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IELTSスピーキング勉強法|バンド7+を狙うための完全ガイド

海外クライアントとの商談や社内プレゼンを英語でこなす。——グローバル化が進むビジネスの現場では、説得力のあるスピーキング力が必須となっています。

そのスピーキング力の証明として注目を集めるのがIELTSです。

一方でIELTSのスピーキングは「即興で考えをまとめ、論理的に伝える力」が試されるため、多くの学習者が苦戦するもの。

しかし正しい勉強法を押さえれば、仕事の合間でもバンド7+は十分に射程圏内です。

本記事では忙しいビジネスマンが効率よくスコアを伸ばす戦略を、基礎知識から実践ステップ、リスニング強化法まで体系的に解説します。

IELTSで高得点を狙う方、必見です。

※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています

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目次

IELTSスピーキングの基礎知識

IELTSスピーキングで高得点を取るには、テストの全体像と採点基準を理解し、何を求められているのかを把握することが第一歩です。

ここではパート構成と評価軸、および対策のカギをご紹介します。

試験構成:Part 1・Part 2・Part 3 の流れ

IELTSスピーキングは11〜14分の対面インタビューで、段階的に難度が上がる3パート構成です。

それぞれの役割と評価ポイントを押さえることで、学習効率が一気に高まります。各パートの試験構成や流れを見ていきましょう。

Part 1(4~5分)— Warm‑up & Familiar Topics

試験官が「仕事」「学習」「趣味」など身近なテーマを10〜12問程度質問します。目的は受験者をリラックスさせながら、基本的な語彙と自然な対話力を測ることです。

【対策の鍵】

 30秒以内で “Because…”, “For example…” を使って理由+具体例を添えましょう。

Part 2(3~4分)— Long Turn / Cue Card

Cue Cardのトピックに対し1分メモをしようしながら話を整理し2分スピーチを行う流れです。

終了後に追加質問が1〜2問あります。

【対策の鍵】

構成は「導入→詳細3点→締め」が鉄板。PREP法や時系列整理が有効です。一貫したストーリー展開と幅広い語彙・表現を用いることでバンド7+が狙えます。

Part 3(4~5分)— Discussion

Part2で出されたテーマを社会的・抽象的視点へ拡張し、Q&A形式で4〜6問を討論します。

比較・原因結果・将来予測など多角的な切り口が要求されるため、IELTSスピーキングでもっとも難易度の高いパートと言えるでしょう。

【対策の鍵】

譲歩節や条件節を織り交ぜた複雑構文+統計・事例提示で説得力を底上げすることが大切です。各パートの目的を理解し、タスク別に練習メニューを組み立てることで、限られた学習時間でもスコア効率が飛躍的に向上します。

採点基準4項目(流暢さ・語彙・文法・発音)をバンド7視点で分析

IELTSスピーキングはFluency & Coherence/Lexical Resource/Grammatical Range & Accuracy/Pronunciationの4軸で評価されます。

バンド7に到達するために各軸で“何が・どこまで”求められるのかを具体的に整理します。

Fluency & Coherence|流暢さと一貫性

【要件】

ほぼ途切れのない自然なスピードで話し、接続詞や適切なつなぎ言葉で論理が展開できることが要求されます。言い直しはあってもかまいませんが、コミュニケーションを阻害しないレベルの流暢さが必要です。

【攻略のヒント】
30~40秒で「主張→理由→具体例」まで述べるタイム練習を積極的に実施しましょう。また“moreover”“on the other hand”などの使える英語フレーズを暗記し、スムーズに文章をつなげていく練習も大切です。

Lexical Resource|語彙力

【要件】

幅広い語彙と自然なコロケーションを駆使し、言い換えで語彙の重複を回避することが必要です。抽象的・アカデミックな語彙も的確に使えると、高評価につながります。

【攻略のヒント】

トピック別ワードリスト(環境・テクノロジー等)を作成し、実践で使えるレベルになるまで記憶する必要があります。英字記事から語句を抽出し、スムーズに意味や音が出てくるまで何度も繰り返し語彙に触れましょう。

Grammatical Range & Accuracy|文法の幅と正確性

【要件】

複雑な構文(従属節・条件節・分詞構文など)を交えて話すことが求められます。少しの間違いは問題ありませんが、あくまで意味を損なわないレベルであることが必須です。

【攻略のヒント】

モデルアンサーを分析し、複数の題材でモデルアンサーを真似た文法構成で英文を作る練習をするのが有効です。またミスはしっかりと見直し、正確に文法が使えるようにしておきましょう。

Pronunciation|発音

【要件】
母語訛りが残っていてもかまいませんが、理解を妨げない明瞭さは必須です。バンド7以上を狙うなら、語強勢・文強勢、イントネーション、リンク音が自然であることも求められます。

【攻略のヒント】

シャドーイングで弱化・連結を認識することが有効です。自分の声は録音し、プロにリズムやストレスを添削してもらい矯正すると、さらに効果的に発音のセクションで高得点が狙えます。

高得点の鍵=「話す力 × 聞き取る力」の両立

質問を即座に聞き取り、意図を正確に把握してこそ的確な回答が組み立てられます。

逆にスムーズにリスニングができないと、脳のキャパシティが“音の解読”に奪われ、アイデア整理や論理展開に充てるリソースが不足してしまうもの。

結果として言い直しや沈黙が増え、Fluency & Coherenceの評価が下がります。

音を聞いて即座に単語やフレーズとしてとらえる「音声知覚」が自動化されていれば、質問を聞いた瞬間に論点をマッピングできるため、語彙選択や文法構築に処理能力を集中でき、発話の質が飛躍的に向上します。

さらにリスニングの精度が上がると、相手の立場・ニュアンスを汲み取れるようになり、Part 3の即興討論でも譲歩・反論を的確に提示できるようになるものです。

バンド7+を目指すなら、スピーキング練習と並行してリスニングを鍛えることが必須です。

Part別に見る高得点の攻略ポイント

同じバンド7でもパートごとに試される力は異なります。逆に言えば、各パートの狙いを理解して対策を最適化すれば、短期間でも得点を底上げできる ということです。

以下ではPart1〜3を順番に掘り下げ、試験官が注目するポイントと具体的な伸ばし方を解説します。

Part 1:日常会話で自然にキャッチボールを続けるコツ

Part 1は受験者をリラックスさせるウォームアップですが、回答が単調だとここで評価が伸び悩みます。

鍵は「質問を暗記で処理せず、テーマをWork/Study/Hobbies などに分類してストックする」こと。

カテゴリごとに 2〜3個の体験談を準備しておけば、想定外の質問でも即興で組み合わせて 30秒以内のミニストーリーを作れます

また “Because + 具体例” をワンセットで話すと論理が自然につながり Fluency & Coherence が安定します。

例えば「After work I usually hit the gym because it boosts my energy for the next day.」のように形容詞+具体的シチュエーション を添えると語彙の幅も示せるため、Lexical Resourceにも好影響です。

語尾を上げて疑問文を模倣したり、イントネーションで感情を乗せたりと発音面のアクセント付けも意識すると、短い回答でも印象が格段に良くなります。

Part 2:2分スピーチを支えるテンプレートと発想術

Part 2は1分間の準備でCue Cardのトピックについて2分間語る必要があります。

ここで沈黙すると一気にバンドを落としかねません。

まずはPREP法(Point → Reason → Example → Point) をマスターし、どんな話題でも骨組みを先に確定させましょう。

準備メモはキーワード5〜7個にとどめ、書く段階で「時制」「転換接続詞」「締めのフレーズ」を決めると、話の流れが自然に定まります。

アイデア出しが苦手な人は、「人物」「場所」「出来事」の3つの角度でブレーンストーミングすると発想が途切れません。

スピーチ本番では 視覚化(I could almost see the skyline glittering)や数値(roughly 30 percent)等を織り交ぜると説得力が跳ね上がり、Grammatical Rangeも示せます。

一貫性を強調するために、最後に「That’s why the experience still inspires me today.」のようにまとめ直すことも忘れないようにしましょう。

Part 3:論理を深掘りし意見を裏付けるディスカッション術

Part 3は Part 2の話題を社会的・抽象的に拡張し、試験官と4〜5問の対話を行います。ここで評価されるのは 論理構築力と多角的視点です。

まず “On the other hand / Conversely” などの対比を示すフレーズで議論を展開し、次に “This is mainly because …” と原因を提示しましょう。

最後は “Nevertheless, I believe …” と自分の立場を明確にすると筋道が立ちます。根拠として統計や公的レポートを引用すれば説得力が増し、Lexical Resourceにおける専門語彙の運用能力も示せます。

回答は2つの視点+具体例+結論の3〜4文を目安にコンパクトにまとめましょう。複雑な構文(条件節・譲歩節)を交えると Grammatical Rangeで差が付きます。

さらに試験官の質問を一部パラフレーズして返すと、聞き取りの正確さとCoherenceの両方をアピールでき有効です。

IELTSスピーキング勉強法7ステップ(共通編)

時間のないビジネスマンこそ、闇雲に練習を積むより再現性の高いプロセスを回すことがスコアアップへの最短距離です。

以下の7ステップを順番に実行することで、弱点の発見から改善までを効率よく循環させることができ、効率的にIELTSスピーキングのスコアを伸ばしていけます。

Step 1|ゴール設定と自己録音で弱点を可視化

まず現在のバンドスコアと目標スコア、そして受験日を数字で明確にします。

そのうえでスマホ等で録音を行い自分の発話を客観視し、改善すべきポイントをリスト化しましょう。

Step 2|バンド7レベル語彙・コロケーション強化

目標バンドに必要なトピック別キーワードを集め、コロケーションごとノートに整理します。

覚えた語句はミニスピーチに組み込み、実際に声に出して定着させるのがコツです。

Step 3|テンプレート&フレーズ暗記

Part 2・Part 3 で使える接続詞や論点提示句を毎日反復し、瞬時に口から出るレベルまで記憶に定着させましょう。

構成に迷う時間を大幅に削減できます。

Step 4|モデルアンサーの精読&音読

公式サンプル回答を文法・構文単位で分解し、自分の語彙を差し替えて再構築する演習を行います。

音読でリズムとイントネーションを身体に染み込ませれば Pronunciationも同時に強化できます。

Step 5|ネイティブ添削で精度アップ

オンライン英会話や添削サービスを活用し、フィードバックをお願いしましょう。

他者視点のチェックを挟むことで、自己流のクセが早期に修正されます。

Step 6|模擬試験で時間配分を最適化

週に一度は本番と同じ 11〜14 分のセットを計測し、パートごとの持ち時間を身体感覚で覚えるようにしましょう。録音を聞き返し、時間超過や沈黙の原因を特定することが改善への近道です。

Step 7|フィードバックを反映し完成度を高める

録音→評価→改善点リスト→再挑戦のPDCAを2〜3日サイクルで回し、しっかりと修正できているかを確認しましょう。

リスニング力がスピーキングを左右する理由

リスニングができないと、いくらスピーキング力をつけてもIELTSスピーキングの得点は伸びません。

リスニングがスピーキングの土台となる根拠を科学的視点から解説し、優先順位のつけ方を示します。

質問の聞き取り失敗がバンドスコアを落とすメカニズム

IELTS の面接官は受験者の回答内容と質問の適合度を厳しく見ています。質問を部分的に聞き漏らしたり誤解したりすると、即座に話題がずれて Coherenceに大きな減点が生じます。

例えば “Why do you think traffic congestion is increasing in cities?” という問いを「交通手段の好み」だと解釈してしまえば、答えがどれほど流暢でも論点外として評価は伸びません。

ビジネス交渉でも同様で、顧客の本質的な要求を聞き違えれば高額案件が白紙になることも珍しくありません。

リスニング精度はスピーチ内容の正確性を決めるファクターであり、ここが欠けると他の3採点軸に投じる努力が無駄になりかねないのです。

音声知覚 × 意味理解を同時に鍛える重要性

音声知覚が弱いと音がスムーズに単語やフレーズとして捉えられず、意味理解のための脳のワーキングメモリを圧迫します。その結果、次の文へ移ってもまだ前の文章の意味を考えてしまい、さらに音声知覚に集中できないという悪循環に陥りがちです。

逆に音声知覚が自動化されていれば、音が聞こえた瞬間に単語やフレーズが浮かぶようになり、意味理解に余裕がうまれます。

結果として、脳のワーキングメモリーを論理構成や語彙選択に振りわけることができ、論理的でわかりやすいスピーキングができるようになるのです。

シャドーイングやディクテーションは、音声知覚と意味理解の力を鍛えるのに有効な方法です。これらの学習を行うことで音声知覚×意味理解の力が向上し、リスニングが格段にやりやすくなります。

結果としてスピーキングに必要な概念化や文章化といったプロセスに余裕が生まれ、スピーキング力も向上するのです。

リスニングとスピーキングを切り離さず、相互補完的に鍛えることがIELTSスピーキング向上の最短ルートであり、バンド7+を狙うならぜひIELTS対策に取りいれたいトレーニングです。

IELTSスピーキング対策にはシャドテン

IELTSスピーキングでバンド7+を狙うなら、IELTSスピーキングの傾向を知り正しい方法でスピーキングトレーニングを行う他、リスニング力の向上も必要不可欠です。

前述の通り、リスニング力向上におすすめなのが「シャドーイング」です。シャドーイングを通じ、音と単語・フレーズを結びつける訓練を続けることで、音声知覚が格段に向上します。

また音源の完全再現を目指す中で、英語の発音やリズムといったものに慣れることもでき、Pronunciationの評価にも有効です。

シャドーイングにおすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドーイングには以下のような特徴があり、効率的にIELTSスピーキング対策を進めていくことができます。

【シャドテンの特徴】

◆毎日のフィードバックでより効率的に音声知覚×発音向上
シャドテンでは、毎日プロの添削を受けながらシャドーイングが実施できます。

独学では気づけない発音の間違いや抑揚のコツなどのフィードバックを受けながら正しくシャドーイングができ、より効果的にリスニング力とスピーキング力を向上させることができます。

◆豊富なテーマに対応
また1000以上の教材に加え4つのアクセントにも対応しています。IELTS頻出の教育や環境問題といったテーマの教材の多く、IELTSスピーキング対策にもぴったりです。

◆続けやすい仕組み・機能
AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えなど便利な機能も充実しており、ストレスなくシャドーイングを実施できます。

LINEでの学習相談もあるため、独学でも安心して学習を進めていけるのもポイントです。

加えてシャドテンは、シャドーイングトレーニングから課題提出までアプリ1つで完結します。スキマ時間にも取り組みやすく、忙しい社会人でも続けやすいです。

今なら7日間の無料体験も実施しているので、この機会にぜひ使いやすいさを実感してみてください!

シャドーイングするならシャドテン

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  1. 英語学習のプロフェッショナルがあなたのコーチに
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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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