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英語で「怖い」はscaryだけじゃない!例文付きで使い分け方を紹介

  • 怖いという感情を表現するとき、いつも “scary” を使ってしまう…。

そんな人は多いのではないでしょうか。

日本語の「怖い」には、「驚いた」「気味が悪い」「不安だ」など、いくつものニュアンスが含まれています。英語でも同様で、どんな“怖さ”を伝えたいのかによって、使う単語が変わります。

この記事を読めば

  • 「怖い」の英語表現とニュアンスの違い
  • シーン別「怖い」を表す自然な英語表現
  • 「怖い」の英語表現を使いこなすための方法

などがわかりますよ。

“scary” 一辺倒から卒業し、表現豊かに「怖い」の英語表現を使いこなせるようになりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

「怖い」を英語で言う基本表現

「怖い」は英語で “scary” と習った方も多いでしょう。しかし実際には、恐怖の強さや種類によって使い分けが必要です。

代表的な単語とニュアンスの違い、そしてその使い方を整理しておきましょう。

代表的な英単語と意味の違い

まずは「怖い」状況や気持ちを表す際によく使われる英単語を紹介します。

「怖い」と一口に言っても、どんな“種類の怖さ”なのかを意識して選ぶことで、より自然な英語になります。

scary:最も一般的な「怖い」

“scary” は最も汎用的で、英語学習者がまず覚えるべき「怖い」の表現です。ホラー映画や暗闇、雷、突然の物音など、日常で感じる「こわっ!」という軽い恐怖に幅広く使えます

また、“so”や“really”などの副詞と組み合わせて、恐怖の度合いを強調することも多いです。

例:

  • That movie was really scary.
    (あの映画は本当に怖かった。)
  • It’s scary to drive in the fog.
    (霧の中を運転するのは怖い。)
  • That was a scary moment when the lights went out.
    (停電した瞬間はちょっと怖かった。)

“scary”はカジュアルで使いやすい一方、「命の危険を感じるほどの恐怖」ではなく、“身近な怖さ”を表すのがポイントです。

frightening:ゾッとするような恐怖、身の毛もよだつレベル

“frightening” は “scary” よりも一段階上の怖さを表します。驚きや不安ではなく、「身体がすくむような恐怖」を感じるときに使われます。

ニュースや事故、現実の危険を伝えるときにもよく登場する表現です。

例:

  • It was a frightening experience.
    (ゾッとするような体験だった。)
  • The idea of losing my job is frightening.
    (仕事を失うなんて考えるだけで怖い。)
  • His anger was so intense that it was actually frightening.
    (彼の怒りはあまりにも激しく、本当に怖かった。)

“frightening”は感情だけでなく、状況そのものが恐ろしいときにも使えるため、フォーマルな文章にもよく合います。

creepy:不気味で気味の悪い怖さ

“creepy” は、幽霊やホラーだけでなく、人や雰囲気が「なんかイヤ」「背筋がゾワッとする」と感じるときに使われます。

視覚的な怖さというより、直感的な不快感や「鳥肌の立つ」ような怖さを表すのが特徴です。人に対して使うときは「変な人」「近寄りたくない人」というニュアンスになります。

例:

  • That abandoned house looks creepy.
    (あの廃墟、なんだか不気味だね。)
  • He keeps staring at me. That’s so creepy.
    (ずっと見られてる。めっちゃ気味悪い。)
  • The music in that movie was really creepy.
    (あの映画の音楽、ほんとに不気味だった。)

“creepy” はカジュアルな表現で、ネイティブがよく日常会話で使います。“spooky”よりも、人や行動への嫌悪感が強い点がポイントです。

spooky:ちょっと不気味で、でもどこか楽しい怖さ

“spooky” は、幽霊・おばけ・薄暗い場所などに感じる「少し不気味で、でも怖すぎない」感覚を表します。

ハロウィンなどでもよく使われる単語で、子どもが感じるような“かわいい怖さ”にもぴったりです。

例:

  • It’s spooky walking here at night.
    (夜ここを歩くとなんか不気味だね。)
  • We went to a spooky old castle on our trip.
    (旅行で不気味なお城に行ったんだ。)
  • The fog made the park look spooky and mysterious.
    (霧で公園が不気味で神秘的に見えた。)

“spooky”には、どこかワクワク感や幻想的な雰囲気も含まれます。「怖いけど楽しい」「ちょっと不思議」など、軽めのホラーやファンタジー的表現に向いています。

terrifying / horrifying:極度の恐怖、命の危険を感じるほどの怖さ

“terrifying” や “horrifying” は、「身の毛がよだつほど恐ろしい」恐怖を表します。実際の災害、事故、犯罪、命に関わる状況などで使われることが多く、感情的にも非常に強い言葉です。

“horrifying” は特に「見ていられないほど残酷」「悲惨」というニュアンスを含むことが多いです。

例:

  • The earthquake was terrifying.
    (地震は本当に恐ろしかった。)
  • The idea of losing my child is absolutely horrifying.
    (子どもを失うなんて考えるだけで恐ろしい。)
  • It was a terrifying moment when the plane suddenly shook.
    (飛行機が急に揺れた瞬間は本当に怖かった。)

これらの単語は日常会話ではあまり頻繁に使われませんが、ニュース記事やドキュメンタリーなどではよく見かけます。

“terrifying”が「恐怖体験そのもの」に焦点を当てるのに対し、“horrifying”は「目撃したものの悲惨さ・衝撃さ」に焦点があるという違いも覚えておくと便利です。

「怖い」の文法的な使い方

英語で「怖い」と言いたいときに、多くの人が混乱しがちなのが、「〜が怖い」 と 「〜を怖がらせる」 の違いです。この2つは日本語だと同じ「怖い」で済ませられますが、英語では主語と構文がまったく異なります。

つまり、「誰が怖いと感じているのか」「何が怖がらせているのか」を明確にする必要があるのです。

「怖い」の文法的な使い方を解説します。

①「〜が怖い」= “be afraid of 〜”

自分の感情を表すときには、 “be afraid of 〜” を使います。

“afraid” は「恐れている」「怖がっている」という感情そのものを示す形容詞で、怖がっている“人”が主語になります。

例:

  • I’m afraid of snakes.
    (私はヘビが怖い)
  • She’s afraid of flying.
    (彼女は飛行機に乗るのが怖い)
  • Many people are afraid of speaking English in public.
    (人前で英語を話すのを怖がる人は多い)

この表現は「心の中の恐怖」を表すのに最も自然です。

また、フォーマルな場面では “afraid” を「恐れ多い」「恐縮している」という意味で使うこともできます。

例:I’m afraid I can’t help you with that.
(申し訳ありませんが、その件はお手伝いできません)

このように “afraid” は、「感情」や「気持ちの恐れ」 を中心にした語です。

②「〜を怖がらせる」= “scare” や “frighten”

一方で、「〜が人を怖がらせる」という意味にしたい場合は、“scare” や “frighten” を使います。

こちらは「怖がらせる原因」が主語になるのがポイントです。

例:

  • Snakes scare me.
    (ヘビは私を怖がらせる)
  • That movie scared the kids.
    (その映画は子どもたちを怖がらせた)
  • The sudden noise frightened everyone.
    (突然の音がみんなをびっくりさせた)

つまり、“I’m afraid of snakes.” と “Snakes scare me.” は意味が似ていても、視点(主語)が逆になっているということです。

感情を述べたいときは “be afraid of”、原因を述べたいときは “scare / frighten” のように動詞を使う。

この視点の違いを意識するだけで、英語が格段に自然になります。

③ 状況や行動が怖いとき= “It’s scary to〜”

もうひとつよく使われるのが、“It’s scary to〜” の形です。これは「〜するのは怖い」と状況や行動そのものを主語にして述べる言い方です。

例:

  • It’s scary to walk alone at night.
    (夜一人で歩くのは怖い)
  • It’s scary to start a new job in another country.
    (海外で新しい仕事を始めるのは怖い)
  • It’s scary to speak in front of many people.
    (大勢の前で話すのは怖い)

この構文では、“It” が形式主語、“to〜”以下が本当の主語になります。つまり「〜することが怖い」と“行為”を客観的に表現できる便利な構文です。

シーン別:「怖い」を伝える英語表現と例文

怖いと言っても、映画・日常・心理的な恐怖など、状況によって使う言葉は変わります。

ここでは、具体的な「怖い」を伝える英語表現と例文を場面別に見ていきましょう。

怖い映画・話・体験を表すとき

例:

  • That horror movie was really scary.
    (あのホラー映画は本当に怖かった。)
  • I heard a creepy story last night.
    (昨夜、不気味な話を聞いたんだ。)
  • The roller coaster was terrifying but fun!
    (ジェットコースターは怖かったけど楽しかった!)

エンタメや会話の中では、“scary”“creepy”“terrifying”を使い分けると、感情がよりリアルに伝わります。

日常のちょっとした「怖い」

例:

  • I’m scared of spiders.
    (クモが怖い)
  • It’s a bit scary to speak in front of everyone.
    (人前で話すのは少し怖い)
  • I was startled when the phone rang.
    (電話が鳴ってびっくりした)

“startled”は「驚いてドキッとした」というニュアンス。日常のちょっとした怖さには、“a bit” “kind of”などを加えると自然です。

ポジティブな「怖い」表現

英語では、“怖い”をポジティブな感情と結びつけて表現することも多いです。

例:

  • It was scary but exciting.
    (怖かったけどワクワクした)
  • I love the thrill of horror movies.
    (ホラー映画のスリルが好き)

「スリル」や「挑戦的な怖さ」も、“scary”や“thrilling”で表せます。日本語よりも前向きな“恐怖”表現が多いのも英語の特徴です。

「怖い」と似ている英語表現

「怖い」と似た感情でも、実際には意味が違う英単語が多くあります。

ここでは、混同しやすい「不安・驚き・ゾッとする」系の表現を整理しましょう。

「不安・心配」系の表現

worried / anxious / nervous は、恐怖ではなく「不安・緊張」の感情です。

例:I’m nervous about tomorrow’s presentation.
(明日のプレゼンが不安だ)

恐怖というより、“うまくいくか心配”という気持ちを表します。

日本語では「怖い」と表現してしまいがちな場面でも、英語では “nervous” のほうが自然です。

「驚き・ショック」系の表現

surprised / shocked / startled は、何か予期しない出来事に対する「驚き」を表します。

例:

  • I was shocked by the news.
    (そのニュースにはショックを受けた)
  • I was startled when someone called my name.
    (突然名前を呼ばれてびっくりした)

“scared”との違いは、「危険」よりも「予期しなかった」ことへの反応だという点です。

「ゾッとする・鳥肌が立つ」感情表現

英語には、感覚的な“怖さ”を表す表現も豊富です。

例:

  • It gave me chills.
    (ゾッとした)
  • That story freaked me out.
    (あの話、本当にビビった)

“freak out”は口語的で、驚き・恐怖・動揺などを幅広く表現できる便利なフレーズです。

ネイティブの日常会話では、“I’m freaked out!”(めっちゃ怖い!)のように感情を強調して使われます。

「怖い」を使いこなすにはリスニング力がカギ

ここまで紹介したように、英語の「怖い」表現は多彩です。上記の表現や使い方をおさえることで、状況や自身の感情に合った「怖い」を表現しやすくなるでしょう。

一方で「怖い」に関する英語表現を適切に使いこなすには、ただ単に表現を覚えるだけではなく、リスニング力がカギとなります。

「怖い」を使いこなすにはリスニング力が必要な理由と、リスニング力向上の方法を解説します。

相手の話や状況次第で適切な「怖い」が変わる

ネイティブスピーカーは、“That’s creepy.” “That freaked me out.” など、場面や感情に応じてさまざまな言い回しを使います。

例えば、同じ「怖い」でも

“That’s creepy.” は「気味が悪い」、“That’s scary.” は「怖い」、“That’s terrifying.” は「恐ろしい」と、意味の幅が広いのです。

もしこの微妙な違いを聞き取れなければ、「共感」や「返答」がずれてしまいます。

ビジネスでもカジュアルな会話でも、正しく「怖い」を使いこなすためには、相手の感情を正しく理解できる“リスニング力”が求められます。

リスニング力を上げるには「シャドーイング」

前述の通り、「怖い」の英語表現を覚えても、相手の言っていることや状況を理解できなければ適切に使いこなすことはできません

シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を効果的に向上させましょう。

【シャドーイングとは】
英語音声の1〜2語後を追いかけて声に出すトレーニング方法です。スクリプトを見ずに実施するため、実際の英会話と似た状況でリスニング力が鍛えられます。

【シャドーイングの効果】
シャドーイングを続けることで、音を単語やフレーズとして瞬時に認識する「音声知覚」が鍛えられます。例えば “That story freaked me out.(あの話、本当にビビった)” といった表現も、音声知覚が向上することで、音→単語・フレーズ→意味理解までのプロセスがスムーズになり、格段にリスニング力が向上するのです。

また、スクリプトを見ながら練習すれば、“scary”“frightening”“creepy” といった似た単語の微妙なニュアンスの違いも自然に身につきます。

英語のリズムやイントネーションを真似することで、自分の発話もより感情豊かになり、“That’s creepy!” “That scared me!” といったリアクションも自然に口から出るようになるでしょう。

シャドーイングのやり方や注意点など詳しく知りたい方はぜひ以下の記事もあわせてお読みください。

シャドテンで「怖い」を聞いて・話して使いこなせる英語力を

ここまで紹介した通り、「怖い」は“scary”ひとつで片づけられない奥深い表現です。

しかし、それを聞き取り、使いこなすにはリスニング力が欠かせません。リスニングを効率的に鍛えたいなら、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」を活用するのが最もおすすめです。

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リスニング力を鍛えることで、「怖い」をはじめとする感情表現を正確に聞き取り、自分の言葉で自然に使えるようになります。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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