「面白い」を英語で言いたいとき、つい “funny” ばかりを使ってしまっていませんか?
確かに “funny” は便利な単語ですが、「笑える」という意味に特化しており、「興味深い」「ユニークだ」「知的に面白い」といったニュアンスまでは伝えきれません。
ビジネスの場で「この企画は面白いですね」と言うときに “funny” を使ってしまえば、非常に失礼になり相手に誤解を与えることにもつながります。
この記事を読めば
- 「面白い」を表す英語の基本
- シーン別の「面白い」の英語表現の使い方
- 「面白い」を含む英語表現を使いこなす方法
などがわかりますよ。
“funny” 一辺倒から抜け出し、適切に英語の「面白い」を表す表現を使いこなしたい方は、ぜひご一読ください。
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英語で「面白い」を表す基本表現
「面白い」は一見シンプルですが、英語では場面やニュアンスによって単語を選び分ける必要があります。
まずは代表的な基本表現を確認しましょう。
「funny」=笑える面白さ
“funny” はジョークや出来事が「おかしい」「笑える」と感じたときに使います。笑いを伴う面白さなので、友人同士の会話やカジュアルな場面でよく使われます。
例:That joke was really funny.
(そのジョークは本当に面白かった)
ただし、場面によっては「奇妙な」「妙な」という意味になることもあり注意が必要です。例えば That’s funny. は「それおかしいね」という意味にも、「なんか変だね」という意味にもなります。
相手の意図を文脈から判断することが大切です。
「interesting」=興味深い面白さ
知識や経験に対して「興味深い」と感じるときは “interesting” が自然です。知的な好奇心や新しい発見に対するポジティブな感情を表すのに使えます。
例:That presentation was very interesting.
(あのプレゼンはとても興味深かった)
笑いの要素はなく、ビジネスの場面やフォーマルな会話で使いやすい表現です。
誰かの意見や本・映画の感想などを肯定的に伝えたいときにも便利です。
「amusing」「entertaining」など他の言い換え
“amusing” は「気軽に楽しめる」「微笑ましい」といった軽いニュアンスがあり、日常のちょっとした出来事に対して使われます。
笑いほどではないけれど「くすっとする」感じに近いです。
例:It was amusing to watch the kids trying to bake a cake for the first time.
(子どもたちが初めてケーキを作ろうとする姿を見るのは微笑ましかった。)
“entertaining” は映画やショー、スポーツ観戦のように「人を楽しませる」面白さを指します。内容そのものが「観客を楽しませる目的」を持っている場合にぴったりの表現です。
例:The movie was quite entertaining.
(その映画はかなり楽しめた)
このほか “hilarious”(爆笑するほど面白い)や “fascinating”(心を奪われるほど興味深い)などもあり、場面によって使い分けると表現の幅がぐっと広がります。
シーン別に使える「面白い」の英語フレーズ
英語ではシーンごとに言葉を選び直すことが大切です。
具体的な場面に分けて見ていきましょう。
「面白い人」を表現する英語
人を「面白い」と言う場合、日本語では「ユーモアがある」「話が面白い」など幅広い意味で使います。
英語では “funny” を使うと「笑わせてくれる人」、一方で “interesting” を使うと「話題が豊富で興味深い人」を指します。
例:
- He is a funny guy.
(彼は面白い人だ=笑わせてくれる)- She is an interesting person.
(彼女は面白い人だ=知的に興味深い)
間違って使ってしまうと失礼になってしまうケースもあるため、状況や関係によってしっかりと使い分けましょう。
「面白い映画」「面白い本」と言いたいとき
映画や本について話すとき、“interesting” や “entertaining” がよく使われます。
どちらも「面白い」と訳せますが、前者は知的に引き込まれる作品に、後者は観客を楽しませることを目的とした作品に使われやすいです。
例:
- The book was very interesting.
(その本はとても面白かった)- That movie was entertaining.
(あの映画は楽しめる映画だった)
笑える映画であれば “funny movie” もOKです。例えばコメディ映画を指すときによく使われます。
ビジネスで使える「面白いアイデア」表現
会議やプレゼンで「面白いアイデアですね」と言いたいときは、“interesting idea” が定番です。単なる感想にとどまらず、相手の発想を評価するときに使えます。
場合によっては “unique” や “innovative” といった言葉の方が「新しさ」「創造性」を強調でき、より好印象を与えられることもあります。
例:
- That’s an interesting idea.
(それは面白いアイデアですね)- This proposal is quite innovative.
(この提案は非常に革新的です)
SNSや日常会話でカジュアルに使える表現
SNSや友達同士の会話では、シンプルに “That’s funny!” や “So interesting!” で十分です。
短いリアクションが自然で伝わりやすく、絵文字やスラングと一緒に使うとさらにフレンドリーな印象になります。
例:
- LOL, that’s funny!
(笑、面白い!)- Wow, that’s interesting!
(わあ、面白いね!)
ネイティブがよく使う自然な「面白い」英語
教科書には出てこないけれど、ネイティブがよく口にする表現もあります。
以下の表現を押さえておくと、日常会話などでより自然に「面白い」と言うことができるので、ぜひ覚えておきましょう。
「That’s hilarious!」で強調する
“hilarious” は「爆笑もの」「大ウケ」という強い意味を持ち、ただ「funny」よりもさらに笑いの度合いが大きいときに使います。
コメディ映画やジョークだけでなく、友達同士のちょっとした出来事に対しても使えます。
例:
- That movie was hilarious!
(あの映画はめちゃくちゃ面白かった!)- His impression of the teacher was absolutely hilarious.
(彼の先生のモノマネは本当に爆笑ものだった。)- I couldn’t stop laughing, it was hilarious.
(笑いが止まらなかったよ、最高に面白かった。)
「That’s fascinating!」で知的な面白さを表す
“fascinating” は「引き込まれるほど面白い」「心を奪われるほど興味深い」というニュアンスを持ちます。
科学の話、歴史のエピソード、旅行体験など、知的好奇心を刺激するトピックに最適です。
例:
- The lecture was fascinating.
(その講義は非常に興味深かった。)- I find ancient history fascinating.
(古代史は本当に面白いと思う。)- That documentary about space was fascinating.
(宇宙に関するあのドキュメンタリーはとても引き込まれる内容だった。)
「unique」を使って「ユニークで面白い」を表す
ユニークさや他とは違う視点を褒めたいときには “unique” が効果的です。
「唯一無二」「ほかにない」というニュアンスも含むため、相手のアイデアや作品を肯定的に評価したいときに使えます。
例:
- Your approach is really unique.
(あなたのアプローチはとてもユニークですね。)- This restaurant has a unique style of cooking.
(このレストランには独特な調理スタイルがあります。)- She has a unique sense of humor.
(彼女は独特のユーモアセンスを持っている。)
英語のスラングで「面白い」を言う
カジュアルな会話では “That’s hilarious!” 以外にも、スラング的な表現で「面白い」を伝えられます。友達との会話やSNSでよく使われるので、知っておくと表現の幅が広がります。
例:
- That’s a riot!
(大爆笑ものだ!)- You crack me up.
(君は本当に笑わせてくれるね。)- That joke had me dying!
(そのジョークで死ぬほど笑った!)- This meme is killing me!
(このミーム、めちゃくちゃ笑える!)
こうした表現はフォーマルな場には向きませんが、友人とのやり取りではとても自然です。
実際に使える「面白い」を含む例文集
実際の会話で「面白い」と一言返したいとき、その場で英文を考えていると不自然に間が空き、ぎこちない雰囲気になってしまうもの。
以下の表現をしっかりと覚えておけば、自然にリアクションできるようになります。実際に使える「面白い」を含む例文を見ていきましょう。
会話で「面白いね!」とリアクションする
友達や同僚との日常会話で「面白い!」と伝えたいときには、短いリアクションが自然です。シンプルなフレーズを知っておくだけで、会話がスムーズになり盛り上がります。
◆That’s so funny!(すごく面白いね!)
相手のジョークや出来事に対して即座に返せるフレーズです。カジュアルなシーンでよく使われます。
◆I can’t stop laughing.(笑いが止まらないよ)
かなり面白かったときに使う表現で、笑いが止まらないほどだという強いニュアンスを含みます。
プレゼンやメールで「面白いアイデア」を伝える
ビジネスの場で「面白い」と言う場合は、単なる「funny」ではなく「interesting」「unique」などの表現を選ぶとスマートです。
相手のアイデアを肯定的に受け止めるニュアンスを伝えられます。
◆I think your idea is very interesting.(あなたのアイデアはとても面白いと思います)
会議やメールで相手の発想を評価するときに便利。知的に「興味深い」という意味合いです。
◆This proposal sounds unique and promising.(この提案はユニークで有望に聞こえます)
単に「面白い」だけでなく「他にはない発想」や「将来性」を褒めるニュアンスを込められます。
面白い話やジョークを英語で紹介する
自分から「面白い話があるよ」と切り出すときや、誰かのジョークを説明するときに使える表現です。日常会話でもパーティーでも役立ちます。
◆Let me tell you a funny story.(面白い話をしようか)
会話のきっかけを作りたいときに使える定番フレーズ。雰囲気を和ませたいときにもぴったりです。
◆He cracked a joke that was hilarious.(彼が言ったジョークは爆笑ものだった)
「crack a joke」は「ジョークを言う」という表現。“hilarious” を組み合わせると「大爆笑だった」という強い意味になります。
「面白い」の英語を使いこなすにはリスニング力が不可欠
ここまで紹介した表現を実際の会話で活かすには、単にフレーズを暗記するだけでは不十分です。
「面白い」の英語を使いこなすにはリスニング力が不可欠である理由と、リスニング力向上の方法を解説します。
相手の発言を正しく理解してこそ適切に使える
相手の話を正しく理解できなければ、状況に合った「面白い」の表現を選ぶことはできません。例えば、子どもの微笑ましい失敗談に “hilarious” と返すと大げさすぎて、少し無礼に受け取られる可能性もあります。
ビジネスでも同様で、革新的な提案に対して “funny” と言ってしまうと「おかしい」と誤解され、真剣さを欠いた印象を与えてしまいます。
日常でも仕事でも、相手の意図を正しく聞き取り文脈に合った表現を選ぶためには、確かなリスニング力が欠かせないのです。
リスニング力を伸ばす最短ルートはシャドーイング
前述の通り、「面白い」を表す英語表現をいくら覚えても、相手の発言を正しく理解できなければ適切に返すことはできません。
シャドーイングを英語学習に取り入れ、効果的にリスニング力を向上させましょう。
【シャドーイングとは】
英語音声を1〜2語遅れて影のように追いかけながら発話するトレーニング方法です。
【シャドーイングの効果】
シャドーイングを続けることで、音を単語やフレーズとして素早く捉える「音声知覚」が鍛えられます。
例えば相手に “That’s hilarious!” と言われたとき、即座に「爆笑ものだ」と理解できれば、自然に笑って反応できるようになります。あるいは “That’s a unique approach.” と褒められたときも、意味を取り違えずにスムーズに返答可能です。
さらにスクリプトを見ながら練習すれば、「funny」「interesting」「amusing」など場面ごとにふさわしい表現が自然と身につきます。
英語特有のリズムやイントネーションを真似ることで自分の発話も滑らかになり、会話の中で余裕を持って適切に「面白い」を伝えられるのです。
つまりシャドーイングは単なるリスニング練習ではなく、「面白い」を含む多様な英語表現を実際の会話で正しく使い分ける力を身につける実践的なトレーニングと言えるでしょう。
リスニング力を向上させ「面白い」の英語表現を使いこなそう
「面白い」を英語で表現するには、「面白い」を意味する単語や表現をおさえるのはもちろん、場面に応じた単語選びが欠かせません。
シャドーイングを継続し、状況や相手の言っていることを理解するリスニング力を身につけましょう。
シャドーイングの効果を最大化させる「シャドテン」
シャドーイングの効果を最大化させるのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンには以下のような特徴があり、より効率的にリスニング力を向上させることができます。
◆ プロによる毎日の添削
シャドテンでは、英語特有の音声変化を中心とした発音についてプロが毎日添削し、具体的なフィードバックをしてくれます。課題を録音して送るだけで改善ポイントが明確になり、独学では気づきにくい弱点を短期間で修正できます。
◆ 1000以上の教材で多様なアクセントに対応
4種類のアクセントに対応した1000以上の教材を収録。そのため自分のレベルに合った教材で学習ができ、効率的にリスニング力を向上させることが可能です。
◆ シャドーイングを支える便利機能
AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えなどの機能を活用すれば、苦手なフレーズなどを集中的に練習できます。
「面白い」の英語表現をはじめ、実際のビジネス現場で即役立つリスニング力を身につけたい方には最適の学習ツールです。
ぜひこの機会にシャドテンを試してみてください。
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