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「その他」の英語表現を完全整理!シーン別で使える例文もご紹介

日常会話やビジネス文書、プレゼン資料など、あらゆる場面で登場するのが「その他」という言葉です。

「その他の条件」「その他の質問」「その他いろいろ」といった表現は、日本語では自然に使えますが、英語にしようとすると “other”“others”“the other”“anything else” など似た言葉が多く、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事を読めば

  • 「その他」を表す基本英語表現の違いと使い分け
  • シーン別:会議・メール・日常での自然な言い回し
  • “another”“anything else”など関連表現との違い
  • 「その他」を正しく使いこなすコツ

などがわかりますよ。

会話やビジネスで「その他」を自然に言い換えられるようになりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

「その他」を英語でどう言う?基本表現まとめ

「その他」を英語にしたいとき、最も基本となるのが “other”“others”“the other” です。

それぞれの意味と使い方を理解することで、文章や会話で正確に使い分けられるようになります。

基本表現:「other」「others」「the other」の違い

「その他」を意味する単語として、もっともよく使われるのが “other” “others” “the other” の3つです。一見似ていますが、どの単語を使うかで意味の範囲や焦点が変わるため、正確な理解が欠かせません。

まずはそれぞれの基本的な意味と使い方を確認しましょう。

other =「他の〜」(形容詞)

“other” は 名詞を修飾する形容詞 で、「他の〜」「別の〜」という意味を表します。

まだ特定されていない複数の対象をまとめて指すときに使われます。

例:

  • other people(他の人々)
  • other countries(他の国々)
  • other reasons(他の理由)

例えば “other members” と言えば、「今話題にしている以外のメンバーすべて」を含みます。冠詞(a / the)は通常つけず、複数形の名詞と組み合わせるのが一般的です。

others =「その他の人・もの」(代名詞)

“others” は 名詞の代わりに使う代名詞 で、「他の人たち」「その他のもの」という意味を持ちます。

“other people” のように名詞を繰り返す代わりに “others” と言うことで、英語らしいすっきりした表現になります。

例:

  • Some students arrived early, while others were late.
    (早く来た生徒もいれば、遅れた生徒もいた)
  • Some products sell well, others don’t.
    (売れる商品もあれば、そうでないものもある)

このように、「some 〜, others …」の形は非常に自然な英語表現です。複数の「その他の人・もの」を指すため、必ず複数形で使われます。

the other =「残りの1つ・もう一方」

“the other” は 特定された残りの1つ(または1組) を指します

“the” がつくことで、話し手と聞き手の間で「どれを指しているか」が共有されている状態を表します。

例:

  • I have two pens. One is blue, the other is black.
    (ペンを2本持っています。1本は青でもう1本は黒です)
  • She has two sons. The older one is in Tokyo, the other lives abroad.
    (彼女には2人の息子がいて、1人は東京に、もう1人は海外に住んでいる)

また、複数形の “the others” にすると、「残りのすべて」という意味になります。

例:I’ve finished these reports. The others can wait until tomorrow.

(この報告書は終わりました。残りの分は明日でも大丈夫です)

このように、“other” は形容詞、“others” は代名詞、“the other” は特定の残りを指すのが基本です。

冠詞の有無や単複数の違いが、意味の広がりや焦点の違いに直結します。ネイティブの自然な使い分けを意識しながら、文脈に応じて選びましょう。

“another”との違いと使い分け

“another” は “an + other” が組み合わさった形で、「もう1つの」「別の1つの」という意味になります。

“other” と違って、単数の可算名詞と一緒に使うのが特徴です。

例:

  • I’ll have another cup of coffee.
    (もう1杯コーヒーをいただきます)
  • We need another idea.
    (別のアイデアが必要だ)

一方で “other” は複数にも使えます。単数・複数のどちらを指しているかで、使い分けを意識しましょう。

“other(s)”の単数・複数ルールと注意点

混乱しやすいのが “other(s)” の数の扱いです。

品詞意味例文
other形容詞他の〜other projects
another形容詞もう1つのanother problem
others代名詞その他の人・ものOthers agreed with the idea.
the others代名詞残りの全員・残りのものThe others are waiting outside.

冠詞「the」がつくと、すでに特定された残りのものを指す点が重要です。

シーン別:「その他」の自然な英語表現

同じ「その他」でも、使うシーンによって最適な表現は異なります。

ここでは、ビジネスやメール、資料作成などで自然に使えるフレーズを紹介します。

ビジネス文書・会議で使う「その他」

会議資料や議事録などでは “other” を使った名詞表現が定番です。

例:

  • Other matters(その他の議題)
  • Other expenses(その他の経費)
  • Other conditions(その他の条件)

例えば会議の最後に “Any other business?” と言えば、「その他の議題はありますか?」という意味になります。

ビジネス現場では非常によく使われる表現です。

メールでの「その他ご質問があれば〜」の言い方

丁寧に「その他のご質問があれば」と伝えたいときは、次のような表現が自然です。

例:

  • If you have any other questions, please let me know.
    (その他にご質問があればお知らせください)
  • Please feel free to contact me if there’s anything else.
    (その他何かありましたらお気軽にご連絡ください)

“anything else” は「その他に何か」という柔らかい言い回しで、ビジネスメールでもよく使われます。

プレゼン・資料での「その他」の英訳

プレゼンのスライドや報告資料で「その他」とまとめたいときには、文脈によって次のように使い分けます。

  • Others:他の項目(分類的に整理したいとき)
  • Miscellaneous:雑多な項目(細かいものをまとめたいとき)

例:Sales by category – Food, Beverage, Others
(カテゴリー別売上:食品、飲料、その他)

契約書・報告書での「その他」

契約書や正式文書では “and others” や “among others” の表現も頻出です。

◆and others:「〜らその他」

 例:This agreement applies to ABC Corporation and others.

◆among others:「〜などの中でも特に」

 例:We work with several companies, among others, XYZ Ltd.

細かいニュアンスの違いを押さえて使い分けましょう。

日常会話で使える「その他」の英語表現

日常英会話やカジュアルなメールでは、“etc.” や “and so on” などの表現がよく登場します。

ビジネスよりも柔らかい印象になります。

◆and so on / and so forth:「などなど」

例:We talked about movies, music, travel, and so on.

◆etc.:フォーマル・カジュアル両方で使える「など」

例:We sell clothes, shoes, bags, etc.

◆something else / anything else:「他に〜」

例:Do you want something else?

“something else” は肯定的、“anything else” は質問的な使い方をするのがポイントです。

会話でよく出る「other than」「in addition to」などの関連表現

例:

  • Other than that, everything’s fine.
    (それ以外はすべて順調です)
  • In addition to the above, we also considered cost.
     (上記に加えて、コストも検討しました)

どちらも「〜以外」「〜に加えて」といった、会話やメールで自然に使える便利表現です。

文法から理解する「other(s)」の使い方整理

ここでは、“other(s)” を品詞ごとに整理し、文法的に混乱しやすいところを整理します。

正確に文法を理解することで、多少聞き取れないところがあっても推測しながら聞けるようになり、リスニングが楽になるもの。

また、正確なスピーキングにも役立ちます。しっかりと「other(s)」の使い方をおさえましょう。

形容詞としての“other”

名詞を修飾して「他の〜」を表します

例:other countries, other people
(他の国、他の人々)

文の中では修飾語として働き、単体では使えません。

代名詞としての“others”

名詞の代わりに使う場合は “others”になります。

例:Some agreed, others disagreed.
(賛成する人もいれば反対する人もいた)

“the other(s)” の定冠詞があるときのニュアンス

“the” がつくと、話し手と聞き手の双方が理解している特定の「残り」を指します。

例:I finished one report, but not the other.
(1つは終えたが、もう1つはまだだ)

可算名詞・不可算名詞との組み合わせ例

“other” は 可算名詞にも不可算名詞にも使えますが、名詞の性質によって形が変わります。

  • 可算名詞(複数):other ideas / other people
  • 不可算名詞(単数扱い):other information / other advice
  • 1つだけの可算名詞 は another idea のように “another” を使う

可算名詞は複数形、不可算名詞は単数形のまま使うのがポイントです。

「その他」を英語で使いこなせるようになる?

これまでの内容をおさえることで、「その他」を表す英語表現や文法は理解できるでしょう。

しかし実際に会話や会議で使いこなすには、単に覚えるだけでは不十分です。「その他」を英語で使いこなせるようになるにはリスニング力が必要な理由と、リスニング力向上の方法を解説します。

状況を理解する「リスニング力」が必須

「その他に何かありますか?」「その他の点についても話しましょう」――こうした表現は、単体で完結するものではなく、相手の話を理解した上で使う表現です。

つまり、相手が何を言ったのか聞き取れなければ、“other than that” も “anything else?” も自然に出てきません。英語会議での理解力を高めたいなら、まずリスニング力を鍛えることが不可欠です。

また、「その他」は前の話題を受けて次に展開する接続的な表現でもあります。そのため、会話の流れや文脈を正確に把握できる力が求められるのです。

リスニング力を伸ばす鍵は「シャドーイング」

前述の通り、「その他」を英語で使いこなせるようになるにはリスニング力が必要です。

シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力をしっかりと向上させましょう。

【シャドーイングとは】
英語音声の1〜2語後を追いかけて声に出すトレーニング方法です。

【シャドーイングの効果】
シャドーイングを続けることで、音を単語やフレーズとして瞬時に認識する「音声知覚」が鍛えられます。例えば “I’ve been working a lot lately.”(最近ずっと忙しく働いています)といった表現も、音→単語・フレーズ→意味理解までのプロセスがスムーズになり、格段にリスニング力が向上するのです。

また、スクリプトを見ながら練習することで、“other” や “others” の使い方など、「その他」に関する定番フレーズも定着します。英語特有の音のつながりやリズムを真似ることで、自分の発話も滑らかになり、会話全体のテンポも向上します。

シャドーイングのやり方や注意点については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもお読みください。

シャドテンで「その他」を使いこなせるリスニング力に

“other”“others”“the other”“anything else”“and others”など、「その他」を表す英語表現にはそれぞれ明確な違いがあります。

文脈に合った言葉を選べるようになると、会話やビジネスメール全体がぐっと自然で洗練された印象になります。ぜひこの機会に、しっかりと整理しておきましょう。

そして本当に使いこなすためには、リスニング力を鍛えることが欠かせません。

「その他に何かありますか?」「それ以外は大丈夫です」といった表現は、相手の話を正確に聞き取れてこそ自然に使えるもの。

音声変化やイントネーションを理解しながら会話の流れをつかむ力が求められます。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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