「嬉しい」「イライラする」「ちょっと落ち込んでる」――こうした感情を英語で伝えようとしたとき、言葉がうまく出てこなくてモヤモヤした経験はありませんか?
- 海外の同僚と雑談していても、気の利いたひと言が言えず話が広がらない
- 感謝や謝罪の気持ちをどう表現すればいいのかわからず、無難な「Thank you」「Sorry」ばかりに頼ってしまう
多くの社会人英語学習者が、こうした悩みを抱えています。
この記事では、感情別の便利な英語フレーズをご紹介します。英語で自然に感情を伝えられるようになりたい方は、ぜひ最後までお読みください。
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英語で気持ちを伝えることが苦手な理由とは?
英語で気持ちを表すフレーズを覚えても、実際の会話になるととっさに言葉が出てこなかったり、そもそも相手が何を言っているのかわからなかったりすることはありませんか?
英語学習者の多くがこの壁にぶつかります。
この章では、英語で感情表現がうまくできない理由を紐解いていきます。
場面にふさわしい英語フレーズを知らない
英語で気持ちを伝えようと思っても、その場にふさわしい表現がわからず、言葉に詰まってしまうことはよくあります。
例えば、仕事で謝罪する場面と、友人に軽く謝る場面では、使う英語表現は異なります。
どんなに語彙を知っていても、状況に合わないと不自然に聞こえてしまい、誤解を生むこともあるのです。感情表現には、シチュエーションごとの言い回しをストックしておくことが大切です。
フレーズを知っていても、会話についていけない
たとえば「I’m so happy!」や「That’s frustrating.」といった表現を覚えていても、会話中に相手が何を言っているのか分からなければ、適切に気持ちを返すことはできません。
英会話では、事前に用意したフレーズだけでは対応できない柔軟性が求められます。
スピード、発音、省略など、実際の英語の聞こえ方に慣れていないと、フレーズを使う余裕すら持てなくなります。
【感情別】気持ちを伝える英語フレーズ集
英語で気持ちを表現するには、感情に合った適切なフレーズを知っておくことが大切です。
この章では、「喜び」「怒り」「悲しみ」などの感情ごとに、日常会話ですぐに使える英語フレーズを厳選してご紹介します。場面に合った表現を覚えておくことで、より自然で共感の伝わる英会話ができるようになるでしょう。
喜びを表すフレーズ
嬉しさやワクワクした気持ちを伝える表現は、会話を明るく前向きにしてくれます。
リアクションとしても使える短いフレーズを覚えておくと便利です。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
I’m so happy! | 本当にうれしい! |
That’s awesome! | それ最高! |
I’m thrilled! | めちゃくちゃワクワクしてる! |
This made my day. | これで今日一日ハッピー! |
I couldn’t be happier. | これ以上うれしいことはない! |
怒りや不満を表すフレーズ
怒りや不満を伝えるときも、相手との関係性に応じて表現を選ぶことが重要です。強く伝えたい時と、やんわり伝えたい時で使い分けましょう。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
I’m frustrated. | イライラしてる。 |
That’s so annoying. | 本当にうっとうしい。 |
I’m really upset. | 本当に腹が立つ。 |
I can’t stand this. | もう我慢できない。 |
This is driving me crazy. | 頭にきそう。/イライラする。 |
悲しみ・落ち込みを表すフレーズ
悲しい気持ちや落ち込んだ感情を伝えるフレーズは、共感を得たいときや、支えを求めたいときに役立ちます。
無理に明るくふるまうより、素直に表現することが信頼につながることもあります。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
I feel down. | 気分が落ち込んでる。 |
I’m heartbroken. | 失恋してつらい。 |
I’m feeling blue. | 憂うつな気分。 |
That broke my heart. | 胸が張り裂けそうだった。 |
I just need some time. | 少しひとりの時間が欲しい。 |
驚き・戸惑いを表すフレーズ
驚きや戸惑いを表現するフレーズは、感情をリアルに伝えるために不可欠です。言い方やトーンも合わせて覚えておくと、より自然なコミュニケーションができます。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
I can’t believe it! | 信じられない! |
You’re kidding! | 冗談でしょ!? |
That’s unbelievable. | それ、信じられないよ。 |
I didn’t expect that. | そんなの想像してなかった。 |
I’m confused. | 混乱してる/戸惑ってる。 |
感謝・謝罪のフレーズ
感謝と謝罪は、英語コミュニケーションにおいて最もよく使う感情表現のひとつです。
丁寧さや気持ちの強さに応じて、言い回しを選べるようになりましょう。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
Thank you so much. | 本当にありがとう。 |
I really appreciate it. | 心から感謝しています。 |
I’m sorry. | ごめんなさい。 |
I’m terribly sorry. | 本当に申し訳ありません。 |
I apologize for the delay. | 遅れてしまい申し訳ありません。 |
好意・嫌悪を伝えるフレーズ
好き嫌いをうまく伝えることで、相手との距離感を調整しやすくなります。
ストレートすぎる表現を避けつつ、感情を明確にすることがポイントです。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
I really like it. | とても気に入ってるよ。 |
I’m not a big fan of it. | あまり好きじゃないかな。 |
I love it! | 大好き! |
I can’t stand it. | 我慢できない/大嫌い。 |
It’s not really my thing. | 私の好みじゃないかな。 |
共感・気遣いを伝えるフレーズ
相手の気持ちに寄り添う言葉を持っていると、会話がぐっと深まります。共感や思いやりを示すことで、信頼関係が築きやすくなります。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
That must be hard. | それは大変だったね。 |
I know how you feel. | 気持ちわかるよ。 |
I’m here if you need anything. | 何かあれば言ってね。 |
Let me know if I can help. | 手伝えることがあれば教えてね。 |
I understand what you mean. | 君の言いたいこと、わかるよ。 |
シーン別で使える!気持ちを伝える英語表現
気持ちを伝える英語のフレーズは、感情だけでなく「どんな場面で使うか」によっても使い方が変わります。カジュアルな会話、ビジネス、恋愛、SNSなど、それぞれのシーンに合った表現を知っておくと、誤解なく気持ちを伝えやすくなるでしょう。
この章では、代表的な4つのシーンに分けて、自然に感情を表現するための英語フレーズの使い方をご紹介します。
友達とのカジュアルな会話
友達との会話では、くだけた表現や略語、リアクションを交えたフレーズがよく使われます。
例えば「That’s awesome!(最高!)」や「No way!(うそでしょ!?)」のような短く感情を伝える表現は、反射的に口から出せるようにしておくと便利です。
表情や声のトーンも大切で、ネイティブらしさを出すには「言い回し」より「言い方」が重要になる場面も多くあります。日常的なやり取りこそ、感情表現の練習にぴったりの場です。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
That’s awesome! | それ最高だね! |
No way! | うそでしょ!? |
You’ve got to be kidding! | 冗談でしょ!? |
I’m so pumped! | めっちゃテンション上がる! |
That’s hilarious! | それ爆笑なんだけど! |
職場・ビジネスの場面
ビジネスシーンでは、感情を表現する場合でも丁寧で配慮のある言い回しが求められます。
例えば謝罪なら “I apologize for the inconvenience.”、感謝なら “I truly appreciate your support.” のようにフォーマルな表現を使うのが基本です。
不満や懸念を伝えるときも “I’m concerned about〜” や “It might be better if〜” といったソフトな言い回しが好まれます。
感情を直接ぶつけるのではなく、相手を尊重する形で表現するのがビジネス英語の特徴です。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
I truly appreciate your support. | ご支援に心より感謝申し上げます。 |
I apologize for the inconvenience. | ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 |
I’m concerned about this issue. | この件について懸念しています。 |
That’s very disappointing. | とても残念です。 |
I’d be grateful if you could〜 | 〜していただけるとありがたいです。 |
恋愛・人間関係での感情表現
恋愛や親しい人とのやり取りでは、感情をストレートに表すことが多くなります。
“I like you.” “I miss you.” “I’m so happy when I’m with you.” など、率直な表現が信頼や親密さを深めるきっかけになるでしょう。
一方で、微妙な気持ちを伝えたい時には、“I’m not sure how I feel.” や “I need some space.” のように、やや遠回しな言い方を使うこともあります。
恋愛英語は、単なる語彙だけでなく、ニュアンスのコントロールが重要になります。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
I like you. | あなたのことが好きです。 |
I miss you. | 会いたいよ。 |
I love being with you. | 一緒にいると幸せ。 |
I need some space. | 少し距離を置きたい。 |
I’m not sure how I feel. | 自分の気持ちがよくわからない。 |
SNS・チャットで使える短いフレーズ
SNSやチャットでは、感情を伝える英語表現がよりコンパクトになります。
例えば「LOL(Laugh Out Loud)」や「OMG(Oh My God)」は感情を瞬時に伝える代表的な略語です。
また、絵文字やスタンプと組み合わせて、文字数を抑えつつも感情が伝わる表現が好まれます。フォーマルな場では使えませんが、仲間うちやカジュアルなやりとりでは非常に便利な表現方法です。
チャットならではのテンポ感も意識して使いましょう。
英語フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
LOL | 爆笑(Laugh Out Loud) |
OMG | うそでしょ!?(Oh My God) |
TBH | 正直に言うと(To Be Honest) |
I’m so done. | もう無理 |
Can’t wait! | 楽しみすぎる! |
英語で気持ちを伝えるコツとは?
英語で自然に気持ちを表現できるようになるためには、単語や文法を覚えるだけでは不十分です。伝え方やニュアンスの出し方によって、同じフレーズでも受け取られ方は大きく変わります。
この章では、言葉に加えて「声のトーン」「表情」「ネイティブの表現を耳で覚えること」など、感情を伝えるために意識したい3つのコツをご紹介します。
英語らしい感情表現を身につけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
単語だけでなく「トーン」や「間」も大切
英語では「何を言うか」だけでなく、「どう言うか」がとても重要です。
例えば “I’m fine.” という一言も、明るいトーンで言えば本当に元気そうに聞こえますが、低くて暗い声だと「本当は元気じゃないかも」と伝わります。
また、感情を強調したいときには、あえて間を空けて話すことで気持ちが伝わりやすくなります。英語では声の高さや抑揚、テンポが感情表現と密接に関わっているため、声の使い方にもぜひ意識を向けてみましょう。
表情とセットで使うことでより自然に
言葉だけでは伝えきれない感情も、表情が加わることでグッと伝わりやすくなります。
例えば “I’m so happy.” を無表情で言っても説得力に欠けますが、にっこり笑いながら言えば自然で明るい印象になります。英語圏では話すときの表情やジェスチャーが非常に豊かで、気持ちを言葉と一緒に「見せる」文化があるのです。
鏡の前で練習したり、動画でネイティブの話し方を真似するのも効果的です。感情は、全身を使って表現することを意識しましょう。
フレーズを覚えても英会話で使えない?その理由
英語フレーズを一生懸命覚えても、いざ会話になると口から出てこない――そんな経験をしたことはありませんか?これは決してあなたの英語力が低いわけではなく、「聞き取れないから、反応できない」という状況が原因であることがほとんどです。
英語で気持ちを伝えるには、自分の発信力だけでなく、相手の言葉を理解する「受け取る力」=リスニング力が土台になります。
この章では、なぜ聞き取れないのか、どうやって鍛えればよいのかをわかりやすく解説します。
英語が聞き取れないと会話が成立しない
英語で会話するためには、まず相手が何を言っているのかを正確に聞き取る必要があります。
しかし、実際の英会話では音の連結(リエゾン)、省略、アクセントの違いなどによって、聞こえる英語は教科書の英語と大きく異なります。
例えば “What do you want to do?” は “ワッドゥユワナドゥ?” のように聞こえることもあるのです。
このような音声変化に対応できていないと、覚えたフレーズを使うどころか、相手の質問にすら気づけないこともあるでしょう。

リスニング力向上のためのシャドーイングとは?
リスニング力を効率的に鍛える方法として、近年注目されているのが「シャドーイング」です。これは、流れてくる英語音声のすぐあとを追いかけて、ほぼ同時に発話するトレーニング法です。
シャドーイングでは、リズム、イントネーション、音声変化など、英語特有の音の知識を習得することができ、リスニング力を鍛えることができます。
ただ聞くだけの学習とは違い、脳が能動的に働くため、聞こえ方が変わり、会話の理解力もぐっと高まります。

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まとめ:気持ちを伝えるフレーズを覚えよう!
英語で気持ちを伝えるには、感情に合ったフレーズを覚えるだけでなく、トーン・表情・聞く力など、総合的なコミュニケーション力が求められます。
会話は暗記の再現ではなく、相手の言葉に反応しながら気持ちをやり取りするもの。
だからこそ、「聞き取れる耳」を育てることが、自然な感情表現への第一歩です。そのためには、リスニング力を鍛えるシャドーイングが非常に効果的です。
会話の内容を理解し、覚えたフレーズを自信を持って使えるように、今日からシャドーイングを取り入れてみましょう。
英語で気持ちを伝える力は、誰でも必ず伸ばせます。
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