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「取り急ぎご連絡まで」は英語で?ビジネスで役立つ表現&練習法を紹介

英語で仕事をしていると、「取り急ぎご連絡まで」「取り急ぎお知らせします」といった表現を使いたい場面は多いですよね。

しかし、いざ英語で言おうとすると for now? just in case? quickly? などと迷い、「本当に伝わるのかな…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

実際、日本語の「取り急ぎ」に完全一致する英語はなく、状況や文脈に応じて言い換える必要があります。

この記事を読めば

  • 「取り急ぎ」を英語で伝える基本フレーズ
  • 「取り急ぎご連絡まで」などビジネスメールでの言い換え方
  • 会話で使えるカジュアルな表現
  • 「取り急ぎ」を自然に使いこなすために必要な力

などがわかりますよ。

ビジネスシーン頻出の「取り急ぎ」に関する英語表現を、自信をもって使いこなせるようになりたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

「取り急ぎ」の英語表現を理解しよう

日本語の「取り急ぎ」は直訳が難しく、英語では文脈に応じて複数のフレーズを使い分ける必要があります。

まずは基本的な意味と代表的な言い回しを確認しましょう。

「取り急ぎ」の基本的な意味とニュアンス

日本語の「取り急ぎ」は、「とりあえず急いで伝える」「まずは要点だけ伝える」といった意味合いで使われます。

英語では一語で表すことができないため、複数の単語を組み合わせて表現するのが一般的です。

【基本フレーズ一覧】

◆ Just to let you know for now(取り急ぎお知らせまで)

例:Just to let you know for now, the meeting has been moved to Friday.

(取り急ぎお知らせまで:会議は金曜日に変更になりました)

「まずは速報として伝えますが、後ほど正式に共有します」のニュアンスを含みます。

◆ For your immediate reference(差し当たりご参考まで)

例:For your immediate reference, I’ve attached the draft proposal to this email.
(差し当たりご参考までに、ドラフトの提案書を添付いたします)

「現時点で参照用として送る」ニュアンスで、ビジネスメールに頻出します。

◆ As a quick update(取り急ぎのご報告として)

例:As a quick update, the client has approved the initial design.
(取り急ぎのご報告として:クライアントが初期デザインを承認しました)

「速報的な進捗報告です」と伝える場面に最適です。

「取り急ぎご連絡まで」は英語でどう言う?

日本語のビジネスメールで定番の「取り急ぎご連絡まで」は、直訳では伝わらない表現です。

丁寧かつ自然な言い回しに置き換えることで、英語でもスマートに伝えられます。

【ビジネスメールで使える言い換えフレーズ】

  • Just to inform you for now, the meeting is scheduled for next Monday.
    (取り急ぎのご連絡ですが、会議は来週月曜に予定されています)
  • This is just a quick note to let you know that the shipment has been sent.
    (取り急ぎのご連絡まで:出荷が完了しました)
  • For your immediate reference, I’m sharing the draft attached.
    (取り急ぎご参考までに、ドラフトを添付いたします)
  • Please note this is just a quick update, and a full report will follow.
    (取り急ぎの報告です。後ほど正式な報告をお送りします)

「取り急ぎ」を使う際の文化的背景

日本語の「取り急ぎご連絡まで」は、細かい説明は後回しにして「まずは最低限の連絡をする」という文化的背景があります。

一方、英語圏では情報共有の透明性が重視されるため、最初から要点と背景を簡潔に伝えるのが基本です。

日本語の感覚で「取り急ぎ」とだけ伝えると、「なぜ今この情報だけ送ってきたのか」と不自然に受け取られることもあります。だからこそ英語では、「速報的にお知らせしますが、詳細は後ほど」といった前置きを添えて伝えるのが重要です。

使うときの注意点

英語メールで「取り急ぎご連絡まで」と伝える際は、日本語と同じ感覚で使うと不自然に受け取られることがあります。

英語ではまず、「これは速報的にお伝えしている内容です」「正式な連絡は後ほど行う予定です」といった速報であることを本文中で明確に示すことが大切です。

また、メールの結びには日本語のように「取り急ぎ」とだけ書くのではなく、英語メールで一般的に使われる Best regards や Sincerely などの定型的な締めの挨拶を用いるのが適切です。

英語では「取り急ぎ」をメール末尾に単独で置く表現は存在しないため、日本語の感覚で“Just for your information” のような一文だけを署名の直前に書くのは不自然とされます。

あくまで本文内で「速報的に伝えている」旨を示し、通常通りの締めを添えることで、丁寧かつ自然な印象を与えられます。

シーン別「取り急ぎ」英語フレーズ集

「取り急ぎ 英語」表現は、状況によって言い方を変えることが大切です。

ここでは、ビジネスでよくある場面ごとに使えるフレーズを紹介します。シーンを思い浮かべながら、自分に合う表現をストックしていきましょう。

会議や日程変更を速報で伝えるとき

会議や打ち合わせの日程が変更になったときは、まず「変更の事実」だけを簡潔に伝えます。

例:

  • Just to let you know, the meeting has been rescheduled to Friday.
    (取り急ぎお知らせまで:会議は金曜日に変更になりました)
  • Here’s a quick update — tomorrow’s meeting will start at 2 p.m.
    (速報です:明日の会議は午後2時スタートになりました)
  • This is just a quick note to say the schedule has slightly changed.
    (取り急ぎのお知らせです:スケジュールが一部変更になりました)

顧客・クライアント対応での経過報告

調査中や対応中であっても、現時点でわかっていることを「取り急ぎ」共有する場面です。

例:

  • This is just to inform you for now — we are still waiting for the final approval.
    (取り急ぎご連絡まで:まだ最終承認待ちです)
  • As a quick update, the issue has been escalated to our technical team.
    (取り急ぎのご報告です:問題は技術チームに引き継ぎました)
  • Just so you know, we have contacted the vendor and are waiting for their reply.
    (取り急ぎお知らせまで:業者には連絡済みで、返信待ちです)

資料やデータを暫定で送るとき

最終版が完成していない場合でも、ドラフトや一次データを共有するときに便利です。

例:

  • Please find attached the draft for your immediate reference.
    (取り急ぎご参考までに、ドラフトをお送りします)
  • For now, here’s the preliminary data. A detailed report will follow.
    (取り急ぎ、暫定データを共有します。詳細は後ほど送ります)
  • I’m sharing the current version just for your reference.
    (取り急ぎ現時点版を共有いたします)

会話で使える「取り急ぎ」の英語表現

口頭で「とりあえず伝える」ニュアンスを表現するには、簡潔でカジュアルな言い回しが効果的です。

状況に応じて、以下のフレーズを使い分けましょう。

カジュアルに伝えるフレーズ

  • Just so you know…
    (取り急ぎお伝えしますが…)
  • For now, please keep this in mind.
    (取り急ぎ覚えておいてください)
  • I just wanted to give you a quick heads-up.
    (取り急ぎお知らせまで)

【会話例】

You: Just so you know, the client meeting has been moved to Friday.
(取り急ぎですが、クライアントとの会議は金曜日に変更になりました)

Colleague: Thanks for the heads-up.
(知らせてくれてありがとう)

ビジネスメールで使える「取り急ぎ」テンプレート

「取り急ぎご連絡まで」と英語で伝えたいときは、ひとこと添えて要点だけを伝えるのがポイントです。

以下に使いやすいメール例を紹介します。

【すぐに状況を伝えるとき】

Subject: Quick update on the project

Just to let you know for now, the client has approved the initial proposal.
I’ll send you the full report by tomorrow.

Best regards,

[Your Name]

(日本語訳)

件名:プロジェクトに関する速報

取り急ぎご連絡まで:クライアントが初期提案を承認しました。
明日までに詳細な報告書をお送りします。

よろしくお願いいたします。

[あなたの名前]

【資料を暫定で送るとき】

Subject: For your immediate reference

Please find attached the draft document for your immediate reference.
A detailed version will follow later today.

Sincerely,

[Your Name]

(日本語訳)

件名:取り急ぎご参考まで

取り急ぎご参考までに、ドラフト資料を添付いたします。
本日中に詳細版をお送りいたします。

敬具

[あなたの名前]

「取り急ぎ」表現を正しく使うにはリスニング力が必須

「取り急ぎ」の英語表現を知っていても、それだけで使いこなせるようになるわけではありません。

表現を正しく使うにはリスニング力が必須である理由と、リスニング力向上の方法を解説します。

リスニング力が必要な理由

「取り急ぎご連絡まで」といった表現は、相手が今どんな情報を必要としているのか、状況を正しく理解したうえで、その要点だけを簡潔に伝えるときに使うものです。

そのため、いくら「取り急ぎ」に使える英語表現を覚えていても、相手が何を求めているのかを聞き取れなければ、そもそも連絡する内容を判断できません。

たとえば、相手が「まだ承認が下りていない」と言っているのに聞き取れず、「取り急ぎ承認されたとご連絡します」と伝えてしまうと、誤情報になってしまいます。

このように、「取り急ぎ 英語」表現を適切に使うためには、相手の状況を正しく理解する力=リスニング力が欠かせないのです。

リスニング力を伸ばすならシャドーイングが効果的

前述の通り、「取り急ぎご連絡まで」といった表現は、相手が何を求めているのかを正確に理解したうえで、要点だけを簡潔に伝える場面で使います。

そのため、いくら「取り急ぎ」に使える英語表現を覚えても、相手の状況を聞き取れなければ適切に使いこなすことはできません。

そこでおすすめなのが、「シャドーイング」です。リスニング力を効率的に鍛えられる学習法として、多くの学習者に活用されています。

【シャドーイングとは】
英語音声を1〜2語遅れて影のように追いかけながら発話するトレーニング方法です。聞こえた音を即座に処理して口に出すことで、英語特有の音のつながりやリズムに慣れることができます。

【シャドーイングの効果】
◆音声知覚が鍛えられる
音を単語やフレーズのまとまりとして認識する力=音声知覚が向上します。例えば「ラナウェイ」という音が聞こえたとき、即座に「run」「away」の2語から成り立つと頭に浮かぶようになります。

◆リスニング力が身につく
音声知覚が鍛えられることにより、即座に音と単語やフレーズを結び付けられるようになり、意味理解に余裕が生まれます。結果としてリスニングがスムーズにできるようになり、「取り急ぎ承認されたと連絡します」といった誤った報告を防ぐことができるのです。

◆スピーキング力も向上する
発音やイントネーションを正確に再現する練習を繰り返すことで、自分の発話も自然で説得力のあるものになります。

◆英語の基礎力強化
シャドーイング前にスクリプトの内容を確認してからシャドーイングを実施することで、英語力の土台ともなる文法力や語彙力などが鍛えられます。

つまりシャドーイングは、リスニング力を高めるのはもちろん、ビジネスシーンで幅広く通用する総合的な英語力を養うのに最適なトレーニングなのです。

まとめ|シャドテンで「取り急ぎ」も自然に使える英語力を

「取り急ぎ」に関する英語表現を自然に使えるようになるには、英語表現自体の学習だけではなく、継続的なリスニング練習が不可欠です。

シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」を英語学習に取り入れ、効率的にリスニング力を向上させましょう。

【シャドテンの特徴】

◆ プロによる毎日の添削
英語特有の音声変化を中心とした発音をプロが毎日添削。録音を送るだけで、良かった点と改善点を具体的にフィードバックしてもらえます。そのためより効率的に学習を進めることが可能です。

◆ 1000以上の教材と4つのアクセント
レベル別・ジャンル別に1000以上の教材を収録。アメリカ・イギリスなど4つのアクセントに対応しており、多様な発音に慣れることで実践的なリスニング力を養えます。

◆ 学習を支える便利機能
AB再生・スピード調整・スクリプト表示切替など、苦手な部分を繰り返し集中的に練習できる機能が充実しています。

状況に合わせた「取り急ぎ」の英語表現を適切に使いこなせるようになりたい方は、ぜひシャドテンを試してみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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