ビジネスや日常のコミュニケーションで欠かせないのが「連絡する」という行為です。
メールや電話、チャットなど、あらゆる場面で使う表現ですが、いざ英語で伝えようとすると「contact?」「call?」「get in touch?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
しかもシーンによって適切なフレーズが変わるため、単純に一つの単語を覚えるだけでは不十分です。
この記事を読めば
- 「連絡する」の基本英語表現
- シーン別に使える「連絡する」英語フレーズ
- 「連絡する」の英語表現を使いこなす方法
などがわかりますよ。
シーンに合わせた適切な「連絡する」を英語で使いこなしたい方は、ぜひご一読ください。
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「連絡する」の基本英語表現
「連絡する」を意味する英語は一つではありません。シンプルな単語を知るだけでなく、文脈に応じた使い分けを理解しておくと安心です。
ここでは、最もよく使う「連絡する」の英語表現を整理していきましょう。
最もよく使う表現 “contact” “get in touch” の違い
“contact” はビジネスの場面で最も一般的な表現です。メールや電話を含むあらゆる手段を示せる便利な単語で、フォーマルな文書でも安心して使えます。
一方、“get in touch” は少し柔らかいニュアンスで、「つながる」「やり取りする」といった意味合いが強い表現です。友人同士の会話や、カジュアルな依頼でよく使われます。
例:
- I’ll contact you by email.
(メールでご連絡します)- Let’s get in touch later this week.
(今週中に連絡を取り合いましょう)
フォーマル・カジュアルでの使い分け方
フォーマルなビジネスメールでは “contact” や “reach out” が適切です。反対に、日常会話では “get in touch” や “text you” などが自然に聞こえます。
場面ごとに言い換えられるようにしておきましょう。
フォーマルな場面(ビジネスメールなど)
例:
- I will contact you regarding the schedule.
(スケジュールについてご連絡いたします)- Our team will reach out to you with further information.
(詳細については、弊社チームからご連絡差し上げます)
カジュアルな場面(日常会話・友人同士)
例:
- Let’s get in touch later this week.
(今週の後半にまた連絡取り合おう)- I’ll text you when I get home.
(家に着いたらメッセージ送るね)
ビジネスで使える「連絡する」英語フレーズ
ビジネスの現場では、正確で丁寧な表現が求められます。
ここでは、よくあるシチュエーション別に「連絡する」の英語フレーズを紹介します。
メールで「ご連絡します」を自然に書きたい
例:
- I will contact you shortly.
(すぐにご連絡します)- I’ll be in touch with more details.
(詳細は追ってご連絡します)
フォーマルなメールでは “I will contact you” のようにシンプルに表現するのが無難です。
“I’ll be in touch” はやや柔らかい響きなので、親しい相手や日常の業務で使うと自然に伝わります。
上司や取引先に丁寧に「連絡します」と伝えたい
例:
- I will reach out to you regarding this matter.
(この件についてご連絡いたします)- Please allow me to contact you tomorrow.
(明日ご連絡させていただきます)
“reach out” はビジネスでよく使われる丁寧な言い回しです。特に「ご連絡差し上げます」と日本語で書きたい場面に適しています。
“Please allow me to …” は少しかしこまった響きがあるため、目上の人への依頼メールに向いています。
「折り返しご連絡します」を表現したい
例:
- I’ll get back to you soon.
(すぐに折り返しご連絡します)- Let me get back to you with the answer.
(回答を折り返しご連絡します)
“get back to you” は「折り返す」「返信する」という意味で、ビジネス・カジュアル両方に使えます。
ただし「すぐに」というニュアンスを出すときは “soon” や “shortly” を添えると安心です。
「連絡が遅れてすみません」と謝罪したい
例:
- Sorry for the late reply.
(返信が遅れてすみません)- I apologize for the delay in getting back to you.
(ご連絡が遅れたことをお詫びします)
フォーマルな文面では “I apologize for…” を使うと誠実な印象を与えられます。
社内メールや友人宛には “Sorry for the late reply.” のような簡潔な表現が自然です。
「確認のために連絡します」「詳細を連絡します」と伝えたい
例:
- I am contacting you to confirm the schedule.
(スケジュール確認のためにご連絡します)- I’ll provide you with the details later.
(詳細は後ほどご連絡します)
何のために連絡しているのかを明確に示すことで、相手にとってわかりやすいメールになります。
“to confirm…” “with the details” のように目的を補足すると、英語らしい自然な表現になります。
「ご連絡いただけますか?」と依頼したい
例:
- Could you please contact me at your convenience?
(ご都合のよいときにご連絡いただけますか?)- Please let me know if you need further information.
(必要があればご連絡ください)
依頼文では “Could you please…?” を使うと丁寧さが増します。
相手に余裕を持って対応してもらいたいときは “at your convenience” が便利な言い回しです。
「早めに連絡してください」と依頼したい
例:
- Please contact me as soon as possible.
(できるだけ早くご連絡ください)- Kindly get back to me at your earliest convenience.
(なるべく早めにご連絡ください)
“as soon as possible” は略して “ASAP” と書かれることも多く、ビジネスでもよく使われます。
ただし強く聞こえすぎる場合があるため、やわらかく依頼したいときは “at your earliest convenience” を使うと丁寧です。
電話や会話で使う「連絡する」英語フレーズ
電話やカジュアルな会話では、メールなどの文章に比べ簡潔で口語的な表現が多く使われます。
ビジネスシーンで頻出の、電話や会話で使える「連絡する」の英語フレーズをご紹介します。
「後ほど連絡します」を表現したい
例:
- I’ll call you back later.
(後ほどお電話します)- I’ll get in touch with you this afternoon.
(今日の午後にご連絡します)
“call you back” は電話をかけ直すときに最もよく使われる表現です。メールやチャットにも使えるより汎用的な言い方にしたい場合は “get in touch” が便利です。
相手の都合を考えて時間を添えると、より丁寧になります。
カジュアルに「また連絡するね」と言いたい
例:
- I’ll text you later.
(あとでメッセージ送るね)- Talk to you soon.
(また連絡するね)
友人や同僚など親しい相手とのやり取りでは、短くてフレンドリーな表現が自然です。
ビジネスシーンでは軽すぎる印象を与えるため、状況に応じて使い分けましょう。
「連絡を取りたい」「連絡がつかない」を伝えたい
例:
- I’d like to get in touch with him.
(彼と連絡を取りたいです)- I couldn’t reach her by phone.
(電話がつながりませんでした)
“get in touch with” は幅広いシーンで使える便利な言い方です。
連絡がつかない場合は “couldn’t reach” を使い、状況を正しく伝えることができます。フォーマルな場では “unable to reach” とするとより丁寧です。
「誰かに連絡するよう伝える」と言いたい
例:
- Please tell him to contact me.
(彼にご連絡いただくようお伝えください)- Could you ask her to get in touch with me?
(彼女にご連絡いただけますか?)
相手を通じて第三者に連絡を依頼するときの定番表現です。
フォーマルな場面では “inform” や “request” を使うとより丁寧になります。依頼先との関係性に応じて表現を調整しましょう。
「緊急で連絡する」と表現したい
例:
- I’m contacting you urgently.
(緊急でご連絡しています)- This is an urgent matter, so please call me back immediately.
(緊急案件ですので、至急ご連絡ください)
“urgent” は「緊急の」という意味で、ビジネス文書でもよく使われます。
ただし頻繁に使うと大げさに聞こえるため、本当に急ぎの場面に限って使うのが適切です。
「何時ごろ連絡すればよいか」と聞きたい
例:
- What would be a good time to contact you?
(ご連絡するのに都合の良い時間はいつですか?)- When would you prefer me to call you?
(お電話するのはいつがよろしいですか?)
相手の都合を尊重したいときに便利な表現です。
特に海外では時差があるため、時間を確認する一言を添えると誤解や迷惑を避けられます。
シチュエーション別の「連絡」関連表現
「連絡する」以外にも、関連する表現を知っておくと表現の幅が広がります。
「連絡」に関連する英語表現をご紹介します。
「連絡が必要です」と説明したい
例:It is necessary to contact him.
(彼に連絡する必要があります)
必要性を強調したいときに便利な表現です。フォーマルな文章や会議での説明にもよく使われます。
「連絡を控える」と表現したい
例:Please refrain from contacting them directly.
(直接の連絡は控えてください)
“refrain from” は「控える」という丁寧な言い回しです。注意喚起や規則を伝えるときに適しています。
「誰に連絡すべきか」と質問したい
例:Who should I contact regarding this issue?
(この件は誰に連絡すればよいですか?)
“Who should I contact” は相手に適切な担当者を尋ねるときに定番です。社内外で使える汎用性の高い表現です。
「連絡先を教えてください」と依頼したい
例:Could you give me your contact information?
(ご連絡先を教えていただけますか?)
名刺交換の場や初対面のビジネスシーンでよく使われます。
よりフォーマルにしたい場合は “Could I have…” を使うと丁寧です。
「連絡網」「連絡手段」を英語で説明したい
例:
- emergency contact list
(緊急連絡網)- means of communication
(連絡手段)
固有の用語として知っておくと便利です。会議資料やマニュアルなどの説明にも自然に使えます。
英語でスムーズに「連絡する」ために必要な力
フレーズを覚えるだけでは、実際の会話で使いこなすのは難しいです。相手の意図を理解できなければ、適切に返答することはできません。
ここでは、なぜリスニング力が重要なのかを見ていきましょう。
相手の状況を正しく理解するためのリスニング力
相手の言っていることを理解するリスニング力がなければ、せっかく覚えた「連絡する」の英語表現も使いこなせません。
例えば、相手が「連絡は不要」と伝えているのに、意味を取り違えて「後ほど電話でご連絡します」と返してしまえば、ちぐはぐな印象を与えてしまうでしょう。
フレーズを暗記するだけでは、そもそも何をすべきかを判断できないのです。つまり「連絡する」という表現を正しく使いこなすには、相手の言葉や状況を正確に理解できるリスニング力が欠かせません。
さらにリスニング力を鍛えることで、やり取りがスムーズになり、無駄な確認や誤解が減ります。会話のテンポについていけるようになるため、相手に「頼りになる」「安心して任せられる」という印象を与えることができます。
結果として、ビジネスの場面でも信頼関係を築きやすくなり、やり取り全体が効率的になるのです。
リスニング力を鍛える最適な方法=シャドーイング
前述した通り、「連絡する」の英語表現を正しく使いこなすための土台となるのはリスニング力です。英語学習にシャドーイングを取り入れ、リスニング力を効果的に向上させましょう。
【シャドーイングとは】
聞こえた英語音声の2語ほど後を、影のように追いながら発話するトレーニング
【シャドーイングの効果】
①音声知覚が自動化しリスニング力が向上する
シャドーイングは、聞いた音の1~2語後を影のように追いかけながら声に出すトレーニングです。「I’ll get back to you.(折り返しご連絡します)」のようなフレーズも、音と単語のつながりを意識して発話することで、聞いた瞬間に単語・フレーズとして捉える(=音声知覚の自動化)ことができるようになります。その結果、相手の発話スピードが速くても余裕を持って対応できるようになり、リスニング力そのものも向上します。
②発音が良くなる
シャドーイングでは「聞こえた音をそのまま真似る」ことが求められるため、英語特有の発音・リズム・イントネーションに自然と慣れることができます。
③単語や文法の知識がつく
シャドーイングの効果を最大化するには、音声だけでなくスクリプト(台本)を事前に確認することが大切です。この準備段階で「contact=連絡する」「reach=連絡を取る」などの語彙や文法を理解しながら学習できます。意味を把握しながら取り組むことで、学んだ表現が「実際に使える知識」として定着しやすくなるのです。
シャドーイングのやり方や注意点は以下の記事で具体的に解説しているので、リスニング力を向上させたい人はぜひあわせてお読みください。

まとめ|シャドテンで「連絡する」の英語フレーズを使いこなそう
「連絡する」という表現はシーンによって使い分けが必要です。しかしそれらを使いこなすのに必要なのは、相手の言葉を正しく理解できるリスニング力です。
シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力向上を目指しましょう。
シャドテンで最短でリスニング力を向上させる
シャドーイングの効果を最大化させるのが、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」です。
シャドテンでは、プロが英語特有の音声変化を中心に毎日添削してくれるため、自分では気づきにくい弱点を改善できます。さらに、教材は1,000以上、アメリカ英語・イギリス英語など4つのアクセントに対応しており、英語学習の目的や英語レベルに合わせて学習可能です。
加えてABループ再生や速度調整、スクリプト表示の切り替えなど、シャドーイングに最適化された機能も充実しており、ストレスなくスムーズにトレーニングが進められます。
「連絡する」のフレーズを覚えるだけでなく、実際に使いこなす力を伸ばしたい方は、ぜひ一度シャドテンを試してみてください。
効率的にリスニング力を鍛え、どんな場面でも自信を持って英語で「連絡する」ことができるようになります。
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