が難しいと示しつつ会話を途切れさせない便利なつなぎ句です。後ろに続く内容次第で語尾を変えてください。

英語フレーズ日本語訳
That’s tricky, but I’ll give it a shot.難しい質問ですが、試しにお答えしてみます。
That’s a challenging one, but my view is…手強い問題ですが、私の考えとしては……
That’s no easy question, but from my perspective…簡単とは言えませんが、私の立場から申し上げると……
That’s a bit tough, but I’d say…少し難しいですが、私としては……
That’s quite complex, but to keep it simple…かなり複雑ですが、簡潔に言うと……

文法

文法を向上させる近道は、短い文と複文を自在に切り替える練習です。

一つのトピックにつき「短文→複文→別の接続詞で再構築」の3段階を回すと、接続詞の運用が自然に身につきます。

慣れてきたら二種類の接続詞を重ねて3文構成(理由+対比など)に拡張すると、IELTSのBand 6.5に必要な文法の幅を効率よく強化できます。

以下は、短い文と複文の切り替え練習の例です。

短文(一次案)複文(接続詞で拡張)ポイント
1I work from home. I save commuting time.I work from home, so I save commuting time.because / so を使い原因‐結果を合体
2Solar power is clean. Coal is affordable.Solar power is clean, whereas coal is more affordable.whereas / while で対比を表現
3I exercise daily. I stay healthy.If I exercise daily, I stay healthy.if / unless で条件文に変換
4The report was detailed. It lacked examples.Although the report was detailed, it lacked concrete examples.although / even though で譲歩を付加
5I finished dinner. I started studying.As soon as I finished dinner, I started studying.as soon as / when で時間関係を明示

また、以下にIELTS スピーキングの回答で “短文⇄複文” を切り替えるときに使いやすい接続詞を機能別にまとめました。

語彙の幅を広げ、文法ミスを減らすサポートとしてご活用ください。

機能英語の接続詞日本語訳
原因・理由because〜だから
since〜なので
as〜なので/〜だから
結果so (that)その結果〜/〜するために
thereforeしたがって
対比whereas〜である一方で
while〜である一方で/〜する間に
on the other handその一方で
譲歩although〜だけれども
even though〜であっても
条件ifもし〜なら
unless〜でない限り
追加・列挙moreoverさらに
in addition加えて
時間when〜するとき
as soon as〜するとすぐに

発音

発音の鍵は音声変化を正確に再現し、英語らしいリズムと強弱を身につけることです。

発音の改善には、シャドーイングがおすすめです。

シャドーイングとは、聞こえてきた英語の少し後を追うようにして発声する学習法で、リスニング力向上に最適なトレーニングですが、副次的に発音も向上する学習法として今注目を集めています。

以下の正しい手順に沿って進めてください。

  • 音声を聞いて、内容がどれくらい理解できるか確認する
  • スクリプトと音声を照らし合わせて、発音や文章の意味を把握する
  • オーバーラッピング(音声に合わせてスクリプトを音読する)を5回程度行う
  • 必要に応じてマンブリングをする(スクリプトを見ずに小声で音声を追いかける)を1〜3回程度行う
  • シャドーイングを20回以上を目安に行う
  • 録音と振り返りを行う

シャドーイング開始2日目以降は、上記の⑤と⑥のみを繰り返します。シャドーイング時の注意点や教材の選び方については、以下の内容も参考にしてください。

パート別攻略ガイド

スピーキング試験は Part 1のスモールトーク、Part 2の1分準備スピーチ、Part 3のディスカッションという3段構成です。

各パートで評価される能力は微妙に異なり、回答テンプレートと練習順序を変えるだけで得点が伸びやすくなります。ここではPart 1での即答力、Part 2での構成力、Part 3での深掘り力を強化する具体策をご紹介します。

各パートの役割を把握し、弱点パートから着手すると無駄がありません。ぜひ本章の内容を参考にしながら、学習を進めてみてください。

Part 1対策

Part 1はアイスブレイク的な質問が8〜12問続きます。

目標は「2秒以内に話し始め、20秒で締める」ことです。

以下の頻出テーマのQ&Aをカード化し、即答できるようになるまで繰り返し練習しましょう。

  • 仕事・学業
  • 故郷(地元の町)
  • 住まい・部屋
  • 家族構成
  • 趣味・余暇活動
  • 食べ物・料理
  • 旅行・休日の過ごし方
  • テクノロジーとスマートフォン利用
  • 運動・スポーツ習慣
  • 読書・映画・音楽

週ごとに質問テーマを入れ替えて練習を続けてみてください。

Part 2対策

Part 2では「準備1分+スピーチ2分」と時間が限られています。

まず15秒でスピーチの骨格を作りましょう。

例えば、導入 / ポイント① / ポイント② / ポイント③ / まとめ と5行に分け、「最近読んだ本」という課題なら次のように書き込みます。

  1. Title & author
  2. Plot in one sentence
  3. Why I chose it
  4. What I learned
  5. Wrap-up feeling

残り45秒で各行にキーワードを追加し、「友情」「起業アイデア」など具体語を3つ並べれば下地は完成です。

練習時は、30秒要約→2分スピーチ→録音→文字起こし の順で行い、段落ごとの文字数を色分けすると脱線箇所が一目でわかります。

最後の一文でテーマを言い換え、「This story reminded me that perseverance pays off.」のように感想を添えると一貫性が際立つでしょう。

慣れたら「導入なしで開始」や「ポイントを2つに減らす」など構成を変えて練習し、時間内で柔軟に調整できる力を養いましょう。

Part 3対策

Part 3は試験官と深掘りするディスカッションです。ポイントは立場→理由→具体例→結論の4段構成を守り、論点を一直線に並べることです。

例えば “Should companies let staff work from home permanently?” と聞かれた場合、

  1. 立場 “I believe remote work will stay popular.”
  2. 理由 “It cuts commuting costs and widens the talent pool.”
  3.  “For instance, my firm hired an engineer in Osaka who now joins every meeting online.”
  4. 結論 “In the long run, flexible policies can boost productivity while reducing office rent.”

上記の型を使って答えます。

この型を速く組み立てる練習として、ニュースを100語に要約し、自分の賛成・反対を一文ずつ挟んで2分で説明するタスクが効果的です。

語彙は難解な単語よりも汎用動詞 boost / reduce / improve、形容詞 feasible / costly などを選び、聞き手が処理しやすい速度を意識しましょう。

録音して語尾の下降調やキーワードの強調が適切かを確認すれば、説得力が一段と高まります。

頻出トピック&フレーズ

IELTSは毎年似たテーマが出題されます。

各テーマについて背景→影響→対策の3つのポイントを用意すると、どの質問にも骨組みを当てはめやすくなるでしょう。

この章では、話題ごとのアイデア例と、高得点を狙いやすいおすすめのフレーズを公開します。アイデアとフレーズをセットで練習すれば、短時間でも回答が立体的になり、準備の負担が大幅に減るでしょう。

テーマ別アイデア

以下に4つの頻出テーマと、切り口として使いやすい具体例をご紹介します。

面接質問に合わせて組み合わせれば、内容に厚みが出やすいです。

分野具体論点例文
ビジネスリモート勤務が生産性に与える影響“Remote work has boosted our team’s output by 15 percent this quarter.”
「今期、在宅勤務でチームの生産性が15%向上した」
ワークライフバランスの良し悪し“Flexible hours help employees balance childcare and deadlines.”
「柔軟な勤務時間は子育てと締め切りの両立を助ける」
多国籍チームのコミュニケーション課題“Time-zone gaps often delay decisions in global teams.”
「時差が原因で多国籍チームの意思決定が遅れがちだ」
テクノロジーAI導入が雇用へ及ぼすメリットとリスク“AI handles repetitive tasks, allowing staff to focus on creative work.”
「AIが定型業務を担うことで社員は創造的な仕事に集中できる」
データプライバシー保護の必要性“Stricter privacy laws build consumer trust in e-commerce.”
「より厳格なプライバシー法はECでの消費者信頼を高める」
5G普及による地方活性化“5G enables remote surgery, which could revitalize rural hospitals.”
「5Gが遠隔手術を可能にし、地方病院の活性化につながる」
文化地元祭りが地域経済にもたらす効果“The summer festival attracts 50,000 visitors and boosts local sales.”
「夏祭りは5万人を呼び込み、商店街の売り上げを伸ばす」
伝統行事の世代間継承“Young volunteers keep the drum ritual alive each year.”
「若い担い手が太鼓の儀式を毎年継承している」
グローバル化で変容する食文化“Fusion cuisine blends sushi with Peruvian ceviche.”
「フュージョン料理は寿司とペルーのセビーチェを融合させる」
環境再生可能エネルギーの普及促進策“Tax incentives encourage firms to install solar panels.”
「税制優遇が企業の太陽光パネル導入を促す」
プラスチックごみ削減の取り組み“Some cafés offer discounts for reusable cups.”
「リユーザブルカップ利用で割引するカフェがある」

活用のヒントは以下の通りです。

  1. まず表のキーワードを日本語でメモし、1文英訳を作成する
  2. その文を導入に据え、理由 → 具体例 → まとめの順で肉付けする
  3. 練習時は録音して語数と時間をチェックし、30 秒・90 秒の2通りで言い換える

この流れを繰り返すと、Part 2・Part 3どちらの質問にも瞬時に応用できるストックが増えます。

高得点へ近づくフレーズ30選

以下には、役割別のフレーズを整理しました。

カード化して音読→即興文で運用→録音チェックの流れで定着が早まりますので、ぜひ参考にしてください。

カテゴリー英語フレーズ日本語訳
意見導入From my standpoint私の立場からすると
In my view私の考えでは
Personally speaking個人的には
背景提示In today’s fast-moving world今日の急速に変化する世界では
Over the past decade過去10年間で
With the rise of …~の台頭に伴い
例示To illustrate this pointこの点を説明するために
For instance例えば
A clear example is …明確な例は~である
原因説明This stems from …これは~に由来する
One driving force is …原動力の一つは~だ
This can be attributed to …これは~に起因すると考えられる
対比・転換Conversely逆に
On the other hand一方で
That saidそうは言っても
結果・影響As a consequenceその結果
This leads to …これは~につながる
The outcome is that …結果として~となる
提案A viable alternative would be …有効な代案は~である
It would be beneficial to …~することは有益だ
Authorities should consider …当局は~を検討すべきだ
評価This is a double-edged swordこれは諸刃の剣だ
The advantages outweigh the drawbacks利点が欠点を上回る
It is worth noting that …~は注目に値する
まとめIn a nutshell端的に言えば
All things consideredすべてを考慮すると
Ultimately最終的に
時間・範囲In the long run長い目で見れば
To some extentある程度は
From a broader perspectiveより広い視点から見ると

実戦練習の場を確保する方法

スピーキング力は量と質の両輪で伸びます。ここでは、忙しいビジネスマンでも続けやすい3つの練習法をご紹介します。

それぞれのメリットと注意点を理解し、自分の生活リズムに合わせて組み合わせれば学習効率を大きく引き上げられるでしょう。

オンライン英会話

オンライン英会話は実践量と即時フィードバックを同時に確保できる王道の環境です。

予約制のサービスを選べば学習時間を手帳に組み込みやすく、録画機能がある教室ならレッスン後に自分の話し方を振り返れます。

講師を選ぶ際はIELTS指導歴、録音可否、教材の柔軟性の3点を確認しましょう。毎回の目標をチャットで共有し達成度を表計算に記録すると伸びが数字で見え、学習意欲が長続きします。

AIを用いた英会話

AI対話アプリは24時間いつでも練習相手が見つかる点が魅力です。音声認識と自動採点が組み込まれているため、弱点項目ごとにリアルタイムのスコアが提示されます。

モデル回答を即座に提示してくれる機能もあり、語彙や構文をその場で置き換える練習がスムーズです。

ただし発音フィードバックは機械判定の精度に限界があるため、週に一度は人間講師のチェックを併用すると補完効果が高まります。

自習教材&録音分析

自習を軸にする場合は、短い音声教材と録音分析を組み合わせると効率が高いです。

まずBBC Learning EnglishやTED-Edから1分ほどの音声を選び、ディクテーション→シャドーイング→要約スピーチの順で回します。

録音で客観的に評価すれば、自分の弱点が明確に見えてくるでしょう。

改善点を翌日の目標としてノートに書き出し、7日おきに同じ素材で再テストすると成長曲線を確認できます。

まとめ

IELTSスピーキングで6.5を取ることは、正しい戦略と継続次第で到達できる現実的な目標です。本記事を参考に、評価基準ごと・パートごとにタスクを分け、弱点を1つずつ攻略していきましょう。

発音と流暢さを短期間で伸ばしたいなら、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」が心強い味方になります。

シャドテンを活用すれば、英語のプロが英語特有の音声変化を中心に毎日添削してくれるため、IELTSスピーキングの評価項目である「発音」と「流暢さ」を効率よく磨くことができるのです。

また、IELTSのスピーキングのpart1/3の質問はリスニング力が必要なことから、そもそも聞き取れないと正しく返せないため、その点でも効率的にリスニング力を上げれるシャドテンはおすすめです。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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