- 文法書は読んだけれど会議では言葉が出てこない
- 正しいはずの英文メールが相手にうまく伝わらない
――そんな経験はありませんか?
英語の文法を頭に詰め込むだけでは、なかなか「使える英語」には到達しないもの。
この記事を読めば
- 90日で文法とリスニングを同時強化するロードマップ
- 実践的な英語力アップにもおすすめな文法教材
- 文法×リスニング力向上の重要性
などがわかりますよ。
短期間でビジネスシーンでも通用する英語力を身につけたい方は、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。
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英語文法の苦手を克服!短期間で英語文法を習得する3原則
英語文法の苦手を短期間で克服できるかどうかは、学習設計の“戦略”にかかっています。ここでは90日で文法を自動運用レベルまで定着させるための3原則をおさえます。
90日間適切な計画をたてて学習すれば、英語力の土台となるしっかりとした英文法力を身につけることができますよ。
ゴール逆算スケジュール:90日プランの組み方
90日という限られた期間で結果を出すには、「どの週に何を終わらせるか」を先に確定させる逆算思考が不可欠です。
以下のように一覧表に落とし込むと、学習負荷の偏りやバッファ(予備日)の配置が一目で確認できます。
週 | 主タスク | 具体的アクション | 成果物チェック |
---|---|---|---|
1–2 | 診断テスト・弱点分析 | 模試1回+誤答分類 | 弱点リスト完成 |
3–6 | 重点単元インプット | 例文音読100本・文法解説動画10本 | 冊子1冊修了 |
7–10 | 実戦演習 | 模試4回・瞬間英作文900文 | 正答率80→90% |
11–12 | 総復習・シミュレーション | ミニテスト×6・本番同時刻で模試 | 模試スコア目標到達 |
表の「成果物チェック」欄に到達基準を明記しておくと、達成/未達が即判断でき、次週のリスケもスムーズです。
さらにGoogleカレンダーで色分け(インプット=青、アウトプット=赤など)すると、スマホで確認した瞬間に「今日は何をする日か」が一目でわかり、学習に至るまでの負荷を下げてくれます。
“説明できるまで理解”する深掘り学習
文法項目は「選択肢を選べる」だけではビジネス現場で機能しません。“Because…(理由付け)”で他者に教えられるレベルまで深掘りして初めて、自動的にアウトプットへ転用できます。
以下の方法を用い、深掘り学習をしていきましょう。
1.セルフティーチング法
1.例文を暗唱 → 2. なぜその形が必要かを日本語で解説 → 3. 可能なら英語で再説明
「他人に説明する前提」で学習すると、記憶定着率が格段にはねあがります。
2.ファインマンテクニック
難解な項目(仮定法・分詞構文など)を小学生でもわかる言葉でノートに書き直します。
言い換えに詰まった箇所=理解が曖昧な部分と判明するため、復習する箇所がすぐにわかります。
3.Becauseシート
Becauseシートは、なぜその文法が使われるのかを “Because …” で一行コメントにして可視化した、自作の整理シートです。自分の言葉で書かれているため瞬時に理解しやすいです。
文法項目 | 例文 | Because(理由) |
---|---|---|
受動態 | The report was approved by HR. | 行為者より結果を強調したい |
仮定法過去完了 | If I had known, I would have acted. | 過去の事実と異なる仮定 |
週末にシートを見返すと「説明できない穴」が可視化され、翌週の学習計画に反映できます。
最後に、音声で説明→録音→自分で聞き返すプロセスを挟むと、リスニング視点でも“構造が聞こえる耳”が同時に鍛えられ一石二鳥です。
1:2インプット/アウトプット復習サイクルの作り方
インプット中心になりがちな日本人学習者こそ、アウトプットを少し多くして“使える知識”へ変換しましょう。
下図は平日1時間ちょっとの学習の具体例です。
時間帯 | 学習タイプ | 内容 | 目的 |
---|---|---|---|
通勤20分 | インプット① | 文法解説ポッドキャスト | 新規知識取得 |
ランチ10分 | インプット② | 例文リーディング | 構造確認 |
帰宅45分 | アウトプット | ①瞬間英作文15分②シャドーイング30分 | 運用定着+音声知覚 |
ポイントは「インプット→アウトプット→24h以内に再アウトプット」の回転数を上げること。
<例>
Day1夜:瞬間英作文+シャドーイング
Day2朝:同じ内容を音読録音
Day4夜:模試問題で実戦適用
人の記憶は放っておくと数時間〜数日で急激に薄れていきます。これはドイツの心理学者エビングハウスが示した「忘却曲線」で、復習しなければカーブが急降下するイメージです。
ところが 24時間以内 → 3日後 → 1週間後 と“思い出す練習”を挟むたびに、その曲線はゆるやかになり記憶が上書き保存されます。
インプット→アウトプットで復習を重ね、知識を定着させましょう。
教材の選び方|レベル別おすすめ&無料リソース活用術
教材はレベルと目的に合わせて選ぶのが鉄則です。ここでは初級・中級・上級+オンライン補強の4カテゴリーに分けて紹介します。
初級:中学総復習+音声付きテキスト
“5文型+時制”という骨格を通してSV/SVOを耳と目の両方で捉え直せる教材が最短ルートです。以下の2冊は中学文法を一掃できる定番であり、英語のやり直しをしたい人におすすめです。
【教材名】『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』
【媒体】書籍+音声DL
見開き左に解説・右に演習という構成で学習負荷を最小化。スマホで音声を再生できるようになっており、日本語例文と英語例文の両方を収録。日本語と英語の間に間隔があるためスピーキングの練習(リピーティング)もできます。
【教材名】『一億人の英文法 CDブック』
【媒体】書籍+CD
品詞ごとの役割を“イメージ”で捉え直すベストセラー。中学レベルの文法を「語感」と結び付けて再構築でき、付属音声で例文でシャドーイングが可能です。
中級:ビジネス例文×瞬間英作文
「会議でそのまま使えるか」を軸に素材を選ぶと、アウトプット効率が跳ね上がります。
下記2冊は30文/日×30日の瞬間英作文トレーニングに最適で、英語中級者にありがちな「英語がなかなか口からでてこない」を改善することができます。
【教材名】『英会話フレーズ大特訓 ビジネス編』
【媒体】書籍+音声DL
ビジネスパーソンがよく使う会話フレーズ770を収録。85のビジネスシーンに対応しており、即使えるビジネスフレーズで英語の瞬発力を鍛える。
【教材名】森沢洋介の話せる瞬間英作文 [ビジネス:文法別] 新装版
【媒体】書籍+音声DL
中学1〜3年レベルの基本的文法項目を軸にビジネス語彙入りの短文を収録。赤シート+TIPS欄で迷いやすい語法を即チェックでき、英語中級者に多い「分かるのに口から出ない」症状を集中的に解消。
上級:ネイティブ素材でニュアンス強化
ある程度英語が話せる、聞けるようになったら、倒置や省略、多義動詞の語感など「学校文法+α」を磨く段階です。ニュースサイトならスクリプト+音声でより高度な文法を体感できます。
【教材名】BBC Learning English – 6 Minute English
【媒体】無料ウェブ/ポッドキャスト
6分のトークで時事語彙と上級構文を凝縮。サイトにはスクリプトやクイズもあるため、リスニング理解度テストからシャドーイングまで実施が可能。
【教材名】VOA Learning English – Everyday Grammar TV
【媒体】無料ウェブ/YouTube
アメリカ英語のニュース素材を用い、ネイティブ講師がリアルタイムで文法を分解。字幕付きでニュアンス違いをその場で確認でき、上級者の「あと1段」を埋める。
アプリ&動画でスキマ学習を最大化
通勤時間の5~10分といったスキマ時間を利用すれば、忙しい社会人でも学習時間が確保しやすくなります。下記2つは文法演習+音声練習をワンタップで完結し、スキマ時間学習にぴったりです。
【教材名】Duolingo
【媒体】アプリ(iOS/Android/Web)
ゲーム感覚のクイズで文法・語彙を反復。1レッスン約3分、ライフ制とXPランキングが継続を後押し。自動読み上げで発音確認もでき、移動中のスキマ学習に最適です。
【教材名】Grammarly – Quick Grammar Lessons
【媒体】Web拡張機能+モバイルアプリ
メールやチャットを入力するだけで文法誤りを瞬時に指摘してくれます。間違いがわかることで、リアル業務で書く→学ぶ→直すのサイクルが自然に回せるのが魅力です。
文法を会話・ライティングに直結させる実践トレーニング
文法知識を“使える形”にするには、アウトプット環境が不可欠です。ここではスピーキング・ライティング・会話実践の3方向で具体策を提示します。
スピーキング:スピフル(瞬間英作文×独り言英会話)
スピフルはプログリットが開発したスピーキング特化型アプリです。
口頭英作文(日本語→英語を瞬発変換)と1分スピーチを核に、AIが文法・語彙ミスを自動添削する機能が最大の利点です。
初級者は「日本語を聞いた後、主語→動詞→目的語」の語順を3秒で捻り出すうちに SV/SVO と時制の型が自動化していきます。
上級者は倒置・仮定法など応用構文を1分スピーチに盛り込み、AIフィードバックで「使える文法」をブラッシュアップすると良いでしょう。
毎日30分のトレーニング+実践+AI振り返りサイクルが、会議で瞬時に英文を組み立てる“反射神経”を養成します。
ライティング:ChatGPT添削
ChatGPTに“Grammar Check & Clear Rewrite”を依頼すれば、句読法から語順ミスまで瞬時に修正してもらえます。修正文と解説をスプレッドシートに蓄積し、頻出エラー別リストを作成すると復習効率が倍増するなど、工夫次第で発展的な文法学習も可能です。
さらに「Why?」と根拠を質問することで、文法ルールを言語化→理解→再利用のループが完成。
メール本文や報告書を素材にすることもでき、学習がそのまま業務アウトプットに直結します。
英会話実践:ディアトーク(AI英会話)
ディアトークは予約不要・10分完結のAI英会話アプリです。ビジネスシーン別シナリオ(会議・商談・プレゼン)を選ぶだけで、AIコーチと即座にロールプレイができます。
会話後は発話数・流暢さ・文法正確度を自動分析し、弱点が可視化されるのもポイントです。米・英を含む4つのアクセントから選択可能で、リスニング耐性も同時強化できます。
文法学習で得た知識を実際に使用→AIレビューで微調整――この往復運動が文法運用と会話力を加速度的に伸ばします。
リスニング強化が不可欠な理由と最適メソッド
前述した文法勉強法や教材を用いることで、英文法力は伸びていきます。一方で、英語の文法力を実践的な英会話力へつなげていきたいなら、特にリスニング力の強化が重要です。
文法学習と並行してリスニング力を強化する重要性と、リスニング力強化に適切なメソッドをご説明します。
まずは耳を鍛える――英語力の土台はリスニング
実践で通用する英語を身につけるカギは、何よりもリスニング力の向上です。コミュニケーションは「相手の発話を正確に捉える」ことから始まります。もし相手の言葉を聞き取れなければ、どんなに文法知識を蓄えていても適切な応答はできません。
そこへ文法運用力が加われば、やり取りは一気にスムーズになっていきます。
また言語学的には、「耳で区別できない音は口でも再現できない」と言われています。音声を正確に認識できるようになると発音も自然に改善し、伝わりやすい英語へと変化していくもの。
だからこそ、最初に取り組むべきはリスニングなのです。
シャドーイングで文法定着×リスニング力向上
リスニング力強化におすすめなのが「シャドーイング」であり、“覚えた文法を即戦力に変える”最短ルートです。やり方は至ってシンプル――耳で聞いた英語を1~2語遅れでそっくり真似して発話するだけ。
しかし裏側では〈聞く→理解する→話す〉の3工程が同時進行し、教科書で学んだ文法がリスニングとスピーキングに直結します。
たとえばWe’ve already finalized the proposal.という音声を追いかける場面を見てみましょう。
1. 音声をキャッチ
短縮形 `/wiːv/`(We’ve)を瞬時に聞き取り、
2. 意味を即リンク
「その提案はすでに最終決定済み」という現在完了形だと理解し、
3. そのまま発話
自分の口でも `/wiːv/` を再現しながら文末まで一息で言い切る。
この回路を高速で何度も回すことで、文法が“頭の知識”から“体のスキル”へとアップグレードされます。つまりシャドーイングは、音声知覚を鍛えつつ文法を定着させるのに効果的な「英語文法勉強法」なのです。
シャドーイングについてもっと知りたい方はこちらの記事もぜひあわせてご覧ください。

まとめ|文法シャドテンの二刀流でビジネス英語を加速させよう
文法は英語力の土台とも言える大切な要素です。一方で文法力だけを鍛えても、実践的な英会話力へはつながりづらいもの。英語文法学習と並行してリスニング力を向上させ、ビジネスシーンでも使える英語力を身につけましょう。
リスニング力向上におすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンには以下のような特徴があり、英語の文法学習と並行して実施することで、より効果的に英会話力を向上させることができます。
◆プロの添削で確実に上達
英語特有の音声変化を中心に、プロが毎日添削します。良かった点と改善点を的確にフィードバックしてくれるので、効果的に発音やリズムを修正できます。
◆豊富な教材と便利な機能
4つのアクセントに対応し、1000以上の教材を収録。AB再生やスピード調整、スクリプト表示切り替えなど、便利な機能も充実しています。
英語文法の学習とシャドテンを並行して実施することで、英会話に必要な文法力やリスニング力を効率よく向上させることができ、ビジネスシーンでも自信を持って英語を話せるようになりますよ!
また、当社公式LINEの「友だち追加」をしてアンケートにお答えいただくと「リスニング力向上に役立つWeb book」が受け取れます。 リスニングに役立つ情報もLINEで配信していますので、ぜひこの機会にご登録ください。

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