海外の友人との会話や英会話レッスン、自己紹介の場面などでよく登場するのが「趣味」の話題です。
しかし、いざ英語で言おうとすると “My hobby is〜” しか思い浮かばず、会話が広がらない…という方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば
- 「趣味」を英語で自然に伝えるための基本表現
- シーン別:自己紹介やカジュアルな会話で使える英語フレーズ
- 趣味の話題を英語で広げるためのコツとリスニング強化法
がわかります。
自分の趣味を英語で自然に話せるようになりたい方や、会話を弾ませる表現力・聞き取る力を身につけたい方は、ぜひご一読ください。
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趣味を英語で言うときの基本表現
趣味を英語で伝えるときの表現は、「My hobby is〜」だけではありません。
場面やトーンに応じて、より自然に・会話の流れに合う言い方を選ぶことで、あなたの英語がぐっとこなれた印象になります。まずは基本のフレーズから押さえていきましょう。
“My hobby is〜”だけじゃない!自然な言い方5選
“My hobby is〜”以外にも以下のような表現がよく使われます。
■ I like 〜(〜が好き)
最もシンプルで使いやすい表現です。
“I like reading books.” のように、名詞や動名詞を続けて使います。カジュアルな会話にぴったりです。
■ I’m into 〜(〜にハマっている)
「今ハマっていること」を話したいときに使えます。
“I’m into camping these days.”(最近キャンプにハマっている)など、トレンドを含めた会話にも使えます。
■ I enjoy 〜ing(〜するのを楽しんでいる)
少しフォーマルで、自然なニュアンスを出せる表現です。
“I enjoy cooking new recipes.”(新しいレシピを試すのが楽しい)など、日常でもビジネスでも活躍します。
■ I’m passionate about 〜(〜に情熱を持っている)
趣味や特技を熱意をこめて話したいときに最適です。
“I’m passionate about photography.”(写真に情熱を注いでいます)といえば、真剣な印象を与えられます。
■ I spend my free time 〜ing(暇なときに〜をしている)
行動を自然に説明できる表現です。
“I spend my free time playing tennis.”(暇な時間はテニスをしています)とすれば、日常の習慣をスムーズに伝えられます。
会話で使える自己紹介例文
英語で自己紹介するときの「趣味トーク」は、会話を温かく始めるきっかけになります。
ここでは会話で使える自己紹介例文を紹介します。
■ シンプルな言い方(初対面の挨拶)
例:
- I like watching movies in my free time.
(自由な時間には映画を見るのが好きです。)- I’m into running these days.
(最近はランニングにはまっています。)
■ 面接やビジネスでの丁寧な言い方
例:
- In my free time, I enjoy reading business books.
(自由な時間にはビジネス書を読むのを楽しんでいます。)- I spend my weekends hiking in the mountains.
(週末は山登りをして過ごしています。)
■ カジュアルな会話でのフレンドリーな言い方
例:
- I love playing video games after work.
(仕事の後にテレビゲームをするのが大好きです。)- I’m really into cooking lately.
(最近は料理にすごくハマっています。)
自分の言葉で少し補足を加えると、会話がぐっと自然になります。
たとえば “I like reading.” に続けて “Especially mystery novels.” と言えば、相手も興味を持って質問してくれるでしょう。
代表的な趣味を英語で言ってみよう(一覧付き)
趣味の種類は人それぞれです。
英語でもさまざまな趣味を表す単語や表現を知っておくと、自分の趣味がスムーズに言えるだけではなく、相手の趣味についても理解ができ、会話がはずむようになるでしょう。
ここでは、よく使う趣味表現をジャンル別に整理しました。
アクティブ系の趣味
- キャンプ:camping
- 釣り:fishing
- 登山:hiking
- ランニング:running
- サイクリング:cycling
- ジム通い:going to the gym
例:“I enjoy hiking on weekends to refresh myself.”
(週末にハイキングをしてリフレッシュしています。)
インドア系の趣味
- 読書:reading
- 映画鑑賞:watching movies
- 料理:cooking
- ゲーム:playing video games
- 手芸:doing crafts
例:“I like cooking Japanese food for my family.”
(家族のために和食を作るのが好きです。)
カルチャー・アート系の趣味
- 音楽:listening to music
- 写真:photography
- 絵を描く:drawing / painting
- 楽器演奏:playing the guitar / piano
- ダンス:dancing
例:“I’m passionate about photography and enjoy capturing nature scenes.”
(写真に情熱を持っていて、自然の風景を撮るのが好きです。)
英語で言うときの注意点
趣味を英語で表現するときは、ちょっとした文法ポイントに注意が必要です。
以下のポイントをしっかりとおさえておきましょう。
単数・複数の違いに注意
英語では、趣味や習慣を表すときに「the」や単数・複数の形を正しく使うことが大切です。
例えば「ギターを弾く」は I play the guitar. と言います。ここで the をつけるのが自然な理由は、「ギターという楽器を演奏する」という一般的な行為を指しているからです。
一方で、複数にすると意味が変わる場合があります。たとえば I like cats. は「猫が好き(動物として)」という意味ですが、I like the cat. とすると「その猫(特定の猫)が好き」という限定的なニュアンスになります。
このように趣味を説明する際には「the」をつけるかどうか、また、単数か複数かによって微妙にニュアンスが変わる点に注意しましょう。
動詞の ing 形を使うパターンが多い
「〜するのが好き」「〜を楽しむ」といった表現では、動詞に -ing をつけるパターンが基本です。
たとえば、I like reading.(読書が好きです) や I enjoy playing tennis.(テニスをするのが楽しいです) のように使います。
英語では、動作そのものを「名詞のように」扱いたいときに動名詞(動詞+ing) を使います。「何をするのが好きなのか?」を伝える際には、ほとんどの場合この形が自然です。
ただし、I like to read のように「to不定詞(to+動詞の原形)」を使うことも可能です。この場合は「読むのが好き」というより「読むことをよくする」「読もうとする傾向がある」といったニュアンスになり、少しフォーマルな印象になります。
I like music と I like listening to music の違い
一見似ている2つの文ですが、実は意味に微妙な差があります。
I like music は「音楽そのものが好き」という意味で、ジャンルや曲を問わず音楽全般に対する好みを表します。例えば「クラシックでもロックでも音楽は好き」というような広い意味です。
一方、I like listening to music は「音楽を聴くという行動が好き」という意味です。こちらは“listening”という行為に焦点を当てており、「リラックスするときに音楽を聴くのが好き」など、日常の具体的なシーンを想起させます。
このように、英語では「好きな対象」だけでなく、「好きな行動」に焦点を当てるかどうかで表現を使い分けます。
自分が“何が好き”なのか、“何をするのが好き”なのかを意識して使い分けることで、英語の表現がより自然で豊かになります。
趣味をきっかけに会話を広げる英語表現
英会話で趣味を話すとき、ただ「私は〇〇が好きです」と言うだけでは会話が止まってしまいます。
次のようなフレーズを使って、自然に相手とキャッチボールを続けましょう。
相手に趣味を聞くときのフレーズ
- What do you like to do in your free time?
(自由な時間に何をするのが好きですか?)- Do you have any hobbies?
(趣味はありますか?)- How do you usually spend your weekends?
(普段、週末はどんなふうに過ごしていますか?)
これらは自己紹介や雑談のきっかけにぴったりです。
リアクション・共感のフレーズ
相手の話を聞いたあとにリアクションを返すことで、会話がぐっと自然になります。
- That sounds fun!
(楽しそうですね!)- I’ve always wanted to try that.
(前からやってみたかったんです)- Me too! / Same here.
(私もです)
相手の話を聞き取って、適切な反応を返せると、英会話が一気に生き生きとしてきます。
自然な会話の流れの作り方
趣味の会話を広げるコツは、「質問 → 共感 → 深掘り」です。
例えば以下のような流れになります。
- “I like hiking.”
(ハイキングが好きです)- “That’s great! Where do you usually go?”
(いいですね!どこによく行くんですか?)- “I usually go to Mt. Takao.”
(高尾山によく行きます)
質問を重ねることで、会話のキャッチボールが続きます。
英語で趣味を話せるようになるためのコツ
趣味の話題をスムーズに英語でできるようになるには、趣味に関わる英語フレーズを覚えるだけでは不十分です。
英語で趣味を話せるようになるためのコツと方法を解説します。
「使えるフレーズ」を増やす
英語初心者にとって、英語の語順や表現を考えながら話すのはかなりハードルが高いもの。
まずはネイティブがよく使う「型」を覚えておくことで、スムーズに話せるようになります。
例えば、“I’m into〜.” “I spend my free time〜ing.” のように、使い回しできる定型表現をストックしておくのがおすすめです。
リスニング力がないと趣味の会話は続かない
会話を続けるには、自分が話す力だけでなく、相手の話を「聞き取る力」が欠かせません。
たとえば、相手が “Why do you like it?”(どうしてそれが好きなんですか?) や “How often do you do it?”(どのくらいの頻度でやるんですか?) と質問してくれても、聞き取れなければ答えることができません。
実際、自己紹介で “My hobby is cooking.”(私の趣味は料理です) と言って終わることはまずありません。そこから相手が「どんな料理を作るの?」「いつから始めたの?」といった質問をしてくれたり、逆にこちらから「What about you?(あなたは?)」と聞き返したりして、会話が広がっていくのが自然な流れです。
つまり、会話は“自分の番”だけで成り立つものではなく、“相手の発話を理解して返す”キャッチボールで成り立っています。
いくら英語フレーズを暗記しても、相手の言葉を聞き取れなければ、その場で活かすことはできません。
だからこそ、「話す力」と同じくらい「聞く力=リスニング力」を鍛えることが、英会話を自然に続けるための鍵となるのです。
リスニング力を鍛えるシャドーイングとは
前述の通り、趣味に関する話題をスムーズにこなすには、表現の学習だけではなくリスニング力向上も欠かせません。
シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を効果的に向上させましょう。
【シャドーイングとは】
聞こえた英語音声の1〜2語後を、影のように追いかけながら発話するトレーニング。スクリプトを見ずに行うことで、実際の会話に近い条件で“英語の耳”を鍛えられます。
【シャドーイングのメリット】
◆ 音声知覚の向上
シャドーイングを続けると、リエゾン(音の連結)やリダクション(音の省略)に自然と慣れ、聞こえた音を単語やフレーズとして瞬時に認識できるようになり、音声知覚が向上します。聞き取れない音があるとついその部分が気になって、次の音に集中できないという悪循環が起こりがちですが、音声知覚が向上することでスムーズにリスニングができるようになります。

◆ リスニング全体の底上げ
音声知覚が向上すると意味理解に余裕が生まれ、単語を聞いてから意味を理解するまでのプロセスが速くなります。「どんな映画が好き?」「最近どんな料理を作った?」といった質問も即座に理解できるため、会話のテンポが自然になるのがポイントです。趣味に関する表現を「聞ける」ようになることで、会話全体の理解力が格段にアップします。
◆ スピーキング力の向上
相手の質問を聞き取れるようになると、自分の意見を整理して伝える余裕が生まれます。「I started cooking during the pandemic.(パンデミックのときに料理を始めたんです)」など、自分の体験を自然に話せるようになり会話が広がります。
◆ 発音・リズム感の改善
ネイティブスピーカーの発音やイントネーションを真似する過程で、自然な英語のリズムが身につきます。その結果、日常会話のフレーズもより自然で伝わりやすくなります。
シャドーイングは、「聞く」「理解する」「話す」という英会話の3要素を同時に鍛えられる最適なトレーニングです。趣味についての会話をもっと自然に、テンポよく続けたい方こそ、シャドーイングを学習に取り入れてみましょう。

まとめ|趣味を英語で話して会話を楽しもう
趣味の話題は、自己紹介や雑談の中で自然に使える便利なテーマです。“My hobby is〜”だけでなく、“I’m into〜”“I enjoy〜ing”などの言い回しを覚えておくことで、会話の幅が広がります。
ただし、表現を覚えるだけでは不十分です。相手の言葉を聞き取り、反応できる「リスニング力」があってこそ、趣味トークが本当に楽しめるようになります。
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