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「困る」の英語表現を徹底解説|場面別・丁寧な言い方

日常生活でもビジネスの場面でも、よく使われるのが「困る」という表現。

「時間がなくて困る」「相手の対応に困る」など、日本語では非常に幅広く使われますよね。

しかし英語では、“in trouble” “have trouble” “be at a loss” “be troubled” など似た表現が多く、どれを使えばよいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

この記事を読めば

  • 「困る」を表す主要英語表現の違いと使い分け
  • シーン別「困る」の自然な英語フレーズと例文
  • ビジネスで丁寧に伝えるための言い換え表現
  • リスニングを通じて使いこなす方法

などがわかりますよ。

英語で自然に「困っています」「それは少し困ります」と伝えられるようになりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

「困る」を表す英語表現の基本

「困る」という言葉は、日本語では非常に便利で汎用的です。

しかし英語では「状況」「原因」「感情」によって最適な表現が異なります。

まずは基礎的な言い方をおさえておきましょう。

「I’m in trouble」だけじゃない!困るの代表的な英語表現

“I’m in trouble.” は最も有名な表現ですが、実は「問題に巻き込まれた」「ピンチに陥った」というニュアンスが強いです

上司との約束を忘れた、顧客からクレームが来た、というような「重大な状況」を示す際に使われます。

一方で、日常的・軽い困りごとなら、以下のような表現が自然です。

I’m having trouble with…(〜に困っている)

 例:

  • I’m having trouble with my computer.
    (パソコンがうまく動かなくて困っています)
  • I have a problem.
    (問題があります)

 例:

  • I have a problem with the schedule.
    (スケジュールに問題があります)
  • I don’t know what to do.
    (どうしたらいいかわからない)
  • I’m at a loss.
    (途方に暮れている/言葉が出ない)

「in trouble」は深刻、「having trouble」は軽め、「at a loss」は感情的に困惑している状態です。

状況によって使い分けることで、伝わり方が格段に自然になります。

「困った」「困っている」の時制・状況別の言い方

「困る」は、今困っているのか、過去に困ったのか、これから困りそうなのかによって英語の時制が変わります。

それぞれの形と使い方を具体的に見てみましょう。

現在形:I’m in trouble.(困っている/ピンチだ)

使う場面:

すでに問題が起きていて、状況が深刻・切迫しているとき。

「ピンチに陥っている」「トラブルの真っ最中」というニュアンスです。

例:

  • I’m in trouble. I missed the deadline.

(困ったことになった。締切を逃してしまった。)

  • Our client is angry. We’re in trouble now.

(顧客が怒っていて、今かなり困っています。)

「in trouble」は軽い悩みよりも“重大な問題”に近いときに使います。

現在進行形:I’m having trouble (with 〜).(〜で困っている)

使う場面:

トラブルや問題が「進行中」・「継続中」のとき。

日常的・軽めな困りごとに適しています。

例:

  • I’m having trouble with the report.

(今、報告書の作成で困っています。)

  • I’m having trouble connecting to the Wi-Fi.

(Wi-Fiに接続できなくて困っています。)

「have trouble with 〜」は柔らかく自然な表現で、ビジネスでもよく使われます。

過去形:I was in trouble.(困っていた/困ったことがあった)

使う場面:

過去に問題が発生し、すでに解決した状況を説明するとき。

出来事を振り返るときに使います。

例:

  • I was in trouble yesterday, but it’s fine now.

(昨日は困っていましたが、もう大丈夫です。)

  • We were in trouble when the system crashed.

(システムが落ちたときは本当に困りました。)

未来形:I’ll be in trouble (if 〜).(〜したら困ることになる)

使う場面:

「もし〜なら困る」「〜になったらピンチ」という予測や可能性を表すとき。

例:

  • I’ll be in trouble if I’m late for the meeting.

(会議に遅れたら困ることになります。)

  • We’ll be in trouble if we don’t finish this project soon.

(このプロジェクトを早く終わらせないと困ることになります。)

未来の「困る可能性」を伝えるときは if節を使うのが自然です。

このように、英語では「困る」という一言をそのまま訳すのではなく、“いつの話か”と“どんな困りごとなのか” によって時制と表現を選ぶのがポイントです。

場面ごとに言い換えを使い分けることで、より正確で自然な英語になります。

状況別「困る」の英語フレーズ集

同じ「困る」でも、困っている理由が違えば使う英語も変わります。

ここからは、実際のビジネス・日常の場面ごとに使えるフレーズを紹介します。

人に迷惑をかけられて困るとき

職場や取引先で「相手の行動に困っている」ことを伝えるには、やわらかい言い回しがポイントです。

It bothers me when…(〜されると困ります)

 例:It bothers me when people talk loudly during meetings.

(会議中に人が大きな声で話すと困ります。)

I’m troubled by…(〜に困っています/悩まされています)

 例:I’m troubled by the client’s sudden request.

  (クライアントからの突然の依頼に困っています。)

It’s inconvenient for me.(私には不都合です)

直接的に「困る」と言うより、英語では「不便」「迷惑」「気になる」などの語を使うことで、角を立てずに伝えられます。

トラブルや問題が起きて困るとき

業務上のトラブルなど、状況を冷静に説明したいときには以下の表現が便利です。

I’m having trouble with…(〜に問題が起きて困っている)

 例:

  • I’m having trouble with this software.

  (このソフトの操作で困っています。)

  • Something went wrong.

(何か問題が発生しました)

  • We’re facing some difficulties.

(少し問題に直面しています)

フォーマルな文脈では “issue” “difficulty” “situation” といった言葉を使うと自然です。

例えば「お客様対応で困っております」は、We’re having some difficulties handling the customer’s request.のように言えます。

相手の言動に困っているとき

日本語でよくある「なんて返したらいいかわからない」「どう対応していいかわからない」という場面に使える表現です。

  • I don’t know how to respond.

(どう返答すればいいかわからない)

  • I’m not sure what to say.

(なんと言えばいいのか…)

  • It’s hard to deal with.

(対応が難しいです)

相手を否定せず、自分の立場を伝える表現としても使えます。

感情を抑えて伝えることで、ビジネスでも好印象を保てます。

時間や状況で困るとき

スケジュールの遅れや天候など、自分ではコントロールできない要因で困るとき。

  • I’m pressed for time.

(時間に追われて困っています)

  • The delay is causing problems.

(遅れが問題を引き起こしています)

It’s …, which makes it difficult to…(~で〜するのが難しいです)

 例:It’s a very busy season, which makes it difficult to take a long vacation.

  (とても忙しい時期なので、長期休暇を取るのが難しいです。)

このように “which makes it difficult to…” を使うと、原因と結果を自然につなげて説明できます。

頼まれて困る・誘われて困るとき

断りづらいお願いをされたときは、直接 “I can’t.” と言うよりも、I’d love toなどを最初に入れ、やんわりと伝えるのがポイントです。

  • I’d love to, but it’s hard for me.

(やりたい気持ちはありますが、難しいです)

  • I’m afraid that’s difficult.
    (申し訳ありませんが、それは難しいです)
  • That might be a bit challenging.

(少し難しいかもしれません)

ネイティブは “I’m afraid” をよく使って、断りを柔らかくする傾向があります。

ビジネスで使える「困る」の丁寧表現

ビジネス英語では「困る」を直接言わず、クッション表現で柔らかく伝えることが重要です。

ここでは、上司・取引先との会話やメールで役立つ表現を紹介します。

「それは少し困ります」を丁寧に伝える言い方

英語で “That’s a problem.” と言うと、やや強い印象になります。

代わりに以下のような表現が適しています。

  • That would be difficult for us.

(それは少し難しいです)

  • I’m afraid that’s not possible.

(残念ながら難しいです)

  • That might cause some issues on our side.

(弊社側で少し問題になるかもしれません)

クッション表現を使うことで、相手を否定せずに「困る」を伝えられます。

「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」の英語表現

相手に迷惑をかけてしまい、自分たちも困っている状況を伝えるには次のように言えます。

  • We’re sorry for the inconvenience.

(ご迷惑をおかけして申し訳ありません)

  • We’re having some issues with…

(〜に少し問題が発生しています)

  • Thank you for your patience while we fix the issue.

(対応の間、お待ちいただきありがとうございます)

日本語の「困っております」をそのまま直訳するより、状況を説明しつつ謝意を添える方が自然です。

ポジティブに言い換える「困る」表現

ビジネスでは「できません」より「どう工夫するか」を示す方が印象的です。

  • It’s challenging, but we’ll figure it out.

(難しいですが、なんとか解決します)

  • It’s not easy, but we’ll try our best.

(簡単ではありませんが、最善を尽くします)

“困る”を前向きに言い換えることで、協調的で頼れる印象を与えられます。

「困る」の英語表現を本当に使いこなすには?

単語やフレーズを覚えるだけでは、「困る」を自然に使いこなすことはできません。

英語で「困る」を正確に伝えたり、相手の“困っている”ニュアンスを理解するためには、リスニング力が必要です。

ここでは、「困る」の英語表現を使いこなすためにリスニングが重要な理由と、その力を伸ばす効果的な方法を解説します。

リスニング力が「困る」表現を使いこなすカギになる理由

例えば相手が “I’m having trouble with this project.”(このプロジェクトで困っています) と言ったとします。

単語として “trouble=困る” を知っていても、文脈を理解できなければ「何に困っているのか」「どの程度深刻なのか」は判断できません。

相手の口調や前後の会話から「軽い愚痴」なのか「本当に助けを求めているのか」を聞き取る力がなければ、適切な反応ができず、ぎこちない会話になってしまうのです。

こちらが困っていることを伝えるときも同様です。

例えば相手が提案をしてきたとしても、その内容を理解できなければ、それが自分にとって本当に「困る」のかどうかすら判断できません。

内容がつかめない状態では、「困る」の表現をどう使うかという段階にすら到達しないのです。

つまり、「困る」英語表現を本当に使いこなすには、相手の言葉の背景や感情を聞き取る力=リスニング力が必須なのです。

リスニング力の最短ルートはシャドーイング

前述の通り「困る」の英語表現を使いこなすには、相手の英語を聞き取り、状況を理解するリスニング力が必要不可欠です。

シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を向上させましょう。

シャドーイングとは?

シャドーイングとは英語の音声を聞きながら、1〜2語遅れて声に出して真似する学習法です。

まるで影(shadow)のように音を追いかけることからその名がついています。

シャドーイングの効果

シャドーイングを続けることで、音を単語やフレーズとしてとらえる「音声知覚」が鍛えられます。

例えば “I’m having trouble with it.” という表現。

実際にネイティブがこの表現を話すと、音の連結や脱落が起こり「I’m havin’ trouble withit.」のように聞こえます

音声知覚が向上すれば、聞いた瞬間に単語やフレーズが浮かぶようになり、意味理解に余裕が生まれ、格段にリスニング力が向上するのです。

また、英語特有の音のつながりやリズムを真似ることで、自分の発音も滑らかになり、会話全体がより自然に進むようになるのも大きなメリットです。

まとめ:「困る」を英語で適切に伝えられるようになろう

“trouble”“bother”“problem”など、「困る」を表す英語表現にはそれぞれ明確な違いがあります。

文脈に合った表現を選べるようになると、英会話全体がぐっと自然で的確になります。

相手の状況や気持ちを踏まえて使い分けられるように、しっかりとおさえておきましょう。

そして、本当に「困る」の英語表現を使いこなすためには、前述の通り 「リスニング力」 を育てることが欠かせません。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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