海外とのやり取りが増える今のビジネス環境では、「グローバルな人材」であることがますます重要視されています。
しかし「グローバルな人」とは具体的にどんな人のことを指すのか、はっきりイメージできていない方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば
- グローバルな人の定義や特徴
- グローバルな人を目指すために必要なこと
- グローバルシーンで欠かせない英語力とその鍛え方
などがわかりますよ。
ビジネスシーンで世界を舞台に活躍したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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そもそも「グローバルな人」とはどういう人か
そもそも「グローバルな人」とは一体どういう人なのでしょうか。
まずはその一般的な定義や価値観、求められる資質など、基礎的なポイントをご紹介します。
グローバルな人の基本的な定義
グローバルな人とは、国籍や文化の違いを越えて活躍できる人を指します。
単に海外で働いた経験があるというだけではなく、多様な価値観を理解し、異なる文化圏の人と協働しながら成果を出せる人が「グローバル人材」とされます。
例えば、国や文化ごとに異なるビジネス習慣や意思決定プロセスを理解し、それらをすり合わせながらプロジェクトを前に進められる人もグローバル人材といえるでしょう。
グローバルな人に共通する価値観・マインド
グローバルに活躍する人は、共通して「多様性への寛容さ」を持っています。
自分と異なる価値観を否定せず、違いを前向きに活かそうとする姿勢が重要です。加えて、失敗を恐れず挑戦する前向きさや柔軟さも、グローバルマインドには欠かせません。
異なる文化圏では常識が通じない場面も多いため、そのたびに柔軟に考え直し、新たな価値観を吸収できる人がグローバルに活躍しやすいのです。
グローバルな人が大切にするスキル・資質
語学力はもちろん、論理的思考力やコミュニケーション力、リーダーシップなど、文化の異なる環境で円滑に仕事を進めるためのスキルが求められます。
また、環境の変化に素早く対応できる柔軟性や問題解決力も欠かせません。
特に相手の文化的背景を踏まえて適切な説明や交渉ができる力は、グローバルな場では成果に直結する重要なスキルです。
グローバルな人が持つ具体的な特徴
ここでは、グローバルな人に見られる代表的な特徴を5つ紹介します。
- 多様性を尊重できる
- 異文化を理解し受け入れられる
- 広い視野で物事を捉えられる
- 英語など外国語で円滑にコミュニケーションできる
- 環境の変化に柔軟に対応できる
自分にどの要素が足りていないかを知ることで、今後の成長につなげやすくなるもの。
しっかりと必要な要素をおさえ、グローバル人材となるための準備の礎を作りましょう。
①多様性を尊重できる
相手の立場や文化的背景を理解しようとする姿勢は、グローバル人材にとって不可欠です。多様な意見や価値観に耳を傾けられる人は、国際的なチームでも信頼を得やすくなります。
一方的に自分の意見を押しつけるのではなく、他者の意見を対等に扱える人は、組織全体のパフォーマンスを高める存在となるもの。
会議で自分と異なる視点が出たときにも、まず理解しようとする姿勢が求められます。
②異文化を理解し受け入れられる
文化的な違いを否定するのではなく、学びとして受け止められる柔軟さが必要です。例えばビジネスマナーや働き方、意思決定のスピードが異なる国でも冷静に対応できる人は重宝されます。
また相手の文化的背景を理解しようとする姿勢があれば、摩擦を最小限に抑え、円滑な協力関係を築きやすくなるものです。
文化の違いに驚いたり戸惑ったりする場面もありますが、それを「新しい発見」として楽しめる心構えが大切です。
③広い視野で物事を捉えられる
グローバル人材は、物事を一国や自分の立場だけでなく、多角的に見る力を持っています。複数の文化圏や市場を視野に入れて考えられることは、ビジネス戦略を立てる上でも大きな強みになります。
例えばある国では好まれる製品が他国ではまったく売れないということもあるため、世界規模での視点は欠かせません。
視野が広い人は、異なる価値観をつなぐ橋渡し役としても活躍できます。
④英語など外国語で円滑にコミュニケーションできる
共通言語として使われることの多い英語は、グローバルに働く上で欠かせません。
言葉の壁を越えて意思疎通ができることで、信頼関係を築きやすくなります。英語力があると、相手の細かなニュアンスまで理解できるようになり、誤解や行き違いも減らせるのも大きな強みです。
また、現地メンバーとの雑談やアイスブレイクにも役立ち、チームの一体感を高める効果もあります。
⑤環境の変化に柔軟に対応できる
海外では文化や制度の違いから、想定外の事態に直面することも少なくありません。
グローバル人材は、そうした変化にも前向きに対応できる柔軟性を備えています。例えば急なルール変更や不測のトラブルに直面しても、状況を冷静に見極めて行動を切り替えられます。
変化を脅威ではなくチャンスと捉えられる柔軟性は、グローバルな環境で長く活躍するための重要な素質です。
グローバルな人になるために必要なこと
前述したような特徴を持つグローバルな人になるために、どんなトレーニングをしたり、意識を持ったりすればよいのでしょうか。
ここでは、視野やスキルを広げるための具体的な方法を紹介します。
グローバルな視野を養う方法
まずは海外のニュースやビジネス動向に日常的に触れ、世界規模で物事を見る習慣をつけましょう。複数の視点から情報を得ることで、偏りのない視野を持つことができます。
同じ出来事でも国や文化によって報じ方や受け止め方が異なるため、複数メディアを見比べることが重要です。例えば国内外のニュースサイトを毎朝読むだけでも、徐々に視点が広がっていきます。
異文化理解・寛容性を育てる方法
異文化交流イベントや海外出身者との会話など、文化の違いを体感する機会を増やすのがおすすめです。
直接触れることで、頭だけでは理解しきれない価値観や考え方を学べます。実際に会話してみると、自分の常識が通じない場面も多く、そのたびに新しい視点が得られます。
日常の中で「相手の文化を知ろう」という姿勢を持つだけでも、寛容さは確実に育っていきます。
世界で通用するコミュニケーション力を磨く
相手の意図を正確に理解し、自分の考えをわかりやすく伝えるスキルが求められます。
論理的な構成で話す練習や、異なるバックグラウンドの人に合わせた伝え方を意識することが大切です。単に語学力が高いだけでは不十分で、文化や考え方の違いを踏まえた言い回しが必要になります。
例えば自分の主張を述べる前に相手の意見を要約して返すだけでも、理解と信頼が深まります。
海外経験を積むメリットと手段
留学や海外出張、ボランティアなどを通じて実際に海外で活動する経験は、異文化適応力を大きく伸ばしてくれます。
また、国際的なネットワークを広げるチャンスにもなります。現地で働いたり暮らしたりする中で、教科書では学べない文化のニュアンスや習慣を体感できるのも大きな利点です。
短期であっても実践的な経験は、自信と行動力を養ううえで非常に効果的です。
キャリア設計に「グローバル」を取り入れる
グローバルな環境で働くためには、早い段階からキャリアの方向性を考えておくことが重要です。
将来どんな国や業界で働きたいのかを明確にし、それに必要なスキルを逆算して学んでいきましょう。語学力や異文化対応力だけでなく、国際的に評価される資格や専門知識を身につけるのも有効です。
「今の仕事の延長線上で海外と関わる道はあるか?」と逆算的に考えることで、行動計画が立てやすくなります。
グローバルに活躍するために欠かせない「英語力」
グローバル人材を目指すうえで、英語力は避けて通れません。
- なぜ英語力が重要なのか
- どの程度の英語力が必要なのか
- リスニングにフォーカスすべき理由
- リスニング力向上の方法
を解説します。
グローバル人材にとって英語が必須である理由
共通言語として英語を使うことで、異なる文化圏の人々とスムーズに意思疎通ができます。
また英語力が高ければ、海外との交渉やプレゼン、社内外での情報収集も格段に効率的になり、生産性も向上します。さらに英語は、ビジネスだけでなく日常的な軽い会話や雑談といった場面でも欠かせません。
簡潔で伝わりやすい英語を話せるだけでも説得力や信頼感が増し、相手に安心感を与えられるのです。
グローバル人材が身につけるべき英語レベル
グローバルに活躍するには、実務で滞りなくやり取りできる総合的な英語力が必要です。目安として、TOEICなら900点以上、TOEFL iBTなら90点前後、IELTSなら6.5以上が望ましいとされます。
このレベルに達すると、ビジネスメールや契約書など専門的な英文を正確に読み取り、英語で論理的に資料を作成できる読解・ライティング力が備わっているといえます。
また会議や商談でも相手の発言を理解し、ある程度自分の意見を筋道立てて説明・交渉できるスピーキング力があると見積もられます。
さらに発音の癖やスピードの違う英語でも聞き取れるリスニング力があれば、多様な国籍のメンバーとスムーズに協働できるでしょう。
こうした総合力が備わることで、世界を舞台にしたプロジェクトにも自信を持って参加できるようになります。
特にリスニング力が重要とされる理由
リスニング力は、コミュニケーションのスタート地点です。相手の話を正確に聞き取れなければ、適切な返答もできませんし、文化的背景やニュアンスを理解することも難しくなります。
逆に、聞き取りさえできれば、たとえ語彙や文法が完璧でなくても「Yes/No」で応じたり、簡単な単語を並べて意思を伝えたり、「後で返答します」と一旦その場を切り抜けることもできます。
まずは聞き取る力を鍛えることが、英語でのやり取りの第一歩になるのです。
リスニング力を効果的に伸ばすシャドーイング
リスニング力を高め、グローバルな環境で英語を自然に使いこなすために効果的なのが「シャドーイング」です。英語音声を1〜2語遅れて声に出すこのトレーニングには、次のようなメリットがあります。
◆ 音声知覚の向上
シャドーイングを継続すると、音を単語やフレーズとして認識する力=「音声知覚」が鍛えられます。例えば “We need to collaborate across regions.”(地域を越えて協力する必要があります)という文では、「need to」が「ニートゥ」や「ニーダ」などと連結・弱化して発音されるため、慣れていないと聞き取りづらいもの。
音声知覚を鍛えることで、こうした音声変化が起きても正確に捉えられるようになります。
◆ リスニング全体の底上げ
音声知覚が自動化されることで意味理解に余裕が生まれるのも、シャドーイングのメリットです。会議や交渉など情報量の多い場面でも相手の発言をリアルタイムで理解できるようになり、やりとりのテンポについていけるようになります。
◆ スピーキング力の向上
相手の発言をスムーズに理解できるようになると、自分の言いたいことを整理して発話する余裕が生まれます。その結果、複数国籍のメンバーとのディスカッションでも、的確に自分の意見を伝えられるようになります。
◆ 発音・リズム感の改善
音源を真似て発話する過程で、イントネーションや発音が洗練されます。「global」「executive」「collaboration」など国際ビジネスで頻出する単語も聞き取りやすく伝えられるようになり、自信をもって会話に参加できるようになります。
シャドーイングは、“聞く・理解する・話す”を同時に鍛えられる効率的な学習法であり、グローバルなビジネスの場で通用する英語力、特にリスニング力を大きく伸ばしてくれます。
以下の記事ではシャドーイングのやり方や注意点についても詳しく解説しているので、気になる方はぜひこちらもお読みください。

まとめ|リスニング力を鍛えてグローバルに活躍できる人へ
グローバルな人になるためには、多様性を受け入れる姿勢や柔軟性、そして何よりも確かな英語力が欠かせません。その中でもリスニング力は、グローバルなビジネスで活躍するための基盤となるスキルです。
そのリスニング力を効率的に伸ばすなら、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」がおすすめです。
◆ プロによる毎日の添削
シャドテンでは、英語特有の音声変化を中心とした発音について、プロが毎日添削し、具体的なフィードバックをくれます。録音した課題を送るだけで改善点が明確になり、独学では気づきにくい発音の癖やリスニングの弱点を短期間で修正できます。
◆ 1000以上の教材で多様なシーンに対応
4種類のアクセントに対応した1000以上の教材を収録。様々なレベルの教材があり、適切な負荷をかけながら効率的にリスニング力を向上させられます。
◆ シャドーイングを支える便利機能
AB再生やスピード調整、スクリプト表示の切り替えなど、便利な機能が豊富です。苦手なフレーズを集中的に練習でき、実際のコミュニケーションでも使えるレベルにフレーズを習得することができます。
グローバルに活躍できる人を目指すなら、まずは「聞き取れる耳」をつくることから始めましょう。
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