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「仕方ない・しょうがない」は英語でどう言う?シーン別の使える表現

「まあ、仕方ないよね」「しょうがないか」

日本語ではよく使うこの一言ですが、いざ英語にしようとすると “It can’t be helped.” くらいしか思い浮かばず、表現の幅の狭さに悩んだ経験はありませんか?

実は「仕方ない」や「しょうがない」は状況や相手との関係性によってニュアンスが大きく変わる言葉です。直訳すると不自然になったり、冷たく聞こえてしまうこともあります。

そのため、英語で適切に言い換えるには「場面に合った表現のバリエーション」を知っておくことが大切です。

この記事を読めば

  • 「仕方ない・しょうがない」の英語表現
  • シーン別「仕方ない・しょうがない」の例文
  • 「仕方ない・しょうがない」を適切に使うために必要な能力

などがわかりますよ。

“It can’t be helped.”一辺倒から卒業し、表現の幅を広げたい方はぜひご一読ください。

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目次

「仕方ない」を英語にするときの基本的な考え方

「仕方ない」を一言で英語にしようとすると、つい “It can’t be helped.” を思い浮かべますよね。しかし実際には、このフレーズだけでは幅広いニュアンスをカバーできません。

ここでは、まず「仕方ない」を英語に置き換えるうえで押さえておきたい基本的なポイントを解説します。

「It can’t be helped」だけでは足りない理由

“It can’t be helped.” は教科書的で便利な表現ですが、現代のネイティブ会話ではあまり頻繁には使われません。

フォーマルな響きがあり、場面によっては「冷たい」「上から目線」と受け取られることもあります。そのため、相手を気遣いたいシーンやカジュアルな会話では別の表現を使ったほうが自然です。

文脈によってニュアンスを使い分ける必要性

「仕方ない」は場面によって「諦めるしかない」「残念だけど受け入れる」「気にしないで次に進もう」といった意味合いに変化します。

英語でも、それぞれに合った言い回しを選ぶことで、相手に正確なニュアンスを伝えられます。

つまり「仕方ない」を英語にするには、文脈に応じた表現の引き出しを持つことが重要なのです。

よく使われる「仕方ない・しょうがない」の英語表現一覧

ここでは、日常会話からビジネスまで幅広く使える「仕方ない」の英語表現をカテゴリー別に紹介します。ニュアンスごとに整理して覚えると、使い分けがしやすくなります。

諦めを表す表現

「もうできることはない」というニュアンスを伝えるフレーズです。プロジェクトの遅延や不可抗力のトラブルを説明する場面でよく使われます。

例:

There’s nothing we can do about it.
(それについてはどうしようもない。)

We have no choice.
(選択肢がないんだ。)

状況を受け入れる表現

「それが現実だ」というニュアンスで、冷静に状況を受け入れるときに使います。

例:

That’s the way it is.
(そういうものなんだよ。)

That’s how things are.
(物事ってそういうものさ。)

相手を慰める表現

相手を責めずに「そんなこともあるよ」と寄り添う言い方です。

例:

Don’t worry, it happens.(大丈夫、よくあることだよ。)

These things happen.
(こういうことはあるものだ。)

ネガティブになりすぎない前向きな表現

落ち込みすぎず、次に進もうという気持ちを伝える表現です。

例:

Let’s move on.
(次に進もう。)

No point crying over spilled milk.
(こぼれたミルクを嘆いても仕方ない。)

ビジネスで使いやすいフォーマルな表現

クライアントや上司に説明するときなど、フォーマルな場面で使える言い方です。

例:

It’s unavoidable.
(避けられません。)

It was beyond our control.
(私たちの管理できない事態です。)

カジュアルに「しょうがないね」と返す表現

軽い雑談や家族・友人との会話でよく登場する表現です。

例:

Oh well.
(まあ仕方ないね。)

That’s life.
(人生そんなものさ。)

シーン別「仕方ない・しょうがない」の英語例文

ここからは、実際の会話シーンごとに「仕方ない」をどう表現するか見ていきましょう。

場面をイメージしながら覚えると、実践で使いやすくなります。

ビジネスメールで「仕方ない状況」を説明する

プロジェクトの遅延や納期変更などを伝える際には、フォーマルな言い方が求められます。

例:

Due to the weather, the delay was unavoidable.
(天候の影響で遅延は避けられませんでした。)

It was beyond our control, but we will do our best to minimize the impact.
(私たちの管理を超えたことですが、影響を最小限に抑える努力をします。)

会議で「仕方ない」を共有するとき

状況を説明しつつ、次の行動に目を向けるニュアンスが重要です。

例:

There’s nothing we can do at this point, so let’s move forward with Plan B.
(今の時点ではどうしようもないので、プランBで進めましょう。)

日常会話で軽く「仕方ないね」と返すとき

肩をすくめるように軽く返す場面では、シンプルな表現が合います。

例:

Oh well, maybe next time.
(まあ仕方ない、次の機会にしよう。)

相手を励ますときに「仕方ない」と伝えるとき

落ち込んでいる相手に寄り添うニュアンスが大切です。

例:

Don’t worry, these things happen.
(気にしないで、こういうこともあるよ。)

映画やドラマでよく出てくる「仕方ない」表現

ネイティブの日常会話や映画・ドラマでは、「仕方ない」を意味する表現が多彩に登場します。下記のようなフレーズを耳にすると、自然な会話のリズムを理解する助けになります。

That’s life.(それが人生さ/仕方ないよ)

人生には思い通りにならないこともある、というニュアンス。哲学的で、しみじみとした場面で使われることが多いです。

Stuff happens.(そういうこともあるさ)

カジュアルでフランクな表現。「事故や失敗は避けられない」というニュアンスで、友人同士の会話や軽いトラブル時によく使われます。

That’s the way it goes.(そういうものだよ)

流れや状況を受け入れる意味合い。スポーツや仕事の結果など、どうしようもない展開を受け止めるときに使われます。

◆Oh well.(まあ、しょうがないね)

肩をすくめながら軽く言う一言。がっかりしているけれど、深刻ではないときにぴったりです。

◆It is what it is.(そういうものなんだ)

近年よく聞かれる表現で、状況をそのまま受け入れるニュアンス。ややビジネスや政治の会話でも使われることがあります。

◆That’s how things are.(物事ってそういうものさ)

少し客観的で落ち着いた響き。現実を冷静に受け入れるイメージです。

「仕方ない」と近いけれど違うニュアンスの表現

「仕方ない」に似ている英語は多くありますが、そのまま使うとニュアンスがズレることがあります。

ここでは混同しやすい表現との違いを整理します。

「諦める」(give up)との違い

“give up” は「努力をやめる」「挑戦を断念する」という意味が強く、日本語の「仕方ない」よりも直接的でネガティブな響きがあります。

例:

I had to give up my dream.
(夢を諦めざるを得なかった。)

この場合は「仕方ない」というよりも「断念する」ニュアンスで、感情的な重さがあります。

そのため「どうしようもないね」と軽く言いたいときに “give up” を使ってしまうと、相手には「完全に諦めて投げ出した」ように聞こえる恐れがあります。

「受け入れる」(accept)との違い

“accept” は「受け入れる」という意味ですが、そのニュアンスは状況によって異なります。自分から納得して受け入れる場合もあれば、仕方なく現実を認める場合もあります。

例:

We have to accept the reality.
(現実を受け入れなければならない。)

「仕方ない」と似ていますが、より主体的に「認める」ニュアンスを含みます。

つまり、“accept” は「気持ちを整理して受け入れる」という方向性が強く、「あきらめるしかない」と肩をすくめる「仕方ない」とはニュアンスが少し異なります。

辞書的な意味とネイティブの使い方のギャップ

英和辞典にはよく “It can’t be helped.” が「仕方ない」として紹介されています。しかし、実際の会話でこの表現を使うと、やや古風で堅苦しい響きになることが多いです。

ネイティブが日常的に使うのは、むしろ次のような言い回しです。

例:

Oh well.
(まあ、しょうがないね)

That’s life.
(そういうものさ/人生ってそういうもの)

Stuff happens.
(そういうこともあるさ)

この違いこそ、英語学習者がつまずきやすいポイントです。

「辞書に載っている表現」=「自然な会話で使われる表現」とは限らないため、場面に応じたフレーズを覚えることが大切です。

とっさに「仕方ない」を言えるようになるために必要なこと

ここまでで表現のバリエーションを紹介しましたが、「知っている」と「使える」には大きな差があります。

表現を知っているだけでは不十分な理由と、仕方ない・しょうがないを使いこなすために必要なスキルを解説します。

表現を知っているだけでは不十分な理由

「仕方ない」という英語表現を覚えていても、相手の話す内容やニュアンスを理解できなければ、適切に使うことはできません。

例えば、相手が慰めてほしくて話したのに、内容やニュアンスを理解できなければ、「That’s life」と言ってしまい、場合によっては冷たい印象を与えてしまうこともあるのです。

さらに、状況によっては「諦める」「受け入れる」など近い表現を使い分ける必要があり、聞き取れた情報を瞬時に理解する力が欠かせません。

つまり表現の知識だけでなく、会話の流れを正しく理解できるリスニング力があってこそ「仕方ない」を自然に使いこなせるのです。

リスニング力向上にはシャドーイング

前述の通り、「仕方ない」を適切に使いこなすには、状況やニュアンスを理解するリスニング力が必要不可欠です。リスニング力向上に、もっとも最適なのが「シャドーイング」で、以下のような効果があります。

【シャドーイングとは】
英語の音声を聞きながら、1~2語遅れて後を追うように発声するトレーニング方法です。

【シャドーイングの効果】
この練習を継続することで、耳に入った英語を単語やフレーズ単位で正確に捉える「音声知覚」が鍛えられます。音声知覚が発達すると聞いた瞬間に意味が浮かび、内容を理解する余裕が生まれ、結果としてリスニング力全体が大きく向上します。

また、シャドーイングの前にスクリプトで語彙や文法を確認することで、基礎力の底上げにもつながるのもシャドーイングのメリットです。さらに、音源を限りなく正確に再現する過程で、英語特有の発音やリズムが自然と身につき、スピーキング力の向上にも好影響を与えます。

リスニングだけでなく、総合的な英語力を高めるうえで、ぜひ習慣化したい学習法です。

仕方ないを正しく使いこなす近道は「シャドテン」

「仕方ない・しょうがない」は英語で一言にできる表現ではなく、文脈や場面に応じた言い換えが必要です。日常会話では “Oh well.” “That’s life.”、ビジネスでは “It’s unavoidable.” “There’s nothing we can do.” など、使い分けられると自然な英語に近づけます。

そしてとっさに適切な表現を使えるようになるには、相手の言葉を正しく聞き取り、自分も自然に返すためのリスニング力が欠かせません。シャドーイングを継続してリスニング力を鍛えていきましょう。

シャドーイングをさらに効果的なものにするために、おすすめなのがシャドーイング特化型アプリ「シャドテン」です。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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