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「部署」は英語でどう言う?一覧・使い方・聞き取りのコツまで解説!

  • 自分の部署を英語で伝えたいけれど、なんて言えばいいのか分からない
  • 相手の部署名を聞き取れず、会話についていけなかった

外資系企業や海外とのやり取りが増えるなか、こうした経験をしたことはありませんか?

日本語なら自然に使える「部署」という言葉も、英語になると “department” だけで済むのか迷ってしまう人は多いものです。

この記事を読めば

  • 主要な部署名の英語表現一覧
  • 自己紹介や名刺での使い方
  • 部署名を聞き取るリスニングのポイント

などがわかりますよ。

正しく自分の部署名を伝えられるようになりたい方や、相手の部署を聞き逃した経験がある方は、ぜひご一読ください。

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英語で「部署」を正しく表現するために知っておきたいこと

部署名を正しく使うためには、まず「部署」を表す英語の基本を理解しておく必要があります。

直訳すればいいわけではなく、また企業文化や組織の構造によって呼び方が異なることがある点は留意しておきましょう。

英語での部署名の基本を解説します。

「department」「division」「section」の違い

  • department:もっとも一般的で、大学の学部や企業の部署にも使われる
  • division:大規模な組織の中で大きな単位を指すことが多い
  • section:divisionやdepartmentのさらに下位の組織を指すことが多い

例えば「営業部」は Sales Department が自然ですが、大企業では Sales Division と呼ぶケースもあります。

相手の会社規模や文脈に応じて選ぶことが大切です。さらに、日常会話やメールでは「team」と言い換えることもあり、実務では柔軟な使い分けが求められます。

「部」「課」「係」をどう英語にする?日本独自の区分の説明法

日本企業には「部」「課」「係」といった独特の区分があります。

これをそのまま英訳するのは難しく、次のように説明されることが多いです。

  • 部 → Department / Division
  • 課 → Section / Team
  • 係 → Subsection / Group

直訳にこだわるよりも、相手に伝わりやすい言葉を選ぶことが重要です。

特に海外の相手には「課」や「係」といった区分が存在しないケースも多いため、役割や規模感を補足して伝えると誤解を防げます。

外資系企業と日本企業で異なる部署名の考え方

外資系企業では「Marketing」「Finance」といった機能ベースで部署がシンプルに区分される一方、日本企業では「企画部」「総務課」など細かく分けられることが多いです。

両者の違いを理解しておくと、英語表記を選ぶときに迷いづらくなります。

さらに、転職や海外出張の場面ではこの違いを説明できると、自分の所属や役割をより正確に伝えられるようになるので、準備しておくとよいでしょう。

目次

主要な部署の英語表現一覧

部署名と一言で言っても、似た単語を並べた部署もあったりして意外と迷ってしまうもの。

主要な部署の英語表現を整理しましょう。

営業・マーケティング部門(Sales / Marketing / PR など)

  • 営業部:Sales Department
  • 営業企画部:Sales Planning Division
  • マーケティング部:Marketing Department
  • 広報部:Public Relations (PR)

日本では「営業部」が大きな役割を持ちますが、海外では「営業部門」を明確に置かず、マーケティングやアカウントマネージャーが担うケースもよくあります。

人事・総務部門(HR / General Affairs など)

  • 人事部:Human Resources (HR) Department
  • 採用課:Recruitment Section
  • 総務部:General Affairs Department

「総務部」は日本企業ならではの存在で、海外企業では「総務」にあたる機能がHRやファシリティ部門に分散していることが多いです。

そのため General Affairs は日本企業を説明するときによく使われる表現です。

経理・財務部門(Accounting / Finance など)

  • 経理部:Accounting Department
  • 財務部:Finance Department
  • 予算管理課:Budget Control Section

日本企業では「経理」と「財務」を分けていることが多いですが、英語圏ではまとめて Finance Department と呼ぶことも少なくありません。

企画・開発部門(Planning / R\&D など)

  • 企画部:Planning Department
  • 商品開発部:Product Development Division
  • 研究開発部:Research & Development 

「企画部」という部署も日本特有で、海外では「Planning Department」という名前はあまり一般的ではありません。

実際には「Marketing」や「Strategy」に含まれることが多いです。

IT・システム部門(IT / Information Systems など)

  • 情報システム部:Information Systems Department
  • IT戦略部:IT Strategy Division
  • セキュリティ課:Security Section

日本では「情報システム部」という名称がよく見られますが、海外では単に IT Department と呼ばれることが多いです。

最近では Information Technology よりも Digital Solutions といった表現を使う企業も増えています。

その他よく使われる部署(Legal / Customer Support など)

  • 法務部:Legal Department
  • 購買部:Procurement Department
  • カスタマーサポート部:Customer Support Department

「購買部」は日本企業では一般的ですが、海外では Procurement よりも Supply Chain Management の一部として扱われることもあります。

略称(HR, PR, R&D…)と正式名称の使い分け

略称は日常会話や資料で頻繁に使われます。

フォーマルな文書では正式名称を、カジュアルな社内会話では略称を使うのが一般的です。

略称正式名称日本語での意味
HRHuman Resources人事部
PRPublic Relations広報部
R&DResearch and Development研究開発部
ITInformation TechnologyIT部門/情報システム部
IRInvestor Relations投資家向け広報
GAGeneral Affairs総務部
QAQuality Assurance品質保証部
CSRCorporate Social Responsibility企業の社会的責任部門
CEOChief Executive Officer最高経営責任者
CFOChief Financial Officer最高財務責任者
COOChief Operating Officer最高執行責任者

部署名を英語で使った自己紹介・実践例

部署名を知っていても、実際の会話で自然に使えないと意味がありません。

ここでは自己紹介や書類での活用例を見ていきましょう。

自己紹介で部署を伝えるときのフレーズ例

以下の3表現は、定型で覚えておくと迷いません。部署名(Department/Division/Team など)を差し替えて使いましょう。

◆I work in + 部署名

例:I work in the Sales Department.
(私は営業部で働いています。)

◆I belong to + 部署名

例:I belong to the Marketing Division.
(私はマーケティング部に所属しています。)

◆I’m in charge of + 担当業務 + in the + 部署名

例:I’m in charge of recruitment in the HR Department.
(私は人事部で採用を担当しています。)

名刺・メール署名における部署名の英語表記例

名刺やメール署名では、略称よりも正式な部署名を使う方が信頼感につながります。

会社名とセットで明記すると、相手にとってもわかりやすいです。なお日本と違い、名前→部署→会社名と小さい単位からスタートするのが基本です。

例:

Taro Yamada  

Sales Planning Department  

ABC Corporation

(山田 太郎/営業企画部/ABC株式会社)

英語の履歴書(CV/Resume)での部署の書き方

履歴書では、役職名と部署を組み合わせて書くのが一般的です。

部署名だけでなく、具体的な役割や実績を添えると採用担当者に伝わりやすくなります。

例: Assistant Manager, Finance Department
(財務部のアシスタントマネージャー)

部署異動を伝えるときの表現

部署異動を表すときは、以下のような定型フレーズを覚えておくと便利です。

◆I have been transferred to + 部署名

例:I have been transferred to the Legal Department.
(私は法務部に異動になりました。)

◆I moved from + 部署名A + to + 部署名B

例:I moved from the Sales Division to the Marketing Department.
(私は営業部からマーケティング部へ異動しました。)

部署間のやり取りや社内メールでの英語フレーズ

社内メールや会議では「どの部署に回すか」「どの部署と相談するか」といったやり取りが頻繁に発生します。

部署名をスムーズに言えると業務が滞りません。

例:

Could you forward this to the Finance Department?
(これを経理部に回していただけますか?)

I will discuss this with the HR team.
(この件については人事チームと相談します。)

相手の部署を正しく「聞き取る」ことの難しさ・重要性

部署名は知っていても、相手の発音を聞き取れなければコミュニケーションは成立しません。

特に略称や業界特有の表現はリスニング力が鍵になります。

なぜ部署名のリスニングが難しいのか

部署名は単語そのものが専門的で長くなりがちで、さらに省略や音声変化が加わるため、ネイティブ同士の会話では一瞬で流れてしまいます。

特に会議や電話のようにスピード感のある場面では、集中していても聞き取りが難しいのが実情です。

部署名を聞き取れないと誤解が生じる例

例えば「Legal(法務部)」を「Logistics(物流部)」と聞き間違えると、本来は契約関連の確認を依頼すべきところを誤って物流部に回してしまう、といった業務ミスにつながります。

部署名を正しく聞き取れないことは、それだけ大きなリスクを生む可能性があるです。

部署名を含む会話を理解するためのリスニングのコツ

部署名を聞き取るには、単語を一つひとつ追うのではなく、文脈や発話のパターンからまとめて理解することが大切です。

普段から音で覚え、繰り返し耳に慣らしておくと、実際の会話でスムーズに反応できるようになります。

<日常でできること>

  • 文脈から推測する習慣を持つ
  • よく使われる部署名を音ごと覚えておく
  • 略称を発音ごとに聞き慣れておく(例:HR=エイチアール)

リスニング力を鍛えるにはシャドーイングが効果的

部署名を含む会話を正しく理解するには、リスニング力を高めるトレーニングが欠かせません。

シャドーイングを英語学習に取り入れ、効果的にリスニング力を向上させましょう。

シャドーイングとは

シャドーイングとは、流れてくる英語音声のすぐ後を影(shadow)のように追いかけて発話する学習法です。

リピート学習のように一文を区切って真似するのではなく、音を聞きながら同時に声に出すのが特徴で、リスニング力を大きく鍛えられます。

スクリプトを見ずに音だけを頼りに発話するため負荷は高いですが、その分アクセントやリズムに自然と慣れ、スピーキング力の向上にもつながる効果的なトレーニングです。

シャドーイングの効果

シャドーイングがリスニング力に効果的な理由は、

リスニングのプロセスに深く関係しています。リスニング能力は大きく以下の2つに分けられます。

  • 音声知覚(Speech Perception):音の情報を正しく聞き取る能力
  • 意味理解(Comprehension):聞き取った音の意味を瞬時に理解する能力

これらを支えるのが語彙や文法の知識です。

リスニング メカニズム

リスニング力を高めるには両方の力を鍛える必要がありますが、シャドーイングは特に「音声知覚」の向上に有効です。

聞いた音を即発話することで英語の音と単語を強く結びつけられ、繰り返すうちに音声知覚が自動化し、リスニング全体の負担を減らす効果があります。

シャドーイングのやり方

シャドーイングは、以下の手順で進めるのが基本です。

最初は難しく感じても、慣れるとスムーズにこなせるようになります。

1.音源のみを聞く
スクリプトを見ずに音源を再生し、理解度を確認します。2〜3回まで繰り返しましょう。

2.スクリプトと照らし合わせる
音源を聞いたあとにスクリプトを確認し、発音や意味をチェックします。知らない単語はここで整理します。

3.オーバーラッピング
スクリプトを見ながら音源に合わせて声に出します。数回繰り返してリズムや発音に慣れましょう。

4.マンブリング
スクリプトを見ずに、小声で音源を追いかけるように発話します。必要に応じて1〜3回行います。

5.シャドーイング
スクリプトを見ず、音源の少し後を追うように発話します。音と意味を意識しながら声に出すのがポイントです。

6.録音・振り返り
自分の発話を録音し、音源と比較してズレや発音を確認します。改善点を意識して繰り返しましょう。

なお、2日目以降は基本的に 5(シャドーイング)と6(振り返り)のみでOKです。

準備の手順を省き、実践と改善を重ねることで効率よく力を伸ばせます。

まとめ|部署名を正しく理解し、聞き取れる力を身につけよう

英語での部署名は、単なる単語の置き換えではなく、文脈や文化の理解が欠かせません。

さらに、相手の部署名を正確に聞き取る「リスニング力」を向上させることが、ビジネスの信頼関係を築く第一歩です。シャドーイングを英語学習に取り入れ、リスニング力を向上させましょう。

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AB再生やスピード調整、スクリプトの表示切り替えといった機能を活用すれば、苦手なフレーズや発音を集中的に練習可能。

英語で自分や相手の部署を自然に表現できるようになりたい方は、ぜひシャドテンを試してみてください。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっている。
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この記事を書いた人

シャドテンラボ編集部です。
英語を聞き取れるようになりたい全ての人に、最適な英語学習法をお伝えするために日々記事を更新しています。

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