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「調査する」は英語で何て言う?シーン別の表現とリスニング力アップ法

  • 会議で「この件については調査します」と言いたいのに、頭に浮かぶのは “research” だけ。
  • メールで「調査中です」と伝えたいのに、自然な表現が思い浮かばない…

そんな経験はありませんか?

日本語の「調査する」はシーンによってニュアンスが異なるため、英語にするときも1つの単語ではカバーできません。

しかも、ネイティブは文脈に応じて “look into” などの表現を使い分けています。

この記事を読めば

  • 「調査する」の基本的な英語表現
  • シーン別「調査する」の例
  • 適切に「調査する」を使い分ける方法

などがわかりますよ。

状況や文脈に合った「調査する」を使いこなせるようになりたい方は、ぜひご一読ください。

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目次

「調査する」の基本英語表現

「調査する」を意味する英単語はいくつもあります。

ここでは代表的なものを整理し、どの場面で適切かを見ていきましょう。

「research」― 学術・ビジネス文書で使える基本表現

“research” は研究・調査を意味し、学術的な場面やビジネス文書でよく使われます。

例:

We are conducting research on customer satisfaction.
(顧客満足度に関する調査を行っています)

研究やデータ分析に関わるときには “research” が自然です。

 「investigate」― 原因究明や問題解決のニュアンス

“investigate” は「原因を究明する」「問題を調べる」というニュアンス。警察や監査、コンプライアンス関連の場面でよく登場します。

例:

The company is investigating the cause of the system failure.
(会社はシステム障害の原因を調査しています)

「徹底的に」「深く」調査する印象を与えます。

「look into」「examine」「check」― カジュアル~ビジネスの日常で使える表現

日常会話や職場のやり取りでは、以下のようなもっとカジュアルな表現も使われます。

「look into」― ビジネスでも日常でもよく使う柔らかい表現

“look into” は「調べてみる」「検討する」といったニュアンスで、ビジネスでもカジュアルでも幅広く使えます。

問題や課題について、まずは確認してみるときによく使われます。

例:

I’ll look into the issue.
(その件について調べておきます)

「examine」― 詳細に調べるフォーマルな表現

“examine” は「詳しく調べる」「精査する」という意味で、ビジネス会議やレポート、学術的な文章でも使われるフォーマルな単語です。

客観的にデータや資料を分析するときに適しています。

例:

Let’s examine the data in detail.
(データを詳しく調べましょう)

「check」― 日常的に使える「確認する」

“check” はもっともカジュアルで日常的に使える表現です。

「確認する」「点検する」といった意味で、友人や同僚とのやり取りでも自然に使えます。

例:

Can you check this matter for me?
(この件を調べてもらえますか?)

「調べる」と「調査する」のニュアンスの違いを英語で整理

日本語では「調べる」と「調査する」が似ていますが、英語では強弱を言い分ける必要があります。

軽く調べる → check, look into

本格的に調査する → investigate, research

このニュアンスを意識することで、自然な英語表現に近づきます。

特にビジネスの場面では、「ちょっと確認します」と言うのか「原因を徹底的に調査します」と言うのかで相手に与える印象が大きく変わります。

適切な表現を選ぶことは、単に正確さだけでなく、相手への誠実さや信頼感にもつながるのです。

シーン別「調査する」の使い分け

同じ「調査する」でも、シーンによって適切な単語が変わります。

ビジネス・学術・カジュアルなど、場面ごとに適切な単語を整理してみましょう。

ビジネスメール・会議での「調査中です/調査します」

会議やメールでのやり取りでは、「今まさに対応している」ことを伝えるのが重要です。

シンプルでも誠実さや信頼感を与えられる表現を選びましょう。

We are currently looking into the issue.
(現在この問題を調査中です)

I will investigate this further and get back to you.
(さらに調査してご連絡します)

進行形や未来形をうまく使うと、相手に安心感を与えられます。

面接や報告で「調査しました」と伝える表現

過去の取り組みを強調したいときには、完了したことを示す過去形が有効です。自分の努力や成果を具体的に示すことで説得力が増します。

I researched the market trends before making the proposal.
(提案前に市場動向を調査しました)

Our team investigated the root cause of the problem.
(私たちのチームは問題の根本原因を調査しました)

過去形にして成果を強調できると好印象です。

レポート・論文で使えるフォーマルな「調査する」

研究や学術的な場面では、客観性や専門性を示す語を使うことが求められます。

フォーマルな単語を使うだけで文章全体の信頼性が高まります。

This study examines the impact of remote work on productivity.
(本研究はリモートワークが生産性に与える影響を調査します)

The research analyzes customer behavior in detail.
(この研究は顧客行動を詳細に分析しています)

“examine”“analyze” は学術的な響きがあり、論文やレポートに適しています。

カジュアル会話で自然に使える「調査する」

フランクな場面では、堅苦しい言い回しを避けて自然な表現を選ぶと会話がスムーズになります。日常会話でよく登場する単語を押さえておくと安心です。

友人や同僚との会話では “check” が便利です。

I’ll check it out later.
(あとで調べてみるよ)

Let me look into it and get back to you.
調べてから返事するね)

堅苦しさを避けたいときに役立ちます。

依頼するときの丁寧な言い方

依頼の仕方ひとつで、相手に与える印象が大きく変わります。丁寧さを意識すれば、協力してもらえる可能性も高まります。

Could you look into this matter?
(この件を調査していただけますか?)

I’d appreciate it if you could investigate further.
(さらに調査していただけると助かります)

依頼では “Could you” や “I’d appreciate it if…” を組み合わせると丁寧です。

調査結果を伝えるときの表現

ビジネスや研究の場では、調査の成果を客観的に伝えることが重要です。結論部分を強調できる表現を使うと、相手に分かりやすくインパクトを与えられます。

Our research shows that customer satisfaction has improved.
(私たちの調査によると、顧客満足度が向上しています)

The investigation revealed several compliance issues.
(調査によりいくつかのコンプライアンス上の問題が明らかになりました)

「調査の結果こうなった」と伝えるときは “shows”“revealed” が便利です。

用途別の「調査する」関連フレーズ

調査対象や方法に応じて、英語表現も変わります。

例えば「原因を調べる」のか「市場を調査する」のかで適切な単語は異なりますし、フォーマルさの度合いによっても使い分けが必要です。

ここではシーンに応じた具体的なフレーズを整理してみましょう。

「原因を調査する」「~について調査する」の言い方

トラブルの根本原因を突き止めたいときや、特定のテーマについて掘り下げたいときに使う表現です。ビジネスでも日常会話でも頻出します。

We need to investigate the cause of the error.
(エラーの原因を調査する必要があります)

I’ll research more about this topic.
(このトピックについてさらに調査します)

「市場調査」「アンケート調査」などビジネス用語

ビジネスシーンでは「市場」や「顧客の声」を対象にした調査が多く行われます。

専門用語として知っておくと会議や資料の理解がスムーズになります。

  • market research(市場調査)
  • survey(アンケート調査)

例:

We conducted a market survey to understand customer needs.
(顧客ニーズを理解するため市場調査を行いました)

「内部調査」「外部調査」など組織的な調査表現

会社の不祥事対応やコンプライアンスの場面では、内部か外部かを明確に区別して表現することが重要です。法務や監査関連の文脈でもよく見られる用語です。

  • internal investigation(内部調査)
  • external investigation(外部調査)

「詳しく調査する」「簡単に調査する」といった強調表現

調査の深さを強調したいときに使う表現です。

しっかり精査する場合と、ざっくり確認する場合で言い分けるとニュアンスが伝わりやすくなります。

  • investigate thoroughly(徹底的に調査する)
  • briefly look into(簡単に調査する)

書類・プレゼンで使える「調査中である」の表記例

進行中の調査を報告書やスライドで示すときに便利なフレーズです。

フォーマルな文書でも違和感なく使えます。

  • The matter is under investigation.(この件は調査中です)
  • Research is ongoing.(調査が進行中です)

調査関連単語(survey, analysis, inspection など)の整理

「調査する」と一口に言っても、対象や方法によって単語は異なります。

細かいニュアンスを理解しておくと、適切に使い分けられるようになります。

  • survey:アンケート調査
  • analysis:分析
  • inspection:検査・点検

なぜ「調査する」を正しく使いこなすにはリスニング力が必要

前述した「調査する」の英語表現を理解するだけでは、実際の会話で自在に使えるようにはなりません。

適切に使いこなすには、相手の発言や文脈を正しく聞き取れる「リスニング力」が不可欠です。ここでは、その理由とリスニング力を効果的に伸ばす方法を解説します。

内容が理解できないと正しい「調査する」が選べない

適切な「調査する」を使い分けるには、まず相手の発言を正確に聞き取ることが欠かせません。

会議や電話で相手の説明を聞き逃してしまうと、本来は “investigate” のように「原因を徹底的に調べる」と表現すべき場面なのに、軽い “check” などを使ってしまうことがあります。

例えば上司がシステム障害の詳細やトラブルの背景を説明しているのに内容を正しく理解できなければ、場にそぐわない言い回しで返してしまい、信頼を損ねる可能性もあるのです。

逆に状況を正しく理解できれば、 “We will investigate the cause of the problem.”(問題の原因を調査します) や “I’ll look into this matter further.”(この件についてさらに調べてみます)など、相手や文脈に合った適切な「調査する」が選べます。

難しい単語を増やすことよりも、まずは相手の意図や状況を聞き取れるリスニング力を高めることが、自然で効果的なコミュニケーションの第一歩です。

リスニング力向上にはシャドーイング

場面に合った「調査する」を自然に選んで口にするには、相手の英語を正確に聞き取り、状況を瞬時に理解する力が欠かせません。そのリスニング力を効率的に伸ばす方法として、特に効果が高いのがシャドーイングです

【シャドーイングとは】
英語の音声を聞きながら、1~2語遅れてそのまま発声するトレーニング方法です。

【シャドーイングの効果】
この練習を続けることで、耳に入った英語を単語やフレーズ単位で正確に捉える「音声知覚」が鍛えられます。音声知覚が向上すると意味理解に余裕が生まれ、会議や電話の中で「check で十分か、それとも investigate が必要か」といったニュアンスの判断がしやすくなります。その結果、相手の意図に沿った適切な「調査する」を即座に選べるようになるのです。

また、シャドーイング前にスクリプトで語彙や文法を確認しておくと理解の精度がさらに上がります。さらに、音源を正確に再現する過程で、英語特有の発音やリズムも自然と身につき、スピーキング力の向上にもつながるのも大きなメリットです。

リスニングだけでなく総合的な英語力を高め、場面に応じた「調査する」を迷わず使えるようになるためにも、シャドーイングは習慣化する価値のある学習法といえるでしょう。

まとめ:シャドテンで「調査する」を実務レベルで使いこなそう

場面や相手に合わせて「調査する」を英語で自然に言い分けられるようになると、ビジネス英会話は格段にスムーズになります。とはいえ、単語やフレーズを知っているだけでは、本番の会議ややり取りで即座に使いこなせるとは限りません。

会議やメール、電話で相手の発言を正確に聞き取り、状況に応じて check・look into・investigate などの適切な「調査する」を瞬時に選べる耳を育てることが、英語でのビジネスコミュニケーションを制する近道です。

そんなリスニング力を鍛えるためにおすすめなのが、シャドーイング特化型アプリ 「シャドテン」 です。

◆ プロによる毎日の添削
シャドテンでは、英語特有の音声変化を中心とした発音についてプロが毎日添削し、具体的なフィードバックをくれます。課題を録音して送るだけで改善ポイントが明確になり、独学では気づけない発音の癖や聞き取りの弱点を短期間で修正できます。

◆ 1000以上の教材で多様なシーンに対応
4種類のアクセントに対応した1000以上の教材を収録。これにより多国籍な相手の英語にも耳が慣れ、原因究明や市場調査、簡単な確認など、状況に応じた「調査する」を的確に聞き取り・使い分けられるようになります。

◆ シャドーイングを支える便利機能
AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えといった機能を活用すれば、苦手なフレーズや発音を集中的に練習可能。実際のやり取りで「通じる発音と自然なリズム」を徹底的に磨けます。

知識として覚えた「調査する」を、実際のビジネスの現場で迷わず使えるようになりたい方は、ぜひこの機会にシャドテンを活用してみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
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