- 英会話や英語を学びなおしたいけれど、どこから手を付ければ良いのかわからない。
- 英会話初心者で毎日学習を頑張っているけれど、全然話せるようになっている気がしない…。
そんな悩みをお持ちではありませんか。
特に大人になってから英語を学び直す場合、学生時代の勉強法に引きずられて「とりあえず単語帳」「とりあえず文法書」となりがちです。
この記事を読めば
- 英会話初心者がつまずく典型的なポイント
- 英会話初心者が身につけるべき3つの能力
- 英会話初心者こそまずはリスニング力向上が重要である理由
などがわかりますよ。
英会話初心者で、何から始めれば良いのか悩んでいる方は、ぜひご一読ください。
※シャドテンラボおよびシャドテンは、株式会社プログリットによって運営されています
リスニング力を上げたいけどどうしたらいいかわからない・・という方へ。
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英会話初心者がつまずく典型的なポイント
英会話の学習を頑張っているのに、いまいち成果が上がらない…。そんな人は学習のやり方や重点的に取り組むべき箇所が間違っている可能性が高いです。
まずは初心者がよく陥る典型的なつまずきポイントを整理しておきましょう。
文法・単語ばかりに時間を使ってしまう
多くの人が最初にやりがちなのが、ひたすら単語帳や文法書を読み込む勉強です。もちろん語彙や文法の知識は英語力の土台として重要ですが、それだけで会話ができるようにはなりません。
なぜなら、実際の英会話では「音として聞き取り、瞬時に理解し、反応する力」が求められるからです。
知識だけを頭に詰め込んでも、耳と口が追いつかず会話のキャッチボールが成立しないのです。
リスニングが聞き取れず会話が続かない
「簡単な単語は知っているのに、ネイティブの会話がまったく聞き取れない」というのは初心者にありがちな悩みです。英語は音の連結(リエゾン)や脱落(リダクション)が多く、文字で見たときと音で聞いたときの印象がまったく違います。
単語の知識があっても「耳で認識する力=音声知覚」が鍛えられていなければ、聞き取れないのは当然です。
単語帳のみの学習に偏ってしまっている人に多いつまづきポイントと言えます。

スピーキングばかり重視して「話せない」と挫折する
「英会話がスムーズにいかない=スピーキング力が弱い」と考える人は多いです。そのため「とにかく話す練習が大事」と考え、最初からアウトプットばかりに取り組む人も少なくありません。
しかし聞き取れない状態でスピーキングに力を入れても、相手の言っていることが理解できず会話が成立しません。
「何を言っているか分からないから返せない」状態が続き、自信を失って挫折してしまうのです。
目的や優先順位が曖昧なまま学習を始めてしまう
英会話の目的が明確でないまま勉強を始めると、やるべきことがぼやけ学習の方向性も定まりません。
「ビジネス会議で聞き取れるようになりたい」のか、「海外出張で困らない会話力が欲しい」のかで、学ぶべき内容や優先順位は大きく変わります。
最初にゴールを明確にすることが、効率的な学習の第一歩です。
英会話初心者が最初に鍛えるべきは「リスニング力」
英会話というと、どうしても「話す練習」ばかりに目が向きがちです。
しかし、実際に会話力を左右する最大の要素は「スピーキング力」ではなく「リスニング力」と言って間違いありません。
初心者が最短で成果を出したいなら、最初に強化すべきは“話す力”ではなく“聞く力”である理由と、リスニング力向上が英語学習全体に及ぼす効果について、英会話の仕組みから紐といて解説します。
英会話が成立するまでの5ステップを理解しよう
英会話は、単に「話す」だけのスキルではありません。
実は、以下の5つの工程が複合的に関わっており、それぞれが瞬時に処理されています。

- 音声知覚 – 英語の音を正確に捉え、単語やフレーズとして認識する
- 意味理解 – 聞き取った語句や文の意味を理解する
- 概念化 – 自分が伝えたい内容や意図を頭の中で整理する
- 文章化 – 整理した内容を英語の文として組み立てる
- 音声化 – 組み立てた文を口から発する
最初の「音声知覚」「意味理解」がリスニング力、後半の「概念化」「文章化」「音声化」がスピーキング力にあたります。
そして全体の土台として、語彙・文法・発音などの知識が必要になります。これらは順番に行われるのではなく、ほぼ同時進行です。
例えば、同僚に「今夜、映画を観に行かない?」と聞かれたとき、言い終わるまでじっと待ってから返事を考えることはありませんよね。
英語でも同じで、”Do you want to see a movie tonight?” と聞かれている途中から、頭の中で「行くか行かないか」「どんな返答にするか」を考え始め、相手が言い終わった瞬間に返答するのが自然な会話です。
つまり、
- “Do you want to see a movie tonight?” を聞き取って意味を理解する(音声知覚+意味理解)
- 行くかどうかを考える(概念化)
- 返事の内容を組み立てて話す(文章化+音声化)
といった5ステップが、ほぼ同時に進行しているということです。
英会話初心者こそ「リスニング力」を鍛えるべき理由
英会話力を向上させる=スピーキング力を鍛えると英会話初心者は思いがちです。
しかし上記英会話のメカニズムからも分かる通り、実はリスニングが英会話の起点になります。英会話初心者こそ「リスニング力」を鍛えるべき理由を見ていきましょう。
リスニング力が弱いと、会話全体が遅れてしまう
この5つのステップのうち、最初の「音声知覚」と「意味理解」がスムーズに処理できないと、後ろの工程にも遅れが出ます。音を聞き取るのに時間がかかれば、その分「何を言うか考える余裕」も奪われてしまうのです。
その結果返事に時間がかかったり、言いたいことがまとまらなかったりと、「英語が苦手だ」と感じる原因になります。
逆に、リスニング力が高まれば、相手の話を理解しながら同時に返答を準備できるようになります。つまり、「聞く力」を伸ばすことが、スピーキングに余裕を生み、自然な会話へとつながっていくのです。
発音が通じない原因は「口」ではなく「耳」にある
「自分の発音が悪くて伝わらない」と感じる人は多いですが、実は原因が“耳”にあるケースも少なくありません。
リスニング力と発音力は表裏一体の関係にあるからです。まず、英語では母音や子音の“質”の違いが意味を大きく左右します。
日本語では意識しない微妙な違いが多いため、それを聞き分けられなければ意味の取り違えが起こる可能性があります。
例えば次のような単語です:
- ship (/ʃɪp/) と sheep (/ʃiːp/)
- man (/mæn/) と men (/men/)
- cheap (/tʃiːp/) と jeep (/dʒiːp/)
また、子音でも次のような対立があります:
- /f/ と /h/:fan と han
- /s/ と /ʃ/:sip と ship
- /b/ と /p/:bat と pat
聞き取れない音は、自分でも再現できません。
どの部分が違っているのかを耳で識別できなければ、口で再現することはできないのです。
つまり、正しい発音を身につけるための第一歩は「聞き分ける力」を育てること。音を正しく認識できるようになれば、発音は自然と改善し、「伝わらない」という悩みも減っていきます。
結果として、英会話全体への苦手意識も薄れていくのです。
聞けないと適切な返答・フレーズが選べない
英語で話すとき、「正しいフレーズが出てこない」と感じる原因の多くは、相手の言葉を正確に理解できていない/もしくは負荷がかかっていることにあります。
内容がつかめなければ、自分の返答を考える余裕もありません。逆に、聞き取れるようになると会話全体の流れが見えるようになり、自然に適切な表現を選べるようになります。
聞き取ることさえできれば、Yes/Noで答えたり、簡単な文法や単語で答えたり、「後で返答します」と言ってその場をやり過ごすこともできるのです。
つまり相手の言っていることを理解すること=リスニングこそ英会話の起点であり、そこをクリアしてこそスピーキングトレーニングで培った表現やフレーズが活きてくるのです。
リスニングから始めると上達スピードが速くなる理由
リスニングを鍛えると、語彙や文法の定着も速くなります。実際の場面で使われる単語やフレーズを耳から吸収できるため、自然と使える知識として身につくのです。
「聞ける→理解できる→話せる」という順序を踏むことで、学習効率は飛躍的に高まります。
さらに、音を聞き取って意味を理解できるようになると、会話の中で出会う新しい表現の“使われ方”まで一緒に記憶できるようになります。
これは机上の暗記では得られない大きな学習効果です。
だからこそ、英会話初心者こそ最初の一歩としてリスニング力のトレーニングに集中することが、最短で上達する近道なのです。
効率的にリスニング力を伸ばすなら「シャドーイング」が最適
前述した通り、英会話初心者は特に「リスニングトレーニング」に取り組むのが、英会話力向上の近道です。「聞ける耳」を育てるうえで、もっとも効果的なトレーニングが「シャドーイング」です。
シャドーイングとは何か、シャドーイングの効果について解説します。
シャドーイングとは?
シャドーイングとは、英語音声を聞きながら、その1~2語後を影のように追いかけて声に出すトレーニングです。
音読などと違い視覚情報に頼らず聴覚情報のみから情報を捉える訓練であり、かなり負荷の高い学習法と言えます。
しかし実際の英会話と同じ「スクリプトのない状況」で聞き取るトレーニングができ、続けることで実践的なリスニング力が身につくのが大きな特徴です。
シャドーイングの効果
リスニング力向上に特に絶大な効果を発揮するシャドーイングですが、その他にも様々な効果があります。
シャドーイングのメリットを見ていきましょう。
音声知覚が鍛えられる
シャドーイングを続けると、「聞こえた音を単語やフレーズとして瞬時に識別する力=音声知覚」が向上します。
例えば「ラナウェイ」という音が聞こえたとき、即座に「run」と「away」の2語から成り立つと認識できるようになります。
意味理解に余裕が生まれ、会話スピードにも対応できる
音声知覚が自動化されると、脳が音の処理に使っていたリソースが解放され、内容理解に余裕が生まれます。
例えば「ラナウェイ」→「run」「away」→「逃げる」という、音から意味を理解するまでのプロセスが格段に速くなるのです。
その結果、速い英語にもついていけるようになり、会話のテンポにも対応できるようになります。
発音・イントネーションが自然になり、スピーキング力も伸びる
シャドーイングで音源を忠実にまねるトレーニングを重ねることで、発音の明瞭さやリズム感も磨かれます。
英会話初心者は単語ごとに区切って話したり、アクセントを付け忘れたりしまいがちですが、シャドーイングを通じて「英語らしい抑揚」や「単語同士のつながり」に慣れることができます。
その結果、ネイティブのような自然な抑揚や発音の英語が話せるようになり、相手に理解されやすい英語へと近づけるのもシャドーイングのメリットです。

「シャドテン」でシャドーイングを習慣化しよう
シャドーイングは効果的なトレーニングですが、独学では続けにくく、やり方を間違えると効果も半減してしまいます。
そこでおすすめなのが、シャドーイング特化型アプリ「シャドテン」です。
【シャドテンの特徴】
◆プロによる毎日の添削
シャドテンでは、英語特有の音声変化を中心とした発音についてプロが毎日添削し、具体的なフィードバックをくれます。課題を録音して送れば、改善ポイントが明確になり、独学では気づけない発音の癖を短期間で修正できます。
◆1000以上の教材で多様なレベルに対応
4種類のアクセントに対応した1000以上の教材を収録。これにより、自分のレベルに合った教材で学習を行うことができるため、結果として学習の効果を感じやすくなり、自信を持って会話ができるようになります。
◆シャドーイングを支える便利機能
AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えといった機能を活用すれば、苦手なフレーズや発音を集中的に練習可能。自分のペースで苦手な部分をを重点的に練習できるので、効果的に英会話力を強化できます
英会話の第一歩は「聞ける耳」を育てること。
プロのサポートを受けながら確実に力を伸ばしたい人は、ぜひ一度シャドテンを試してみてください。
まとめ
英会話初心者が最短で上達するカギは、「リスニングから始める」ことです。
聞けるようになれば、理解でき、話せるようになります。また聞けるようになることで、実際の会話の中で単語や表現を学ぶことができ、実践的な語彙力や文法力が身につきます。
ぜひシャドテンでシャドーイングトレーニングを英語学習に取り入れ、最短で「実践に役立つリスニング力」を身につけましょう。
また、当社公式LINEの「友だち追加」をしてアンケートにお答えいただくと「リスニング力向上に役立つWeb book」が受け取れます。 リスニングに役立つ情報もLINEで配信していますので、ぜひこの機会にご登録ください。

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