- 英語での採用面接で、面接官の質問が聞き取れず頭が真っ白になってしまった…。
そんな苦い経験はありませんか?
英語での採用面接は、ある程度〝質問パターンが決まっている〟からこそ、事前準備×リスニング力が結果を左右します。
この記事を読めば
- 英語での採用面接で求められる英語力
- 採用面接での頻出質問
- 面接形態別のポイント
などがわかりますよ。
英語での採用面接に自信をもって臨みたい方は、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。
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採用面接で求められる英語力とは
難しいと思われがちな採用面接での英語。
しかし採用面接で用いられる英語は意外と限定的であり、事前に対策を立てリスニング力を鍛えれば、かなり取り組みやすくなるものです。
英語での採用面接では、事前準備とリスニング力が鍵である理由を解説します。
英語面接は質問パターンが限定的――だから準備が命
英語面接で用いられる英語は、実は限定的です。
自己紹介などをパターン化することで、本番でも緊張せず面接に臨むことができます。特に絶対に準備しておきたい項目は、以下の4つです。
①自己紹介(約30秒)
現職・主要成果・キャリア志向を述べ、面接官に自身のイメージと目標をわかりやすく売りこみましょう。
②経歴説明
キャリアの転機ごとに 成果を数値で提示します。例えば「売上を25%向上」「チーム規模を3倍に拡大」のように、インパクトを数字で可視化するのがポイントです。
③志望動機
企業のミッション・バリューと自身の経験が重なる点を2つ程抽出します。「御社の〇〇への取り組みは、私が××プロジェクトで培った□□スキルと一致します」の形式で語ると説得力が増します。
④強み/弱み
強みは具体的エピソードで裏付け、弱みは改善アクションを添えて一長一短を示すのがポイントです。強みを強調し、弱みは改善点を示し弱みで終わらせないようにしましょう。
これらをSTAR法で「背景→課題→行動→結果」の順にメモ化し、音読→シャドーイングで口慣らしすれば、面接当日は“質問に応じて再生するだけ”の状態になり、緊張しても内容が自動で出てくるようになります。
採用面接で「リスニング力」がポイントとなる理由
前述の通り、しっかりと事前準備をすることで、言い淀みなくスムーズに自己紹介や強みを伝えられるようになります。しかし面接官の質問を取り違えると、どれほど完璧な回答メモを暗記していても的外れな返答で評価を落としかねません。
特にオンライン面接では音質やラグ、多国籍アクセントが重なり誤解リスクが倍増します。数字・固有名詞を聞き逃せば成果を語る場面で説得力を失い、深掘りの意図を聞き損ねれば、コミュニケーション自体ちぐはぐなものになってしまうもの。
シャドーイングなどでリスニング力を鍛え、事前準備したフレーズなどを使える状態にしておくことが大切です。

よく出る英語採用面接の質問と回答フレーム
頻出質問を Situation–Task–Action–Result(STAR)法 で語れる形に落とし込むと、落ち着いて回答でき説得力が一気に増します。
よく出る英語採用面接の質問と回答フレームをご紹介します。
自己紹介 — “Tell me about yourself.”
面接官は “今のあなた” と “将来の方向性” を見ています。
以下3ブロック構成なら聞き手もわかりやすく、また掘り下げ質問を誘発しやすくなり一石二鳥です。
- 現職 — 職種とチーム規模を簡潔に提示
- 主要実績 — 数字で語れる成果を1つに絞る
- 志向性 — 次に挑戦したい領域を1文で示す
例:
I currently lead a five‑member marketing team and grew our SaaS revenue by 35 % in 2024. I thrive in data‑driven environments and am now eager to scale global projects.
(現在は5名のマーケティングチームを率い、2024年にSaaS収益を35 %伸ばしました。データドリブンな環境で力を発揮しており、次はグローバル案件の拡大に挑戦したいと考えています。)
強み・弱み — “Your strengths and weaknesses.”
強みは具体的なエピソードと数字を加えると説得力が増します。弱みは改善アクション込みで説明し、弱みだけで終わらせないのが鉄則です。
・強み:具体例+数値で裏付け
Strength → Evidence → Impact の順で述べる
・弱み:課題認識+改善策をセット
“I’ve been working on…” で成長意欲を示す
例:
Strengths: My strength is stakeholder alignment; I reduced cross‑team sign‑off time by 40 % through weekly syncs.
(私の強みはステークホルダー調整で、週次連携を導入し承認プロセスを40 %短縮しました。)Weaknesses: I used to over‑engineer slides, so I now apply a “three‑bullet rule” and have cut deck creation time by 30 %.
(資料を作り込み過ぎる傾向があったため、「3つの要点ルール」を採用し、作成時間を30 %削減しました。)
志望動機 — “Why do you want to join us?”
志望動機では“共感” と “貢献” の両面を具体化すると、入社後の活躍イメージを面接官に持たせやすくなります。会社理解 × 自身のキャリアビジョンの重なりを語りましょう。
例:
I’m inspired by your mission to democratize fintech and believe my five years scaling payment APIs in Latin America position me to accelerate your expansion into emerging markets.
(御社の「フィンテックを民主化する」という使命に共感しており、中南米で決済 API を拡大してきた 5 年の経験により、新興市場への進出を加速できると確信しています。)
職務経歴 — “Walk me through your resume.”
年表読み上げのような形で職務経歴を語るのはNGです。以下の2つのポイントをおさえると、面接官が候補者の価値を把握しやすくなり、単なる棒読みになりません。
1.成果をハイライト
転職/昇進など節目ごとにKPI成果を1文
2.転職理由は一本のストーリーで語る
Challenge → Growth → Next Step の流れで語る
例:
After doubling subscription revenue at Startup A, I moved to Corporation B to lead a 15‑person product team, launching two new services that added $4 M ARR. Each move was driven by my goal to scale products from zero to one, then one to ten.
(スタートアップ A でサブスク収益を倍増させた後、プロダクトチーム 15 名を率いる B 社に転職し、年間 400 万ドルの新規 ARR を創出する 2 サービスを立ち上げました。各転職は「製品を 0→1、1→10 に拡大する」という私の目標に基づいています。)
深掘り・逆質問 — “Do you have any questions for us?”
面接の最後には、会社側に対する質問がないか聞かれることが多いもの。最後の逆質問は、積極性や業務に対する態度を示す絶好の機会です。
以下の3つのポイントをおさえた質問をし、“即戦力”と“主体性”を同時にアピールしましょう。
- 成功指標(KPI)
- チーム文化・リーダーシップスタイル
- 主要な課題とサポートリソース
例:
What does success look like in the first 90 days for someone in this role?
(このポジションの最初の90日で求められる成果は何ですか?)
STAR法でエピソードを論理的に語るコツ
英語での採用面接は、どの質問に対しても「STAR法」をベースにすることで、伝わりやすい回答になります。
- Situation — 背景は1文で完結
- Task — 目標を数値で明確化
- Action — 自分主語で具体的行動を描写
- Result — 成果数値+学びをセット提示
例:
Our flagship product launch was delayed.・・・Situation
Shorten the timeline by four weeks.・・・Task
I re‑scoped features and implemented daily stand‑ups.・・・Action
We released 20 % earlier and boosted pre‑orders by 15 %.・・・Result
(主力製品の発売が遅れていたため、スケジュールを4週間前倒しする目標を立て、機能の優先順位を見直しつつ毎日のスタンドアップミーティングを導入しました。その結果、予定より20%早くリリースでき、事前予約も15%増加しました。)
面接形態別の対策ポイント
同じ質問でも、対面とオンライン、あるいはグループディスカッションでは求められるスキルが少し異なります。
オンラインとグループディスカッションの特徴を知り、事前に準備しておきましょう。
オンライン/ビデオ面接:機材・環境・視線のコツ
オンラインでの採用面接は以下のポイントに気を配り、対面での面接と似た環境を作ることが大切です。またオンラインの場合、相手に声が届きづらいことも考慮し、よりはっきりと話すことを意識しましょう。
①カメラは“目線と水平”に固定
ノートパソコンならスタンドで高さを調整し、レンズ中央が目の高さに来るようにすると、対面の面接と同じアイコンタクトを再現できます。
②ライティングは顔の斜め上45度から
自然光+リングライトを顔の斜め45度に配置すると影が消え、表情が伝わりやすくなります。逆光は顔が暗くなるので避けましょう。
③背景は無地 or 垂直ラインを意識
本棚や観葉植物はOKですが、物が多いと視線が分散します。無地の壁か、直線が多い棚を背にするとプロフェッショナル感が出ます。
④マイクは指向性タイプを推奨
外付けコンデンサーマイクを口元20cmに置くとノイズが減り、母音・子音がクリアに聞こえます。ヘッドセットより声質が自然です。
⑤回線は有線 or 5 GHz Wi‑Fi
画質・音声が途切れると評価に関わる可能性があります。可能ならLANケーブル接続、難しければルーター近くの5GHz帯で接続テストを行いましょう。
⑥リハーサル録画で視線・姿勢を確認
自己紹介をZoomなどで録画し、
1.目線が泳いでいないか
2.背筋が曲がっていないか
などをチェックしましょう。問題点を把握し修正しておくことで、本番の緊張が激減します。
グループディスカッション&ケース面接でリードする英語
グループディスカッションの場合、「ほぼ話さないでおわってしまった」ということも珍しくありません。
以下のコツをおさえ、協調性と積極性をアピールしましょう。
1.冒頭で“役割宣言”
“I can keep track of time and summarize our key points.”
(時間管理と要点整理を担当します)
こう宣言すると主導権を握りやすく、評価項目であるリーダーシップを満たせます。
2.課題分解を提案して議論を加速
“Shall we prioritize these issues first?”
(まずはこれらの課題に優先順位をつけましょうか?)
論点を①市場規模②コスト③リスクのように分け、優先順位をつけてから討議すると結論が時間内に収まります。
3.要約フレーズで合意形成を促進
“May I recap our agreed points so far?”
(ここまでで合意したポイントをまとめてもよろしいでしょうか?)
合意事項を時々リキャップしましょう。議論の脱線を防ぐほか、発言機会の少ない参加者にもフォーカスを当てられ協調性がアピールできます。
これらのコツを押さえておけば、オンライン面接でもディスカッション面接でも “聞く→要約→リード” の一連の流れをスムーズに回し、評価者に“即戦力”を強く印象づけることができるでしょう。
まとめ|シャドテンで英語採用面接を突破しよう
採用面接で使われる英語は、実はかなり限定的なもの。そのため事前準備をしっかりとすることで、かなり回答がしやすくなります。
一方で用意した回答を適切に使うには、面接官の質問を即座に聞き取り理解するリスニング力が必要です。リスニング力向上に効果的な「シャドーイング」を英語学習に取り入れ、採用面接に挑みましょう
シャドテンでシャドーイングの効果を最大化させる
シャドーイングを実施するのにおすすめなのが、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」です。シャドテンには以下のような特徴があり、シャドーイングの効果を最大化させることができます。
【シャドテンの特徴】
◆プロによる毎日の添削
毎日プロから英語の音声変化、発音、イントネーションに関するフィードバックが提供されます。自分の発音の良い点や改善すべき点を具体的に知ることができるため、自己流で学んでいるだけでは見逃しがちなポイントをしっかり修正できます。独学で学ぶより、はるかに効率的にリスニング力向上が可能です。
◆1000以上の教材
さまざまなシチュエーションや4つの異なるアクセントを網羅した1000以上の教材が用意されています。これにより、実際の会話でよく使われるフレーズや表現を、異なるアクセントで学べます。
◆シャドーイングに最適な機能
AB再生(繰り返し再生機能)やスピード調整機能、スクリプト表示切り替え機能など、シャドーイングを効果的に行うための豊富な機能が搭載されています。これらの機能を使いながら、自分のペースでスピーキングの練習ができ、発音やリズムの改善が図れます。
シャドテンで“聞く→話す” 回路を強化し、英語採用面接を最短で突破しましょう。
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