- ビジネスメールで間違いがないか…。
- 会議で瞬時に返答できる気がしない。
そんな不安をお持ちではありませんか。
結論から言うと、中3レベルの英語文法をしっかりとおさえリスニング力を向上させれば、定型的メールや社内会話といったビジネスシーンで使える英語力を身につけることができます。
この記事を読めば
- 中3レベルの英語文法の見直しが大切な理由
- 中3レベルの英語文法一覧
- 中3レベルの英語力を実践的な英語力に変える方法
などがわかりますよ。
自信をもって英語を使えるようになりたい方や、実践的な英語力を身につけたい方は、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。
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社会人が中3英文法を見直す3つのメリット
「いまさら中学文法?」と思うかもしれません。しかしビジネス英語でつまずく多くの原因は“土台の曖昧さ”にあります。
ここでは中3英文法を学び直すことで得られる具体的メリットを3つに絞って解説します。
①ビジネスメールで“誤解ゼロ”の英文が即書ける
納期・価格・数量といったビジネスメールの核心情報は、ニュアンスのわずかなズレがでることも。それにより取引先との信頼を損ねかねません。
そこで鍵になるのが 「時制+受動態+数量表現」という、中3レベルの英語文法の正確さです。
以下のチェックポイントを押さえておけば、読み手が「いつ・誰が・何を」即座に理解でき、追加質問の往復を減らせます。
フレーム | 典型構文 | 例文(日本語訳) | ミスが起こるポイント |
---|---|---|---|
未来予定 | will / be going to | We will dispatch the samples next Monday. (来週月曜にサンプルを発送します) | “dispatching” など現在進行形にすると「今まさに発送中」に誤解される |
完了報告 | have+過去分詞 | I have attached the revised quote. (改訂見積書を添付いたしました) | “attached the quote yesterday” と過去形にすると「既読か未読か」が曖昧 |
受動態 | be+過去分詞 | The contract was approved by the legal team. (法務部により契約書が承認されました) | 主語を人にすると責任の所在がぼやける |
数量強調 | more than / roughly | We need approximately 2,500 units. (おおよそ2,500個が必要です) | “some” など曖昧表現は発注ミスを誘発 |
上表のように「時制で時間軸」「受動態で主体」「数量語で精度」を固定化すると、伝達漏れをシステマティックに排除できます。
また中2・3で学ぶ「if節」を使った期限依頼文をコンピューターにストックしておくと、条件付きの打診もワンクリックで作成が可能です。
【例】If you finish the draft by Thursday, we can proceed to printing.
(木曜までにドラフトを終えていただければ印刷工程に進めます)
②会議・商談で瞬時に言いたいことを組み立てられる
会議中は議論が次々と展開し、頭の中で英文を“翻訳”している暇はありません。そこで威力を発揮するのが中3でも学ぶ不定詞・動名詞・比較表現を核にした定型チャンクです。
以下のステップで語順を自動化すると、相手の発言に対しても「聞く→理解→即レス」のサイクルが回りだします。
1.目的を示す不定詞で聞かれる前に提示
to clarify our cost structure(コスト構造を明確化するため)
to accelerate the rollout(展開を加速するため)
⇒ “Why?” を聞かれる前に回答を提示し、議論の主導権を握る。
2.動名詞で抽象度を上げて選択肢を提示
consider revising the timeline(スケジュール修正の検討)
avoid increasing the budget(予算増を避ける)
⇒ 動名詞は行為全体を名詞化できるため、表を使って代替案を並置しやすい。
3.比較表現で意思決定を後押し
This option is by far the most cost-effective.(この案が断然コスト効率に優れています)
Our current approach is no longer as sustainable as it used to be.(現行手法は以前ほど持続可能ではありません)
⇒比較級を使うことで説明に具体性がうまれ、説得力が増す。
これらのチャンクを “目的→選択肢→比較” の順で口に出す練習を繰り返すと、実際の商談でも文法を意識せずフレーズ単位で切り出せるようになります。
さらに録音&シャドーイングでイントネーションまで再現すれば、説得力は倍増。結果として「アイデアはあるのに英語が出てこない」というタイムロスが解消され、交渉をリードできるようになるでしょう。
③リスニング時に構文が即認識でき理解スピードが跳ね上がる
中3レベルの英語文法をしっかりとおさえれば、英語を「単語の並び」ではなく「構文チャンク」で捉えられるようになります。チャンクでとらえることで、ネイティブの早口でも意味処理がワンテンポ先取りできるようになるもの。
聞こえた瞬間に文型が脳内テンプレートと一致し、あとは自動的に意味が展開されるイメージです。特に中3で習う下記パターンはビジネス現場の会話頻出率が高く、先読み効果が絶大です。
構文チャンク | キー音 | 例文 | 先読みできる情報 |
---|---|---|---|
関係代名詞 | that / which / who | the report that you requested. (あなたが依頼したレポート) | 「名詞を後ろから説明→詳細が来る」と瞬時に察知 |
現在完了 | have+過去分詞 | We have completed the prototype. (試作品を完成させました) | 状態・経験・完了のいずれか。直後の副詞で細部を待つ姿勢に切替 |
条件節(一次条件) | if+現在形 | If the data looks accurate, we’ll proceed. (データが正確なら次の工程に進みます) | 主節にアクションが来ると予測、聞き逃しを防止 |
比較級強調 | much / far+比較級 | far more efficient than before. (以前よりはるかに効率的) | ポジティブ提案と判断し、相手の評価ポイントに集中 |
中3英文法【全項目一覧】一目でわかる早見表
中3で学ぶ英文法のうち、「何を」「どこまで」復習すればいいのかを可視化すると、学習計画は格段に立てやすくなります。
以下の一覧で自分の抜けを確認し、学習の優先順位をつけましょう。※一部中1/中2で学び、中3で発展内容を学ぶものあり
時制・助動詞(will/can/must など)
ビジネスメールや会議の発言では、「いつ何をするのか」を誤解なく伝えるために時制と助動詞の精度が最重要となります。
◆未来形 will / be going to
I will submit the draft by 5 p.m.(17時までにドラフトを提出します)
We are going to launch the new service next quarter.(来四半期に新サービスを開始する予定で
be going to は既定路線、will は即決・意志を示すと覚えると齟齬を防げます。
◆過去進行形 was / were + –ing
I was reviewing the report when you called.(あなたから電話をもらったとき、報告書を確認していました)
背景動作を示すことで「呼び出しを取れなかった理由」がスムーズに伝わります。
◆助動詞 can / must / should / may
・You must submit the invoice today.(本日中に請求書を提出する必要があります)
・We should consider an alternative vendor.(別の業者を検討すべきです)
・May I join the meeting remotely?(リモート参加してもよろしいでしょうか)
【チェックポイント】
依頼や提案では could you …? や would it be possible to …? のような丁寧形を使うと、押し付け感を和らげつつ確実にアクションを促せます。
受動態(be+過去分詞)
担当者ではなく「案件・成果物」を主語にすると、読み手は必要な情報を素早く把握できます。
・The shipment was delayed due to bad weather.(悪天候のため発送が遅延しました)
・All expenses will be reimbursed by Friday.(すべての経費は金曜までに精算されます)
受動態は
①プロセスを省き結果を強調
②責任の所在をぼかす
③主語を揃えて読みやすくする
という利点があります。
ただし by+人 を多用すると「言い逃れ」感が若干出るので、必要最低限に留めましょう。メールでの定番は「書類が承認された」「支払いが完了した」など、行為より状態を報告する文です。
現在完了形(have+過去分詞)
過去と現在を橋渡しできるため、進捗報告や実績紹介で不可欠です。
用法 | キー語 | 例文 | ビジネスでの役割 |
---|---|---|---|
継続 | since / for | We have been working on the proposal since April. (4月から提案書に取り組み続けています) | プロジェクトの稼働期間を明示 |
完了 | already / just | I have just finished the market analysis. (市場分析をちょうど終えました) | タスク完了を即時共有 |
経験 | ever / never / before | Have you ever visited the client’s headquarters? (クライアント本社を訪問したことはありますか) | 知見・履歴を確認し次回対応を最適化 |
【ポイント】
so far, recently, yet など時間副詞とセットで使うと、過去形との区別が明確になります。聞き手は「終わったのか、続いているのか」を瞬時に判断できるため追加質問が減ります。
不定詞・動名詞・分詞
中3で習う「名詞化テクニック」を駆使すると、抽象度が高い議題でも英語がまとまりやすくなります。
◆不定詞(目的/結果/形容詞的用法)
- to reduce costs(コスト削減のため)
- the decision to expand overseas(海外展開するという決定)
不定詞は「~すること」を一語で示せるため、会議資料の見出しやKPI設定に便利です。
◆動名詞(前置詞の目的語/習慣)
- We are interested in collaborating with fintech startups.
(フィンテック企業との協業に関心があります)
行為全体を名詞化できるので、提携・投資の議題を要約しやすくなります。
◆分詞(形容詞用法)
- the attached file(添付ファイル)
- a growing market(成長中の市場)
名詞の直前に置くだけで性質・状態を瞬時に示せます。
【ポイント】
上記を「目的→行為→状態」の3層で記憶すると、メール件名やスライド見出しを即座に生成でき、読み手の負荷も軽減します。
比較表現(原級・比較級・最上級)
提案書やプレゼンで代替案を示すとき、比較表現は説得力を数値的に裏付ける武器になります。
◆比較級 :faster than
This method is 20 % faster than the current one.
(この方法は現行手法より20%速い)
◆最上級:the most efficient
It’s the most efficient solution available.
(現行で最も効率的な解決策です)
◆強調語 :far / much / by far
far more reliable
(はるかに信頼性が高い)
【活用ステップ】
- 数値+比較級 で客観データを提示
- 副詞で強調 → 感覚的インパクトを付与
- グラフ・表 を添えて視覚的裏付け
この三段構えにより、上司や取引先の意思決定を加速できます。
関係代名詞・関係副詞
関係代名詞・関係副詞は、複数文を一文に凝縮し説明コストを大幅削減できる“文の合体ツール”です。
◆制限用法(必要不可欠な情報)
the software that we developed
(私たちが開発したソフトウェア)
◆非制限用法(追加情報、カンマ付き)
Our CEO, who founded the company in 2010, will speak next.
(2010年に会社を設立したCEOが次に話します)
◆関係副詞 where / when
the year when we achieved profitability
(黒字化した年)
【ポイント】
主語–動詞の骨格を崩さないよう、関係節はなるべく短くするようにしましょう。長くなる場合はカンマ+非制限用法で“追記”扱いにすると可読性が保たれます。
間接疑問文・感嘆文
ビジネスでは「丁寧さ」と「ニュアンスの微調整」が求められます。直接疑問よりワンクッション置くことで、聞き手に配慮した印象を与えられます。
◆間接疑問文
- Could you tell me where the venue is?
(会場がどこか教えていただけますか) - I’m not sure when the shipment will arrive.
(出荷がいつ到着するのか把握できていません)
語順が「主語+動詞」に戻る点がポイントです。
◆感嘆文
- How impressive the results were!
(結果はなんて素晴らしかったのでしょう) - What a challenging project this is!
(なんて難しいプロジェクトでしょう)
【ポイント】
間接疑問は情報収集、感嘆文はポジティブ・ネガティブ両方の感情を濃縮して伝える場面で有効です。
重要イディオム&例外動詞まとめ
最後に「覚えておくと実務効率が一気に上がる」表現をピックアップします。
◆頻出イディオム
- keep in mind(念頭に置く)
- look forward to(~を楽しみにする)
- in line with(~と一致して)
これらはメール頻出の表現です。メール定型句に登録しておくのがおすすめです。
◆例外動詞(原形不定詞を取る)
動詞 | パターン | 例文 | 注意点 |
---|---|---|---|
make | make + O + V | We’ll make the system run faster.(システムをより速く動作させる) | 「to」が入らない |
let | let + O + V | Let me confirm the figures.(数値を確認させてください) | 許可のニュアンス |
have | have + O + V | I’ll have the team start immediately.(チームにすぐ着手させます) | 依頼・指示 |
シャドーイングで中学英文法を“聞こえる形”にする
中3レベルの英語文法をしっかりおさえることで、ビジネスシーンでの英会話はかなり取り組みやすくなるはずです。一方文字だけで覚えた文法は、実戦では「ワンテンポ遅れて理解してしまう」ことも。
文法だけでは実践的な英語力にならない理由と、それを克服する学習方法をご紹介します。
文法だけではもったいない|リスニング力が大切な理由
英会話の基本は「相手の言うことを理解し、それに対して反応する」こと。相手の言っていることがわからなければ、適切な対応ができません。
せっかく中3レベルの英語文法をしっかりと学んでも、それを活かすことができないのです。逆に相手の言うことが理解できれば、簡単な単語をつなげて返答したり、ジェスチャーなどを含めながら乗り切ることができます。
英文法の学習を進めていけば、だんだんと単語から文章へと変えていくことも可能です。また正しく音を認識できなければ、正しい英語の発音もできません。
リスニング力を上げ、音を正確に拾えるようになることが、発音力向上→スピーキング力向上のカギでもあるのです。
つまりビジネス英語の基本として中3レベルの英文法をしっかりおさえることと並行して、相手の言っていることを理解する力=リスニング力を強化することが、実践的な英語力習得に必要不可欠と言えるのです。
シャドーイングでリスニング力を向上させる
リスニング力向上におすすめなのが、音源の1~2語後を影のように追いながら発話する「シャドーイング」です。
【シャドーイングのメリット】
シャドーイングを実施することで、音声知覚(音を単語・フレーズとして捉える力)が向上し、意味理解に余裕がうまれます。結果としてリスニング力が向上するのです。
また音源の完全再現を繰り返す中で、英語のリズムや発音に慣れることができ、発話力向上に効果があるのもポイントです。
【シャドーイングのやり方】
Step1. 音声のみを聞く
全体の流れとトーンを把握し、内容をざっくり掴む。
Step2. スクリプト確認
音源と台本を照合して語彙・文法を理解、音と単語をリンク。
Step3. オーバーラッピング
スクリプトを見ながら同時発話し、リズムと音の連結を体得。
Step4. マンブリング(必要時)
速さについていけない箇所は小声でつぶやき、負荷を調整。
Step5. シャドーイング実施
スクリプトなしで1〜2語遅れで復唱し、リスニングと発話を同時強化。
Step6. 録音&振り返り
自分の音声を録音して発音・イントネーションを確認し、改善点を再練習。
※2日目以降はStep5とStep6のみを3〜4日繰り返す。
ポイントは、単語とその意味を思い浮かべながらシャドーイングをすること。ただの音マネではなく「意味のある音」として音知識が蓄積していき、リスニング力向上に効果的です。
まとめ:中3英文法+シャドテンで実践英語力を最短習得
中3レベルの文法は「覚えたつもり」で放置されがちですが、ビジネス英語の土台としては十分強力です。以下の2点を意識し、中3英語をビジネスシーンでも使える英語へと変えていきましょう。
- 文法項目一覧のチェックリスト&セルフテストで進捗・習得度を可視化
- リスニング力を向上させ使える英語へと結び付ける
リスニング力向上に効果的なのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。
シャドテンには以下のような特徴があり、中3英語の復習と並行して取り組むことで、より効果的に英語力を向上させることができます。
【シャドテンの特徴】
◆プロによる毎日の添削
シャドテンでは、毎日プロから英語の音声変化、発音、イントネーションに関するフィードバックが提供されます。自分の発音の良い点や改善すべき点を具体的に知ることができるため、自己流で学んでいるだけでは見逃しがちなポイントをしっかり修正できます。独学で学ぶより、はるかに効率的にリスニング力向上が可能です。
◆1000以上の教材
さまざまなシチュエーションや4つの異なるアクセントを網羅した1000以上の教材が用意されています。これにより、実際の会話でよく使われるフレーズや表現を、異なるアクセントで学べるようになります。
◆シャドーイングに最適な機能
アプリにはAB再生(繰り返し再生機能)やスピード調整機能、スクリプト表示切り替え機能など、シャドーイングを効果的に行うための豊富な機能が搭載されています。これらの機能を使いながら、自分のペースでスピーキングの練習ができ、発音やリズムの改善が図れます。
シャドテンでは現在7日間の無料体験を実施しているので、この機会にぜひ使いやすさを実感してください!
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