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「難しい」の英語フレーズを徹底解説|使い分けとニュアンスを理解しよう!

  • 英語で「難しい」と言いたいとき、いつもつい「difficult」を使ってしまう…。

そんな人は多いのではないでしょうか。

日本語では「難しい」の一言で済む表現も、実は英語ではシーンやニュアンスによって別の言い回しを使った方が良いケースがたくさんあります。

この記事を読めば

  • 「難しい」を含む英語表現
  • シーン別の「難しい」を含む英語フレーズとニュアンス
  • 英語の「難しい」を使いこなす方法

などがわかりますよ。

「difficult」一辺倒から卒業し、状況に合った適切な「難しい」を使いこなせるようになりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

「難しい」を表す基本の英語表現

「難しい」を表す英語には “difficult” や “hard” などよく知られた単語がありますが、それぞれ微妙にニュアンスが異なります。

まずは基本的な表現を押さえて、場面に応じた使い分けを確認しましょう。

“difficult” と “hard” の違い

“difficult” はフォーマルで書き言葉によく使われる一方、“hard” は口語的で日常会話に自然に出てきます。

意味はほぼ同じですが、ニュアンスや使用場面が異なります。

◆difficult(フォーマル・書き言葉寄り)

例:

  • a difficult decision
    (難しい決断)
  • This exam is difficult for many students.
    (この試験は多くの学生にとって難しい)

◆hard(口語的・カジュアル寄り)

例:

  • This game is hard.
    (このゲームは難しいよ)
  • It’s hard to wake up early every day.
    (毎日早起きするのは大変だ)

書類や会議の資料では “difficult” を、友人との会話や日常的な発言では “hard” を使うと自然です。

“tough” “challenging” などネイティブらしい言い換え

ネイティブがよく使うのが “tough” や “challenging” です。状況や話す相手によって、ニュアンスが大きく変わります。

◆tough(骨が折れる/厳しい:ネガティブ寄り)

例:

  • This project is tough.
    (このプロジェクトは大変だ)
  • The exam was really tough.
    (試験は本当に難しかった)
  • She had a tough day at work.
    (彼女は仕事で大変な一日を過ごした)

◆challenging(やりがいのある難しさ:ポジティブ寄り)

例:

  • This project is challenging.
    (このプロジェクトはやりがいがある)
  • The training program is challenging but rewarding.
    (その研修プログラムは難しいが、やりがいがある)
  • He enjoys working on challenging tasks.
    (彼はやりがいのある課題に取り組むのを楽しんでいる)

 “tough” は困難さを強調し、“challenging” は前向きな難しさを伝えるのに適しています。

ビジネス・日常でよく使う定番フレーズ集

「難しい」を含む英語表現は、状況によって微妙にニュアンスが変わります。

以下は、ビジネスでも日常でもよく使われるフレーズと、その使いどころの説明です。

◆It’s difficult to understand.(理解するのが難しい)

相手の説明や資料が複雑で、理解するのに時間がかかるときに使えます。ビジネスでは「説明が不十分」というニュアンスを避けたいときに便利です。

例:It’s difficult to understand the new regulations.
新しい規制を理解するのは難しい)

◆This task is challenging.(この仕事はやりがいがある)

単に「大変」ではなく、ポジティブに「やりがいがある」と表現したいときに使います。上司や同僚への報告で前向きな姿勢を見せたいときに最適です。

例:This project is challenging, but I’m learning a lot.
(このプロジェクトは大変ですが、多くを学んでいます)

◆That’s hard to believe.(信じがたい)

驚きや疑念を表すときに使う表現です。

日常会話では「本当に?」「そんなことある?」と驚きを伝える自然な一言になります。

例:That’s hard to believe. He never makes mistakes.
(信じられない。彼はミスなんてしないのに)

◆It’s tough to keep up with the pace.(ペースについていくのが大変だ)

急なスケジュールやハイペースな環境で「ついていくのが難しい」と感じたときに使います。ビジネスの進行スピードを話題にするときにぴったりです。

例:It’s tough to keep up with the pace of this industry.
(この業界のスピードについていくのは大変だ)

こうした定番フレーズを身につけておけば、会議や日常会話で「難しい」と感じたことを自然に表現できます。

特に “challenging” のように前向きに聞こえる単語を使い分けられると、相手に与える印象も良くなるでしょう。

シーン別「難しい」英語フレーズ活用例

同じ「難しい」でも、ビジネス・日常・学習などの場面によって使うべきフレーズは変わります。

ここではシーン別に具体的な例を見ていきましょう。

ビジネスシーンで使える「難しい」

ビジネスではフォーマルさや適切なトーンが求められるため、“difficult” や “challenging” といった表現が多用されます。

特に「困難だ」と伝えるだけでなく、前向きさを含めて伝えることで、相手に柔らかい印象を与えることも可能です。

◆It’s difficult to reach an agreement.(合意に達するのは難しい)

会議や交渉で意見がまとまらないときに使える表現です。感情的にならずに状況を説明できるのがポイントです。

◆This deadline is challenging for the team.(この締め切りはチームにとって厳しい)

単に「難しい」と言うのではなく、「チームにとって大きな試練」というニュアンスを含む表現です。前向きに課題を認識している姿勢を示すことができます。

こうした表現を知っておくと、会議や交渉の場で冷静かつ建設的に意見を伝えられ、自信を持って発言できるようになります。

会話や日常表現で使える「難しい」

日常会話では、フォーマルな “difficult” よりもカジュアルな “hard” や “tough” を使うほうが自然です。

友人とのやり取りや雑談の場面で、素直な気持ちを表現するのに役立ちます。

◆It’s hard to explain.(説明するのが難しい)

言葉にしづらい気持ちや状況を伝えるときに便利です。日本語の「うまく言えないんだけど」に近い感覚で使えます。

◆That exam was really tough.(あの試験は本当に難しかった)

テストや課題が大変だったときに、自然に気持ちを表すフレーズです。友人との会話で共感を得やすい表現です。

カジュアルな表現を身につけると、日常のやり取りでも英語がぐっと自然になりネイティブとの距離感も縮まります。

学習・試験に関連する「難しい」

英語学習や試験準備では “difficult” や “hard” が頻出します。

問題の難易度を表現したり、学習の大変さを伝えたりするときに欠かせない単語です。

◆This question is difficult to solve.(この問題を解くのは難しい)

TOEFLやIELTSのような試験問題を説明するときによく使われる表現です。客観的に「解きにくい」と伝えたいときに便利です。

◆It’s hard to memorize all these words.(これらの単語を全部覚えるのは大変だ)

語彙学習の大変さを表すときに役立ちます。「努力が必要だ」というニュアンスを加えたい場面でも自然です。試験準備や学習の過程では、自分の状況を正しく英語で表現できること自体がモチベーションにつながります。

こうしたフレーズを積極的に使ってみると、実際の試験や学習のシーンでも自信を持てるようになります。

「難しい」表現を自然に使うために必要な力

単にフレーズを暗記するだけでは、実際の会話で自然に使うのは難しいものです。

ここでは、表現を「使える」状態にするために必要なスキルを解説します。

単語暗記ではなく文脈理解が不可欠

「難しい」という表現は状況によってニュアンスが変わります。

例えば、“challenging” はポジティブ、“tough” はネガティブに響くことがあります。文脈を理解したうえで適切に選べるようにすることが大切です。

相手の発言を聞き取る力

会議やディスカッションでは、 “challenging” や “hard to handle” といった表現がよくでてきます。

これを聞き取れないと、会話の意図を理解できません。

また相手の言っていることが理解できなければ状況を把握できず、適切な「難しい」の英語表現を使いこなすこともできません。

リスニング力を鍛えて、相手の使う表現に即座に反応できる力や相手の言っていることをスムーズに理解する力を養う必要があります。

シャドーイングで「難しい」表現を自分のものにする

上記「難しい」表現を自然に使うために必要な力でもご紹介した通り、英語フレーズを本当に使いこなすには文脈理解や状況理解の力が必要です。

状況理解や文脈理解に必要なのが「相手の言っていることを理解する力=リスニング力」であり、リスニング力向上には「シャドーイング」がもっとも有効な手段です。

シャドーイングとは

シャドーイングとはその名前の通り、英語の音源の2~3語あとをシャドー(影)のように追いかけて発話する英語トレーニング方法です。 

以下の手順を踏み、音と単語・フレーズのつながりを意識しながら取り組むことで、リスニング力向上に抜群の効果を発揮します。

STEP1 音源のみ聞き理解度を確認(Max3回)
まずはスクリプトを見ずに音声だけを最大3回聞き、内容・スピード・リズムをつかみます。

STEP2 スクリプトを見ながら内容確認
次にスクリプトを見ながら音声を聞き、単語・フレーズや音のつながりを確認。音声データを蓄積し、聞き取る力を養います。

STEP3 オーバーラッピング(5回)
音源と同時に発声し、抑揚やリズムを意識して練習します。

STEP4 シャドーイング(20回以上)
スクリプトを見ずに音だけに集中し、2~3語遅れて発声します。意味や音と単語のつながりを意識しながら最低20回繰り返すことで、音声知識を定着させます。

STEP5 録音・振り返り
自分の発声を録音し、音源と比較。発音・抑揚・スピードを確認して改善点を見つけ、次回の学習に活かします。

※2日目以降はSTEP4と5を中心に、必要に応じてSTEP3から行うのも効果的です。

同じ課題は3~4日続け、完全再現を目指しましょう。

シャドーイングがリスニング力アップに効果的な理由

英語を聞き取る力には、次の3つの要素が関わっています。

音声知覚:英語の音を単語やフレーズとして認識する力

 例:「ラナウェイ」と聞こえる音が「run」と「away」に分かれていると気づくこと

意味理解:聞き取った単語やフレーズの意味を理解する力

 例:「run away」が「逃げる」という意味だと分かること

知識データベース:語彙や文法、音のつながりなどの蓄積された知識

 例:「run」と「away」がつながると「ラナウェイ」と聞こえる/「run away=逃げる」という単語・熟語知識

この中で日本人が特に苦手としやすいのが「音声知覚」です。

シャドーイングは、この音声知覚を集中的に鍛えるトレーニング。音を意味と結びつけながら繰り返し発話することで、聞こえた音を自動的に単語やフレーズとして認識できるようになります。

結果として脳の処理に余裕が生まれ意味理解に集中できるようになり、リスニング力がぐっと伸びていくのです。

まとめ:「難しい」を含む英語フレーズを使いこなそう

「難しい」は英語で一言では片づけられない表現です。

difficult、hard、tough、challenging などの違いを理解し、場面ごとに適切に使い分ける必要があります。

各語彙が持つ意味やニュアンスを理解することはもちろん、状況を理解するためのリスニング力を身につけ、正しく「難しい」を含む英語フレーズを使いこなせるようになりましょう。

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AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えなどの機能を活用すれば、苦手なフレーズやよくでてくる表現などを集中的に練習できます。

ビジネスシーンでも通用するリスニング力を身につけ、「難しい」をはじめとして様々な英語表現を適切に使いこなせるようになりたい方は、ぜひシャドテンを活用してください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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