英語で仕事をしているとき、「とっさに言葉が出てこない…」と焦ってしまった経験はありませんか?
単語や文法は勉強しているのに、会議やメール対応など実際の場面ではうまく言葉にできない——そんな悩みを抱えているビジネスパーソンは少なくありません。
そんなときに役立つのが「英会話の例文」を使った学習です。よく使う定型表現をストックしておくことで、ビジネスの場でもスムーズに会話ができるようになります。
この記事を読めば
- ビジネスシーンで頻出する英会話例文
- 英会話例文の活用法
- 例文を使いこなすコツ
などがわかりますよ。
ビジネスシーンでスムーズにコミュニケーションがとれるようになりたい方は、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。
当社のLINE公式アカウントで簡単なアンケートにお答えいただくと、無料で『リスニング力を飛躍的に上げる英語学習法』のWeb bookをプレゼント。




下のボタンからぜひ「友だち追加」をお願いいたします!

英会話例文を学ぶメリット
ビジネス英会話をスムーズにするには、頻出フレーズを覚えておくことが近道です。ここでは、英会話例文を学ぶことで得られる3つのメリットを紹介します。
どれも、英語を話すうえで大きな自信につながる要素です。
①英会話力アップの近道になる
単語や文法を一つずつ覚えることも非常に大事ですが、もし特定の状況だけを乗り切りたい時は、実際に使われる定型的な文章を丸ごと覚えるほうが、効率的に英会話力を高められます。
特にビジネスシーンでは、会議の進行や依頼・報告など、毎回ほぼ同じパターンのやり取りが多いため、例文を覚えておくことで即戦力として活用できます。
②とっさの受け答えがスムーズになる
会話中に考え込んでしまうのは、言い回しの引き出しが少ないからです。よく使う例文をストックしておけば、反射的に言葉が出てくるようになります。
英語を話すときに沈黙がなくなり、自然なテンポで会話を進められるようになります。
③英語を話す自信がつく
事前に覚えた例文を使って会話が成立すると、「伝わった!」という成功体験が得られます。この成功体験が積み重なることで英語を話す自信がつき、積極的に会話に参加できるようになります。
英語を話す心理的ハードルもぐっと下がるでしょう。
ビジネスシーンで頻出の英会話例文
難しいと思われがちなビジネス英会話。
しかし実は定型的なフレーズも多く、「定番英会話例文」をおさえておくだけで、かなりコミュニケーションはとりやすくなるものです。
ここでは会議・プレゼン・商談・メールや電話対応といった主要なシーンで頻出する表現を紹介します。
これらをマスターしておけばビジネスシーンで困ることがぐっと減り、自信を持って英語が話せるようになるでしょう。
会議・打ち合わせで使う例文
会議では意見を述べたり、同意・反対したりする表現が頻出します。
- I think we should consider this option.
(この案を検討すべきだと思います)- I agree with your point.
(あなたの意見に賛成です)- I’m afraid I have to disagree.
(残念ながら反対です)- Could you clarify your point?
(もう少し詳しく説明していただけますか)
これらを覚えておくと、議論に積極的に参加しやすくなります。
プレゼン・説明で使う例文
プレゼンでは話を始め、要点を伝え、質問に答えるといった流れが定番です。
- Let me start by explaining our plan.
(まずは計画の説明から始めます)- The key point is this.
(重要なポイントはこちらです)- Please feel free to ask any questions.
(質問があれば遠慮なくどうぞ)- That’s a great question.
(とても良い質問ですね)
流れに沿ったフレーズを覚えることで、落ち着いて発表できます。
商談・交渉で使う例文
商談や交渉では、条件を提案・確認・合意するための表現が多く使われます。
- We’d like to propose a new contract.
(新しい契約を提案したいです)- Could you confirm the delivery schedule?
(納期を確認していただけますか)- Let’s move forward with this plan.
(この計画で進めましょう)- We need to discuss the pricing.
(価格について話し合う必要があります)
相手とのやり取りをスムーズに進めるためにも、定型文を覚えておくことが大切です。
ビジネスメールや電話対応の例文
メールや電話では、依頼・確認・感謝・お詫びといった定型表現が多用されます。
- I’m writing to ask about…
(〜についてお伺いしたくご連絡しました)- Thank you for your prompt reply.
(迅速なご返信ありがとうございます)- I’m sorry for the inconvenience.
(ご不便をおかけして申し訳ありません)- Please find attached the file.
(ファイルを添付いたします)
書き言葉でも決まり文句を覚えておけば、業務効率もアップします。
シチュエーション別:覚えておきたい英会話例文
ビジネスの場では、会議や商談以外にも英語を使うシーンが多々あります。
ここでは、ビジネスマンが遭遇しやすいシーンを中心に、覚えておくと便利なフレーズを紹介します。
自己紹介・雑談(スモールトーク)
- Nice to meet you.
(はじめまして)- I’m in charge of overseas sales.
(海外営業を担当しています)- How was your weekend?
(週末はいかがでしたか)- It’s a lovely day, isn’t it?
(いい天気ですね)
ビジネス関係でもまずは軽い雑談から始まることが多いため、覚えておくと会話がスムーズです。
オンライン英会話レッスンで使える表現
- Could you speak more slowly, please?
(もう少しゆっくり話していただけますか)- Could you repeat that?
(もう一度言っていただけますか)- How do you say this in English?
(これは英語で何と言いますか)- Can you correct my pronunciation?
(発音を直してもらえますか)
講師とのやり取りをスムーズにすることで、レッスンの効果も高まります。
旅行・ホテル・レストランなどの日常英会話
海外出張などで役立つ、基本的な日常会話も押さえておきましょう。
- I’d like to check in.
(チェックインをお願いします)- Could I have the menu, please?
(メニューをいただけますか)- I’d like to pay by credit card.
(クレジットカードで支払いたいです)- Where is the nearest station?
(最寄りの駅はどこですか)
ビジネス以外の場面での英語力も備えておくと安心です。
英会話例文を使いこなすには
ビジネス英会話で頻出の例文をおさえることで、格段にスムーズにコミュニケーションがとりやすくなります。
一方で例文を覚えるだけでは、実際の会話で使えるようにはなりません。覚えた英会話の例文を使いこなすには、相手の発言を理解して、適切に引き出す力が必要です。
ここでは、例文を「使いこなす」ために大切な2つの視点を紹介します。
①相手の発言を聞き取るリスニング力をつける
いくらビジネス英会話の例文を覚えても、相手の発言を正しく聞き取れなければ会話は成り立ちません。
例えば会議で相手の説明を十分に理解できなかった場合、本来なら「同意する」という意味で I agree with your point. を使うべきところを、勘違いして「反対する」意味の I’m afraid I have to disagree. を使ってしまう恐れがあります。
結果として意図とは逆のメッセージを伝えてしまい、議論の流れを混乱させるリスクもあるのです
つまり覚えた例文を適切に使いこなすには知識だけでなく、相手の意図を正確に聞き取り理解するリスニング力が欠かせないのです。
リスニング力を伸ばすなら「シャドーイング」がおすすめ
英会話例文を正しく使いこなすには、前述の通り相手の発言を聞き取り、その文脈やニュアンスを理解する力が欠かせません。そのための効果的なトレーニングが「シャドーイング」です。
シャドーイングとは英語音声を1〜2語遅れて追いかけて発話するトレーニングで、次のような力が身につきます。
◆ 音声知覚の向上
リエゾン(音の連結)やリダクション(音の脱落)に慣れ、似た音の聞き間違いを防げる。音から単語・フレーズを捉える力=音声知覚が向上する。
◆ リスニング力の底上げ
音声知覚が向上することで音を単語・フレーズとして素早く捉えられるようになり、意味理解に余裕が生まれる。結果として会話が速くても要点を取りこぼさず理解できるようになる。
◆ スピーキング力の向上
リスニング力が向上することで、自分の言いたいことを英文にする余裕が生まれる。自然な応答ができ、やり取りのテンポがスムーズになる。
◆ 発音・リズム感の改善
フレーズを繰り返す中で、英語特有のリズムやイントネーションが身につく。自分の発音との差に気づき、より通じやすい英語を習得できる。
このようにシャドーイングは「聞き取る → 理解する → 返す」という一連の流れを鍛え、覚えた英会話例文を実際の会話で自信を持って使える力へとつなげてくれます。

②実際のシーンを想定して例文から英文を作ってみる
覚えた例文は、そのまま使うだけでなく、自分の業務内容や担当分野に合わせてアレンジすることが大切です。なぜなら例文はあくまで「例」であり、実際の会話では状況や相手に応じて単語や内容を入れ替える必要があるからです。
同じ「意見を述べる」でも、会議で提案する内容や相手の立場によって使う語彙やトーンは変わります。
例えば基本例文である
I think we should consider this option.
(この案を検討すべきだと思います)
をそのまま使う代わりに、あなたの担当領域に合わせて
- I think we should consider adopting this software.
(このソフトウェアを導入することを検討すべきだと思います)
- I think we should consider hiring more staff for the sales team.
(営業チームに人員を増やすことを検討すべきだと思います)
のようにアレンジすれば、より実践的になります。
また顧客対応の場面では、
I’m sorry for the inconvenience.
(ご不便をおかけして申し訳ありません)
を、状況に応じて
- I’m sorry for the inconvenience this delay has caused.
(この遅延によってご不便をおかけして申し訳ありません)- I’m sorry for the inconvenience caused by the system error.
(システムエラーでご不便をおかけして申し訳ありません)
のように具体的に言い換えることで、相手に誠意が伝わりやすくなります。
このように例文をただ暗記するだけでなく、実際のシーンを想定しながら自分の言葉として使える形に作り替えることが、英会話力を伸ばす上で非常に重要です。
シャドテン×英会話例文でビジネス英語を使いこなそう
一生懸命英語を勉強するのに、英会話でとっさに言葉が出てこない…。そんな人はまずはビジネスシーンで頻出する例文を覚えましょう。定番フレーズを覚えておくだけでも、会議や商談、メール対応がぐっとスムーズになります。
さらに例文を実際に使いこなすにはリスニング力を高めることが不可欠です。
シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」を英語学習に取り入れ、リスニング力を効率的に向上させましょう。
シャドテンでは、プロが英語特有の音声変化を中心に毎日添削してくれ、良かった点と改善点をフィードバックしてくれます。録音を送るだけで、自分では気づきにくい発音やリズムのクセも的確に指摘してもらえます。
さらに、4種類のアクセントに対応した1000以上の教材や、AB再生・スピード調整・スクリプト表示切り替えなどの便利機能も搭載されており、効率的にリスニング力と発話力を鍛えられます。
ビジネスシーンでスムーズに英語でコミュニケーションを取りたい方は、英会話の例文学習と並行して、シャドテンを英語学習に取り入れましょう。
また、当社公式LINEの「友だち追加」をしてアンケートにお答えいただくと「リスニング力向上に役立つWeb book」が受け取れます。 リスニングに役立つ情報もLINEで配信していますので、ぜひこの機会にご登録ください。

シャドテンオリジナルWeb book『究極のリスニング学習法』をプレゼント!!
全5問のアンケートに答えるだけで無料でGETできるので、ぜひ友だち追加してみてくださいね。
- 最新のリスニングTips
- リスニング診断
- 限定セミナー情報
など、リスニング力を上げたいあなたにピッタリなお役立ち情報を配信中です。