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英語で「まずは」ってどう言う?使い分け方を例文つきで詳しく紹介!

ビジネスの場で会議を始めるとき、メールの冒頭でお礼を伝えるとき、あるいはプレゼンで話の流れを整理するときなど、日本語では自然に「まずは」と言える場面が多いですよね。

ところが、いざ英語で言おうとすると “first of all” だけでよいのか、 “to begin with” が適切なのか迷ってしまう人も少なくありません。

この記事を読めば

  • 「まずは」にあたる英語表現
  • シーンごとの使い分け方や例文
  • 「まずは」の英語表現を使いこなすコツ

などがわかりますよ。

自信をもってビジネスシーンで「まずは」の英語表現を使いこなせるようになりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

「まずは」を表す英語表現の基本

「まずは」と一言で言っても、英語には複数の言い換えがあります。

場面やフォーマル度に応じて選べるように、まずは主要な表現とニュアンスを整理してみましょう。

よく使われる表現一覧(first of all / to begin with / for now など)

まずはという意味で使われる英語表現には以下のようなものがあります。

  • first of all
  • to begin with
  • for now
  • at the outset
  • first things first

使い方やニュアンスを確認しましょう。

first of all

最も広く使われる「まずは」の表現です。

会議やプレゼンの冒頭で「まずは〜から始めます」と言うときに便利で、フォーマル・カジュアルどちらの場面でも使えます。

例:First of all, thank you for joining today’s meeting.

(まずは、本日の会議にご参加いただきありがとうございます。)

to begin with

「順序立てて説明するときの最初の項目」というニュアンスがあります。

論理的に話を展開するときや、複数の論点を整理して述べる場面で使われます。

例:To begin with, let’s review last quarter’s performance.

(まずは、前期の業績を振り返りましょう。)

for now

「とりあえず」「ひとまず」という意味で、暫定的・一時的な対応を示すときに使います。将来的に変更の可能性があることを含意するのがポイントです。

例:Let’s use this solution for now and see how it works.

(まずは、この解決策を使って様子を見ましょう。)

at the outset

フォーマルな書き言葉で「冒頭に」「最初に」という意味。契約書やビジネス文書、正式なスピーチなどで使われやすい表現です。

例:At the outset, I would like to clarify our objectives.

(まずは、私たちの目的を明確にしたいと思います。)

first things first

「優先すべきことを最初に片付けよう」というカジュアルな表現です。

日常会話やチーム内の軽い打ち合わせでよく使われます。

例:First things first, let’s finalize the budget.

(まずは、予算を確定させましょう。)

ニュアンスとフォーマル度の違い

英語では同じ「まずは」でも、使う場面や相手との関係によって表現を選ぶ必要があります。

ここでは似た表現の違いを整理してみましょう。

first of all と first の違い

“first of all” はやや丁寧で、複数のポイントを説明するときに自然です。

一方 “first” はシンプルで、カジュアルな会話や短いリストで使われます。

例:

  • First of all, let me explain the background.
    (まずは、背景を説明させてください。)
  • First, we need to check the schedule.
    (まずは、スケジュールを確認する必要があります。)

firstly と first off の違い

“firstly” は書き言葉的でフォーマル、特にプレゼンやレポートで好まれます。

“first off” は口語的でフランクな会話でよく使われます。

例:

  • Firstly, I’d like to highlight three main points.
    (まずは、3つの主要なポイントを強調したいと思います。)
  • First off, thanks for being here today.
    (まずは、今日来てくれてありがとう。)

to begin with と to start with

どちらも「最初に」を意味しますが、“to begin with” の方がフォーマル寄りで論理的な展開に適しています。

“to start with” はよりカジュアルな響きで、日常会話に向いています。

例:

  • To begin with, we need to define the problem.
    (まずは、問題を定義する必要があります。)
  • To start with, let’s order some drinks.
    (まずは、飲み物を注文しましょう。)

for now と for the time being

どちらも「当面は」「ひとまず」を意味しますが、“for the time being” の方が少しフォーマルで硬い印象です。

例:

  • Let’s stick to the current plan for now.
    (まずは、現行の計画を続けましょう。)
  • We will proceed with this approach for the time being.
    (まずは、当面この方法で進めます。)

at the outset / in the first instance

どちらもフォーマルで書き言葉的。特に契約書や報告書、公式なスピーチで「冒頭に」「第一に」という意味で使われます。

例:

  • At the outset, I want to stress the importance of safety.
    (まずは、安全の重要性を強調したいと思います。)
  • In the first instance, please submit your proposal by email.
    (まずは、提案をメールで提出してください。)

first things first

優先順位を示すときに使い、「まずは大事なことから」というニュアンスを持ちます。カジュアルな雰囲気の会話に適しています。

例:First things first, let’s address the urgent issues.
(まずは、緊急の問題から取り組みましょう。)

for starters / for a start

どちらも「手始めに」「とりあえず」といった軽いニュアンスです。

会話で「まずは試しに〜してみよう」と言うときにぴったりです。

例:

  • For starters, let’s test this feature with a small group.
    (まずは、小さなグループでこの機能を試してみましょう。)
  • For a start, we should focus on the domestic market.
    (まずは、国内市場に注力すべきです。)

シーン別「まずは」英語フレーズ集

同じ「まずは」でも、会議・メール・チャット・資料など、場面によって適切な言葉が変わります。

シーン別に「まずは」の英語フレーズを確認しましょう。

会議・プレゼンで使う「まずは」

会議やプレゼンの場では、冒頭で話を始めたり、論点を整理したりする際に「まずは」が役立ちます。

フォーマル度に応じて表現を選びましょう。

会議の冒頭:

例:First of all, thank you for joining today’s meeting.

(まずは、本日の会議にご参加いただきありがとうございます。)

アジェンダ提示:

例:First, let me share today’s agenda.
(まずは、本日のアジェンダを共有します。)

論点整理:

例:To begin with, let’s clarify the main issues.
(まずは、主要な論点を整理しましょう。)

結論先行:

例:First of all, the most important point is …
(まずは、最も重要なポイントは〜です。)

プレゼン導入:

例:At the outset, I’d like to highlight …
(まずは、〜を強調したいと思います。)

司会進行:

例:First, we’ll start with a brief update, then move on to …
(まずは、簡単なアップデートから始め、その後〜に進みます。)

ビジネスメールで使う「まずは」

メールでは、冒頭でお礼を述べたり、確認事項を提示したりする際に「まずは」が効果的です。

フォーマルで丁寧な印象を与えることができます。

冒頭の丁寧な切り出し:

例:First of all, I would like to thank you for …
(まずは、〜に感謝申し上げます。)

報告メール:

例:First, let me update you on the progress.
(まずは、進捗についてご報告します。)

スケジュール確認:

例:First, could we confirm the schedule?
(まずは、スケジュールを確認してもよろしいでしょうか。)

役割確認:

例:First, let’s review the responsibilities.
(まずは、担当を確認しましょう。)

確認依頼:

例:First of all, please confirm the following points.
(まずは、以下の点をご確認ください。)

御礼を述べる:

例:First of all, thank you for your continued support.
(まずは、日頃のご支援に感謝いたします。)

お詫びを伝える:

例:First, I sincerely apologize for the inconvenience.
(まずは、ご不便をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。)

チャット・カジュアルな場面の「まずは」

社内チャットやフランクな会話では、カジュアルな「まずは」を使うことで自然なコミュニケーションができます。

口頭の短い切り出し:

例:First off, …
(まずは、〜から。)

優先順位を示す:

例:First things first, let’s finish this task.
(まずは、このタスクを終わらせましょう。)

軽い導入:

例:For starters, let’s test this approach.
(まずは、この方法を試してみましょう。)

順序づけ:

例:First, we need to align, then we can proceed.
(まずは、意見をすり合わせてから進めましょう。)

資料・文書で使う「まずは」

書類やスライドでは「まずは」の英語表現を冒頭に置くことで、内容を整理して伝えやすくなります。

フォーマルな表現が好まれる傾向があります。

スライド見出し:

例:First of all: Current Status
(まずは:現状について)

議事録:

例:First, the team reviewed last week’s actions.
(まずは、チームが先週の対応を振り返りました。)

提案書冒頭:

例:At the outset, we propose the following …
(まずは、以下の提案を行います。)

予算説明:

例:First, let’s look at the estimated cost.
(まずは、概算コストを見てみましょう。)

リスク説明:

例:First, let’s confirm the assumptions.
(まずは、前提条件を確認しましょう。)

「まずは」を正しく使いこなすために必要な力

「まずは」の英語表現を知っていても、それだけでは自然に使いこなすことはできません。

英語で「まずは〜」を適切に伝えるためには、相手の状況や会話の流れを正しく理解する必要があり、そのためにリスニング力が不可欠です。

ここでは、なぜリスニング力が必要なのか、そしてどのように鍛えればよいのかを解説します。

リスニング力が必要な理由

「まずは日程から確認しましょう」「まずは御礼を申し上げます」といった表現は、相手が何を優先しているのかを踏まえたうえで使うべきフレーズです。

そのため、いくら「まずは」に使える英語表現を覚えていても、相手の発言を正しく聞き取れなければ誤った切り出しをしてしまいます。

例えば、相手が “We still need to discuss the budget.”(まだ予算について話し合う必要があります)と言っているのに聞き取れず、 “First of all, let’s finalize the schedule.”(まずはスケジュールを確定しましょう)と返してしまったら、会話の流れがずれてしまいます。

このように、「まずは 英語」表現を的確に使うためには、相手の意図や優先事項を正しく理解できるリスニング力が欠かせないのです。

リスニング力を伸ばすならシャドーイングが効果的

前述の通り、「まずは〜」という表現は、相手の状況を正しく理解したうえで使う必要があります。

そのためには、リスニング力を効率的に鍛えることが重要です。「シャドーイング」を英語学習に取り入れましょう

【シャドーイングとは】
英語音声を1〜2語遅れて影のように追いかけながら発話する学習法です。聞こえた音を即座に処理して口に出すことで、英語特有の音の連結やリズムに慣れることができます。

【シャドーイングの効果】
◆ 音声知覚が鍛えられる
音を単語やフレーズのまとまりとして認識する力=音声知覚が向上します。例えば「ラナウェイ」と聞いたとき、即座に「run」「away」の2語から成り立つと捉えられるようになります。

◆ リスニング力が向上する
音声知覚が鍛えられていれば即座に単語やフレーズが頭に浮かび、意味理解に余裕が生まれます。「ラナウェイ」→「run」「away」→「逃げる」という音を聞いてから意味を理解するまでのプロセスがスムーズになり、結果としてリスニング力が向上するのです。

◆ スピーキング力も向上する
発音やイントネーションを正確に再現する練習を繰り返すことで、自分の発話も自然になり、会議やプレゼンで相手に聞き取りやすい「まずは〜」と言えるようになります。

◆ 英語の基礎力強化
シャドーイング前にスクリプトを確認し知らない部分を調べることで、文法や語彙など基礎力の底上げにもつながります。

つまりシャドーイングは、リスニング力を伸ばすだけでなく、「まずは」の英語表現を自在に使えるようにするための最適なトレーニングなのです。

まとめ|シャドテンで「まずは」も自然に使える英語力を

「まずは」に関する英語表現を自然に使えるようになるには、単に表現を覚えるだけでなく、相手の意図や状況を正しく理解するリスニング力が不可欠です。

そのためには、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」を学習に取り入れて、効率的にリスニング力を強化していくのがおすすめです。

【シャドテンの特徴】

◆ プロによる毎日の添削
英語特有の音声変化を中心に、プロがあなたの発音を毎日添削。録音を送るだけで、良かった点と改善点を具体的にフィードバックしてもらえます。

◆ 1000以上の教材と4つのアクセント
ジャンル別・レベル別に1000以上の教材を収録。アメリカ英語・イギリス英語など4つのアクセントに対応しており、実際のビジネスで役立つ多様な発音に慣れることができます。

◆ 学習を支える便利機能
AB再生・スピード調整・スクリプト表示切替など、苦手な箇所を繰り返し集中的に練習できる機能が充実。学習効率を高めてくれます。

会議やメール、プレゼンで自然に「まずは〜」と切り出せるようになりたい方は、シャドテンを活用して実践的な英語力を磨いてみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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